モンスター

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評判

モンスターの評価:

3.63/5点 レビュー 517件。 A ランク

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平均点3.63pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全645件 641〜645 33/33ページ
No.5
(3pt)

がんばって百田さん

いままでの作品の中でランク5位です。
私は百田さんの大ファンです。いままでの作品はすべて3冊以上買って息子や友人に配ってきました。
3年以内に直木賞か芥川賞を取れる作家と周りの人に宣言しています。この作品は整形美容の業界解説書の域を出ていません。
永遠のゼロ、ボックスを越える感動の次作品を期待します。もちろん発売と同時に本屋に駆けつけるつもりです。
モンスター Amazon書評・レビュー: モンスターより
4344018079
No.4
(3pt)

嫉妬と羨望、そして欲望。人間の原点。

はっきり言って、引き込まれ読み急いでしまう話だ。 どんな展開になるのか、女の目的は何なのか?と、気になる。結果、読み耽ってしまう。とにかく、出てくるのは 男と女とセックスだ。綺麗事を言わなければ、人間の本能・本音をついていると言ってもいいのかもしれない。

主人公の女は醜貌のため、『普通』にさえ扱われず、すべては顔のせいだと思い込む。恋した唯一の男子生徒にすら告白できず、とある事件を起こし、街を出ることに。東京でも地味な人生を送っていたが、あるきっかけで整形手術を受ける。裏の仕事にすら醜貌のため就きにくかったが、顔が整う度、仕事もグレードアップ。整形手術のためだけに金を稼ぎ、顔が整うほど男の態度が違うことに気づく。美を追求し、自分を武器に男たちとの駆け引きを楽しむ女。自分が何のために綺麗になったのかと気づき、想いを成就させようとするが、創りものの自分と本当の自分との間で悩んでしまう。彼女が何をしたかったのかは、最後にわかる。

女の外見に対する羨望と嫉妬、男の欲望と安堵が恐ろしいほどに描かれていて、痛いところを突いている。しかしそれは、誰もが納得するものだろう。後半は性描写が細かく、読んでいて少し恥ずかしくなってしまった。そして、いじらしい女の想いが哀しく憐れだった。
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.3
(3pt)

嫉妬と羨望、そして欲望。人間の原点。

はっきり言って、引き込まれ読み急いでしまう話だ。 どんな展開になるのか、女の目的は何なのか?と、気になる。結果、読み耽ってしまう。とにかく、出てくるのは 男と女とセックスだ。綺麗事を言わなければ、人間の本能・本音をついていると言ってもいいのかもしれない。 主人公の女は醜貌のため、『普通』にさえ扱われず、すべては顔のせいだと思い込む。恋した唯一の男子生徒にすら告白できず、とある事件を起こし、街を出ることに。東京でも地味な人生を送っていたが、あるきっかけで整形手術を受ける。裏の仕事にすら醜貌のため就きにくかったが、顔が整う度、仕事もグレードアップ。整形手術のためだけに金を稼ぎ、顔が整うほど男の態度が違うことに気づく。美を追求し、自分を武器に男たちとの駆け引きを楽しむ女。自分が何のために綺麗になったのかと気づき、想いを成就させようとするが、創りものの自分と本当の自分との間で悩んでしまう。彼女が何をしたかったのかは、最後にわかる。女の外見に対する羨望と嫉妬、男の欲望と安堵が恐ろしいほどに描かれていて、痛いところを突いている。しかしそれは、誰もが納得するものだろう。後半は性描写が細かく、読んでいて少し恥ずかしくなってしまった。そして、いじらしい女の想いが哀しく憐れだった。
モンスター Amazon書評・レビュー: モンスターより
4344018079
No.2
(4pt)

私は戦って美しさを手に入れた。だから、私は美の価値を知っている。(内容に触れてます)

「BOX」「風の中のマリア」と、全く異質な題材を扱いながら、読む者のハートを熱く感動させた百田尚樹の最新作。
今回の主人公は、ある地方の小都市に突然高級フレンチ店をオープンさせる美女が主人公。その動機も行動も妖しくミステリアスだが、読み始めると、これがまぁ、前2作とはまるで違うある女性の壮絶なまでの辛苦な人生と復讐劇の如き様相なのだ。
序盤は、心身共に打ちひしがれる彼女の自虐的諦観と、他者からの嘲笑、悪意、恐れ慄きと言ったリアクションが、これでもかと言う位に続く。その後、風俗の世界で働きながら、度重なる整形手術でどんどんと変わっていく彼女、当初は哀れみで浅はかと思えた彼女が、確固たる意思と矜持を持ち、覚醒していく。
いかにも手練れた有りがちな物語性。でも、著者はとんでもなく醜い女性が絶世の美女に生まれ変わるとのシチュエーションを肝に、社会学、人相学等へのアプローチから考察された卓越した美人論、男性論を展開させる。これが生まれつきの美貌の持ち主だったなら、どんなに控えめで性格が良い女性であっても、その論述は、やはり嫌味に取られてしまうだろうし、共感も与えられないと思う。それに、好きな相手への満たされぬ想いや悲しき恋の一方通行は、美男美女に生れてこなかった者なら、誰でも多かれ少なかれ心当たりがあるんじゃないか。
差別されつくしたコンプレックスの塊が、一転、女神となって羨望の的となった先の、いびつで狂気ながら、心の痛みをえぐるような条理を超えた苦悶の愛。この痛切極まる哀切感はツラいが、またしても、読む者を一気読みさせるような力がある。
それにしても、今作に登場する男性たちの情けなさはどうだ。著者は男性だが(だけに、か)、男の本質を突いている。
自戒、自戒です(笑)。
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.1
(4pt)

私は戦って美しさを手に入れた。だから、私は美の価値を知っている。(内容に触れてます)

「BOX」「風の中のマリア」と、全く異質な題材を扱いながら、読む者のハートを熱く感動させた百田尚樹の最新作。
今回の主人公は、ある地方の小都市に突然高級フレンチ店をオープンさせる美女が主人公。その動機も行動も妖しくミステリアスだが、読み始めると、これがまぁ、前2作とはまるで違うある女性の壮絶なまでの辛苦な人生と復讐劇の如き様相なのだ。
序盤は、心身共に打ちひしがれる彼女の自虐的諦観と、他者からの嘲笑、悪意、恐れ慄きと言ったリアクションが、これでもかと言う位に続く。その後、風俗の世界で働きながら、度重なる整形手術でどんどんと変わっていく彼女、当初は哀れみで浅はかと思えた彼女が、確固たる意思と矜持を持ち、覚醒していく。
いかにも手練れた有りがちな物語性。でも、著者はとんでもなく醜い女性が絶世の美女に生まれ変わるとのシチュエーションを肝に、社会学、人相学等へのアプローチから考察された卓越した美人論、男性論を展開させる。これが生まれつきの美貌の持ち主だったなら、どんなに控えめで性格が良い女性であっても、その論述は、やはり嫌味に取られてしまうだろうし、共感も与えられないと思う。それに、好きな相手への満たされぬ想いや悲しき恋の一方通行は、美男美女に生れてこなかった者なら、誰でも多かれ少なかれ心当たりがあるんじゃないか。
差別されつくしたコンプレックスの塊が、一転、女神となって羨望の的となった先の、いびつで狂気ながら、心の痛みをえぐるような条理を超えた苦悶の愛。この痛切極まる哀切感はツラいが、またしても、読む者を一気読みさせるような力がある。
それにしても、今作に登場する男性たちの情けなさはどうだ。著者は男性だが(だけに、か)、男の本質を突いている。
自戒、自戒です(笑)。
モンスター Amazon書評・レビュー: モンスターより
4344018079