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リアル鬼ごっこ
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リアル鬼ごっこの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点1.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全151件 1~20 1/8ページ
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ネタバレを含みます。 言い回しがおかしい、とかの酷評も有りましたが、増刷時に直しているんだと思いますから、どうしようもない程おかしい文章は少なかったです。 といっても、有るには有りましたが……。 副詞、助詞の使い方がおかしい処とか、描写しているのだけど、具体性に欠ける描写の積み重ねという処も有りました。具体性がないから主人公に感情移入が難しい、だから泣ける筈のところであまり泣けない、という処もあるのですが……。 でも、全体として、よく書けています。 何よりも、エンタテイメント性が強い作品に仕上がっている。 我が儘な王様に振り回される一般市民。佐藤という姓の人達。 スティーブン・キングが自身の『小説作法』のなかで言っていますが、初めから主人公をどうしようもない逃れられないピンチに追い込め、という、スティーブン・キングならではの作法術が有りますけれども、この小説、『リアル鬼ごっこ』も、そういう作法に当て嵌まる書き方だと思う。 社会全体の変化を追いながら、個人の苦しみを併行して取り上げる、というのは小説ならではの書き方だと思います。 アマゾン・レビューのなかに、「この人(山田悠介氏)は、執筆で食べていけているのだろうか?」というレビューも有りましたが、全体の作品の総合売れ部数でも、定価1000円の本と仮定して100万部出ていれば、10パーセントの印税計算でも一億円は稼いだことになります。 自費出版からここまで行けば凄いです。完全にプロになられているし。 うーーん、こんなエンタメ性のある作品を書けるようになりたいです。 | ||||
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なかなか辛辣なレビューが多かったけど普通に読み物として楽しめた。宮殿での会話などが稚拙と言われてるのかなとか、逃げる手段はもっと他にあるだろとか詰めの甘さはあったが、飛行機で移動中のヒマな時間を十分にうめてくれた。 | ||||
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山田悠介先生の作品が流行った時代が懐かしいです。20年程前ですね。 この『リアル鬼ごっこ』のインパクトは凄かったです。 当時日本の小説はここまで低下したと言われましたが、いまのラノベと比較すれば山田悠介先生の文章は中高校生の作文と酷評されるほどではないかもしれませんね。 ただ文章は本当に酷いですよ。 読者家の方が期待すると本当に残念です。 荒唐無稽であり得ない物語ですが発想力は素晴らしいのですよね。 名字が佐藤でなくて良かったと当時思いましたよ! またこの物語は兄が妹を助ける愛の物語でもあるので、ブラコンまたシスコン好きな読者にはお薦めですよ。 衝撃的なデビュー作品が懐かしいです。 大人が読むような作品ではありませんが、突き抜けた発想力は凄いと思いました。 レビューを読んで頂きありがとうございました。 | ||||
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正直初見では(こんな設定ぶっ飛んでるよ〜!)と思っていましたが、読み進めているとあまりの描写のリアルさに段々(有り得るかも・・・)となってしまうのが、この作品の非常にいいところだと思います! 文章でも伝わる緊迫感や登場人物の心情にのめり込んですぐ読み終えてしまいました・・・! とてもオススメしたい作品です | ||||
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今とは違う、未来の日本を舞台に、「捕まったら死」という過酷なデスゲーム。「リアル鬼ごっこ」を描いた内容であるが、名字が「佐藤」という、ただそれだけの理由で、このゲームに強制的に参加させられることになった大学生、佐藤翼が、その自慢の俊足を武器に、いかにこの逃げ場のない絶望的な状況を生き延びて、そしてこのおそろしく、非道で恐ろしく下らないゲームを思いついた王様に、一矢報いることができるか、という点を本書の主体としているが、文章上のさまざまな稚拙さにはとりあえず目をつむるとして、気になったのは 「リアル鬼ごっこ」という、死のゲームがはじめられることになった、そもそもの原因についてである。 佐藤姓が全国民のおよそ約500万人にものぼるという。それが我慢できなくなった王様が、本人が王の「威厳を損なわずして、より効率的に佐藤を減らす方法」だと信じて疑わないやり方として思いついたゲームこそが 「リアル鬼ごっこ」のおおまかな内容であるが、そもそも自分以外の「佐藤」はみんな抹殺しようという王様は完全に自分の世界しか見えないのに対して、佐藤翼が兄妹愛や友情といった人間ドラマを展開し、王様が外道であればあるほど、この対立構造はますますわかりやすい形となって、読者の前に立ち現われてくることになる。そしてこのわかりやすさと展開のスピーディーさこそが、本書の特長でもある。 | ||||
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今や押しも押されもせぬ人気作家となった山田悠介のデビュー作。 当時スピード感と意外性のあるストーリー展開に、すごい新人が出たものだと驚いた。 その一方、レビューにもあるように文体が稚拙など多くの非難をあびたことも事実。 その後はどうだろう。着実に作品を発表し続けた彼は、映画化常連の人気作家に名を連ねた。 あれこれ文句をつけただけの「批評家」さんたち、アウトプットの鬼である彼の爪の垢を煎じて飲んだらどうだろうか。彼の収入の100分の1でも稼げているのだろうか。結局”仕事”した人間が偉いのだ。 | ||||
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読み終わった後に、レビューを読みました。 一言言わせて下さい。 「発想は良いが文章がダメ」と言いたいのでしょうけど、私的には普通に面白いと思いました。 何故、こんなにボロクソ言われている作品を面白く感じてしまうのか私なりに考えて見たところ、読んでいる時に全く何も考えていなかったためでは?という結論になりました。ついでに、文章の縺れなどを無視したからでは?と。 というわけで、何も考えずに、文章の縺れを頭の中でカバーして読める自信のある人には、お勧めです。フシアナアイですみません。 | ||||
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あの国も王朝の姓と一番多い苗字が同じだし 粛清がてらおもしろ半分でやっても不思議じゃない | ||||
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レビュアーの方々の酷評をみて、書かせていただきました。 私はそれほど読書家ではありませんが。この本を読んで、素直な意味で大変面白く楽しめました。 小学生が書いたような、文章とストリー、云々の酷評が多いですが、 それでは作者より先にレビュアー様が、この発想と緻密な文章で、同類の作品を発表できた方々がたくさんいたはすですが? それをしないレビュアーの方々は、とでも奥ゆかしく欲のない紳士的な方々と受け取りました。 少なくとも、映画化と売れっ子小説家への道はこの作品で約束されているのに残念な方々です。 文体だけで人を見下して、内容を見る目がない方々が、少なからず読者にいた事がこの本の欠点です。 | ||||
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主人公とか恋人が死ぬみたいな恋愛映画みたあと「なんか考えさせられる~」とか言うアホがいますけど 本作ほど多くの人間に「何か」を考えさせた作品はないと評価しています。 実際にこのレビューの数をご覧ください。 酷評のレパートリーとはこんなにあったのか、と驚くほど多種多様な批評家が筆を振るっています。 小学校の国語のテストで60点ぐらいとれる程度の頭があれば批評できる圧倒的な文章力の無さは、読んだ人すべてを批評家にすることができます。 文章に携わる仕事や趣味を持ちたいのであれば、絶対に読んだ方がいいです。 批評の入門編として、こんなに打ってつけな文章はありません。 そして読んだ人間と、まったく同じ感想を共感できる点でもオススメです。 大抵の物語というのは感想が人によって少し違うものですが、ここまで感想が一致すると他者との価値観の不一致を感じなくてすみます。 この物語の本編は、がんばって読み終えたあとです。 極上のレビュー体験があなたを待っています。 | ||||
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中学生の読者なら面白いと思うかが、大人の私にはばかばかしく思える設定。でも、途中で投げ出すことなく最後まで気持ちが続いて読めました。 ある程度の長い距離を走れることが、防災の点から大事であることを痛感しました。 | ||||
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実に登場人物が個性的でとても楽しめました。個性的な中にもどこか感情移入できる面があり読んでいてどんどんその世界観に引き込まれてしまいました。 | ||||
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山田さんとの出会いの一冊ですね。衝撃を受けました。佐藤さんは読んじゃダメ。 | ||||
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私がこのスゴい作品と出会ったのは確か22歳の時です。 本屋で手書きポップと企業ポップで大々的に売り出されており、斬新!!だのの言葉が散りばめられてました。私自身が昔から本を読む人間なので、ワクワクしながらレジに持っていきました。 そして・・・購入し家で本を開くと衝撃の世界が待っていました!! 規定概念と用法と文法を越えて繰り出される文章!! 綿密に練り込んで、逆に小学生にも3分くらいで説明できそうなストーリー!! あとおなかすいたチャーハン食べたい。 あ、この本は私が生まれて初めて自分で処分した本です。こんなもん古本屋に売るとか、他の本読みへの冒涜だと思いましたし。 中心から怒りに任せて二つに裂いて焼いたらよく燃えたので☆5です。チャーハンつくろ。 | ||||
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語彙表現の間違いなどの表面的なことを除けば評価は☆5つ!、、、オモシロカッターー、ちなみに揚げ足とりが騒いでた例の文章は自費出版であることが大きく関係してると僕は思います。やっぱりああいう間違いって使い慣れしちゃってるから自分じゃ気付きにくいよねー、、、つまりは本人の間違った使い方や変な癖を大衆に伝わるように指摘、訂正していくのが出版会社の編集部であるわけで、「稚拙〜」とか言ってるヤツのほうが大人気ないと思ってしまう僕でした、、、まあ「こっちは金払ってんだけど?」とか言われたら言い返せませんけどねー笑 しっかりとした理由で批評してらっしゃる方には本当に申しわけな文デス、、、 | ||||
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仮想世界での緊迫感を味わうことができた。 実際、現実の世界でも似たようなことが過去に起こっていたのかもしれないし、 今まさに現在でも起きているのかもしれないと思う。 人間の集団心理の描写も素晴らしいと思う。 | ||||
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うへーーーーーーやまださいこうー!リアルさいこーーーーーー!! ブラーボ!ブラーボ!ぶらーーーーーぼーーーーーう!!、! うううううおおおおおーーーーーーーんん!!!わん! | ||||
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私は読書が好きで何百冊と色々な本を読んでいて自然とこの本に興味が湧きました。 時代背景や設定等は、どこかで読んだ事のあるような感じで新鮮な感じはしませんね。 色々と突っ込みどころが多いですが、そんな事は世界的に有名な本にもありますし。 第一、小説はフィクションで多少おかしくても良いのです。作り物ですからね。 絶対的なリアル感を求めるなら、図鑑をオススメします♪ 読んでいて不快になった事は何故、佐藤さんなのか?ということで、個人的な事ですが私はお世話になっている方で、何故か佐藤さんが多いのでとても不快でしたね。 フィクションですから、架空の姓を考えてほしい。 あと、文章の書き方が幼稚。逆に言えば普段 | ||||
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全国の佐藤とゆう名前のひとたちが"鬼"とゆう謎の組織に追われる話です! 話の設定、登場人物の正確とかがすごくこまかく設定していて最後までハラハラします! | ||||
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これだけ叩かれてる一方でバカ売れし、映画もシリーズ化されている。この不思議な現象に興味があって、最近になって初めて手を出した。読んだ結果、悪くないと思った。細かいところや設定に穴はあるが、プロットの配置が見事。発表当時の若さで、これだけしっかりした娯楽のプロットを作り上げたところは感嘆に値するだろう。 映画のシナリオだと考えれば、文体なんてどうでもよいのだ。不恰好ではあるが、小説好きにありがちなしつこい心情や風景の描写や比喩や言葉遊びがなく、視覚的な表現を中心にした無駄の少ない文章なので、読んでいて映像が浮かびやすく、読書のスピードを妨げることもなく気持ちよくページをめくることができた。プロットもよかった。導入部では主人公の抱えている物語上の動機や主人公の背景をさらりと説明しており、このおかげで主人公の行動、先の展開に説得力が生まれた。序盤はリアル鬼ごっこに巻き込まれる様子と、不仲であった父との和解と、助けるべき存在である妹を探すためのヒントが与えられる。ここから、鬼ごっこ内での主人公の目的が「自分が生き残る」から「妹を見つけ出して助けるために生き残る」という利他的な方向へシフトする。ここから大阪へ舞台をうつし、かつての友人に出会い・・・と話が膨らみ、ドラマティックな盛り上がりが増していく。文体や設定の細部に目をつぶれば加点方式で考えていけば、わりとよくできた話で、なぜ、これほどに多くの人に叩かれているのか、理解できない。面白い娯楽のプロットを作ることがどれほど難しいことか。僕は著者を支持する。 面白いよ。 | ||||
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