太平洋の薔薇

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評判

太平洋の薔薇の評価:

4.62/5点 レビュー 55件。 S ランク

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平均点4.62pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全105件 81〜100 5/6ページ
No.25
(5pt)

優れた海洋冒険小説

第6回大藪晴彦賞受賞。
2004年度版 このミス 13位
伝説の船長柚木の最後の航海は老朽船「パシフィックローズ」。
しかし、この老朽船がテロリストにより占拠され、柚木らはロシアへ向かうように指示される。ロシアで待ち受けるのは旧ソ連時代の驚異の生物細菌兵器。有効な解毒剤がないため、驚異の兵器として封印されていたこの兵器を巡り、日・米・露、それぞれの思惑が交錯する。
テロを阻止せんとする柚木。柚木を懸命に捜索する娘の夏海、そして、兵器を開発し米国へ亡命した科学者ザカリアンなど、キャラクターのたてかたもうまくできている。
たしかにディテールの甘さがあるし、たとえば、用意周到なテロリストが、後半急に弱くなる!!など、作者のご都合ですすむ展開等、欠点もある。
しかしこれらの欠点を差し引いても、十分に優れた海洋冒険小説であり、一読の価値がある作品として、おすすめできる。
同じ年に「終戦のローレライ」という海洋冒険小説の怪物がいなかったら、もっと注目を集めた作品だと思う。
私にとって2003年、掘り出し物の一冊となった。
太平洋の薔薇 (上) (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 太平洋の薔薇 (上) (光文社文庫)より
4334740294
No.24
(5pt)

圧倒的なスケールで読ませる海洋冒険小説の傑作

国際謀略小説の分野では第一人者笹本稜平の’04年「第6回大薮春彦賞」を受賞した、1200枚に及ぶ超大作。

あらゆる脅威に敢然と立ち向かう海の男たちの矜持を高らかに謳い上げている。

「海洋版ダイハード」と呼んでもいいくらい、まるでハリウッドの大作映画を観ているような迫力を感じた。

老朽貨物船「パシフィックローズ」のベテラン船長柚木の、テロリストにハイジャックされながらも、嵐の荒海を操船する誇りに満ちた行動を中心に、脅威の生物兵器<ナターシャB>、アメリカ、ロシアの大国の思惑、ひそかに活動する両国の諜報機関部員、暗躍するロシアンマフィア、亡命したアルメニア人の科学者、豪華客船の船医、謎の殺し屋、海賊情報センター職員で船長柚木の安否に一喜一憂する娘の夏海、「パシフィックローズ」を救わんと苦闘する海上保安庁の男たち。大掛かりな「謀略のスケール」と拮抗しうるさまざまな登場人物たちのそれぞれの「個人」をしっかりと描いている点は見事で、国際謀略小説と海洋冒険小説を融合することにも成功している。

とくにラストの2章は感動もので、私は読みながら久々に涙してしまった。
太平洋の薔薇 下 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 太平洋の薔薇 下 (小学館文庫)より
4094088725
No.23
(5pt)

圧倒的なスケールで読ませる海洋冒険小説の傑作

国際謀略小説の分野では第一人者笹本稜平の’04年「第6回大薮春彦賞」を受賞した、1200枚に及ぶ超大作。
あらゆる脅威に敢然と立ち向かう海の男たちの矜持を高らかに謳い上げている。
「海洋版ダイハード」と呼んでもいいくらい、まるでハリウッドの大作映画を観ているような迫力を感じた。
老朽貨物船「パシフィックローズ」のベテラン船長柚木の、テロリストにハイジャックされながらも、嵐の荒海を操船する誇りに満ちた行動を中心に、脅威の生物兵器<ナターシャB>、アメリカ、ロシアの大国の思惑、ひそかに活動する両国の諜報機関部員、暗躍するロシアンマフィア、亡命したアルメニア人の科学者、豪華客船の船医、謎の殺し屋、海賊情報センター職員で船長柚木の安否に一喜一憂する娘の夏海、「パシフィックローズ」を救わんと苦闘する海上保安庁の男たち。大掛かりな「謀略のスケール」と拮抗しうるさまざまな登場人物たちのそれぞれの「個人」をしっかりと描いている点は見事で、国際謀略小説と海洋冒険小説を融合することにも成功している。
とくにラストの2章は感動もので、私は読みながら久々に涙してしまった。
太平洋の薔薇〈下〉 Amazon書評・レビュー: 太平洋の薔薇〈下〉より
4120034259
No.22
(5pt)

圧倒的なスケールで読ませる海洋冒険小説の傑作

国際謀略小説の分野では第一人者笹本稜平の’04年「第6回大薮春彦賞」を受賞した、1200枚に及ぶ超大作。
あらゆる脅威に敢然と立ち向かう海の男たちの矜持を高らかに謳い上げている。
「海洋版ダイハード」と呼んでもいいくらい、まるでハリウッドの大作映画を観ているような迫力を感じた。
老朽貨物船「パシフィックローズ」のベテラン船長柚木の、テロリストにハイジャックされながらも、嵐の荒海を操船する誇りに満ちた行動を中心に、脅威の生物兵器<ナターシャB>、アメリカ、ロシアの大国の思惑、ひそかに活動する両国の諜報機関部員、暗躍するロシアンマフィア、亡命したアルメニア人の科学者、豪華客船の船医、謎の殺し屋、海賊情報センター職員で船長柚木の安否に一喜一憂する娘の夏海、「パシフィックローズ」を救わんと苦闘する海上保安庁の男たち。大掛かりな「謀略のスケール」と拮抗しうるさまざまな登場人物たちのそれぞれの「個人」をしっかりと描いている点は見事で、国際謀略小説と海洋冒険小説を融合することにも成功している。
とくにラストの2章は感動もので、私は読みながら久々に涙してしまった。
太平洋の薔薇 (下) (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 太平洋の薔薇 (下) (光文社文庫)より
4334740308
No.21
(5pt)

圧倒的なスケールで読ませる海洋冒険小説の傑作

国際謀略小説の分野では第一人者笹本稜平の’04年「第6回大薮春彦賞」を受賞した、1200枚に及ぶ超大作。

あらゆる脅威に敢然と立ち向かう海の男たちの矜持を高らかに謳い上げている。

老朽貨物船「パシフィックローズ」のベテラン船長柚木の、テロリストにハイジャックされながらも、嵐の荒海を操船する誇りに満ちた行動を中心に、脅威の生物兵器<ナターシャB>、アメリカ、ロシアの大国の思惑、ひそかに活動する両国の諜報機関部員、暗躍するロシアンマフィア、亡命したアルメニア人の科学者、豪華客船の船医、謎の殺し屋、海賊情報センター職員で船長柚木の安否に一喜一憂する娘の夏海、「パシフィックローズ」を救わんと苦闘する海上保安庁の男たち。大掛かりな「謀略のスケール」と拮抗しうるさまざまな登場人物たちのそれぞれの「個人」をしっかりと描いている点は見事で、国際謀略小説と海洋冒険小説を融合することにも成功している。

とくにラストの2章は感動もので、私は読みながら久々に涙してしまった。
太平洋の薔薇 上 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 太平洋の薔薇 上 (小学館文庫)より
4094088717
No.20
(5pt)

圧倒的なスケールで読ませる海洋冒険小説の傑作

国際謀略小説の分野では第一人者笹本稜平の’04年「第6回大薮春彦賞」を受賞した、1200枚に及ぶ超大作。
あらゆる脅威に敢然と立ち向かう海の男たちの矜持を高らかに謳い上げている。
老朽貨物船「パシフィックローズ」のベテラン船長柚木の、テロリストにハイジャックされながらも、嵐の荒海を操船する誇りに満ちた行動を中心に、脅威の生物兵器<ナターシャB>、アメリカ、ロシアの大国の思惑、ひそかに活動する両国の諜報機関部員、暗躍するロシアンマフィア、亡命したアルメニア人の科学者、豪華客船の船医、謎の殺し屋、海賊情報センター職員で船長柚木の安否に一喜一憂する娘の夏海、「パシフィックローズ」を救わんと苦闘する海上保安庁の男たち。大掛かりな「謀略のスケール」と拮抗しうるさまざまな登場人物たちのそれぞれの「個人」をしっかりと描いている点は見事で、国際謀略小説と海洋冒険小説を融合することにも成功している。
とくにラストの2章は感動もので、私は読みながら久々に涙してしまった。
太平洋の薔薇〈上〉 Amazon書評・レビュー: 太平洋の薔薇〈上〉より
4120034240
No.19
(5pt)

圧倒的なスケールで読ませる海洋冒険小説の傑作

国際謀略小説の分野では第一人者笹本稜平の’04年「第6回大薮春彦賞」を受賞した、1200枚に及ぶ超大作。

あらゆる脅威に敢然と立ち向かう海の男たちの矜持を高らかに謳い上げている。

老朽貨物船「パシフィックローズ」のベテラン船長柚木の、テロリストにハイジャックされながらも、嵐の荒海を操船する誇りに満ちた行動を中心に、脅威の生物兵器<ナターシャB>、アメリカ、ロシアの大国の思惑、ひそかに活動する両国の諜報機関部員、暗躍するロシアンマフィア、亡命したアルメニア人の科学者、豪華客船の船医、謎の殺し屋、海賊情報センター職員で船長柚木の安否に一喜一憂する娘の夏海、「パシフィックローズ」を救わんと苦闘する海上保安庁の男たち。大掛かりな「謀略のスケール」と拮抗しうるさまざまな登場人物たちのそれぞれの「個人」をしっかりと描いている点は見事で、国際謀略小説と海洋冒険小説を融合することにも成功している。

とくにラストの2章は感動もので、私は読みながら久々に涙してしまった。
太平洋の薔薇 下 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 太平洋の薔薇 下 (小学館文庫)より
4094088725
No.18
(5pt)

圧倒的なスケールで読ませる海洋冒険小説の傑作

国際謀略小説の分野では第一人者笹本稜平の’04年「第6回大薮春彦賞」を受賞した、1200枚に及ぶ超大作。
あらゆる脅威に敢然と立ち向かう海の男たちの矜持を高らかに謳い上げている。
老朽貨物船「パシフィックローズ」のベテラン船長柚木の、テロリストにハイジャックされながらも、嵐の荒海を操船する誇りに満ちた行動を中心に、脅威の生物兵器<ナターシャB>、アメリカ、ロシアの大国の思惑、ひそかに活動する両国の諜報機関部員、暗躍するロシアンマフィア、亡命したアルメニア人の科学者、豪華客船の船医、謎の殺し屋、海賊情報センター職員で船長柚木の安否に一喜一憂する娘の夏海、「パシフィックローズ」を救わんと苦闘する海上保安庁の男たち。大掛かりな「謀略のスケール」と拮抗しうるさまざまな登場人物たちのそれぞれの「個人」をしっかりと描いている点は見事で、国際謀略小説と海洋冒険小説を融合することにも成功している。
とくにラストの2章は感動もので、私は読みながら久々に涙してしまった。
太平洋の薔薇〈下〉 Amazon書評・レビュー: 太平洋の薔薇〈下〉より
4120034259
No.17
(4pt)

細部までもっと描ききってくれたら

星4.5となりえた作品。映画「沈黙の戦艦」、「ダイハード1.2」とどうしても比較してしまい、そうすると本来小説の方が、人物描写や細部までがしっかりとしてこそ、一流作品と思われる。
太平洋の薔薇 上 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 太平洋の薔薇 上 (小学館文庫)より
4094088717
No.16
(4pt)

細部までもっと描ききってくれたら

星4.5となりえた作品。映画「沈黙の戦艦」、「ダイハード1.2」とどうしても比較してしまい、そうすると本来小説の方が、人物描写や細部までがしっかりとしてこそ、一流作品と思われる。
太平洋の薔薇 (上) (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 太平洋の薔薇 (上) (光文社文庫)より
4334740294
No.15
(4pt)

細部までもっと描ききってくれたら

星4.5となりえた作品。映画「沈黙の戦艦」、「ダイハード1.2」とどうしても比較してしまい、そうすると本来小説の方が、人物描写や細部までがしっかりとしてこそ、一流作品と思われる。
太平洋の薔薇〈上〉 Amazon書評・レビュー: 太平洋の薔薇〈上〉より
4120034240
No.14
(5pt)

傑作です!

最初からぐいぐい惹きこまれる内容で 上下巻の長編というのも気にならず一気に読んでしまいました。 人間関係が詳細に描かれているので頭の中に映像が浮かぶような状態でした。 最後の方は 号泣してしまいました。 彼の作品は どれも私からすれば外れがないのですが ほんとにこの作品も最高に楽しめました。
太平洋の薔薇 上 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 太平洋の薔薇 上 (小学館文庫)より
4094088717
No.13
(5pt)

傑作です!

最初からぐいぐい惹きこまれる内容で 上下巻の長編というのも気にならず一気に読んでしまいました。 人間関係が詳細に描かれているので頭の中に映像が浮かぶような状態でした。 最後の方は 号泣してしまいました。 彼の作品は どれも私からすれば外れがないのですが ほんとにこの作品も最高に楽しめました。
太平洋の薔薇〈上〉 Amazon書評・レビュー: 太平洋の薔薇〈上〉より
4120034240
No.12
(5pt)

最高!

著者の作品は、本作が初めてで、どんなものかと半信半疑で読み始めたら、面白くてもう止まらない!
 テロリストに乗っ取られた貨物船「パシフィックローズ」の乗組員の闘いや、「パシフィックローズ」とそれを追跡する海保艦の嵐の航海は、緻密に書き込まれており、感動します。
 終戦のローレライと比較する人もありましたが、私が思い浮かべた作品は、楡周平氏の「無限連鎖」です。
 シチュエーションがそっくりなのですが、私は笹本稜平氏に軍配を揚げざるを得ませんでした。
 もっと話題になっても良い一冊だと思います。
読んで損しませんよ。
太平洋の薔薇 下 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 太平洋の薔薇 下 (小学館文庫)より
4094088725
No.11
(5pt)

最高!

 著者の作品は、本作が初めてで、どんなものかと半信半疑で読み始めたら、面白くてもう止まらない! テロリストに乗っ取られた貨物船「パシフィックローズ」の乗組員の闘いや、「パシフィックローズ」とそれを追跡する海保艦の嵐の航海は、緻密に書き込まれており、感動します。 終戦のローレライと比較する人もありましたが、私が思い浮かべた作品は、楡周平氏の「無限連鎖」です。 シチュエーションがそっくりなのですが、私は笹本稜平氏に軍配を揚げざるを得ませんでした。 もっと話題になっても良い一冊だと思います。読んで損しませんよ。
太平洋の薔薇〈下〉 Amazon書評・レビュー: 太平洋の薔薇〈下〉より
4120034259
No.10
(5pt)

掘り出し物の一冊

読後感のひとこと 「終戦のローレライ」がなかったら・・・
徹夜度    ★★★★★    話題性    ★★★☆☆
着想     ★★★★☆    作品の重さ  ★★★★☆
テンポ    ★★★★★    読みやすさ  ★★★★★
謎解き    ★☆☆☆☆    感動     ★★★★★
おすすめ度  ★★★★★第6回大藪晴彦賞受賞。
2004年度版 このミス 13位伝説の船長柚木の最後の航海は老朽船「パシフィックローズ」。しかし、この老朽船がテロリストにより占拠され、柚木らはロシアへ向かうように指示される。ロシアで待ち受けるのは旧ソ連時代の驚異の生物細菌兵器。有効な解毒剤がないため、驚異の兵器として封印されていたこの兵器を巡り、日・米・露、それぞれの思惑が交錯する。テロを阻止せんとする柚木。柚木を懸命に捜索する娘の夏海、そして、兵器を開発し米国へ亡命した科学者ザカリアンなど、キャラクターのたてかたもうまくできている。たしかにディテールの甘さがあるし、たとえば、用意周到なテロリストが、後半急に弱くなる!!など、作者のご都合ですすむ展開等、欠点もある。しかしこれらの欠点を差し引いても、十分に優れた海洋冒険小説であり、一読の価値がある作品として、おすすめできる。
同じ年に「終戦のローレライ」という海洋冒険小説の怪物がいなかったら、もっと注目を集めた作品だと思う。私にとって2003年、掘り出し物の一冊となった。
太平洋の薔薇 上 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 太平洋の薔薇 上 (小学館文庫)より
4094088717
No.9
(5pt)

掘り出し物:優れた海洋冒険小説

読後感のひとこと「終戦のローレライ」がなかったら・・・
徹夜度    ★★★★★    話題性    ★★★☆☆
着想     ★★★★☆    作品の重さ  ★★★★☆
テンポ    ★★★★★    読みやすさ  ★★★★★
謎解き    ★☆☆☆☆    感動     ★★★★★
おすすめ度  ★★★★★第6回大藪晴彦賞受賞。
2004年度版 このミス 13位伝説の船長柚木の最後の航海は老朽船「パシフィックローズ」。しかし、この老朽船がテロリストにより占拠され、柚木らはロシアへ向かうように指示される。ロシアで待ち受けるのは旧ソ連時代の驚異の生物細菌兵器。有効な解毒剤がないため、驚異の兵器として封印されていたこの兵器を巡り、日・米・露、それぞれの思惑が交錯する。テロを阻止せんとする柚木。柚木を懸命に捜索する娘の夏海、そして、兵器を開発し米国へ亡命した科学者ザカリアンなど、キャラクターのたてかたもうまくできている。たしかにディテールの甘さがあるし、たとえば、用意周到なテロリストが、後半急に弱くなる!!など、作者のご都合ですすむ展開等、欠点もある。しかしこれらの欠点を差し引いても、十分に優れた海洋冒険小説であり、一読の価値がある作品として、おすすめできる。
同じ年に「終戦のローレライ」という海洋冒険小説怪物がいなかったら、もっと注目を集めた作品だと思う。私にとって2003年、掘り出し物の一冊となった。
太平洋の薔薇 下 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 太平洋の薔薇 下 (小学館文庫)より
4094088725
No.8
(5pt)

掘り出し物の一冊

読後感のひとこと 「終戦のローレライ」がなかったら・・・徹夜度    ★★★★★    話題性    ★★★☆☆着想     ★★★★☆    作品の重さ  ★★★★☆テンポ    ★★★★★    読みやすさ  ★★★★★謎解き    ★☆☆☆☆    感動     ★★★★★おすすめ度  ★★★★★第6回大藪晴彦賞受賞。2004年度版 このミス 13位伝説の船長柚木の最後の航海は老朽船「パシフィックローズ」。しかし、この老朽船がテロリストにより占拠され、柚木らはロシアへ向かうように指示される。ロシアで待ち受けるのは旧ソ連時代の驚異の生物細菌兵器。有効な解毒剤がないため、驚異の兵器として封印されていたこの兵器を巡り、日・米・露、それぞれの思惑が交錯する。テロを阻止せんとする柚木。柚木を懸命に捜索する娘の夏海、そして、兵器を開発し米国へ亡命した科学者ザカリアンなど、キャラクターのたてかたもうまくできている。たしかにディテールの甘さがあるし、たとえば、用意周到なテロリストが、後半急に弱くなる!!など、作者のご都合ですすむ展開等、欠点もある。しかしこれらの欠点を差し引いても、十分に優れた海洋冒険小説であり、一読の価値がある作品として、おすすめできる。同じ年に「終戦のローレライ」という海洋冒険小説の怪物がいなかったら、もっと注目を集めた作品だと思う。私にとって2003年、掘り出し物の一冊となった。
太平洋の薔薇〈上〉 Amazon書評・レビュー: 太平洋の薔薇〈上〉より
4120034240
No.7
(5pt)

掘り出し物:優れた海洋冒険小説

読後感のひとこと「終戦のローレライ」がなかったら・・・徹夜度    ★★★★★    話題性    ★★★☆☆着想     ★★★★☆    作品の重さ  ★★★★☆テンポ    ★★★★★    読みやすさ  ★★★★★謎解き    ★☆☆☆☆    感動     ★★★★★おすすめ度  ★★★★★第6回大藪晴彦賞受賞。2004年度版 このミス 13位伝説の船長柚木の最後の航海は老朽船「パシフィックローズ」。しかし、この老朽船がテロリストにより占拠され、柚木らはロシアへ向かうように指示される。ロシアで待ち受けるのは旧ソ連時代の驚異の生物細菌兵器。有効な解毒剤がないため、驚異の兵器として封印されていたこの兵器を巡り、日・米・露、それぞれの思惑が交錯する。テロを阻止せんとする柚木。柚木を懸命に捜索する娘の夏海、そして、兵器を開発し米国へ亡命した科学者ザカリアンなど、キャラクターのたてかたもうまくできている。たしかにディテールの甘さがあるし、たとえば、用意周到なテロリストが、後半急に弱くなる!!など、作者のご都合ですすむ展開等、欠点もある。しかしこれらの欠点を差し引いても、十分に優れた海洋冒険小説であり、一読の価値がある作品として、おすすめできる。同じ年に「終戦のローレライ」という海洋冒険小説怪物がいなかったら、もっと注目を集めた作品だと思う。私にとって2003年、掘り出し物の一冊となった。
太平洋の薔薇〈下〉 Amazon書評・レビュー: 太平洋の薔薇〈下〉より
4120034259
No.6
(5pt)

海洋冒険小説の近来の傑作

これは間違いなく海洋冒険小説の近来の傑作。海という魔物の描写のリアリティが凄い。その海を愛しながら絶望的な戦いを挑む海の男の生き様が凄い。冒険小説に必要な極限状況を生み出す背景としての国際謀略の構成がまた分厚い。前半の頭の痛くなるような錯綜したプロットが、中盤から太いストーリーの流れを作り出し、最後は感動の大団円。泣ける本だと聞かされていたので心してはいましたが、それでも泣かされました。終盤のクライマックスの作りはややご都合主義といえなくもありません。しかしそう感じさせながらも読み手の心を力ずくで揺さぶってくるストーリーテリングの巧みさにはまさに脱帽です。人を感動させる小説に久々に出会った。というより小説はいまも人を感動させる力を持ちうるのだ。そんな実感が強く残った作品です。
太平洋の薔薇 上 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 太平洋の薔薇 上 (小学館文庫)より
4094088717