ほおずき地獄 猿若町捕物帳
評判
ほおずき地獄 猿若町捕物帳の評価:
3.60/5点 レビュー 5件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1〜6 1/1ページ
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ほおずき地獄 猿若町捕物帳の評価:
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先に3巻目「にわか大根」を読んでしまっていて、主役の同心、玉島千蔭の父親の千次郎に娘のように年若い女房がいるのは知っていましたが、その結婚のいきさつがここで初めてわかりました。こういうことだったんですね。
毎度、吉原と歌舞伎芝居の町、猿若町がからんでくるので、どことなく色っぽくて猟奇的な雰囲気がいいです。
吉原の茶屋のおかみが美少女お玉を虐待したことについて「人を憎むのに理由なんかいらないさ」と花魁、梅が枝が答え、もともとその母親が嫌いだったのか、それともその母親が大店に嫁いだのに嫉妬したのか、それともお玉の美しさが妬ましかったのか、または自分にこんなひどいことをさせて・・とお玉を恨んだのか・・それは逆恨みというものだけれど、ありえなくはない、人の心とは因果なものだという部分にははっとさせられました。さりげない文章に深みがあります。
歌舞伎シリーズとこのシリーズ以外はライトノベル的に軽すぎる気がするので読んでいないのですが、そのあたりでこの著者の評価が分かれると思います。個人的にはもう少し重厚にしてもらってもいいくらいです。
今のところ5巻目まで出ていますが、ずっと引き続き書いていっていただきたいです。他の歌舞伎ものもお願いします。