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(短編集)
妄想銀行
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【この小説が収録されている参考書籍】
妄想銀行の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全49件 21~40 2/3ページ
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期待通りの商品で満足しております。 又の機会に期待しております。 | ||||
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本屋で購入しました。 いつ読んでも星新一の本は色あせずこれが1978年に書かれていたのかと思うとすごいなぁと感心します。 「鍵」「味ラジオ」「新しい人生」「古風な愛」「金の力」 「声」「妄想銀行」がインパクトありましたね。 | ||||
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どの年代でも、どこの国でも楽しめるような作品に仕立て上げた、星さんの普遍性への指向を感じる日本推理作家協会賞受賞のショートショート集。 喜怒哀楽といった情緒を削ぎ落とし、一歩引いたところから淡々と紡ぎだされる作品だ。作中の人物や出来事に没入できないだけに、かえって作品に込められたメッセージが強く心に刻みこまれていく。これが星さんのきっちりと計算されたテクニックなのだと思う。 星さんは、作品が新たに出版されるたびに時代にそぐわない表現を改訂されていたとのことだ。だから、いつ読んでもいささかも古びた感じがしないのだ。星さんの普遍性へのこだわりをものがたるエピソードである。 『妄想銀行』には、10頁前後のショートショートが32編収録されている。どれも素晴らしい作品だが、私があえてベスト3をつけるなら次のようになるだろうか。 ■美味の秘密 会社を経営する美食家のエヌ氏は、社員に案内された地味で小さな店で、絶品の料理を口にする。調理の秘密を知りたいエヌ氏。料理人は、妖精の宿ったマスコットが、料理を作らせるのだと告白する。エヌ氏は、料理人へ大金を払って、マスコットを手に入れることに成功するのだが ・・・ 究極の料理をつくることができるようになったエヌ氏が、かわりに失ってしまった取り返しのつかないものとは何か。オチには絶妙なスパイスが効いている。 ■鍵 いつも何かを望みつづけている男は、ある夜、どことなく神秘的な鍵を拾った。男はその日から、鍵に合う存在を求め始める。限りない回数の試みと、限りない回数の失敗。年月が流れ男はとしをとっていく。そして、ひとつの案を思いつくのだった。 ・・・ 人生の意義について考えされられる、高評価にたがわない逸品。長く記憶に残ることだろう。 ■古風な愛 若く美しい昭子は列車の中で出会った俳優と恋に陥る。結婚を誓う二人は、会社社長の昭子の父親に許し請うが、俳優という職業に難色を示し許してくれない。思いつめた二人は死を決意し薬を手にするが。 ・・・ せつない愛のかたちをうたいあげたていて、最後のページで思わず胸がアツくなってしまった。本書で僕が一番好きな作品である。 | ||||
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ショートショート集なので、一編がとても短いですが、読み易く面白いです | ||||
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父が居間のテーブルに置き忘れていた文庫本を、何とはなしに読みはじめて、驚愕。 まさにセンスオブワンダーです。 なかでも「鍵」は、恐ろしい程に完璧な名作です。 | ||||
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いわゆる「なんとか賞」とかには無縁だった星新一が唯一「日本推理作家大賞」を受賞した作品です。 タイトル「妄想銀行」や「鍵」「人間的」など、傑作ショートショートを堪能できます。 沢山作品が入っていて、一作品数分で読めるので、ちょっとした暇つぶしには最適です。 星新一ならではの捻りの利いたオチに膝を叩くこと請け合いです。 星新一を知らない人、普段読書をしない人でも楽しめるでしょう。 | ||||
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構成、読み易さは抜群だ。 しかし古臭くて面白みに欠ける。 現代の落語のような感じがします。 | ||||
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表題作を含めて32編を収録。 家賃はタダだが、コマーシャルソングが流れたり、日常行動に応じて広告がアナウンスされるマンションの話「住宅問題」 善良であっては金持ちになれないため、大金の持ち逃げを計画し、そのために会社の信用を得ようとして誠実一路の社会人生活を送っているうちに成功者となった男の話「信念」 元学校教師で、弱みをもつ人間の挙動不審さを嗅ぎ分ける能力をもつ男が、ある日、バーで弱みをもつ青年(なんの弱みかはわからない)を見つけ出し、やわらかく恐喝しながら青年に青年の会社への強盗の手引きをさせるが、青年の弱みとは会社のカネの使い込みだったため使い込み金も強盗被害としてあつかわれてしまう「ねらった弱み」 宇宙船がたどり着いた星では文明が進んでいるが、その星では宇宙船などつくらずにすべての資本を生活向上に投入していた「繁栄への原理」 味の電波を放送し、歯の内部の受信機が電波を検出すると、受信機は微妙な振動で味覚神経を刺激することにより、人工的に様々な味を作り出す「味ラジオ」 なんでも願いを叶える悪魔に紙幣を1万枚だしてくれと頼み、このとき見本として高額紙幣を見せるが、悪魔は同じ通し番号のお札を大量につくりだしてしまう「魔法の大金」 さまざまな製薬会社の薬をさまざまなモルモットに投与してどのモルモットがもっとも長生きするかを競うテレビ企画の話「長生き競争」 など。 「住宅問題」は、特に、現代の広告ビジネスモデルを示唆しているようでなんだかすごい。 | ||||
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星新一さんのショートショートはどれを見ても面白いです。 1冊読んだらまた1冊、と言った具体に何冊も買い続けてしまいます。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する※削除申請(1件) | ||||
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人気の「鍵」はもちろんですが、それ以外の作品も素晴らしいものばかりです。 『ボッコちゃん』、『ようこそ地球さん』ときたら、次はこれを(笑)! | ||||
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オススメなのは、「鍵」、「味ラジオ」、「古風な愛」の3作品。 そしてその中でも特に読んでもらいたいのは『鍵』。 道で拾った不思議な鍵。 家、扉、宝箱、いったい何を開ける鍵なのか。 その鍵穴を捜し求めることに命を賭けた男の物語。 終結の一言は、ハッピーエンドを導くでもなく、バッドエンドを暗示するでもなく、ただただ男の人生観を表した深いメッセージ。 きっと読後は唸らざるを得ないはず。 | ||||
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シンプルでシャープ。 今回は温かみのある話も多くて、満足まんぞく。 | ||||
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星新一さんの本は素晴らしい!自分は出勤前や昼休みに必ず読み眠気を吹っ飛ばして仕事していますそれだけ、この作品は面白い!全作品、まるで別の惑星に来たかのような様々な話。予想外なオチの数々本当に面白く、心が満たされます | ||||
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星新一さんの本は素晴らしい! 自分は出勤前や昼休みに必ず読み眠気を吹っ飛ばして仕事しています それだけ、この作品は面白い! 全作品、まるで別の惑星に来たかのような様々な話。 予想外なオチの数々 本当に面白く、心が満たされます | ||||
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十数年前に夢中になって読みあさった、星新一。 その中でも一番好きな「鍵」というショート・ショートが入っている本です。 個人的にはその話だけでも、購入して読む価値はあると思っています。 「鍵」はショート・ショートに出会い、生涯で1001編以上ものショート・ショートを 書き続けた星新一、本人そのものの話です。 そして、自分にとっての「鍵」、生涯追い続ける事ができる「何か」に出会う 素晴らしさを教えてくれていると思います。 自分の一生をかけられる「鍵」を見つけたいですね。 | ||||
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十数年前に夢中になって読みあさった、星新一。 その中でも一番好きな「鍵」というショート・ショートが入っている本です。 個人的にはその話だけでも、購入して読む価値はあると思っています。 「鍵」はショート・ショートに出会い、生涯で1001編以上ものショート・ショートを 書き続けた星新一、本人そのものの話です。 そして、自分にとっての「鍵」、生涯追い続ける事ができる「何か」に出会う 素晴らしさを教えてくれていると思います。 自分の一生をかけられる「鍵」を見つけたいですね。 | ||||
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私は「きまぐれロボット」との出会いをきっかけとして 星作品にのめり込んでいきました。 そんな私がこの「妄想銀行」内で特に印象深いのは あるスパイの物語 (物事を多角的に見ることを教わりました) 信念 (「善」と「悪」が表裏一体の存在だということを感じさせてくれました) 鍵 (主人公の最後の言葉に「人生」を教えられたような気がします。) 古風な愛 (最後のどんでん返しと様々な愛の形に感動しました) 宇宙の英雄 (英雄物語への皮肉を感じさせます) 短い文章で語られる、宇宙の如き大きさを感じさせる世界をご堪能ください。 | ||||
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私は「きまぐれロボット」との出会いをきっかけとして 星作品にのめり込んでいきました。 そんな私がこの「妄想銀行」内で特に印象深いのは あるスパイの物語 (物事を多角的に見ることを教わりました) 信念 (「善」と「悪」が表裏一体の存在だということを感じさせてくれました) 鍵 (主人公の最後の言葉に「人生」を教えられたような気がします。) 古風な愛 (最後のどんでん返しと様々な愛の形に感動しました) 宇宙の英雄 (英雄物語への皮肉を感じさせます) 短い文章で語られる、宇宙の如き大きさを感じさせる世界をご堪能ください。 | ||||
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星新一の世界にはまる方は、山ほどいらっしゃると思います。星新一のレヴューを見れば、どの作品にも星が多すぎます。それだけに、あまりに絶賛が多すぎるが故に、どの小説から読み始めようか?と、迷う人も多いはず。その中でも、この「妄想銀行」は、”息”ができません。息ができないほど、話しに”引き込まれっぱなし”になれるもの、この世にありますか? ショートショートなので、ひとつひとつの作品が数頁で進んでいきますが、私はひと作品を読み終える間、息が止まっているようです。そして、最後の2〜3行の”オチ”を読み終えた瞬間、「ふう〜っ」と大きく息を吸う時に、一気に酸素が頭に入り、そしてまたその息を吐く瞬間、星新一のこの才能に「やられたあ〜」と、全身が脱力します。特に、この「妄想銀行」の中におさめられている、「あるスパイの物語」「信念」は、脳天から”やられます”。そして、「古風な愛」「鍵」は、心のひだの間から、あたたかい気持ちが沸き上がり、軽い涙が流れます。中でも、「さまよう犬」は、感動的なプロポーズに使ってみたらいかがでしょうか?25行にも充たない文章の中に、こんなにも誰かを愛おしく思える夫婦の愛を表現できる人は、何億年に一人しかいないでしょうーー。きっと。かなり素敵です。表題にもなっている「妄想銀行」の作品は、まさに!星新一のど真ん中的な作品です。 | ||||
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