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ぼくとひかりと園庭で
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ぼくとひかりと園庭での評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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石田衣良さんは子供の本を書きたかったようですが、おそらく内容的にみても子供と言うより大人向けのものでしょう。大人が子供だった頃を思い出して読むもの、という感じです。装丁もよく、眺めているだけでも楽しめます。でも個人的にはIWGP的な話の方がおもしろいと思います。 | ||||
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石田衣良さんは子供の本を書きたかったようですが、おそらく内容的にみても子供と言うより大人向けのものでしょう。大人が子供だった頃を思い出して読むもの、という感じです。装丁もよく、眺めているだけでも楽しめます。でも個人的にはIWGP的な話の方がおもしろいと思います。 | ||||
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幼稚園にいる「ぼく」には、いつも一緒に遊んでいる友達が一人いた。そこに転入してきた女の子、ひかりが表れて・・・。 一夜限り、園庭で起こる不可思議な出来事を描いたファンタジー小品。 なかなか面白かったです。 石田さんが子供向けに書いてみたい、ということで作った童話だそうなのだけれど、落ち着いたトーンの文章が雰囲気を醸し出していて、悪くない作品でした。 ただ、童話はやっぱり童話で(いつもこんなことを書いている気がするけれど)ストーリーにはもう少し厚みが欲しいし、「試練」もちょっと(いや、かなり)強引な印象。帯に「いつか恋するこどもたちに」とあるのだけれど、この物語を恋と結びつける必要はなかったんじゃないかな。 恋以前の信頼であったり人間性ということに焦点を当てた方が、物語に一貫性が生まれた気がする。 版画家・長野順子の挿絵が美しい。 この作品の読了感の半分は、長野氏の貢献によるものかもしれない。61ページのイバラに囲まれた三人の少年少女の絵は、とても響くものがあった。 (救おうと手を差し伸べる側も、絡め取られている側も、みなイバラの中にいて、イバラと共に生きているのだ) 静かな気持ちになりたいときに読む、のは良いと思います。 | ||||
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幼稚園にいる「ぼく」には、いつも一緒に遊んでいる友達が一人いた。そこに転入してきた女の子、ひかりが表れて・・・。 一夜限り、園庭で起こる不可思議な出来事を描いたファンタジー小品。 なかなか面白かったです。 石田さんが子供向けに書いてみたい、ということで作った童話だそうなのだけれど、落ち着いたトーンの文章が雰囲気を醸し出していて、悪くない作品でした。 ただ、童話はやっぱり童話で(いつもこんなことを書いている気がするけれど)ストーリーにはもう少し厚みが欲しいし、「試練」もちょっと(いや、かなり)強引な印象。帯に「いつか恋するこどもたちに」とあるのだけれど、この物語を恋と結びつける必要はなかったんじゃないかな。 恋以前の信頼であったり人間性ということに焦点を当てた方が、物語に一貫性が生まれた気がする。 版画家・長野順子の挿絵が美しい。 この作品の読了感の半分は、長野氏の貢献によるものかもしれない。61ページのイバラに囲まれた三人の少年少女の絵は、とても響くものがあった。 (救おうと手を差し伸べる側も、絡め取られている側も、みなイバラの中にいて、イバラと共に生きているのだ) 静かな気持ちになりたいときに読む、のは良いと思います。 | ||||
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