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ぼくとひかりと園庭で



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【この小説が収録されている参考書籍】
ぼくとひかりと園庭で
ぼくとひかりと園庭で (徳間文庫)

ぼくとひかりと園庭での評価: 2.38/5点 レビュー 16件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.38pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

大人向けの子供の話

石田衣良さんは子供の本を書きたかったようですが、おそらく内容的にみても子供と言うより大人向けのものでしょう。大人が子供だった頃を思い出して読むもの、という感じです。装丁もよく、眺めているだけでも楽しめます。でも個人的にはIWGP的な話の方がおもしろいと思います。
ぼくとひかりと園庭でAmazon書評・レビュー:ぼくとひかりと園庭でより
4198620881
No.3:
(3pt)

大人向けの子供の話

石田衣良さんは子供の本を書きたかったようですが、おそらく内容的にみても子供と言うより大人向けのものでしょう。大人が子供だった頃を思い出して読むもの、という感じです。装丁もよく、眺めているだけでも楽しめます。でも個人的にはIWGP的な話の方がおもしろいと思います。
ぼくとひかりと園庭でAmazon書評・レビュー:ぼくとひかりと園庭でより
4198620881
No.2:
(3pt)

恋愛の必然性はない。版画は素晴らしいが・・・

 幼稚園にいる「ぼく」には、いつも一緒に遊んでいる友達が一人いた。そこに転入してきた女の子、ひかりが表れて・・・。
 一夜限り、園庭で起こる不可思議な出来事を描いたファンタジー小品。
 なかなか面白かったです。
 石田さんが子供向けに書いてみたい、ということで作った童話だそうなのだけれど、落ち着いたトーンの文章が雰囲気を醸し出していて、悪くない作品でした。
 ただ、童話はやっぱり童話で(いつもこんなことを書いている気がするけれど)ストーリーにはもう少し厚みが欲しいし、「試練」もちょっと(いや、かなり)強引な印象。帯に「いつか恋するこどもたちに」とあるのだけれど、この物語を恋と結びつける必要はなかったんじゃないかな。
 恋以前の信頼であったり人間性ということに焦点を当てた方が、物語に一貫性が生まれた気がする。
 版画家・長野順子の挿絵が美しい。
 この作品の読了感の半分は、長野氏の貢献によるものかもしれない。61ページのイバラに囲まれた三人の少年少女の絵は、とても響くものがあった。
 (救おうと手を差し伸べる側も、絡め取られている側も、みなイバラの中にいて、イバラと共に生きているのだ)
 静かな気持ちになりたいときに読む、のは良いと思います。
 
ぼくとひかりと園庭でAmazon書評・レビュー:ぼくとひかりと園庭でより
4198620881
No.1:
(3pt)

恋愛の必然性はない。版画は素晴らしいが・・・

幼稚園にいる「ぼく」には、いつも一緒に遊んでいる友達が一人いた。そこに転入してきた女の子、ひかりが表れて・・・。
 一夜限り、園庭で起こる不可思議な出来事を描いたファンタジー小品。

 なかなか面白かったです。
 石田さんが子供向けに書いてみたい、ということで作った童話だそうなのだけれど、落ち着いたトーンの文章が雰囲気を醸し出していて、悪くない作品でした。

 ただ、童話はやっぱり童話で(いつもこんなことを書いている気がするけれど)ストーリーにはもう少し厚みが欲しいし、「試練」もちょっと(いや、かなり)強引な印象。帯に「いつか恋するこどもたちに」とあるのだけれど、この物語を恋と結びつける必要はなかったんじゃないかな。
 恋以前の信頼であったり人間性ということに焦点を当てた方が、物語に一貫性が生まれた気がする。

 版画家・長野順子の挿絵が美しい。
 この作品の読了感の半分は、長野氏の貢献によるものかもしれない。61ページのイバラに囲まれた三人の少年少女の絵は、とても響くものがあった。
 (救おうと手を差し伸べる側も、絡め取られている側も、みなイバラの中にいて、イバラと共に生きているのだ)

 静かな気持ちになりたいときに読む、のは良いと思います。
 
ぼくとひかりと園庭でAmazon書評・レビュー:ぼくとひかりと園庭でより
4198620881

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