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ぼくとひかりと園庭で



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【この小説が収録されている参考書籍】
ぼくとひかりと園庭で
ぼくとひかりと園庭で (徳間文庫)

ぼくとひかりと園庭での評価: 2.38/5点 レビュー 16件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.38pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全16件 1~16 1/1ページ
No.16:
(4pt)

悪くなかった

30分で読めました。
悪くないと思いました。
いや、むしろいいと思いました。
ぼくとひかりと園庭でAmazon書評・レビュー:ぼくとひかりと園庭でより
4198620881
No.15:
(2pt)

できはよくない

子どものための話というのだから、
童話として読んだが、
それでもできのいい童話ではない。

恋愛至上主義的な思想も気になるし、
ほかの童話の賞で選ばれている
「素人」の童話にこれよりももっといいものはたくさんある。

絵本や童話の世界には
もっと豊潤でそれでいて大人にもしみこむ
物語がある。

石田衣良がかかなかったら、
この内容では単行本にはならなかっただろう。

挿絵は繊細ですばらしいのに、
物語がそれだけの質をそなえていない。
ぼくとひかりと園庭でAmazon書評・レビュー:ぼくとひかりと園庭でより
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No.14:
(3pt)

大人向けの子供の話

石田衣良さんは子供の本を書きたかったようですが、おそらく内容的にみても子供と言うより大人向けのものでしょう。大人が子供だった頃を思い出して読むもの、という感じです。装丁もよく、眺めているだけでも楽しめます。でも個人的にはIWGP的な話の方がおもしろいと思います。
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4198620881
No.13:
(3pt)

大人向けの子供の話

石田衣良さんは子供の本を書きたかったようですが、おそらく内容的にみても子供と言うより大人向けのものでしょう。大人が子供だった頃を思い出して読むもの、という感じです。装丁もよく、眺めているだけでも楽しめます。でも個人的にはIWGP的な話の方がおもしろいと思います。
ぼくとひかりと園庭でAmazon書評・レビュー:ぼくとひかりと園庭でより
4198620881
No.12:
(3pt)

恋愛の必然性はない。版画は素晴らしいが・・・

 幼稚園にいる「ぼく」には、いつも一緒に遊んでいる友達が一人いた。そこに転入してきた女の子、ひかりが表れて・・・。
 一夜限り、園庭で起こる不可思議な出来事を描いたファンタジー小品。
 なかなか面白かったです。
 石田さんが子供向けに書いてみたい、ということで作った童話だそうなのだけれど、落ち着いたトーンの文章が雰囲気を醸し出していて、悪くない作品でした。
 ただ、童話はやっぱり童話で(いつもこんなことを書いている気がするけれど)ストーリーにはもう少し厚みが欲しいし、「試練」もちょっと(いや、かなり)強引な印象。帯に「いつか恋するこどもたちに」とあるのだけれど、この物語を恋と結びつける必要はなかったんじゃないかな。
 恋以前の信頼であったり人間性ということに焦点を当てた方が、物語に一貫性が生まれた気がする。
 版画家・長野順子の挿絵が美しい。
 この作品の読了感の半分は、長野氏の貢献によるものかもしれない。61ページのイバラに囲まれた三人の少年少女の絵は、とても響くものがあった。
 (救おうと手を差し伸べる側も、絡め取られている側も、みなイバラの中にいて、イバラと共に生きているのだ)
 静かな気持ちになりたいときに読む、のは良いと思います。
 
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4198620881
No.11:
(3pt)

恋愛の必然性はない。版画は素晴らしいが・・・

幼稚園にいる「ぼく」には、いつも一緒に遊んでいる友達が一人いた。そこに転入してきた女の子、ひかりが表れて・・・。
 一夜限り、園庭で起こる不可思議な出来事を描いたファンタジー小品。

 なかなか面白かったです。
 石田さんが子供向けに書いてみたい、ということで作った童話だそうなのだけれど、落ち着いたトーンの文章が雰囲気を醸し出していて、悪くない作品でした。

 ただ、童話はやっぱり童話で(いつもこんなことを書いている気がするけれど)ストーリーにはもう少し厚みが欲しいし、「試練」もちょっと(いや、かなり)強引な印象。帯に「いつか恋するこどもたちに」とあるのだけれど、この物語を恋と結びつける必要はなかったんじゃないかな。
 恋以前の信頼であったり人間性ということに焦点を当てた方が、物語に一貫性が生まれた気がする。

 版画家・長野順子の挿絵が美しい。
 この作品の読了感の半分は、長野氏の貢献によるものかもしれない。61ページのイバラに囲まれた三人の少年少女の絵は、とても響くものがあった。
 (救おうと手を差し伸べる側も、絡め取られている側も、みなイバラの中にいて、イバラと共に生きているのだ)

 静かな気持ちになりたいときに読む、のは良いと思います。
 
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No.10:
(1pt)

いつか恋するこどもたちは、大人の傲慢でしかない

「いつか恋する」は大人の視線からの子供で、
子供は子供の時でも充分相手を好きだと思う。
その今の好きより濃厚になって、いきなり6才から18才にもってゆくのは歪みがある。
その歪みがこの作品を汚くしているように感じた。
6才が抱く今の好きを、もっと尊重した本を書いて、
幼児に愉しませてあげたらいいのに。
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No.9:
(1pt)

いつか恋するこどもたちは、大人の傲慢でしかない

「いつか恋する」は大人の視線からの子供で、

子供は子供の時でも充分相手を好きだと思う。

その今の好きより濃厚になって、いきなり6才から18才にもってゆくのは歪みがある。

その歪みがこの作品を汚くしているように感じた。

6才が抱く今の好きを、もっと尊重した本を書いて、

幼児に愉しませてあげたらいいのに。
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No.8:
(1pt)

しょうもない!

『14』『ブルータワー』を読んで、ファンだったのですが、おびを見て飛びついて読んだのに、「なんじゃい、これは・・・」という感じでした。子どもに伝えるということは、かなりな力量がないとだめだと改めて思いました。
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No.7:
(1pt)

しょうもない!

『14』『ブルータワー』を読んで、ファンだったのですが、おびを見て飛びついて読んだのに、「なんじゃい、これは・・・」という感じでした。子どもに伝えるということは、かなりな力量がないとだめだと改めて思いました。
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No.6:
(2pt)

恋する二人の試練とは?

児童書のコーナーに「石田衣良」の名前を見つけ、意外な感じがして、手にとって見ました。「子供のために恋愛をテーマにした本が書きたかった。」との作者の弁。しかしながら、子供には酷な内容と思いました。恋する幼い二人に与えられた試練。なにも、こんなむごい試練を与えなくても・・。幼い二人の「好き」という純粋な気持ちに、水を差すかのような内容にちょっと、がっかりでした。
この本は大人のためにあるべきもので、子供に読ませたいと思う本ではなかったです。
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4198620881
No.5:
(2pt)

恋する二人の試練とは?

児童書のコーナーに「石田衣良」の名前を見つけ、意外な感じがして、手にとって見ました。「子供のために恋愛をテーマにした本が書きたかった。」との作者の弁。しかしながら、子供には酷な内容と思いました。恋する幼い二人に与えられた試練。なにも、こんなむごい試練を与えなくても・・。幼い二人の「好き」という純粋な気持ちに、水を差すかのような内容にちょっと、がっかりでした。

この本は大人のためにあるべきもので、子供に読ませたいと思う本ではなかったです。
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4198620881
No.4:
(2pt)

無理があるのでは?

石田衣良さんがこの手の小説を書くのに無理があるのでは?と感じてしまいます。
出てくる子供たちも子供らしさがあまり感じられません。
伝えたいものは分かるのですが、矛盾したところや不自然なところがたくさんあり、読み終わると物足りなさが残ります。
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No.3:
(2pt)

無理があるのでは?

石田衣良さんがこの手の小説を書くのに無理があるのでは?と感じてしまいます。

出てくる子供たちも子供らしさがあまり感じられません。

伝えたいものは分かるのですが、矛盾したところや不自然なところがたくさんあり、読み終わると物足りなさが残ります。
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No.2:
(4pt)

「好き」という気持ち

 「好き」とは体の底からわき上がってくる気持ちだ。理由なんかない。人種や性格、そして価値観。それらは十人十色かもしれないが、この「好き」という感情は違う。表現こそ違うものの、本質は皆一緒なのだ。「強い」か「弱い」しか違いがない。だからこそ優劣をつけざるをえない。その最たるものが、「恋人」なのかもしれない。
 しかし、物語の中でひかりはこう言う。
「それじゃあ、だめ。わたしたちがしあわせになるだけじゃ十分じゃないんです」
私達は人生の中であさひやひかりに課された「試練」なるものを一度は体験するはずだ。「好き」という感情の強さ故に違う誰かを裏切ってしまうことがあるかもしれない。
 でも私達は、一人の人間しか愛せない訳ではない。大切なものは、私達が繋がっている周囲のひとの数だけ、あるのだ。
「好き」という気持ちの持つ残酷性とともに、私達には自分と繋がる命の分だけ大切に想えるちからがある。この作品を読んで、そのことを強く感じた。
 物語の展開には、反感を持ってしまう部分もあったが、「好き」という感情の本質については作者独自の解答がしっかり描かれていて、好感が持てた。是非、一度手にとって欲しい。
でも、出てくる子供、なんかヘンです・・・
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No.1:
(4pt)

「好き」という気持ち

「好き」とは体の底からわき上がってくる気持ちだ。理由なんかない。人種や性格、そして価値観。それらは十人十色かもしれないが、この「好き」という感情は違う。表現こそ違うものの、本質は皆一緒なのだ。「強い」か「弱い」しか違いがない。だからこそ優劣をつけざるをえない。その最たるものが、「恋人」なのかもしれない。

 しかし、物語の中でひかりはこう言う。

「それじゃあ、だめ。わたしたちがしあわせになるだけじゃ十分じゃないんです」

私達は人生の中であさひやひかりに課された「試練」なるものを一度は体験するはずだ。「好き」という感情の強さ故に違う誰かを裏切ってしまうことがあるかもしれない。

 でも私達は、一人の人間しか愛せない訳ではない。大切なものは、私達が繋がっている周囲のひとの数だけ、あるのだ。

「好き」という気持ちの持つ残酷性とともに、私達には自分と繋がる命の分だけ大切に想えるちからがある。この作品を読んで、そのことを強く感じた。

 物語の展開には、反感を持ってしまう部分もあったが、「好き」という感情の本質については作者独自の解答がしっかり描かれていて、好感が持てた。是非、一度手にとって欲しい。

でも、出てくる子供、なんかヘンです・・・
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