交渉人・遠野麻衣子

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評判

交渉人・遠野麻衣子の評価:

3.47/5点 レビュー 85件。 C ランク

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平均点3.47pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全54件 41〜54 3/3ページ
No.14
(4pt)

手に汗握る「交渉」と驚愕の「真相」

’01年に『リカ』で「第2回ホラーサスペンス大賞」を受賞した五十嵐貴久の2作目の長編。
夜遅く、コンビニに押し入った3人組の強盗が病院に逃げ込み、入院患者、医師、看護師ら50人を人質に立てこもるという事件が発生した。警視庁は500人体制で周囲を固め、犯人との交渉を特殊捜査班に要請する。ここで登場するのが、FBIで研修を受け、これまでにも輝かしい実績を残している人質解放交渉と犯人逮捕のエキスパート、石田警視正だ。彼は、犯人たちの言うことにはいっさい逆らわず、すべて聞き入れ、愚痴や悩みさえ聞いていきながら、実は逆にコントロールするという高等技術を駆使しながら、順調に交渉を進めてゆく。そして、事件の解決も間近と思われたあたりから急転直下、予想もしなかった真相へとなだれ込んでゆく。
思えば石田警視正の「交渉」自体が、すべて驚愕の真実への伏線であり、トリックだったのである。
本書は、手に汗握る人質解放交渉プロセスの形をとっているが、警察内部の葛藤あり、タイムリミットあり、叙述ミステリーの仕掛けと意外な真相、そしてある種の告発小説の要素を含んだ感動の人間ドラマありと、面白要素がてんこ盛りの作品である。
交渉人 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 交渉人 (幻冬舎文庫)より
4344407636
No.13
(4pt)

ハラハラドキドキ、そして・・・

主人公、遠野麻衣子の心情が丁寧に描かれ、
無理なく感情移入ができる。
途中、交渉人について説明っぽい台詞が鼻をつくものの、
登場人物の会話がとてもなめらかで心地よい。
犯人追跡にいたっては、
まるでドラマか映画を見ているようで手に汗握る。
それだけに、交渉人として着地しなかったラストがもったいない。
人質の扱われ方が描写された時点でおおよそのラストがつかめてしまった。
そして真相にたどり着くきっかけとなったあの一言は
遠野麻衣子でなくても気づいてしまうだろう・・・。
推理小説の「掟」も破ってしまっているしね。
でもドラマ化されたら、やはりそれなりにまとまって
見ごたえはあると思う。
及第点。
別の五十嵐作品を読んでみたくなった。
交渉人 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 交渉人 (幻冬舎文庫)より
4344407636
No.12
(4pt)

敵討ち

交渉人という主人公設定を舞台に、人間の怨念を晴らす。
刑事ミステリーではない。
刑事ミステリーで読んでいくと、結末に驚かされる。
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4344407636
No.11
(4pt)

これもありなのだとは思える

著者が意図しているのが、「交渉」か別の「何か」という部分に疑問符がつく。
「交渉」を道具として「何か」に繋ぐ形になっていると思えるので、筋が通っておらず、このタイトルは反則だと感じた。
少なくない方たちがこの本を支持していることを考えると、まぁ「これもありなのだとは思える。」
テンポ自体は悪くはなく、サクサク読み進めた。
ただ、タイトルにもなっている「交渉」を描いた部分の講義めいたやりとりの描写が目障りに感じた。
それが分かりやすくてよい、という人もいるだろう。
悪くはなかったと思うが、手放しで絶賛するほどではない。
よっぽど読むものがなければどうぞ。といった感じ。
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4344407636
No.10
(4pt)

中の上ってところでしょうか

ネゴシエイターの活躍を披瀝しているような展開が中盤まで続いて、小説としてはかなり甘いかもと思っていましたが、最後で予想を裏切ってくれました。プロの作家の力を見せて貰った思いです。しかし、真相を明かす後半が思いのほか早く来て、新味の無い倫理感を喚起させる説明は冗長に思えました。犯人の動機は頷けましたが、反論する主人公の説得は虚く、優秀なネゴシエーターが言うセリフであるとは思えません。落しどころをエンターテイメントに徹した方がより面白くなっていた気がします。
しかしながらじゅうぶん楽しめたのも事実。五十嵐先生の作品の中ではなかなか楽しめる方でした。
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4344407636
No.9
(4pt)

動機の説得力に欠ける

病院に銃を所持した3人が立てこもる。
人質は入院患者、医師、看護婦、タクシー運転手。
交渉の第一人者「石田警視正」が電話で犯人と交渉にあたります。
犯人との交渉が余りにも順調に進む事から、違和感を感じるのですが、それが何故なのかは後半部分で分ります。
臨場感とスピード感があり楽しく読み進めて行くことが出来るのですが、最後に判明する犯人の動機が説得力に欠けます。
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4344407636
No.8
(4pt)

どんでん返し!

最後が若干のややこしさはあったが、真犯人のどんでん返しやそれまでの話の進み方が面白く緊張感を持って読むことができた。小さくまとまることなく、豪快に読んで行った先には繊細なラスト・・・。最近ではあまり珍しくなくなったあの問題が・・・。新しさはなかったが、充分な読み応えはあった。
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4344407636
No.7
(4pt)

人物の配置のうまさに脱帽

楽しく一気読みできる。
なかでも「三章 追跡」のバイクをモニターで追うシーンは、スピード感にあふれ、読みながら前のめりになってしまいそう。予測のつかない展開にも、目を見張らずにはいられない。えっ!?えっ!?一体なにが起こってんの!?ものすごい緊迫感と臨場感。
筋の魅力だけでなく、人物の配置がとてもうまい。
クールだが温もりのある、できる上司に恋心を持つ若い女警部。冒頭、陳腐にしか思えない彼女の存在が、物語をうまく着地させるために、すごく効果的に使われている。彼女だからこそ、見抜けた真相。うまいな〜
コンビニ強盗のシーンは無駄な文章が多くて、緊迫感に欠ける気がする。あと最初の交渉のスムーズさはいくらなんでも違和感があると思うんだけど!
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4344407636
No.6
(4pt)

深みはないけど軽い読書にオススメ

主人公の石田警視正が見事な交渉術で、50人の人質をとって立てこもる犯人の感情をうまくコントロールし、事件解決に向かうのが読みどころ・・・と思っていると、後半思いもよらぬ展開に。もちろん、その部分の伏線も前半にきちんと張ってあり、違和感を感じながら読んでいた読者も、なるほどと思うに違いない。
ただ、なぜそうなるの?という部分で若干強引かな、という思いもなくはないが・・・。
手に汗握る展開とあっと驚く謎解きという一粒で二度美味しい小説で、読後感も悪くない。
大石直紀とか、松岡圭祐らのライトタッチのサスペンス小説がお好きな方なら、文句なくオススメです。
交渉人 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 交渉人 (幻冬舎文庫)より
4344407636
No.5
(4pt)

衝撃の結末

読みやすくスリリングな内容。
終盤でなんとなく結末が読めるのだが、細かい顛末までは全くの予想不可能。
「え?なんで?」の連続のノンストップサスペンス。
読み終わった後、純粋に「あーおもしろかった」と思える。
交渉人 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 交渉人 (幻冬舎文庫)より
4344407636
No.4
(4pt)

手に汗握る「交渉」と驚愕の「真相」

’01年に『リカ』で「第2回ホラーサスペンス大賞」を受賞した五十嵐貴久の2作目の長編。
夜遅く、コンビニに押し入った3人組の強盗が病院に逃げ込み、入院患者、医師、看護師ら50人を人質に立てこもるという事件が発生した。警視庁は500人体制で周囲を固め、犯人との交渉を特殊捜査班に要請する。ここで登場するのが、FBIで研修を受け、これまでにも輝かしい実績を残している人質解放交渉と犯人逮捕のエキスパート、石田警視正だ。彼は、犯人たちの言うことにはいっさい逆らわず、すべて聞き入れ、愚痴や悩みさえ聞いていきながら、実は逆にコントロールするという高等技術を駆使しながら、順調に交渉を進めてゆく。そして、事件の解決も間近と思われたあたりから急転直下、予想もしなかった真相へとなだれ込んでゆく。
思えば石田警視正の「交渉」自体が、すべて驚愕の真実への伏線であり、トリックだったのである。
本書は、手に汗握る人質解放交渉プロセスの形をとっているが、警察内部の葛藤あり、タイムリミットあり、叙述ミステリーの仕掛けと意外な真相、そしてある種の告発小説の要素を含んだ感動の人間ドラマありと、面白要素がてんこ盛りの作品である。
交渉人 Amazon書評・レビュー: 交渉人より
4104578010
No.3
(4pt)

自分の信念を持ち、それを決して曲げないところに惹かれた

本作品はテレビドラマ化され、石田は椎名拮平、遠野は永作博美が演じていた。ドラマとは結末が違っていたので本も十分に楽しめた。印象に残ったのは、殺人者に対して遠野が毅然として態度を最後まで貫いていたこと。鋭い観察眼もさることながら、自分の信念を持ち、それを決して曲げないところに惹かれた。
交渉人 Amazon書評・レビュー: 交渉人より
4104578010
No.2
(4pt)

どんでん返し!

最後が若干のややこしさはあったが、真犯人のどんでん返しやそれまでの話の進み方が面白く緊張感を持って読むことができた。小さくまとまることなく、豪快に読んで行った先には繊細なラスト・・・。最近ではあまり珍しくなくなったあの問題が・・・。新しさはなかったが、充分な読み応えはあった。
交渉人 Amazon書評・レビュー: 交渉人より
4104578010
No.1
(4pt)

最新クライムストーリー登場

極めて今日的なクライムストーリーであり、その展開がまるで映像を見るようで明快。医療現場での過誤と被害者の問題も孕み、クライマックスへ加速度的に進む。犯罪者と対峙する際の心理分析・展開・説得時の禁則事項にいちいち頷き、どんどん引き込まれていきます。一気に読んでしまいました。新型のポリス&クライムストーリーの発見です。
交渉人 Amazon書評・レビュー: 交渉人より
4104578010