青の炎

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青の炎の評価:

4.14/5点 レビュー 362件。 A ランク

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平均点4.14pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全550件 501〜520 26/28ページ
No.50
(4pt)

犯罪者の心理描写に注目!

 ミステリ界では本書のような作品を倒叙推理小説というらしい。まず犯罪の計画をたて、それを実行する。そして警察が犯罪を暴き、事件を解決する。しかし通常は先に事件が起きて、後から推理して解決する。後半に事件が解決するのは同じだが、犯行の動機やトリックが判明する時期が違うのだ。「推理して」が本書では「犯罪の計画をたて、それを実行する」にあたり、物語の最初に来る。後半に刑事が推理して動機やトリックを暴いていくが、読者としては2度目なのだ。  内容は、高校生が母の元再婚相手を「強制終了する」という完全犯罪を練り上げ、実行する。その後、彼は心のなかで葛藤し、もがき苦しむ。そしてあることから2度目の殺人を企てる。すべてはうまくいったかに見えたが、実は…殺人を犯す動機やトリックは充分、実際に殺人をする場面では本当に手に汗握っていた。ちゃんと死んだかどうかが分からない間の心理描写にも手に汗握った。その後、2度目の殺人を思い付くまで堕落していく様、正義だったはずがいつの間にか悪に変貌していく様子を描写するあたりは何だか寒気がした。 この倒叙形式の小説では、犯罪心理を事細かに書けるという利点があるそうだ。読み手としても、その心理描写に注目して読すべきだろう。
青の炎 Amazon書評・レビュー: 青の炎より
4048731955
No.49
(4pt)

犯罪者の心理描写に注目!

 ミステリ界では本書のような作品を倒叙推理小説というらしい。まず犯罪の計画をたて、それを実行する。そして警察が犯罪を暴き、事件を解決する。しかし通常は先に事件が起きて、後から推理して解決する。後半に事件が解決するのは同じだが、犯行の動機やトリックが判明する時期が違うのだ。「推理して」が本書では「犯罪の計画をたて、それを実行する」にあたり、物語の最初に来る。後半に刑事が推理して動機やトリックを暴いていくが、読者としては2度目なのだ。  内容は、高校生が母の元再婚相手を「強制終了する」という完全犯罪を練り上げ、実行する。その後、彼は心のなかで葛藤し、もがき苦しむ。そしてあることから2度目の殺人を企てる。すべてはうまくいったかに見えたが、実は…殺人を犯す動機やトリックは充分、実際に殺人をする場面では本当に手に汗握っていた。ちゃんと死んだかどうかが分からない間の心理描写にも手に汗握った。その後、2度目の殺人を思い付くまで堕落していく様、正義だったはずがいつの間にか悪に変貌していく様子を描写するあたりは何だか寒気がした。 この倒叙形式の小説では、犯罪心理を事細かに書けるという利点があるそうだ。読み手としても、その心理描写に注目して読すべきだろう。
青の炎 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.48
(4pt)

たった一人の戦い

少年はたった一人で愛する全ての人達を守ろうとした。しかし、少年の心の奥底で燃え上がった『青の炎』は次第に少年を蝕み始めていた・・・。完全犯罪を計画した少年の視点から描かれた倒叙推理小説。作中では一貫して少年はその『優しさ』によって狂気的な殺人を犯して行く。この愛する人達を守りたいという思い。その一心で暴走していく少年の心理描写が実に見事だった。タイトルの『青の炎』だが、『青』という色は少年の決意の強さとその内側に潜む冷徹さを示すと同時に、少年という人としてのアオさを示しているように思える。
青の炎 Amazon書評・レビュー: 青の炎より
4048731955
No.47
(4pt)

たった一人の戦い

少年はたった一人で愛する全ての人達を守ろうとした。しかし、少年の心の奥底で燃え上がった『青の炎』は次第に少年を蝕み始めていた・・・。完全犯罪を計画した少年の視点から描かれた倒叙推理小説。作中では一貫して少年はその『優しさ』によって狂気的な殺人を犯して行く。この愛する人達を守りたいという思い。その一心で暴走していく少年の心理描写が実に見事だった。タイトルの『青の炎』だが、『青』という色は少年の決意の強さとその内側に潜む冷徹さを示すと同時に、少年という人としてのアオさを示しているように思える。
青の炎 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.46
(4pt)

ハラハラドキドキ

マジメで優秀な高校生。であるがゆえに目指す「完全犯罪」。本当にやってしまうのだろうか?それとも意外な結末が?とハラハラしながら読んだ。高校生らしい、クラスメイトとのロマンスも切ない・・・。
青の炎 Amazon書評・レビュー: 青の炎より
4048731955
No.45
(5pt)

切ない殺人犯

家族を守ろうとする責任感と思いやりに溢れる高校生秀一の完全犯罪計画は、一旦は巧く行ったように思われたが、予期せぬ方向へ……。テレビで映画のレビューなどを見て興味を持って読んだので、登場人物は頭の中で自動的に二宮君やあややに変換されましたが、なかなか良いキャスティングでした。小説としての出来も秀逸です。後半は目を離すことが出来ず、一気に読みました。計画が暴かれていく時には、刑事が悪役に思えるほどでした。ラストは切なく、どんな理由があろうとも、罪は自分に返ってくるのだと思い知らされます。
青の炎 Amazon書評・レビュー: 青の炎より
4048731955
No.44
(4pt)

ハラハラドキドキ

マジメで優秀な高校生。であるがゆえに目指す「完全犯罪」。本当にやってしまうのだろうか?それとも意外な結末が?とハラハラしながら読んだ。高校生らしい、クラスメイトとのロマンスも切ない・・・。
青の炎 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.43
(5pt)

切ない殺人犯

家族を守ろうとする責任感と思いやりに溢れる高校生秀一の完全犯罪計画は、一旦は巧く行ったように思われたが、予期せぬ方向へ……。テレビで映画のレビューなどを見て興味を持って読んだので、登場人物は頭の中で自動的に二宮君やあややに変換されましたが、なかなか良いキャスティングでした。小説としての出来も秀逸です。後半は目を離すことが出来ず、一気に読みました。計画が暴かれていく時には、刑事が悪役に思えるほどでした。ラストは切なく、どんな理由があろうとも、罪は自分に返ってくるのだと思い知らされます。
青の炎 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.42
(5pt)

切ない殺人者

映画の話題を聞いて、ストーリーに興味を持ったので小説を読んでみることにした。最初からどんどん物語に引き込まれていって、最後まで一気に読んだ。高校生の櫛森秀一が母と娘を守るために、家に住みつく義理の父親を殺害するという物語だ。私はあまり小説を読むのが得意ではないが、とても読みやすく、世界に入りやすい小説だった。一度、読んで見たほうが良いと思う。
青の炎 Amazon書評・レビュー: 青の炎より
4048731955
No.41
(5pt)

切ない殺人者

映画の話題を聞いて、ストーリーに興味を持ったので小説を読んでみることにした。最初からどんどん物語に引き込まれていって、最後まで一気に読んだ。高校生の櫛森秀一が母と娘を守るために、家に住みつく義理の父親を殺害するという物語だ。私はあまり小説を読むのが得意ではないが、とても読みやすく、世界に入りやすい小説だった。一度、読んで見たほうが良いと思う。
青の炎 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.40
(4pt)

少年に共感しました

主人公はどこにでもいそうな、ごく普通の少年。犯罪を犯すっていうと「自分の欲望の為」って感じなのが多いと思うんだけど、この少年は愛する人達を守る為に、自ら犯罪を犯してしまう。それも綿密な計画を立てて・・・。最後の最後まで、愛する人達を守りたい・・・そんな少年の優しさに心を打たれてしまいました。読んだ後、心がホワッと温かくなるような、やさしい気持ちになれるようなそんなお話しでした。
青の炎 Amazon書評・レビュー: 青の炎より
4048731955
No.39
(4pt)

少年に共感しました

主人公はどこにでもいそうな、ごく普通の少年。犯罪を犯すっていうと「自分の欲望の為」って感じなのが多いと思うんだけど、この少年は愛する人達を守る為に、自ら犯罪を犯してしまう。それも綿密な計画を立てて・・・。最後の最後まで、愛する人達を守りたい・・・そんな少年の優しさに心を打たれてしまいました。読んだ後、心がホワッと温かくなるような、やさしい気持ちになれるようなそんなお話しでした。
青の炎 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.38
(5pt)

悲しさ。思いやりのある主人公

主人公の秀一。家族を守るために、殺人を、犯した。しかし、それは思いやりの結果である。この、青春物語は、読むと、家族の暖かさ、やさしさ、思いやりを改めて、再確認させられる話である。
青の炎 Amazon書評・レビュー: 青の炎より
4048731955
No.37
(5pt)

悲しさ。思いやりのある主人公

主人公の秀一。家族を守るために、殺人を、犯した。しかし、それは思いやりの結果である。この、青春物語は、読むと、家族の暖かさ、やさしさ、思いやりを改めて、再確認させられる話である。
青の炎 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.36
(5pt)

読みごたえあります!

電車の時間待ちで、たまたま手にした本。それがぐんぐん引き込まれ、最後まで息つく暇もありませんでした。倒叙推理小説というジャンルは初めてよんだのですが、普通の推理小説を読んでいる時とはまったく反対で、犯人側に感情移入してしまっている自分に驚きを覚えました。殺人を犯した後の苦悩や、追い詰められていく切迫感。思い出すだけでドキドキしてきます。人間の優しさや、もどかしさや、悲しさ。そんな色んな感情が凝縮された本です。ぜひ読んでみてください!
青の炎 Amazon書評・レビュー: 青の炎より
4048731955
No.35
(5pt)

読みごたえあります!

電車の時間待ちで、たまたま手にした本。それがぐんぐん引き込まれ、最後まで息つく暇もありませんでした。倒叙推理小説というジャンルは初めてよんだのですが、普通の推理小説を読んでいる時とはまったく反対で、犯人側に感情移入してしまっている自分に驚きを覚えました。殺人を犯した後の苦悩や、追い詰められていく切迫感。思い出すだけでドキドキしてきます。人間の優しさや、もどかしさや、悲しさ。そんな色んな感情が凝縮された本です。ぜひ読んでみてください!
青の炎 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.34
(5pt)

読後感はむしろ爽やか

家族が母と妹だけの高校生・櫛森秀一は学校での成績も良く、家族からも愛されているし、友人にも恵まれている。元義父と小学校からの友人一人を除いて。そんな彼が家族を守るため、緻密な計画を立て、完全犯罪を実行に移す。全ては計画通りに進んだかに見えたが…家族を守り通そうとした櫛森秀一の行ったことは、法的にも倫理的にも許されることでない。しかし、この作品はそう言ったことを云々するのでなく、純粋な悲劇のヒーローものとして読むべきであると思う。結末は悲劇のヒーローにふさわしいものだったので、読み終えるとしばらくの間、爽やかな読後感が残る。
青の炎 Amazon書評・レビュー: 青の炎より
4048731955
No.33
(5pt)

読後感はむしろ爽やか

家族が母と妹だけの高校生・櫛森秀一は学校での成績も良く、家族からも愛されているし、友人にも恵まれている。元義父と小学校からの友人一人を除いて。そんな彼が家族を守るため、緻密な計画を立て、完全犯罪を実行に移す。全ては計画通りに進んだかに見えたが…家族を守り通そうとした櫛森秀一の行ったことは、法的にも倫理的にも許されることでない。しかし、この作品はそう言ったことを云々するのでなく、純粋な悲劇のヒーローものとして読むべきであると思う。結末は悲劇のヒーローにふさわしいものだったので、読み終えるとしばらくの間、爽やかな読後感が残る。
青の炎 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.32
(5pt)

見事な青春小説

秀一は中学生のときに、突っ張っている紀子にさりげなく『本当は心優しい子だよ』といいつづける。彼はこのことを洗脳実験のような『ドルネシア効果』だと自分に言い聞かせている。事実彼女は次第におとなしくなっていき、やがて高校のときに再会したときにはまるきり別人になっていた。秀一は殺人者である。しかしこの物語には秀一を客観的に描いた文章はひとつも無い。秀一の独白ですべてが進んでいる。その中では秀一の本当の心も隠されているような気がしてならない。たとえば、秀一は本当に単に洗脳実験のつもりで紀子に声をかけつづけたのだろうか。そうではないだろう、ということを最後のほうまで読むと読者は次第とわかってくる。秀一は優しすぎるのであるとか…。読者は倒叙推理小説だからといって主人公の『動機』がすべてわかったと思ってはいけない。中島敦の『山月記』と漱石の『こころ』が受験生の秀一の心の中でひっかかる。いったんトラになってしまうと引き返せなくなる人の心、自分の中でしか清算できない罪の心。この小説は単なる犯罪小説ではない、『条件さえ整えれば人を殺してもいいのでは』と青春時一度は思う疑問に、ひとつの答えを出している。高校生には必読の青春小説だろうと思う。と、高校の先生には声を大にして言いたい。
青の炎 Amazon書評・レビュー: 青の炎より
4048731955
No.31
(5pt)

見事な青春小説

秀一は中学生のときに、突っ張っている紀子にさりげなく『本当は心優しい子だよ』といいつづける。彼はこのことを洗脳実験のような『ドルネシア効果』だと自分に言い聞かせている。事実彼女は次第におとなしくなっていき、やがて高校のときに再会したときにはまるきり別人になっていた。秀一は殺人者である。しかしこの物語には秀一を客観的に描いた文章はひとつも無い。秀一の独白ですべてが進んでいる。その中では秀一の本当の心も隠されているような気がしてならない。たとえば、秀一は本当に単に洗脳実験のつもりで紀子に声をかけつづけたのだろうか。そうではないだろう、ということを最後のほうまで読むと読者は次第とわかってくる。秀一は優しすぎるのであるとか…。読者は倒叙推理小説だからといって主人公の『動機』がすべてわかったと思ってはいけない。中島敦の『山月記』と漱石の『こころ』が受験生の秀一の心の中でひっかかる。いったんトラになってしまうと引き返せなくなる人の心、自分の中でしか清算できない罪の心。この小説は単なる犯罪小説ではない、『条件さえ整えれば人を殺してもいいのでは』と青春時一度は思う疑問に、ひとつの答えを出している。高校生には必読の青春小説だろうと思う。と、高校の先生には声を大にして言いたい。
青の炎 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 青の炎 (角川文庫)より
4041979064