深紅

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評判

深紅の評価:

3.93/5点 レビュー 59件。 D ランク

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平均点3.93pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全84件 21〜40 2/5ページ
No.64
(4pt)

自分の家族を殺した犯人の家族に対して、どうすべきか。

野沢氏の本は、こちらの気力が充実していないと、とてもじゃないが読み続けられない、そんな重さがある。

自分を除く家族全員がある犯人に殺され、一人だけ生き残った主人公。
月日がたち、とあることから犯人に自分と同い年の娘がいることを知る。
その娘の所在を突き止めた主人公は、復讐を決意する。

こちらの感情お構いなしに話が進み、何か危険な方向へヒタヒタと近づいていく。
先を読むのが躊躇われ、結末を知りたくないと思いつつも、どうなるのかも気になる。
限りなく可能性のない話ではあるものの、もし当事者となったら、非常にリアルなテーマだけにとても考えさせられる。
被害者の家族と加害者の家族、特に後者について我々はどう向き合うべきか考えさせられた。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.63
(4pt)

自分の家族を殺した犯人の家族に対して、どうすべきか。

野沢氏の本は、こちらの気力が充実していないと、とてもじゃないが読み続けられない、そんな重さがある。

自分を除く家族全員がある犯人に殺され、一人だけ生き残った主人公。
月日がたち、とあることから犯人に自分と同い年の娘がいることを知る。
その娘の所在を突き止めた主人公は、復讐を決意する。

こちらの感情お構いなしに話が進み、何か危険な方向へヒタヒタと近づいていく。
先を読むのが躊躇われ、結末を知りたくないと思いつつも、どうなるのかも気になる。
限りなく可能性のない話ではあるものの、もし当事者となったら、非常にリアルなテーマだけにとても考えさせられる。
被害者の家族と加害者の家族、特に後者について我々はどう向き合うべきか考えさせられた。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.62
(4pt)

自分の家族を殺した犯人の家族に対して、どうすべきか。

野沢氏の本は、こちらの気力が充実していないと、とてもじゃないが読み続けられない、そんな重さがある。

自分を除く家族全員がある犯人に殺され、一人だけ生き残った主人公。
月日がたち、とあることから犯人に自分と同い年の娘がいることを知る。
その娘の所在を突き止めた主人公は、復讐を決意する。

こちらの感情お構いなしに話が進み、何か危険な方向へヒタヒタと近づいていく。
先を読むのが躊躇われ、結末を知りたくないと思いつつも、どうなるのかも気になる。
限りなく可能性のない話ではあるものの、もし当事者となったら、非常にリアルなテーマだけにとても考えさせられる。
被害者の家族と加害者の家族、特に後者について我々はどう向き合うべきか考えさせられた。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.61
(4pt)

自分の家族を殺した犯人の家族に対して、どうすべきか。

野沢氏の本は、こちらの気力が充実していないと、とてもじゃないが読み続けられない、そんな重さがある。

自分を除く家族全員がある犯人に殺され、一人だけ生き残った主人公。
月日がたち、とあることから犯人に自分と同い年の娘がいることを知る。
その娘の所在を突き止めた主人公は、復讐を決意する。

こちらの感情お構いなしに話が進み、何か危険な方向へヒタヒタと近づいていく。
先を読むのが躊躇われ、結末を知りたくないと思いつつも、どうなるのかも気になる。
限りなく可能性のない話ではあるものの、もし当事者となったら、非常にリアルなテーマだけにとても考えさせられる。
被害者の家族と加害者の家族、特に後者について我々はどう向き合うべきか考えさせられた。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.60
(5pt)

凄い小説です

自宅で両親と弟二人が殺されますが、修学旅行で不在だったため一人生き残った小学6年の秋葉奏子さんは、20歳になり、名前を偽って、加害者の娘で同い年の都築未歩さんに会います。一家惨殺に至る経緯、奏子さんの葛藤、未歩さんへの恨みと友情が綴られた物語です。
中ほどまで緊張感あふれる展開が続き、まさに文字通り一気に読みました。これはスゴイと、思わず独り言ちつつ。
一家4人を撲殺した都築の精神は病んでいますが、奏子さんの殺された父親は、確かに、そのトリガーを引いてしまうかもしれないと思える酷い人間です。その経緯も、幼い弟二人がついでのように殺された不条理も合わせて、奏子さんの中で揺れながら吐き出すことのできない心理描写が印象的です。平静を装う仮面の下で、恨みも怒りも悲しみも諦めもみな綯い交ぜになって、あふれそうになっている感情がリアルです。
終盤になっても終わり方が見えず、読み手を休ませない話術は素晴らしいと思いました。
ですが、奏子さんと未歩さんの作った犯行計画は、複雑な割に説得力が無く、この二人だから杜撰さがリアリティなのよということかもしれませんが、シンプルに面白くありません。奏子さんの恋人の渡辺拓巳くんが彼女を思う気持ちは随分強いように書かれていますが、それにしてはどうだろうか?と思う行動もありますし、全部納得ではありませんが、最近読んだ中では一番だと思いました。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.59
(5pt)

凄い小説です

自宅で両親と弟二人が殺されますが、修学旅行で不在だったため一人生き残った小学6年の秋葉奏子さんは、20歳になり、名前を偽って、加害者の娘で同い年の都築未歩さんに会います。一家惨殺に至る経緯、奏子さんの葛藤、未歩さんへの恨みと友情が綴られた物語です。
中ほどまで緊張感あふれる展開が続き、まさに文字通り一気に読みました。これはスゴイと、思わず独り言ちつつ。
一家4人を撲殺した都築の精神は病んでいますが、奏子さんの殺された父親は、確かに、そのトリガーを引いてしまうかもしれないと思える酷い人間です。その経緯も、幼い弟二人がついでのように殺された不条理も合わせて、奏子さんの中で揺れながら吐き出すことのできない心理描写が印象的です。平静を装う仮面の下で、恨みも怒りも悲しみも諦めもみな綯い交ぜになって、あふれそうになっている感情がリアルです。
終盤になっても終わり方が見えず、読み手を休ませない話術は素晴らしいと思いました。
ですが、奏子さんと未歩さんの作った犯行計画は、複雑な割に説得力が無く、この二人だから杜撰さがリアリティなのよということかもしれませんが、シンプルに面白くありません。奏子さんの恋人の渡辺拓巳くんが彼女を思う気持ちは随分強いように書かれていますが、それにしてはどうだろうか?と思う行動もありますし、全部納得ではありませんが、最近読んだ中では一番だと思いました。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.58
(4pt)

自殺の原因が…

この本を読み、この後に書かれた本を読んでいると、自殺の原因が分かるような気がしてきます。

『深紅』は、かなり高い評価を得た作品ではないでしょうか。
前半は、特にワクワクさせられます。
後半は、失速する感じなので、そこが惜しいです。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.57
(4pt)

自殺の原因が…

この本を読み、この後に書かれた本を読んでいると、自殺の原因が分かるような気がしてきます。

『深紅』は、かなり高い評価を得た作品ではないでしょうか。
前半は、特にワクワクさせられます。
後半は、失速する感じなので、そこが惜しいです。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.56
(5pt)

救いようのない暗闇に、光を当てる温かなまなざし

犯罪被害者と加害者をテーマにしたものに興味があり読んでみた。
かつて家族を皆殺しにされ、自分だけ生き残った女の子と同じ年齢の加害者の娘の物語。
これまたテーマが激重い。序盤の事件が起こるところの緊迫感がすさまじい。
読んでる間中常時、眉間に皺がよってしまうほど。
とみせかけて読者の感情移入を、そっくりそのままひっくり返す第2章。
この構成力はたいしたもの。

著者はドラマの脚本家としての名前は知っていたが、生粋の小説家好きとしてはそれだけで敬遠していた。
しかし、構成力と人物描写どれをとっても一流の小説家だった。
ラストに向かう部分は少し浅はかな展開かなとも思ったけれど、
救いのない、救いなど入る隙間もないようなところにも、なんとか光をあてようとする著者の温かな意志が伝わってきて感動した。
そう考えると、とても自殺でなくなってしまうような人ではないと思うが残念。他の本も読みたくなった。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.55
(5pt)

救いようのない暗闇に、光を当てる温かなまなざし

犯罪被害者と加害者をテーマにしたものに興味があり読んでみた。
かつて家族を皆殺しにされ、自分だけ生き残った女の子と同じ年齢の加害者の娘の物語。
これまたテーマが激重い。序盤の事件が起こるところの緊迫感がすさまじい。
読んでる間中常時、眉間に皺がよってしまうほど。
とみせかけて読者の感情移入を、そっくりそのままひっくり返す第2章。
この構成力はたいしたもの。

著者はドラマの脚本家としての名前は知っていたが、生粋の小説家好きとしてはそれだけで敬遠していた。
しかし、構成力と人物描写どれをとっても一流の小説家だった。
ラストに向かう部分は少し浅はかな展開かなとも思ったけれど、
救いのない、救いなど入る隙間もないようなところにも、なんとか光をあてようとする著者の温かな意志が伝わってきて感動した。
そう考えると、とても自殺でなくなってしまうような人ではないと思うが残念。他の本も読みたくなった。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.54
(5pt)

素晴らしい心理描写

どちらかと言うと脚本家として有名だった野沢尚の作品を読むのはこれが初めてだが、非常に筆力のある作家だ。一家惨殺の
残された唯一の娘とその犯人の娘、お互い消えぬ心の闇をこの作家はきちっと描いていく。特に被害者の娘である泰子はまさに
家族が殺されたときに修学旅行の最中、4時間かけて現場にかけつけるが、この4時間がこの後も彼女のトラウマとして残っていく。
彼女は一種の復讐の意味から犯人の娘である未歩に近づく。彼女の夫の殺害を示唆するも、やがて二人は心が通じ合っていく。
そういう予想もしない展開に泰子は戸惑い、やがて未歩から離れていく。やっと彼女もそういったトラウマから逃れることが出来る
かも知れない。深い闇の中でやっと落ち着いた自分を見つけ出そうとする二人。二人は別れるがきっとどこかでまた交わるかも
知れないと言う余韻を残して作品は終わる。これは決してミステリーや他のジャンルで片付けられる作品ではない。犯罪の被害者の
遺族の心境をここまで描ききることの難しさ。なかなか面白い作品だった。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.53
(5pt)

素晴らしい心理描写

どちらかと言うと脚本家として有名だった野沢尚の作品を読むのはこれが初めてだが、非常に筆力のある作家だ。一家惨殺の
残された唯一の娘とその犯人の娘、お互い消えぬ心の闇をこの作家はきちっと描いていく。特に被害者の娘である泰子はまさに
家族が殺されたときに修学旅行の最中、4時間かけて現場にかけつけるが、この4時間がこの後も彼女のトラウマとして残っていく。
彼女は一種の復讐の意味から犯人の娘である未歩に近づく。彼女の夫の殺害を示唆するも、やがて二人は心が通じ合っていく。
そういう予想もしない展開に泰子は戸惑い、やがて未歩から離れていく。やっと彼女もそういったトラウマから逃れることが出来る
かも知れない。深い闇の中でやっと落ち着いた自分を見つけ出そうとする二人。二人は別れるがきっとどこかでまた交わるかも
知れないと言う余韻を残して作品は終わる。これは決してミステリーや他のジャンルで片付けられる作品ではない。犯罪の被害者の
遺族の心境をここまで描ききることの難しさ。なかなか面白い作品だった。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.52
(4pt)

印象に残るシーンが多い

主人公達が直接の加害者と被害者ではない部分に驚きです。
それと他のレビューで知ったのですが、著者が脚本家であったのは納得。印象に残るシーンが多く、良い意味で映像的に感じました。心理描写もくどくないギリギリの線で凝っているので、悶々とネガティブ思考を繰り返すような重苦しさはなかったですね。

ただ、切っ掛けとなる犯罪があまりに浮かばれないので、救いようのない悲惨な話が苦手な人は読まない方が良いかもしれません。それでも、その事件に間接的に関わりのある登場人物の心情や行動には読まされました。主要人物は二人の女性なのですが、悪い因縁を再び繰り返してしまうのか?と結構やきもきしながら考えさせられました。どちらも幸せになればいいなと思っていましたが、ハッピーエンドというほどでもなく、丸く収まります。

最後のシメは自分としてはうまい収め方だと思います。
自己投影の極地が最後の別れの場面であり、「吹っ切れる」ことに繋がるのでしょう。これも印象的でした。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.51
(4pt)

印象に残るシーンが多い

主人公達が直接の加害者と被害者ではない部分に驚きです。
それと他のレビューで知ったのですが、著者が脚本家であったのは納得。印象に残るシーンが多く、良い意味で映像的に感じました。心理描写もくどくないギリギリの線で凝っているので、悶々とネガティブ思考を繰り返すような重苦しさはなかったですね。

ただ、切っ掛けとなる犯罪があまりに浮かばれないので、救いようのない悲惨な話が苦手な人は読まない方が良いかもしれません。それでも、その事件に間接的に関わりのある登場人物の心情や行動には読まされました。主要人物は二人の女性なのですが、悪い因縁を再び繰り返してしまうのか?と結構やきもきしながら考えさせられました。どちらも幸せになればいいなと思っていましたが、ハッピーエンドというほどでもなく、丸く収まります。

最後のシメは自分としてはうまい収め方だと思います。
自己投影の極地が最後の別れの場面であり、「吹っ切れる」ことに繋がるのでしょう。これも印象的でした。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.50
(5pt)

出だしがスゴイ

出だしがスゴイです。
修学旅行中、家族が事故にあったから急いで帰る用意をしなさい。
から始まる前半、家族に何が起こったのか?
事故?
どこで?どんな事故?
大人は誰も教えてくれない。
事故なんかじゃない、もっと何か悪いことが起きているんだ、
修学旅行先から東京へ戻るまで、あれこれ思い、想像しながらの4時間。
そして、変わり果てた姿の家族。。。
一気にストーリーに引き込まれます。
葬儀が終わり、叔母の家に引き取られるまでの前半。
犯人の上申書。
裁判所の判決文。

後半は、時間が経ち主人公が小学生から大学生へ。
普通の女子大生のようでも、背負っているものは重い、重すぎます。
あるきっかけで、犯人には同い年の娘がいることを知り、会おうとする。
会ってどうするのか?どうしたいのか?
非常に重い内容なのですが、読みだしたら、止まらず読まされてしまいました。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.49
(5pt)

出だしがスゴイ

出だしがスゴイです。
修学旅行中、家族が事故にあったから急いで帰る用意をしなさい。
から始まる前半、家族に何が起こったのか?
事故?
どこで?どんな事故?
大人は誰も教えてくれない。
事故なんかじゃない、もっと何か悪いことが起きているんだ、
修学旅行先から東京へ戻るまで、あれこれ思い、想像しながらの4時間。
そして、変わり果てた姿の家族。。。
一気にストーリーに引き込まれます。
葬儀が終わり、叔母の家に引き取られるまでの前半。
犯人の上申書。
裁判所の判決文。

後半は、時間が経ち主人公が小学生から大学生へ。
普通の女子大生のようでも、背負っているものは重い、重すぎます。
あるきっかけで、犯人には同い年の娘がいることを知り、会おうとする。
会ってどうするのか?どうしたいのか?
非常に重い内容なのですが、読みだしたら、止まらず読まされてしまいました。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.48
(5pt)

著者の作品始めて読みました。

著者の名前だけは知っていたけれども、
手に取るのは始めてのこの作品、
正直かなり面白かった。

当初、ドストエフスキーの罪と罰のような描写で、
気持ち悪くなり本を閉じようと思ったが、
巧みな比喩表現、登場人物の描写、随所に隠されたキーワードなど、
誰もが文句無く名作といえると思う。

おそらく東野圭吾にも
かなりの影響を与えたのではないだろうか。

著者の死が残念でならない。

深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.47
(5pt)

著者の作品始めて読みました。

著者の名前だけは知っていたけれども、
手に取るのは始めてのこの作品、
正直かなり面白かった。

当初、ドストエフスキーの罪と罰のような描写で、
気持ち悪くなり本を閉じようと思ったが、
巧みな比喩表現、登場人物の描写、随所に隠されたキーワードなど、
誰もが文句無く名作といえると思う。

おそらく東野圭吾にも
かなりの影響を与えたのではないだろうか。

著者の死が残念でならない。

深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.46
(4pt)

物語の後半

通常、行き当たりばったりで無ければ、物語はエンディングを決めて物語を構成する。
作者の言いたい事は、そこに集約される。
『あれだけの酷い事件』を乗り越えた少女は大人になり自らの家族の命を奪った殺人犯の娘を
無意識のうちに憎む。
けれども、その娘には罪は無く、自らが背負った物と同じ物を背負った殺人犯の娘を許す。
因果応報はいつかは経たねばならない。
法律の起源は、ハンブラビ法典だがその作られた経緯は、抑えるものが無ければ
部族間闘争が収まらない所から発している。
憎しみの連鎖はいつかは止めねばならない。ヒトは成長するものだ。
成長して欲しい・・・そんな願いから産まれた物語では無いのか・・・とつい深読み。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.45
(4pt)

物語の後半

通常、行き当たりばったりで無ければ、物語はエンディングを決めて物語を構成する。
作者の言いたい事は、そこに集約される。
『あれだけの酷い事件』を乗り越えた少女は大人になり自らの家族の命を奪った殺人犯の娘を
無意識のうちに憎む。
けれども、その娘には罪は無く、自らが背負った物と同じ物を背負った殺人犯の娘を許す。
因果応報はいつかは経たねばならない。
法律の起源は、ハンブラビ法典だがその作られた経緯は、抑えるものが無ければ
部族間闘争が収まらない所から発している。
憎しみの連鎖はいつかは止めねばならない。ヒトは成長するものだ。
成長して欲しい・・・そんな願いから産まれた物語では無いのか・・・とつい深読み。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178