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仙山線殺人事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
仙山線殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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津村秀介の推理小説は同じようなアリバイ崩しの展開になります。それなら読む必要がないのでは、と思うときもありますが、水戸黄門同様、パターンは分かっていても登場人物の描き方が精緻で、殺人にいたる背景や動機も細かく丁寧に描写してありますので、しっかりと読ませる筆力を持っています。そして最後には難攻不落ともいえるアリバイが少しずつ崩れていき解決するという醍醐味が味わえるからこそ、様々な作品を購入しているわけですが。 今回は賭け将棋で生計を営んでいる真剣師たちの生態を描いています。実際、将棋が好きな津村秀介にとってホームグラウンドともいえる世界ですし、なによりルポライターの浦上伸介や先輩の谷田実憲が大の将棋好きという設定ですから、今回の舞台は将棋好きの方にもお勧めできる内容でした。いつものように彼らの連係プレーも興味深いものでした。 山形や仙台が舞台です。仙山線は魅力的な路線で山寺を沿線にもつ景色の良い路線で、それがタイトルに付けられているだけで旅情が沸いてきます。旅に出たいと思いながらなかなか実行に移せない読者にとって居ながらにしてそこまで運んでもらう本作品のようなミステリーはいろいろな楽しみをもたらしてくれています。 今回も津村秀介の推理小説の魅力であるアリバイ崩しの醍醐味を味わえました。堅牢に見えるアリバイも少しずつ綻びをみせ、その過程のドキドキ感があるので、読み出したら最後まで本を離せなくなります。津村秀介のリピーターにとって期待を裏切らない展開が続くから根強いファンになっていくわけです。 | ||||
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津村秀介の推理小説は同じようなアリバイ崩しの展開になります。それなら読む必要がないのでは、と思うときもありますが、水戸黄門同様、パターンは分かっていても登場人物の描き方が精緻で、殺人にいたる背景や動機も細かく丁寧に描写してありますので、しっかりと読ませる筆力を持っています。そして最後には難攻不落ともいえるアリバイが少しずつ崩れていき解決するという醍醐味が味わえるからこそ、様々な作品を購入しているわけですが。 今回は賭け将棋で生計を営んでいる真剣師たちの生態を描いています。実際、将棋が好きな津村秀介にとってホームグラウンドともいえる世界ですし、なによりルポライターの浦上伸介や先輩の谷田実憲が大の将棋好きという設定ですから、今回の舞台は将棋好きの方にもお勧めできる内容でした。いつものように彼らの連係プレーも興味深いものでした。 山形や仙台が舞台です。仙山線は魅力的な路線で山寺を沿線にもつ景色の良い路線で、それがタイトルに付けられているだけで旅情が沸いてきます。旅に出たいと思いながらなかなか実行に移せない読者にとって居ながらにしてそこまで運んでもらう本作品のようなミステリーはいろいろな楽しみをもたらしてくれています。 今回も津村秀介の推理小説の魅力であるアリバイ崩しの醍醐味を味わえました。堅牢に見えるアリバイも少しずつ綻びをみせ、その過程のドキドキ感があるので、読み出したら最後まで本を離せなくなります。津村秀介のリピーターにとって期待を裏切らない展開が続くから根強いファンになっていくわけです。 | ||||
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推理小説にも色々と種類はありますけれども、この津村秀介氏の「仙山線殺人事件」はどうにも私には合いませんでした。浦上伸介というよく単発ドラマに出てきたことのありそうな聞きがちな名前が出てきてさて小説だとどんな風に描かれているのだろうと思ってはいたのですがまず分からない将棋のあれこれがトリックに使われたと言うことから頭がこんがらがってきました。更にトリックには欠かせない時刻表、推理ドラマで謎解きで傍からみている分にはいいのですが小説であれこれ時刻表のトリックについてかかれても困惑するばかりでした。トリックも奇をてらったと言うよりか何か粗雑な感じがしてならなかったです。ただの殺人事件かと思いきや、突如麻薬が出てきて困惑してそのまま、訳わからないまま、謎が解かれてしまったという感じです。他の旅情ミステリーを読みたくなるほどです。浦上伸介と言う探偵についてもこれで初めて小説で読んで見たわけですが、今一理解しづらかったです。将棋・時刻表でどうにもわかりづらいです。 | ||||
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推理小説にも色々と種類はありますけれども、この津村秀介氏の「仙山線殺人事件」はどうにも私には合いませんでした。浦上伸介というよく単発ドラマに出てきたことのありそうな聞きがちな名前が出てきてさて小説だとどんな風に描かれているのだろうと思ってはいたのですがまず分からない将棋のあれこれがトリックに使われたと言うことから頭がこんがらがってきました。更にトリックには欠かせない時刻表、推理ドラマで謎解きで傍からみている分にはいいのですが小説であれこれ時刻表のトリックについてかかれても困惑するばかりでした。トリックも奇をてらったと言うよりか何か粗雑な感じがしてならなかったです。ただの殺人事件かと思いきや、突如麻薬が出てきて困惑してそのまま、訳わからないまま、謎が解かれてしまったという感じです。他の旅情ミステリーを読みたくなるほどです。浦上伸介と言う探偵についてもこれで初めて小説で読んで見たわけですが、今一理解しづらかったです。将棋・時刻表でどうにもわかりづらいです。 | ||||
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