(短編集)

深追い

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評判

深追いの評価:

4.08/5点 レビュー 66件。 B ランク

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平均点4.08pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全134件 101〜120 6/7ページ
No.34
(4pt)

美しい謎

「三ツ鐘警察署」を舞臺にした、連作短篇集。
横山秀夫の得意とする警察小説だ。
表題作の「深追い」以下、「又聞き」「引き繼ぎ」「譯あり」「締め出し」「仕返し」「人ごと」の計7作が收録されてゐる。
いづれの短篇も、それぞれに個性的で、美しい謎に彩られてゐる。
「深追い」:男が女に寄せる思ひ。
「又聞き」:子供の頃に經驗した事故の眞相。
「引き繼ぎ」:ユーモアを感じさせる結末。
「譯あり」:組織の中の個人のありよう。
「締め出し」:氣弱だつた少年時代との決別。
「仕返し」:父として子供に正義を教へるには。
「人ごと」:花を育てる心とは。
警察といふ特殊な組織を舞臺にしてゐるが、この作品で描かれる人間の姿は普遍的なものだ。
1つの作品を讀み了へるたびに、心の中に殘るものがある。
なかでも私が好きな作品は、表題作の「深追い」。
男とは切ないものだ。
深追い (ジョイ・ノベルズ) Amazon書評・レビュー: 深追い (ジョイ・ノベルズ)より
4408504475
No.33
(5pt)

いい短編を書くなぁ

どの短編をとっても、一級品。
どれも甲乙つけがたい出来である。
「真相」では、出来不出来が激しかったが、本作は短編のお手本といっていい作品ばかりである。
横山秀夫の本を手に取ったことがない方にぜひ薦めたい。
この本が出された2002年は、横山秀夫がまさに脂ののったときであろう。
こういう作者と同時代を生きている喜びをかみ締めている。
深追い Amazon書評・レビュー: 深追いより
4408534307
No.32
(5pt)

いい短編を書くなぁ

どの短編をとっても、一級品。
どれも甲乙つけがたい出来である。
「真相」では、出来不出来が激しかったが、本作は短編のお手本といっていい作品ばかりである。
横山秀夫の本を手に取ったことがない方にぜひ薦めたい。
この本が出された2002年は、横山秀夫がまさに脂ののったときであろう。
こういう作者と同時代を生きている喜びをかみ締めている。
深追い (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 深追い (新潮文庫)より
4101316716
No.31
(4pt)

心理描写が見事!

7編とも、作者の巧さが光る。特に印象に残ったのは、表題作の
「深追い」だった。追い詰めるつもりなどなかったのに、結果的には
追い詰めることになってしまった好意の行動。その皮肉さが何とも
言えなかった。心にやましさがあると人は判断を誤ってしまうのか。
そのほかの作品も、心理描写が見事だった。登場人物の揺れ動く内面が、
しっかりと読み手に伝わってくる。人は強くもあり、弱くもあり・・・。
切なさも感じる、読み応えのある作品だった。
深追い Amazon書評・レビュー: 深追いより
4408534307
No.30
(4pt)

心理描写が見事!

7編とも、作者の巧さが光る。特に印象に残ったのは、表題作の
「深追い」だった。追い詰めるつもりなどなかったのに、結果的には
追い詰めることになってしまった好意の行動。その皮肉さが何とも
言えなかった。心にやましさがあると人は判断を誤ってしまうのか。
そのほかの作品も、心理描写が見事だった。登場人物の揺れ動く内面が、
しっかりと読み手に伝わってくる。人は強くもあり、弱くもあり・・・。
切なさも感じる、読み応えのある作品だった。
深追い (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 深追い (新潮文庫)より
4101316716
No.29
(4pt)

人間としての警察官

庁舎、官舎、独身寮が郊外の同一敷地内にある為、三つ鐘村と呼ばれる鐘警察署を舞台にした七つの短編が収録されています。
スリルはありませんが、警察官の環境、苦悩を題材にしたストーリーです。
自分自身の生活に思い至るような部分もありストーリー自体が身近に感じられる題材もあります。
気軽に楽しめる一冊です。
深追い Amazon書評・レビュー: 深追いより
4408534307
No.28
(4pt)

人間としての警察官

庁舎、官舎、独身寮が郊外の同一敷地内にある為、三つ鐘村と呼ばれる鐘警察署を舞台にした七つの短編が収録されています。
スリルはありませんが、警察官の環境、苦悩を題材にしたストーリーです。
自分自身の生活に思い至るような部分もありストーリー自体が身近に感じられる題材もあります。
気軽に楽しめる一冊です。
深追い (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 深追い (新潮文庫)より
4101316716
No.27
(5pt)

警察官も一人の人間。

警察官も一人の人間ということですね。
警察署内におけるさまざまな部署の人間の、苦悩・葛藤が見事に描かれています。
読んでいてスカッとするというよりは、ちょっと切なくなることが多いですが、
何度も読み返してじっくりと味わいたくなる連作短編集です!
深追い Amazon書評・レビュー: 深追いより
4408534307
No.26
(5pt)

警察官も一人の人間。

警察官も一人の人間ということですね。
警察署内におけるさまざまな部署の人間の、苦悩・葛藤が見事に描かれています。
読んでいてスカッとするというよりは、ちょっと切なくなることが多いですが、
何度も読み返してじっくりと味わいたくなる連作短編集です!
深追い (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 深追い (新潮文庫)より
4101316716
No.25
(4pt)

横山秀夫が描く

三ツ鐘警察署という同じ警察署で立場も年齢も違う7名の主人公の7つのお話。
一つひとつ味があり、面白い。ストーリー完結型ではなく、その後どうなるのか読者に想像させるというスタイルを7話とおして踏襲。独特の後味は残るが、魅力的な1冊。
深追い Amazon書評・レビュー: 深追いより
4408534307
No.24
(4pt)

横山秀夫が描く

三ツ鐘警察署という同じ警察署で立場も年齢も違う7名の主人公の7つのお話。
一つひとつ味があり、面白い。ストーリー完結型ではなく、その後どうなるのか読者に想像させるというスタイルを7話とおして踏襲。独特の後味は残るが、魅力的な1冊。
深追い (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 深追い (新潮文庫)より
4101316716
No.23
(4pt)

切ない

警察官といっても定年のある公務員で、上下関係の中での生活を強いられている。理想と現実の狭間で生きているのだろう。これが消防士や自衛官だったらどうだろう。消防士なら迫力のある現場と普段の緊張感が描かれるのか?自衛官は機密が多すぎるかもしれない。
結末の描き方がいつも見事で、読み込ませる作品だ。
深追い Amazon書評・レビュー: 深追いより
4408534307
No.22
(4pt)

切ない

警察官といっても定年のある公務員で、上下関係の中での生活を強いられている。理想と現実の狭間で生きているのだろう。これが消防士や自衛官だったらどうだろう。消防士なら迫力のある現場と普段の緊張感が描かれるのか?自衛官は機密が多すぎるかもしれない。
結末の描き方がいつも見事で、読み込ませる作品だ。
深追い (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 深追い (新潮文庫)より
4101316716
No.21
(4pt)

7つの読後感

郊外の敷地に、庁舎、署長・次長官舎、署員宿舎、独身寮のすべてが揃って並ぶ三ツ鐘警察署。職住一体の息苦しさから「三ツ鐘村」と揶揄され、赴任先として嫌われるこの所轄署を舞台にした七篇が収められている。
私事だが、警察の署員宿舎の近くに住んでいたことがある。「三ツ鐘村」ほどではないにせよ、洗濯物の干し方、自転車の並べ方ひとつにも気を遣うような雰囲気があったのを覚えている。しかしこの短篇集は、そうした息苦しい特殊な環境のみに題材を求めることなく、その設定を時折ぴりりと効かせつつ、多彩な物語展開で楽しませてくれる。著者の他の短編より緊迫感が抑え気味で、派手さもないが、その分、肩の力を抜いて読める一冊だと思う。
ほろ苦さを含みつつも、それぞれに異なる読後感を残すことも印象深い。読む人によって、「好きな一篇」が分かれそうだ。
深追い Amazon書評・レビュー: 深追いより
4408534307
No.20
(4pt)

7つの読後感

郊外の敷地に、庁舎、署長・次長官舎、署員宿舎、独身寮のすべてが揃って並ぶ三ツ鐘警察署。職住一体の息苦しさから「三ツ鐘村」と揶揄され、赴任先として嫌われるこの所轄署を舞台にした七篇が収められている。
私事だが、警察の署員宿舎の近くに住んでいたことがある。「三ツ鐘村」ほどではないにせよ、洗濯物の干し方、自転車の並べ方ひとつにも気を遣うような雰囲気があったのを覚えている。しかしこの短篇集は、そうした息苦しい特殊な環境のみに題材を求めることなく、その設定を時折ぴりりと効かせつつ、多彩な物語展開で楽しませてくれる。著者の他の短編より緊迫感が抑え気味で、派手さもないが、その分、肩の力を抜いて読める一冊だと思う。
ほろ苦さを含みつつも、それぞれに異なる読後感を残すことも印象深い。読む人によって、「好きな一篇」が分かれそうだ。
深追い (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 深追い (新潮文庫)より
4101316716
No.19
(5pt)

短編ならではの面白さ

警察小説というと捜査第一課の刑事が殺人事件を追うみたいなイメージがあったのですが、

この短編集の主人公たちは、交通課の制服警官だったり、

あるいは生活安全課や会計課に勤務しているおまわりさんたちです。

それぞれの現場の視点から事件にかかわり、意外な真相を暴いていく過程が面白く、一気に読みました。

事件とかかわる中で主人公自身が自分の人生に向かいあうストーリーは

読んでいてある種のカタルシスが味わえます。

個人的には、「又聞き」が好きです。

主人公は幼いころに海で溺れ、助けてくれた大学生が水死してしまったという過去を持っています。

鬱屈した意識を抱えて成長した彼は鑑識課の刑事となり、その職業眼で事件の隠された背景を突き止めるのですが

主人公の心の変化や、死んだ大学生の母親の心情など、くどくどと説明されていないのに痛切に伝わってきて

さすが短編の名手だと改めて思いました。

長編も良いけれど、短編小説には短編小説ならではの面白さというものがある・・・と感じられる1冊だと思います
深追い (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 深追い (新潮文庫)より
4101316716
No.18
(5pt)

短編ならではの面白さ

警察小説というと捜査第一課の刑事が殺人事件を追うみたいなイメージがあったのですが、

この短編集の主人公たちは、交通課の制服警官だったり、

あるいは生活安全課や会計課に勤務しているおまわりさんたちです。

それぞれの現場の視点から事件にかかわり、意外な真相を暴いていく過程が面白く、一気に読みました。

事件とかかわる中で主人公自身が自分の人生に向かいあうストーリーは

読んでいてある種のカタルシスが味わえます。

個人的には、「又聞き」が好きです。

主人公は幼いころに海で溺れ、助けてくれた大学生が水死してしまったという過去を持っています。

鬱屈した意識を抱えて成長した彼は鑑識課の刑事となり、その職業眼で事件の隠された背景を突き止めるのですが

主人公の心の変化や、死んだ大学生の母親の心情など、くどくどと説明されていないのに痛切に伝わってきて

さすが短編の名手だと改めて思いました。

長編も良いけれど、短編小説には短編小説ならではの面白さというものがある・・・と感じられる1冊だと思います
深追い Amazon書評・レビュー: 深追いより
4408534307
No.17
(5pt)

短編ならではの面白さ

警察小説というと捜査第一課の刑事が殺人事件を追うみたいなイメージがあったのですが、

この短編集の主人公たちは、交通課の制服警官だったり、

あるいは生活安全課や会計課に勤務しているおまわりさんたちです。

それぞれの現場の視点から事件にかかわり、意外な真相を暴いていく過程が面白く、一気に読みました。

事件とかかわる中で主人公自身が自分の人生に向かいあうストーリーは

読んでいてある種のカタルシスが味わえます。

個人的には、「又聞き」が好きです。

主人公は幼いころに海で溺れ、助けてくれた大学生が水死してしまったという過去を持っています。

鬱屈した意識を抱えて成長した彼は鑑識課の刑事となり、その職業眼で事件の隠された背景を突き止めるのですが

主人公の心の変化や、死んだ大学生の母親の心情など、くどくどと説明されていないのに痛切に伝わってきて

さすが短編の名手だと改めて思いました。

長編も良いけれど、短編小説には短編小説ならではの面白さというものがある・・・と感じられる1冊だと思います
深追い (ジョイ・ノベルズ) Amazon書評・レビュー: 深追い (ジョイ・ノベルズ)より
4408504475
No.16
(4pt)

七つの読後感

郊外の敷地に、庁舎、署長・次長官舎、署員宿舎、独身寮のすべてが揃って並ぶ三ツ鐘警察署。職住一体の息苦しさから「三ツ鐘村」と揶揄され、赴任先として嫌われるこの所轄署を舞台にした七篇が収められている。
私事だが、警察の署員宿舎の近くに住んでいたことがある。「三ツ鐘村」ほどではないにせよ、洗濯物の干し方、自転車の並べ方ひとつにも気を遣うような雰囲気があったのを覚えている。しかしこの短篇集は、そうした息苦しい特殊な環境のみに題材を求めることなく、その設定を時折ぴりりと効かせつつ、多彩な物語展開で楽しませてくれる。著者の他の短編より緊迫感が抑え気味で、派手さもないが、その分、肩の力を抜いて読める一冊だと思う。
ほろ苦さを含みつつも、それぞれに異なる読後感を残すことも印象深い。読む人によって、「好きな一篇」が分かれそうだ。
深追い Amazon書評・レビュー: 深追いより
4408534307
No.15
(4pt)

七つの読後感

郊外の敷地に、庁舎、署長・次長官舎、署員宿舎、独身寮のすべてが揃って並ぶ三ツ鐘警察署。職住一体の息苦しさから「三ツ鐘村」と揶揄され、赴任先として嫌われるこの所轄署を舞台にした七篇が収められている。
私事だが、警察の署員宿舎の近くに住んでいたことがある。「三ツ鐘村」ほどではないにせよ、洗濯物の干し方、自転車の並べ方ひとつにも気を遣うような雰囲気があったのを覚えている。しかしこの短篇集は、そうした息苦しい特殊な環境のみに題材を求めることなく、その設定を時折ぴりりと効かせつつ、多彩な物語展開で楽しませてくれる。著者の他の短編より緊迫感が抑え気味で、派手さもないが、その分、肩の力を抜いて読める一冊だと思う。
ほろ苦さを含みつつも、それぞれに異なる読後感を残すことも印象深い。読む人によって、「好きな一篇」が分かれそうだ。
深追い (ジョイ・ノベルズ) Amazon書評・レビュー: 深追い (ジョイ・ノベルズ)より
4408504475