(短編集)

臨場

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

臨場の評価:

4.34/5点 レビュー 108件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.34pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全23件 21〜23 2/2ページ
No.3
(3pt)

面白かった

うっかりすると見逃してしまいそうな些細なことの中に、大きな真実が隠されていることがある。倉石の鋭い観察力は絶対にそれを見逃さない。人の心の奥底に潜むものさえも、時には見抜いてしまう。事件や事故を機械的に処理するのではない。そこには温かな心遣いが感じられる。そこが倉石の魅力となっている。倉石はこれから先もずっと検視官を続けていけるのだろうか?ラストの描写が気にかかる。
臨場 Amazon書評・レビュー: 臨場より
4334924298
No.2
(3pt)

横山秀夫は、もはやひとり警察署状態

検視官などが事件現場へ初動として調査に赴くことを、「臨場」と言うようです。作品のフィーリングとしては「第三の時効」が一番近いですが、いつもより若干リアリティに欠ける気がします。検視の作法などは流石にリアリティがありますが、事件の状況がやや作り物めいていて、ファンとしては多少の違和感がありました。しかし、一口に警察小説といっても、管理部門から刑事部門、そして今回の検視官と、一人でこれだけの視点から警察を描ける才能はやはり並大抵ではありません。横山秀夫を読むときの安心感は、他の作家ではちょっと味わえない感覚です。本作の中では、「赤い名刺」が一番気に入りました。
臨場 Amazon書評・レビュー: 臨場より
4334924298
No.1
(3pt)

これまでの横山作品にはなかったもの

警察や記者の世界を書いた作品が多い横山秀夫。どの作品を読んでも男臭いイメージがあったのですが、今回はどの章にも女が出てきます。あえてそうしているかのように次から次へと・・・横山作品とは思えないほど女が出てくる。意外に色っぽい話も多い作品でした。物語の軸となるのは「終身検視官」と呼ばれる腕のいい検視官・倉石。倉石が扱った事件を追っていく連作短編になっていますが、章ごとに倉石の周りにいる第3者が主人公となって倉石の事件を見つめる形になっています。このスタイルがいいのかあまり飽きることもありません。正直、ここ一年ほどで横山秀夫の硬派な世界にどっぷりハマってどんどん読んできたので、ここ何作かは「飽きたかな?」とも感じてたのですが、これはすらすら読めました。
臨場 Amazon書評・レビュー: 臨場より
4334924298