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フロスト・クラック ~連続狙撃犯人の推理~



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【この小説が収録されている参考書籍】
フロスト・クラック ~連続狙撃犯人の推理~ (電撃文庫)

フロスト・クラック ~連続狙撃犯人の推理~の評価: 4.67/5点 レビュー 9件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

面白かったが、人を選ぶ

「全てが電話の会話だけで構成されたクライムサスペンス」の見出しに惹かれて購入しました。
ギリギリのページまで試し読みをした結果、これは面白そうだ、犯人が気になる、何故ここまでのことを……と気になって購入しましたが、良くも悪くも流れが変わってからが人を選ぶかなと思いました。正直そこまで深い理由では無かったことが残念ではあります。

それと前提として、銃の知識や銃への興味が無いと面白さを感じるのは厳しいと思います。私は銃への興味はあるけどそこまで深い興味ではないしあんまり詳しくない……というレベルだったので、細かな銃の描写が続いて流し読みしてしまった部分がかなりあります。ただこれは自分自身に合わなかっただけの話なので、作品としては物凄くよくできたものだと感じました。

どうしても全文会話(電話)になるので、戦闘シーンが省かれて後に語られる、という形になってしまうので、「呆気なく死んだなぁ」が最初に出てきた感想でした。
ライトノベルはキャラクターへの感情移入を目的としていて、性格や人格を強調して描かれるジャンルだと認識していますが、ある意味で言えばほとんどのキャラクターが深堀されておらず、ナレ死に近い何かを感じたので本当にいろんな意味で人を選ぶ作品だと思います。

これはライトノベルではなく一般文芸として出されたらまた見え方が変わったのかなと思いました。
途中途中、疑問やもやっとしたものは残りますが、ラストの展開、終わり方は凄く印象に残りました。
フロスト・クラック ~連続狙撃犯人の推理~ (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:フロスト・クラック ~連続狙撃犯人の推理~ (電撃文庫)より
4049165910

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