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初心の業: ボーダーズ4



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【この小説が収録されている参考書籍】
初心の業 ボーダーズ 4 (集英社文庫)

初心の業: ボーダーズ4の評価: 5.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

堂場ワールド全開です。

最新作ですがイッキ読みでした。出たばかりですが次作をはやくお願いしま〜す。
初心の業 ボーダーズ 4 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:初心の業 ボーダーズ 4 (集英社文庫)より
4087447227
No.1:
(5pt)

「やっぱり!」面白かった。元組対部の綿谷警部の活躍が光る。

今回、いつもの舞台となっている警視庁だけでなく、岩手県警、大阪府警、千葉県警も出てきて多彩な顔触れでした(…最後の方では、他の県警の応援も)。
ストーリーも気になっていましたが、それと同じくらい読む前から気にかけていたのが、
「今回、キャップの結城警視はどんなお菓子を作るんだろう??」
ということでした。
確か、1冊目ではシュトレン(ケーキ)、2冊目ではクッキー、3冊目のときはマカロンでしたからね、今回は何の洋菓子が出てくるんだろうと思ったら、今回はなんと、和菓子!

さて、ストーリーは、綿谷警部が岩手の実家に帰省中、以前所属していた組対部で逮捕できなかった指名手配犯と、6年ぶりに対峙する場面から始まります。
ですが、その逃亡犯の話を聞く途中でハプニングが起きる、という流れです。

そういえば、堂場瞬一さんの作品の良さのひとつが、話に反社会勢力がでてきても、表現や内容が下品にならないところ。この本を読みやすくしています。

もともと綿谷警部が岩手の実家に帰ったのも、高齢の父親が病気で入院したため。
49歳という、確実な老いを日々感じる仕事人として、目の前の事件に対処しなければならない一方、警視庁での仕事の継続と、介護を視野に入れた転職の可能性との間で決断を迫られます。今回、この部分の葛藤が大きく取り上げられていたように思います。

ボーダーズはこれで4冊目になりますが、どんどん面白くなってきている感がありますね。
しかもSCU(特殊事件対策班)のメンバーの結束がますます強くなってきて、各メンバーがお互いになくてはならない存在になっている。それぞれの長所も思う存分発揮されていて、捜査に生かされていく。
読んでいるこちらまで胸が熱くなります。

ストーリー展開も最後まで期待を裏切らない、読み応えのあるものでした!

次回は、いよいよキャップの結城警視が視点人物となるのかな?
もう今からすごく楽しみです。
初心の業 ボーダーズ 4 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:初心の業 ボーダーズ 4 (集英社文庫)より
4087447227

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