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たそがれ大食堂
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たそがれ大食堂の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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大衆小説というジャンルが生きづらくなったのは、映画やテレビ、果てはゲームと、大衆向けの新しい「万人の形式亅が、小説という形式を凌駕した結果の必然だと思っていた。 本作を見て、新しいテーマを発見しさえすれば、大衆小説は輝きを失わないと腑に落ちた。 ストーリーが全ての本作(失礼ながら、文章そのものは無個性そのもの)、内容にコミットするのはヤボなので、あえて触れないが、一読されれば、ある程度の年齢の方なら、小気味良い読後感を得られるだろう。 こういうのでいいんだよ! これならテレビや映画でも、成功する、そういう卓越した大衆小説だと感じた。 | ||||
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まずは幼い頃、デパートへ出かけたワクワク感を思い出しました。最上階には必ずレストランがありました。どれもこれも美味しくて、家族で行って嬉しくて…。懐かしくて胸がいっぱいになりました。 職場とあれば、現実はこんなに痛快に上手くはいかないけれど、行け行け!頑張れ!と読みやすさもあって夢中になりました。人物像も親しみやすく会ってみたくなりました。当方も主人公のように仕事と育児に忙しいひとり親。食事の楽しい美味しい記憶を頑張って育んでやりたいと、改めて思いました。 | ||||
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実に映像化向けの題材と内容。若干最後は水戸黄門的でちょいと安直かな。分かりやすい類型的なキャラと映えそうな料理なので、数回に分けてのTVドラマか、2時間の映画向けのお話。2時間もあれば読み切れるので、そんなに深い話ではないが、読み終わると良い余韻が残ることは事実。ま、1週間もすれば忘れるだろうが。この作者、けっこう読みやすくていいかも | ||||
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再生もの王道感 思惑はあっても、全員向上心があって足引っ張る真似もしないし妨害や嫌がらせはないから終始気持ちよく読めた なるほどナポリタンは鍋2個使うんだな。ケチャップの水分飛ばしと炒めるのは別鍋か。色々試みていたが、なかなかイメージ通りにならなかったが、今度これを試してみよう 美味しく楽しく読みました | ||||
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読後感の良い、とても良い小説でした。お腹をすかせながらあっという間に読めるので、とにかく読んでほしいです。 | ||||
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畑違いの食堂マネージャーに配置転換された主人公と、高級ビストロからヘッドハントされた女性シェフ。各章でレシピ改良のテーマとなる料理は、いずれも昭和育ちの熟年世代には懐かしいものばかりですが、この小説の醍醐味は、存亡の危機にある古き良きデパート大食堂の人間物語。 登場人物と読者を、かろやかに振り回しながら、最後は快く泣かせる坂井ワールドは、本書でも面目躍如です。肩肘張ることなく楽しく、でも文章の所々に著者ならではの鋭い人間観察や人生へのさり気ないエールも感じながら読了できる坂井さんの小説。 ちなみに最終章の「お子様ランチ」は、東北にあった百貨店の名物料理も取材されたと、坂井先生がご自分のSNSでご紹介されてました。量を控えめにした美味しい「お子様ランチ」、還暦爺の小生もワインやハイボールと一緒に食べてみたいなあ、と妄想してます。今回もお薦めの坂井さんの作品です。 | ||||
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