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(短編集)
決定版カフカ短編集
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決定版カフカ短編集の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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読み始めたばかりですが、翻訳が古すぎて、読む気になれない。村上春樹さんに翻訳し直してほしい | ||||
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絶望名人云々のレビューでも書いたが、この人はカフカを根本的に理解していない。内容も新たに収録された作品がない。ドイツ文学者でもない人間に、新潮社は何故書かせるのかなあ。 | ||||
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これまでカフカの短編群にアクセスする人の多くは岩波文庫の『カフカ短篇集』と『カフカ寓話集』を手に取ってきたと思う。しかしこれは2冊に分かれているので、いささか不便だ。そこに来て、この決定版である。カフカの代表的な短編群が一冊にコンパクトに纏められることを期待するファンは多かったのではないだろうか。 が、私の場合は収録作一覧を見て失望した。私の好きな「皇帝の使者」や「歌姫ヨゼフィーネ」が抜けているのはともかく、カフカの短編群の中に少なくない割合を占めている動物物語の系列がひとつも収録されていないのはどういうことか。これで決定版と言えるのだろうか。 そもそもこの編者はカフカの研究者どころかドイツ文学者でもないようだが、なぜきちんとした専門知を有していない人にカフカのような重要作家の決定版を編むという大役が任されたのか、正直言って理解に苦しむ。より決定版を編むにふさわしい、長年コツコツとカフカ研究に勤しんできた専門家がいるのではないか。地道に草稿と向き合ってきたような研究者がこの編者と「決定版」という銘をどう感じるのか、率直にお尋ねしたいと思うのは私だけだろうか。編者は解説で「決定版」とした理由を書いているが、私にはたいした理由に思えなかったし、実際に翻訳した方々の名前が巻末の1ページに押し込められているのを見ると、どうしても他人の訳業を簒奪しているという印象を拭えない。新訳の作品が収録されているわけでもなく、私には単にカフカの没後100年にあわせて惰性で編まれた周年ビジネスの産物としか思えなかった。 | ||||
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