■スポンサードリンク
新本格魔法少女りすか4
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
新本格魔法少女りすか4の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作中で最終巻がでるのに三巻発売から約14年かかった事を意識させるようなやりとりがありますが、物語シリーズのノリでやったんだと思いますが、クスッとというよりはイラッとしました。 りすかが標準語でしゃべる所は面白かったですが、これは成長したからこその設定みたいに書かれてましたが、ただ単に作者が14年のブランクで3巻から延長線上のりすかを思い描けなくなったから、キャラをリメイクしたんだろ。って感じでした。どういう感じかと言うと、あの時のりすかは書けないから、りすかを今書くとこうなるみたいな感じ。 最終巻として、物語のエピローグがあって、これについては色々と思う所はあるのですが、これが無ければ暴動レベルだったなと思います。 最終対決が終わって、もしも、この先の結末は貴方の胸の中にあるみたいな終わり方だったらと思うと、怒りの余り夜も眠れずとなったのは想像に難くありません。 まぁ、そんな事が出来る作者だったら物語シリーズが終わる終わると言って終わらせられない状況を許容できないよなとか、許容できるなら14年前にむね結エンドで終わらせたよな、と。 ほんと、そんな事はなくて良かったです。 この物語の結末は、14年間待たされた甲斐があるなんて間違っても言えませんが、この物語は終わったと区切りをつけられるものとして自分を納得させられるものでした。 追記。 1巻から読み直したんですけど、違和感がすごい。 最近の著者の本を読んでいて、このシリーズの4巻だけを読んだなら、そこ迄じゃないけど、1巻から通して読むと、主人公が別物にしか見えない。 3巻までは芯と信念のある革命戦士って感じだったのが、4巻では只のポリコレ活動家になるって予測できない。 いや、最近の著者の傾向からするとこの結末も考えられるんですけど、3巻までの流れからや戯言シリーズや世界シリーズの感じ(作風)からは4巻はズレてる感が凄い。 なんかキャラが立ってないというか、著者のポリコレ感の代弁割合がキャラ立ち割合の中で多く占めるようになっているというか。 最近の著者の本を読んで思うのは、著者自身のポリコレ感を小説のキャラに持ってこないで、語りたいならエッセーや評論やらで本をだして語ってくれよって事ですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 2008年に掲載の第十話で連載が中断,そこから十二年の空白を経て,2020年に再開, 第十二話まで続いた後,書き下ろしの最終話を加えて,待望の完結巻となりましたが, バトルは終わり,話を畳むところからとなり,こちらもそのあたりを意識しすぎたのか, どうにもそれまでのヒリヒリとした,緊張や興奮といったものが薄れてしまった印象です. また,この結末自体は悪くないのですが,そこへと至る流れがいささか大味に感じられ, 重要そうに見えた人物のやや雑な扱いなど,駆け足気味の終盤には物足りなさを覚えます. ただ,最後の様子を描いたイラストは素晴らしく,締めの台詞ともにやさしさが広がります. このほか,新型ウイルスの件をはじめ,2020年あたりの世相や言葉がチラホラと見られ, ブラックやコンプライアンスを口にする彼らには,言葉にはしづらいのですが違和感が…. キャラクタややり取りも,当然に今の西尾さんで,再開の前後では雰囲気が違って映ります. 「2020年の今だからこそ辿り着いた最終巻」と,『あとがき』で触れられていましたが, もしも連載が止まらず,2010年あたりで終わっていればどうなっていたのか,少し複雑で, 『赤き時の魔女』のように時間を跳び越え,そちらの結末も読めたらと考えてしまいました. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全体として圧倒的に熱量が足らない。 良くも悪くも器用にまとまった作品。 狂気はもうどこにもないんだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 第三巻(07年03月) 以来,長らく止まっていたシリーズが このたび再開(20年04月) , これに併せて過去作品の文庫化も開始され,こちらは 04年07月に出た第一巻 となります. ほぼリアルタイム,今よりはもうちょっと素直だったころ以来の再読だったのですが, 当時の自分は本当にこれを楽しめていたのか,少なくとも今の自分にはかなりしんどく, 『魔法使い』使いとも揶揄される少年の,考えや言動に強い不快感を覚えてしまいました. 一方でヒロインの魔法少女をはじめ,クセの強い魔法使いたちはなかなかに面白く, ファンタジ的な魔法ではなく,いわゆる異能で,直接的な戦いもあるにはありますが, 事前から事中,事後まで,後々の『 伝説シリーズ 』などにも見られる思考ゲーム寄りで, 引っ掛かる部分は少しあったものの,それでも見せ方や話の組み立てには引き込まれます. 最後はいかにもここからという締めとなり,行き違い,意地の張り合い,殴り合い, 小さな(?)すれ違いを経て,並び立った二人は,迫り来る困難をどう迎え撃つのか, さらには,お互いの先にある大きな存在に対し,どのような策を,魔法を打ち出すのか, 全てを受け容れられたとは言えませんが,次への楽しみは残してくれたのではと思います. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「魔法少女」というタイトルをみて、かなり避けてました。「きみとぼくの壊れた世界」で主人公も語っていたように、タイトルが悪いと本は売れない。これがその本じゃないのかな? 実際レジにもっていくのが恥ずかしがった。 口伝えで注文するのはとてもできない。タイトルを違う風にしてほしかった。 内容は第一話はすらすら読め、気に入った。 ただ、二話目は落ちがきつい。小学五年生の、仮にも主人公?のキズタカの性格がきつい。 戯れ言シリーズは好きなんですけど、タイトルの割にグロさが充満している。ある意味バトルロワイアルを超えるグロさ。私にはちょっとあわないかな。 そろそろ西尾維新、卒業かなと感じました。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!