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【五十嵐律人】
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真夜中法律事務所の評価:
3.75/5点 レビュー 4件。 - ランク
Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点3.75pt
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。 未読の方はご注意ください
設定は面白い面もあるが、ミステリー部分にかなり難があると感じた
盛り上がりに欠ける
・末永が単独殺人犯として自白し、共犯者の存在を誰にも話さなかったというのが全く納得できなかった。そもそも末永が脅迫されていたのは若いころの大麻事件で、それを広められたくないからと量刑が明らかに重くなる傷害監禁を行う動機にはなり得ない。百歩譲って動機になり得たとしても、逮捕された後に脅迫されていたという真実を誰にも語らず全ての罪を受け入れるメリットが末永には全くない。後半のストーリーの根幹に関わる部分だけに、これは致命的だった。
・最初の事件となるベンチプレスの件が全く意味不明。トレーナーが絶対に犯人にしかなり得ない(故意であれば殺人、故意でなくても業務上過失)状況にも関わらず、なぜこんな杜撰な方法をトレーナーが選択したのかが説明されていない。
更に、なぜトレーナーが被害者死亡後にベンチプレスの重量を変更したのかが分からない。80キロを通常使用している人が130キロを使って死亡したのであれば分かるが、それをあえて死亡後に90キロ等に変更したのか。その重量差によってトレーナーが犯人でなくなる可能性は全くないし、90キロにしたからと言って量刑が軽くなることも無い。130キロのままであったとしても「被害者に一度130キロを試してみたいのでセットしてほしいと言われた」と言えばよい。この変更が重大な犯人のミスのように書かれているが、そもそもこんな無駄なことを犯人が行う理由が説明されていないのは大きな問題。
また、実際問題として、そもそも通常80キロでトレーニングしている人間が補助なしで単独で130キロをセットされたラックから持ち上げることはまず考えられない。自分も70キロ程度を挙げていたので分かるが、130キロとなったら、挙げようとした瞬間に違和感ですぐ気がつくし、そもそもラックから外すことができない可能性の方が高い。この事件については、現実的にあり得ない点が多すぎる。