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財布は踊る



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【この小説が収録されている参考書籍】
財布は踊る

財布は踊るの評価: 4.31/5点 レビュー 32件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.31pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全32件 1~20 1/2ページ
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No.32:
(2pt)

気が滅入るようなお話

身近に起こっていそうな話しで
読んでいて楽しいかと言われるとノー
ノンフィクションぽいフィクション物だが、
読了後は気が滅入る
奨学金で苦戦している方や生活が困窮している方には読んでほしくないくらいリアル過ぎる
財布は踊るAmazon書評・レビュー:財布は踊るより
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No.31:
(3pt)

お金を扱う小説

お金に困り、お金を貯める人たちを描いた興味深い作品。家計のやりくりや株、不動産、奨学金など色々なお金の増やし方を小説という形で表現している。
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No.30:
(5pt)

主人公たちの変貌に必然性

転々と変わる財布の持ち主を追いかけてを追っての輪舞形式。そっくり同じ趣向の作品を書いている宮部みゆきの名前が第1話で触れられるあたりも礼儀正しいというか、ほほえましい。第1話と第2話がわりと完結性が高いので、連作短編臭?という感じで読み進んでいったが、第1話の主人公が早めに再登場して、後半はほぼ長編小説の様相を呈している。短編臭を無理やり長編に偽装するあざとい商法が横行する中、新潮社の謙虚な姿勢には敬意を表したい。
1~2名を除いては救いのある結末が用意されていて、後味の良い小説とはなっている。ただ、第1話主人公はどうかな? ちょっと痛々しいサクセスという感もあるけど、冒頭から強い感情の焔が描写されていることもあり、必然の変貌だったのかも知れないとも思う。明暗の双曲線を描く二人の男性主人公も同様だ。巻を閉じて思ったことは多々あるが、ひとつだけ。麻衣子と彩の友情が蘇りますように。
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No.29:
(4pt)

金は天下の回りものか…

1つ1つ切り離されたような話がつながっていて面白かった。
『三千円の使い方』がとてもよかったので、その後、この著者の作品を読んでもちょっと残念な感じがしていたが、この作品は『三千円の使い方』を書いた作者だなと思わせるような面白さがあった。
お財布アドバイザーの善財夏実さんのオチは最高だった。
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No.28:
(3pt)

メンタルがゴリゴリ削られます。

闇金ウシジマくんを読んでいる様でした。
登場人物のほとんどがロクでもなく皆等しく不幸になるのは読んでて心苦しいです。
三千円の使い方はハッピーエンドで終わりましたが、同じ感じで読むとメンタルが削られます。
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No.27:
(4pt)

おもしろくて一気読み。

通勤電車にも持ち込むほど、続きが気になる内容でした。ありきたりのストーリー展開ではなく、一つのお財布を巡って多様な人生が交差する。毒あり優ありせつなさあり…。何よりお金の知識をリアルに身近に教えてくれて、そこに人情をからませて人間の弱さと強さ、したたかさをドラマチックに展開させるやり方が新鮮でした。善財さんの使い方がうまいな。ストーリーの展開の構成が魅力的でした。久々に女性小説家で読んだ後「おもしろい!」とうなりました。安っぽい言い方だけど感動しました。
サバサバ感がよかった。心地良い風が吹きました。
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No.26:
(5pt)

*⁠\⁠0⁠/⁠* 道化役としてヴィトンの長財布が踊る

登場人物と言っても良いほどの、「イニシャルいりのヴィトンの高級長財布」は、本当に人間に大切なことは何かを気付かせてくれる、もしくはその人を成長させてくれるきっかけとなる道化的な役割として登場してくる。踊るってそういうことでしょ…たぶん…そして、イニシャル入りっていうのがウマいですね。
本作は、あるあるの事柄の中にコロナ対応型補助金とかつみたてNISAでSP500とか転売ヤーとか仮想通貨とかFX商材詐欺とか息子が浮気をするのは忙しく働いている嫁が悪い!と言い放つトンデモ義母とか…wリアル過ぎる時事が絡み合ってくるので読んでると引き込まれます。
自分的にはヴィトンの長財布とダメダメなみずほの夫が同列に扱われているのが面白かった。どちらも社会的な虚栄心は満たしてくれて、成長させてくれたけど、本質的に自分を幸福にするものではなく、卒業するべきものとして描かれていますね。同意です。
大黒屋の店頭で状態の良い高級長財布を見ながら擬人化して想像を膨らませると面白いかもですね。
財布以外でこういう作品を作るとしたら、「高級ベビー服」とかどうっすかね?結構イケけそうw
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No.25:
(5pt)

いつ誰に起こってもおかしくないことばかり

とても身近なないような気がして心が締め付けられる場面もありました。
とても読み応えのある内容でした
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No.24:
(3pt)

財布が、移動しながら、話が変化するのが、面白い。

財布と一緒に、移動しながら、話が変わって行くのですが、人を騙すのは、リアル過ぎて、楽しめませんでした。
最後に、財布が、元の持ち主に、帰って来たのは、上手く考えて有るなと思いました。
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No.23:
(5pt)

財布が運を招く?

財布を購入する時のドキドキ感。その財布に関わる人々の人生が面白く、またハラハラしながら拝読しました。辛い人生も最後はハッピーエンドに。原田ひ香さんの作品はたくさんの教訓も含まれていて、本当に楽しい。面白い。
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No.22:
(4pt)

書名が印象的でしたので読了しました

10万円のルイヴィトンのお財布が狂言回しの役割を果たしている連作短編集でした。お財布の所有者の日常生活をベースに様々な登場人物の背景を描いたり、狂言回しのようにお財布やお金がそれを取り巻く人々を有機的につなげていくという組み立ての上手さにひかれました。

それぞれ主人公は変わりますが、本書のどこかで登場していた人たちが、それぞれの短編の主人公となって登場します。いずれもお金に困っている人たちの赤裸々な日常を描いた短編連作集です。

登場人物のお金に使い方の無軌道ぶりや駄目な金銭感覚もなかなかのものでした。短編を成立させるために、このような背景や性格を持つ登場人物を登場させたのでしょう。

物価高でもあり、生きづらい世の中ですから、現実の厳しさからの逃避としての読書もあるのでしょう。小説が癒しになり、一幅の清涼剤としての役割を果たすことも理解しています。そのような読まれ方を否定するものではありません。

明るい未来が開けているストーリーでした。そのように上手く展開するほど、世の中は甘くありません。あくまで、小説上の成功例だと捉えるのがお財布に優しくうつる生き方だと思います。
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No.21:
(5pt)

一気読みしました

さすがの原田ひ香さん、面白かったです!お金のこと、興味のあるトピックだったこともあり、いろいろ考えさせられ、勉強にもなりました。
続編、期待してます!
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No.20:
(5pt)

楽しく読めました!

実際にありそうな話が繋がっていて展開が早くあっという間に読めました!楽しかったです。
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No.19:
(4pt)

うまくつながる物語

最初の方のエピソードは、お金がないことによる不幸な物語でどんよりするが、途中から面白くなってくる。
別々のストーリーで登場していた人物達が長財布をきっかけにつながってきて、人間関係がつながってくる。

お金に関してはテンプレートの解決策で比較的あっさり解決されている部分が物足りなさはあり、もう少しこのあたりの資産形成をじっくり描いて欲しい。
これは著者の作品全般に感実ことではあるが。

とは言え、ストーリー的にもハッピーで終わり楽しめる内容であった。
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No.18:
(4pt)

お金と幸せな生き方について色々と考えさせられる話だった

今より少し贅沢な暮らしをしたい、普通の暮らしがしたいとお金に悩む若い男女の様々な生き方を取り上げた経済小説。

こつこつ節約して貯めたお金でハワイへ行き、十万円のルイ・ヴィトンの財布を購入した主婦の葉月みづほ。色々な事情からこの財布が次々と人の手に渡っていくのだが、果たして最後はどこに行くのか読み応えがあった。

携帯を購入する際に何気なく作ったクレジットカードのリボ払いによる借金、親の離婚、大学の奨学金返済、安易な株式投資など、お金に苦労する理由は人それぞれだが、皆がどうやって今の状況から抜け出すか必死に考えていて勉強になった。

楽して稼ぎたい、誰かを出し抜きたい、周りから認められたいという理由の場合、甘い罠に誘われて危険な目にあったり、痛い思いをすることが多く、やはり堅実に働いて地道にお金を稼ぐしかないと考えさせられる。

本書に出ているDIYや不動産投資による方法でうまくいくこともあるし、逆に一度成功しても飽きられてしまい長続きしないこともある。

またお金を稼ぐことができてもそれが幸せに繋がるとも言えないのがまた難しいところでもある。

お金と幸せな生き方について色々と考えさせられる話だった。
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No.17:
(4pt)

感心しました

今の私にピッタリです
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No.16:
(5pt)

元気が出ます

みんな、過酷な状況でも、必死に生き抜く姿が鮮やかに描かれていて、元気をもらいました。自分もしっかり生きようと思い、背筋が伸びました。コツコツと、真面目に生きていけば幸せになれる世の中ではなくなりつつあるけど、やっぱり、それが一番大事なことだと思いました。ご一読をおすすめします。
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No.15:
(4pt)

お金の問題を題材にした、金融リテラシー向上小説

夫と幼い息子の3人で暮らす専業主婦の葉月みづほは、毎月節約して貯めたお金を使って家族でハワイ旅行に出かけ、そこで念願だったルイヴィトンの財布を購入する。ところが、夫のリボ払いによるカード利用で多額の借金が発覚。みづほは返済のため、ハワイで買ったヴィトンの財布を泣く泣くメルカリで売ることを決意する。このヴィトンの財布が、その後登場する複数の人物へ次から次へと渡っていくのだが、財布を手にした人たちは、いずれもお金に関する問題を何かしらの形で抱えているのだった。
 本書は、彼ら彼女ら登場する人物の金銭的な悩みや問題を描くことで、お金や投資、借金にまつわる様々な知識や社会問題をテーマに描いたものだ。よくある節約術に始まり、投資関連の話題では、毎月積立による投信購入から株式投資、仕手株やFX、不動産投資などに触れ、借金にまつわる話では、リボ払いの特長や消費者金融の利用、またヤミ金といった違法なものまでも取り上げる。不動産投資に関しては、築古戸建をDIYでリフォームして賃貸するというセミプロ的な話も出てくる。
 やや、あれもこれもと詰め込みすぎた感は否めないが、高級ブランドの財布がお金に悩む人たちへ次々と渡っていくという着想はユニークで、ストーリーとしては面白く読み進めた。若い人たちの金融リテラシー向上にも役立ちそうだ。さて、みづほがハワイで買ったヴィトンの財布は、最後は果たして誰の手に?
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No.14:
(4pt)

面白かった

面白くて、一気に読んでしまいました。
そして…娘にあげました。
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No.13:
(5pt)

面白い

読み始めた時は、あんまり好きじゃないかな?と感じたのですが、だんだん面白くなって、止まらなくなりました。買って良かったです。
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