財布は踊る
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財布は踊るの総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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著者お得意のお金を巡る悲喜こもごもの物語6話。第1話で専業主婦が爪に火を灯して貯めたへそくりで買ったルイ・ヴィトンの財布を次々に手にした、30代後半、就職氷河期世代の登場人物が繰り広げる、ちょっとリアルでユーモラスで悲しいエンタメ作品である。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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身近に起こっていそうな話しで 読んでいて楽しいかと言われるとノー ノンフィクションぽいフィクション物だが、 読了後は気が滅入る 奨学金で苦戦している方や生活が困窮している方には読んでほしくないくらいリアル過ぎる | ||||
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お金に困り、お金を貯める人たちを描いた興味深い作品。家計のやりくりや株、不動産、奨学金など色々なお金の増やし方を小説という形で表現している。 | ||||
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転々と変わる財布の持ち主を追いかけてを追っての輪舞形式。そっくり同じ趣向の作品を書いている宮部みゆきの名前が第1話で触れられるあたりも礼儀正しいというか、ほほえましい。第1話と第2話がわりと完結性が高いので、連作短編臭?という感じで読み進んでいったが、第1話の主人公が早めに再登場して、後半はほぼ長編小説の様相を呈している。短編臭を無理やり長編に偽装するあざとい商法が横行する中、新潮社の謙虚な姿勢には敬意を表したい。 1~2名を除いては救いのある結末が用意されていて、後味の良い小説とはなっている。ただ、第1話主人公はどうかな? ちょっと痛々しいサクセスという感もあるけど、冒頭から強い感情の焔が描写されていることもあり、必然の変貌だったのかも知れないとも思う。明暗の双曲線を描く二人の男性主人公も同様だ。巻を閉じて思ったことは多々あるが、ひとつだけ。麻衣子と彩の友情が蘇りますように。 | ||||
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1つ1つ切り離されたような話がつながっていて面白かった。 『三千円の使い方』がとてもよかったので、その後、この著者の作品を読んでもちょっと残念な感じがしていたが、この作品は『三千円の使い方』を書いた作者だなと思わせるような面白さがあった。 お財布アドバイザーの善財夏実さんのオチは最高だった。 | ||||
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闇金ウシジマくんを読んでいる様でした。 登場人物のほとんどがロクでもなく皆等しく不幸になるのは読んでて心苦しいです。 三千円の使い方はハッピーエンドで終わりましたが、同じ感じで読むとメンタルが削られます。 | ||||
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