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殺人は血であがなえ



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【この小説が収録されている参考書籍】
殺人は血であがなえ (1967年) (創元推理文庫)

殺人は血であがなえの評価: 4.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

かなり面白い作品ではあるのだが

原題 『The Guilty Are Afraid』 (1957)
私立探偵を主人公とするハードボイルド。

30年以上前に読んだ作品。ほとんど内容を忘れていたが今回、再読した。

かなり面白い作品とは言える。
結末の展開は、ある程度、予想できる。だが、その点での不満は感じない。
結局、犯人の人間像に嫌悪を感じ、その犯人に対する主人公の対応に共感を感じなかった私としては、その分、星の数を減らした。
殺人は血であがなえ (1967年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:殺人は血であがなえ (1967年) (創元推理文庫)より
B000JA6V5O
No.1:
(5pt)

ハドリー・チェイス、会心の私立探偵もの

観光都市セント・ラファエルで、プレイボーイの私立探偵が殺された。その同僚の私立探偵ルウ・ブランダンが、犯人を追ってサンフランシスコからこの悪徳渦巻く街へ乗り込み、捜査を開始する。財界の大物クリーディとの対決、その刺客との肉弾戦、ルウの捜査を疎ましく思う警察との確執。クリーディの娘とのロマンスも絡め、テンポよくストーリーは展開する。ルウはタフで頭も切れる、なかなか魅力のある主人公であり、シリーズ化されなかったのが惜しく感じるほど、出来の良いハードボイルド・スリラーの逸品である。チェイスらしく悪女描写もあり、ファンとしても納得の展開である(特に真犯人!)。ラストはスピード感あふれる
カー・チェイスが描かれており、やはりチェイスらしく、映画的な展開と作風が光る。チェイスの作品は日本で全作品が訳出されたわけではないので、正確ではないが、私立探偵が主人公の作品は珍しいのではないか?とすれば貴重な探偵アクションものということになる。これはお勧め。
殺人は血であがなえ (1967年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:殺人は血であがなえ (1967年) (創元推理文庫)より
B000JA6V5O

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