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(短編集)
痴者の食卓
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痴者の食卓の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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この人の作品を読んでいていつも思うのだが、これだけ救いようのない、駄目人間の自分を、まるで本物の第三者のように、客観的に観察、分析できるのはなぜなのだろうか…? そして、これだけ客観的に自分を見つめることが出来るのに、まるで改心しようとしないのはなぜか?多重人格者なのだろうか? 本作に登場する話ではないのだが、ベロベロに泥酔した時に自分が犯した愚行を、これも第三者の目で詳細に観察し、こと細かく描写しているのである。二度も三度もゲロ吐くくらい酔った時のことなんて、ふつう覚えてないでしょ?なんで書けるんだよ…? 読む度に「こいつ、どうしようもねえな…!」と、眉間にシワを寄せてしまうにも関わらず、それでも新刊が出るとアマゾンで即ポチッてしまうのだから、私も多重人格者なのだろうか…(泣) PS… このレビューを投稿した数十日後に、著者の訃報を知った。御冥福をお祈りいたします。 | ||||
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六篇収録の私小説集だ。 「夢魔去りぬ」は最近の話で、母校(小学校)を訪れる。父親が性犯罪者ということにやたらとこだわる。 自分でやったわけでもないのに、気にしすぎでは。殺人以下の軽犯罪なんか、誰も覚えてないって。 その他五篇は秋恵もの。相変わらずです。面白いけど、ちょっと飽きてきたかな。新境地に期待したい。 表題作は新調した鍋が、「下水に流した感傷」では金魚が原因となって理不尽な激怒発作に囚われる。 相方の不用意な発言や小さなミスに対して、怒髪天を衝く。 情けない畜生だけど、共感をおぼえてしまう。人間みんな畜生だから。 | ||||
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