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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
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【この小説が収録されている参考書籍】
あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全195件 181~195 10/10ページ
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お話に引き込まれました。その世界にいるのではないかと錯覚してしまうくらいに情景が浮かび、百合の訴えや彰や、仲間の特攻隊員さん達の心情、叫び、喜び、悲しみ、様々な感情がひしひしと伝わり途中からずっと号泣でした。 本を読んでいてこんなに泣いてしまったのは初めてでした。が、最後には美しいお話だったなと思えました。 百合の花の香り、私は意識して嗅いだことが無いので今度見つけたら意識して嗅いでみたいです☺️ | ||||
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最初に言っておくと、この物語は戦時中の話です。そういうのがどうしても苦手な人には辛い描写もあります。ただ、だからこそ目を背けてほしくない、この日本で当たり前に存在していた恐ろしい現実を、この作者さんは綺麗事抜きにしっかりと描いています。 そんな恐ろしい時代に生きる人達ですが、みな心優しい暖かな人物で、元々人付き合いがあまり上手くない主人公の百合に対しても、まるで家族のように扱っています。そんな強く優しい人達が、我々が生きる今の当たり前の日本を作り上げたことを、決して私達は忘れてはならないと感じました。 主人公の百合も魅力たっぷりで、ラブストーリーとして見ても、戦争物として見ても心を動かされ、涙なしでは見ることができない傑作です。 | ||||
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戦争を賛美しているつもりはないですが、特攻に対してテロ行為と一緒にしている人がいます。あるいは、そういった人たちがいたこと、戦争があったことすら知らない人も中にはいます。 当たり前の生活があること。できること。 愛する人たちを守るために散っていった彼らを忘れてはいけないと強く感じます。同じことを繰り返さないために。理不尽に命が奪われないために。 特攻隊員の手紙では、喜んで出撃していることが書かれていますが、 本心は違う。死ぬのは怖い。生きたい。ましてや、特攻隊員は若い人が多いことでも知られています。私は今22歳ですが、私よりも若い人や同年代が多いことにショックを受けました。 戦争を知らない人に読んでもらいたい。若い人に読んでもらいたい。 そんな小説です。 | ||||
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久しぶりに泣きました。 続編もしっかり読みたいと思います。 すごくよかったです。 | ||||
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死にたくなくても大切な人わ守るために死んでいった人の心情が書かれていて感動しました。 送り出す側の人の思いも。 オーディオブックやアニメ映画化してもらいたいです。 読みやすいので中高生の夏休みの課題図書にしてほしいですね。 追伸 日本が何故大東亜戦争を戦う事になったのか、という時代背景を描いてあればなお良かったと思います。 | ||||
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本屋で見つけて立ち読みしてしまい、本屋で泣いてしまいました 感動です! | ||||
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当たり前の生活、戦時中の生活。そのどちらも人間の本性は変わらないんだからさ。どうせなら誠実に素直に生きたいよね。誠実に素直に生きる二人の話は、泣かされます。続編も読みます。 | ||||
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あらすじや内容は書きません、。 とても考えさせられる内容で、登場人物達それぞれに感情移入してしまいました。 読んでいて胸が苦しくなり、いつの間にか涙がポロポロと流れていました。 いまの時代、この、日本という平和な世界に暮らせていることに、改めて感謝しなくてはならないなぁ、と思いました。 | ||||
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彰の最期を読んで、やっぱり彰は彰だったと思いました。その米兵を倒したらその米兵の大事な人が悲しんでしまう。。。そして海へ散って行った彰。。 自分は死ぬから、生まれ変わったら一緒になりたいとも言えないし、唇にキスをすることもできない。そんな切ない思いを抱えながら、伝えることもできないまま、ただ愛する百合に生きて幸せになってくれという彰が本当に綺麗で好きです。 彰すげえ!かっこいい。。切ない!と言う気持ちのままあとがきを読み、続編があることを知りすぐ読みました。 百合は彼の最期や隠された本音を知らないので、妹と兄のような関係だったと言っていました。生まれ変わりくんと彰に対する気持ちは違うと。。 なんだか彰の百合への気持ちも否定されたような気がして本当に残念に思いました。 生まれ変わりくんも彰と似ているところがあって、、、なんて書いてありましたが全然そう感じられず。 生まれ変わりのレベルを超えてしまうかもしれませんが、本当に彰そのままで、なんなら前世の記憶を思い出しちゃうくらいの話が読みたかったです。 読む前はこれだけの文章が書ける人なのだからと期待していましたが、はっきり言って続編は期待はずれでした。 脳内妄想の方がマシです。。 続編は星2です。続編を作ろうと思ってくれた作者さんに贈る星二つです。 | ||||
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とても感動した。 2巻読んで泣けたし、戦争を考えさせられた? | ||||
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読みやすいのに戦争の描写、知覧の博物館?の内容などはしっかり書かれていて奥が深かったです。一気に読みたい作品です。 | ||||
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中学二年生の百合は、生活態度が悪いと母親に叱られ家を飛び出して昭和20年夏にタイムスリップし、特攻隊員佐久間と恋に落ちる。・・・・という筋書きである。 モチーフはT・ヴェルメシュの「帰ってきたヒトラー」と同じだが、あれは1945年から現代にタイムスリップしたもので、その真逆であり、しかも前者は戦前の人物から現代を見たシニカルな文明批評が特色なのに対して、ここでは現代人から見た戦争の不合理と悲劇を描く。「あなたたちが命を落としてまで勝利を手にして、本当に家族が幸せになれると思うの?」との主人公の問いかけに、佐久間は微笑んで彼女に接するのみである。やがて出撃の時が迫る。 反戦を煽情的に叫ぶのでなく、平和は戦争に斃れた犠牲の上にあることを静かに訴えている。それだけにラスト近くの主人公のモノローグ「たくさんの苦しみと悲しみと犠牲の上に築かれたこの新しい世界で、私たちは、これからも生きていく。」は、重く心に響く。あの戦いで死地に赴いた特攻隊員も人の子だった。肉親も恋人もいただろう。だが彼らは愛する祖国と人を守り、平和を求めて進んで散華したのだ。ゆえに集団的自衛権とか第九条改正云々という声が姦しく聞こえる昨今がやりきれぬ。泉下の英霊たちはどう思っているかとつい愚痴も出てしまう。 作者は当時の事をよく調べていて、灯火管制、空襲や代用食、官憲の横暴などをしっかりととらえており、この手の作品にありがちな時代考証の間違いがなく、年配者にも読める。 そしてラストの件である。帯に「号泣」とあるので、逆に泣くもんかと意地になって読み進めたが、年甲斐もなくウルっときてしまった。ちょっと悔しかったけど、本を読んでこんな感動したのは久しぶりである。是非、将来の祖国を担う若い人材にも読んでほしいし、戦争を知らない世代によってこんな悲しくも美しい反戦文学が出たことも喜ばしい。 | ||||
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帯に「大号泣」とあって、「もりすぎでしょ。」と思っていました。 でも、読んでいくうちに「当たり前の生活」がどんなに有難いことなのか実感し、 最後の百合と彰のそれぞれの想いが切なくて泣きました。 続編をぜひ文庫化して欲しいです。 | ||||
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面白くて一気に読み終えてしまいました。 私は20代の男ですが本作のヒロインである百合の戦争に対する気持ちなど非常に理解でき感情移入してしまいました。 また読み終わったあとに今の平和な世界に感謝する気持ちが生まれてきました。 | ||||
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商品紹介の文にある通り、怒濤のラストは圧巻。畳み掛けられるまっすぐな言葉が突き刺さるようで、苦しくなった。 ある日突然、戦時中の日本にタイムスリップした現代の中学生の百合が、特攻隊員の彰と出会って恋をして、彼の出撃を見送る。 あらすじで言うとそれだけだけど、戦争に直面した百合が感じた不条理とか、死を覚悟した彰の必死な思いとか、それが非常に力のある言葉で語られていて、胸を抉られる。 「ただ懸命に生きていただけなのに、どうしてこんなふうに死ななきゃいけないの?」 「俺は大事な人たちを守るために行く」 「生き恥ってなに? 生きたいと思うことは恥ずかしいことなんかじゃない!」 「百合、生きてくれ」 戦争と平和、生と死、愛について、とても考えさせられる作品だった。 | ||||
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