■スポンサードリンク


ハレルヤ



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
ハレルヤ! (新潮文庫)

ハレルヤの評価: 3.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

スランプに陥った作品の典型!

重松清の作品は「なぎさの媚薬シリーズ」を含め、硬軟取り混ぜて殆ど読破しているが、最近はツマラナイの一言。
特に本作は当人のスランプを如実に反映している気がする。
3.11を契機に、被災者や原子力発電事故に拘泥し過ぎて「力業」的に様々な自作品のコンテンツにヒモ付ける傾向が顕著。
そこに、違和感や不自然さを覚えざるを得ない。食傷気味を通り越してウンザリ!
58歳になる著者には、良い意味での進化や深耕を期待したいだが、残念ながら件の大災害以降、「退化」の傾向すら窺える。
作風は異なるものの、同じ直木賞受賞者で、年齢と共に味わいを増し続けた阿刀田高とは隔世の感あり。
阿刀田高も最新作で3.11の件を取り上げている。
但し、一定の距離感を保ちながらも、その主張は冷静かつ間然するところが無い。
同じ年齢のファンの一人として、3.11の呪縛から解き放たれた重松清氏の今後の作品に期待したい。
ハレルヤ! (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ハレルヤ! (新潮文庫)より
4101349401
No.1:
(3pt)

重松清スランプ中 重松清の完全復活を願う

何を隠そう私は重松清の大ファンである。
誰が何と言おうと(誰も何も言わないが…)現役作家で読ませる文章を書けるのは重松清が1番である。
作品もほぼすべて読んでいる。

ただし最近10年はスランプ中。
この本は、日本出版販売「新刊展望」に約10年前に連載された小説の文庫オリジナル作品。
10年出ないって事はまあいろいろあるんでしょう…

今回の作品も途中まではなかなか読ませるが、中盤から話がダレる。突拍子もないストーリー展開を維持する力が無くなってる。

途中まではいいんだよ…
重松清の復活を願う。

清志郎は知らないが、重松清憧れの矢沢永吉は60過ぎて完全復活。キャロルの矢沢じゃないぜ。ソロの矢沢永吉は70でも絶好調だ。
ハレルヤ! (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ハレルヤ! (新潮文庫)より
4101349401

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!