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小説十八史略
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【この小説が収録されている参考書籍】
小説十八史略の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全73件 1~20 1/4ページ
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とても素晴らしい本だった。陳舜臣さんは中国に大変詳しくとても勉強にもなった。 | ||||
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この本は、中国史の名作です。 文学的な意味では有りません。中国の長い歴史を理解するのに最良の本という意味です。 確かに、歴然とした歴史書では有りませんし、物語、あまり望ましくない引用とかもありますが、まずは、読みやすく中国の長い歴史を概略的に抑えるには、最適な書物でしょう。 こんな長い中国の歴史を本格歴史書で理解するのは、相当な困難を伴うし、まずは、全く面白くありません。 また、高校の教科書で中国の歴史を学んでも、いつも時代的に物切れで、流れが読めません。 私は、この書籍を高校時代に購入して、数十回は読み直したでしょう。もう、紙の書籍はボロボロになってしまいました。 #ちなみに、私は、大学では素粒子物理専攻でしたが。 同じく、陳舜臣 中国の歴史もありますが、どちらかというとこちらの書籍の方が印象に残り、印象に残った箇所は、最新の情報をネットで仕入れています。 ただ、残念なのは、この書物が元初期で終わっているんですよね・・・。 余談になりますが、5年以上前、この書物のKidle版を強く希望したのですが、その時は聞き入れてもらえませんでした。何年か後、気が付いたら、Kindle版が出ていました。これで、この本を永久に保存できます。 | ||||
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陳舜臣先生の小説十八史略を楽しんで読ませてもらっています。この第4巻は特に人気がありますね。三国志の時代を書いてくれています。直木賞作家の筆の冴えを堪能しました。 | ||||
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内容については他のレビューを、不満はただ一つ、人名索引を最後にのせて欲しかった、それ以外何の不満も文句もありません。 | ||||
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人間にとっての最大の謎、人間に対する理解が深まります、人間中心の中国歴史が学べます、親族関係がやや複雑なのでメモをとりながら私は読んでいます。さらに楽しく読める歴史小説でもあります。 | ||||
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この小説を夢中になって読んだのは、高校生の通学中の電車の中であった。自身の中に世界史の時間軸に一本の柱が出き、同時代の西洋史やイスラム史と比較してゆき世界史が自然と得意になった。その後成人した後、実際に目で見てみたいと中国のあちらこちらの都市に足を運んだのが懐かしい。中国の歴代王朝が勃興し、栄え、衰退していく様が、神話の時代から元王朝まで体感することが出来る。人には寿命があるが、主人公も老いてゆき、また若い新たな人材が誕生してくるのも楽しみ。今でも書斎にあるこの本をパラパラめくり読んでいます。 | ||||
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古代から近世の中国史を概観するには、最良だと思えたのが陳舜臣さんの「小説十八史」です。 春秋戦国時代の群雄割拠と諸子百家、秦の始皇帝による中華統一、漢の成立に至る項羽と劉邦の争い、覇権を争う三国志等々、歴史書、歴史小説、個人に焦点を当てた小説も含め、面白いものが数多くありますが、概観を頭に入れておくと、それぞれの理解が深まり、きっとより一層楽しめますね。 個人的には十八史略をつまらない歴史ダイジェストとして後回しにしたのは失敗だったと思わされました。 こういう風に中国という国が出来上がってきたのかという気づき、日本でよく使われることわざ等の由来の発見もあります。興味が尽きない内容でした。 他方、ローマ帝国の盛衰を読んだときと同じように、今日に至っても相変わらず同じような争いを続けている人間に進歩がないとも思わされます。簡潔に記されますが示唆に富む読書体験を味わえるとも言えそうです。 中国に関心を持ち、中国の歴史に触れようと思う方には、最初の一冊として「小説十八史略」をお勧めしたいと思います。 | ||||
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十八史略自体が読みやすいが、小説としてリメイクしているのでさらに分かりやすい。 | ||||
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キングダムの主人公・信のモデルになった 子孫登場というパラドックスが。 キングダムの原作にあたる史記の作者・ 司馬遷がその子孫によって運命を 変えられるのが、なんともはや。 | ||||
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最初に読んだのは高校生くらい。当時NHKでやっていた人形劇"三国志"で中国の歴史に興味を持ち、その流れでなんとなく買った本でしたが、これでどっぷり中国史にハマってしまいました。このあと、孫子や伍子胥など春秋戦国時代の小説ばかり読んでましたね。 50代半ばになった今でも5〜6年ごとに読み直してるほど、陳舜臣氏の十八史略は秀逸です。 | ||||
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中国の歴史を大きな流れで把握するなら一番わかりやすい本だと思います。(全てが正確であるかは別ですが。) | ||||
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日本の作家の中国を舞台にした歴史物語は18史略をもとにしていることがよくわかりました | ||||
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一度書籍版を全て読んでますが電子版でおさらい。あらためて読んでも楽しい。 | ||||
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正直、学生の頃に教科書かテキストで一部読んだ記憶があり、少し退屈なイメージがありましたが、改めて通して読んでみると予想外に面白かった。歳のせいもあるのかな? | ||||
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1~4巻と同様に、中国の詳細な歴史の流れをおもしろく理解できました。 | ||||
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とにかく、面白い 中国の歴史が、である。 この本で、呉越の戦いや、項羽と劉邦の争い、あるいは三国志、あるいは隋唐の物語などを、学んだ。 文体がいい。丁寧で読みやすい。 後で知った事だが『18史略』という古典が、中国にあって、 それを、本書の著者が、日本の読者向けに、優しく書きおろしたみたいだ。 小説という形式を取って。 読みましたよう、寝食忘れて。20年以上前の事である 今回、キンドルに取り入れられ、再度、購入した。 何回、読んでも、新鮮である。 特に、1巻目が、いい。春秋戦国時代だ。 歴史上の人物が、これでもかと、出て来るのだが、 キャラクターに、躍動感がある。 生々しいし(中国人も)人間なんだな、と思ってしまうし、親近感が湧く。 著者は元々、作家なので、そう思わせる、技量がある。納得である。 本書で、一通りの、歴史の流れをつかんだ後は。 『論語』などの、思想にハマってもいいし。 三国志を代表とした、戦記物の、登場人物を覚える事も、可能だ。 これ、このように、楽しく読めて、なおかつ、使える本書。 入門書に最適です。ぜひ、ご覧あれ。 | ||||
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中国史に興味を持つきっかけとして、お勧めしたいシリーズの第4作です。 本書では、人形劇やマンガ、映画などで日本でも人気の高い三国志の時代から、晋による短い統一、魏晋南北朝を経て、隋による統一までを取り上げています。 五胡十六国や魏晋南北朝は、なんど解説書を読んでも理解できないくらい、国が出来ては滅んでまた出来て、とややこしい時代です。本書でも分かり難いことは残念ながら同じですが、読み物として楽しく読めました。 真面目に五胡十六国や魏晋南北朝の時代について知りたい方には、本書と併せて、中公新書から出版された「南北朝時代―五胡十六国から隋の統一まで」を読まれることをお勧めします。 | ||||
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宮城谷昌光「歴史を応用する力」から司馬遼太郎の「項羽と劉邦」、「十八史略(講談社学術文庫)」を経て本書に行き着いた。現時点で第二巻まで読了し、漢帝国の武帝まで話が進んだが、小説形式だと 頭に入り易い。但し、人名ルビは同一人物でも複数箇所にあった方が親切。 | ||||
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はじめの書き出し 人、人の追求、人なのだこれがすべて 若い子ほど読んでほしい 環境は違えど 人の行いはあまり変わらず 人生の教養を増やして生きてほしい | ||||
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第三巻では、前漢の武帝時代の匈奴との戦争に始まり、王莽による簒奪と後漢の建国、三国志時代の始まりごろ(董卓が権力を握っているあたり)までを描いています。 割合としては、後漢の建国は割とあっさり描かれていて、例えば、某作家さんが取り上げた”呉漢”は、一度名前が出ただけです。 第2巻の感想にも書きましたが、膨大なエピソード、人物の省略の仕方がうまいのか、中国史の大筋を理解するには、ちょうど良いシリーズだと思います。 | ||||
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