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御免状始末



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御免状始末の評価: 4.44/5点 レビュー 9件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.44pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(4pt)

時代小説は楽し

とても楽しく読んでます。シリーズが少しでも長く続きことを願っています。今後ともよろしくお願いいたします。
〈新装版〉 - 御免状始末 - 闕所物奉行 裏帳合〈一〉 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:〈新装版〉 - 御免状始末 - 闕所物奉行 裏帳合〈一〉 (中公文庫)より
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No.7:
(4pt)

最初は

あまり期待していなかったけど、だんだん面白くて一気に読み終わりました。テレビでは悪役である鳥居もそれなりの矜持を持っているように描かれています。性格は悪いけど。水戸の斉昭もテレビ時代劇では善人ですが、ここでは影のボスですよね。その辺が面白いですね。
御免状始末 - 闕所物奉行 裏帳合(一) (中公文庫)Amazon書評・レビュー:御免状始末 - 闕所物奉行 裏帳合(一) (中公文庫)より
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No.6:
(4pt)

時代劇ミステリーの秀作

徳川幕府の組織と武士と庶民の生活の組み合わせ方がとても良く、スムーズに読めて面白い。
御免状始末 - 闕所物奉行 裏帳合(一) (中公文庫)Amazon書評・レビュー:御免状始末 - 闕所物奉行 裏帳合(一) (中公文庫)より
4122052254
No.5:
(5pt)

満足です!

本日届きました。7/5(土)の22:40に発注して、7/9(水)午後に到着しました。
本も大変きれいで、満足しています。(3冊同時注文)
御免状始末 - 闕所物奉行 裏帳合(一) (中公文庫)Amazon書評・レビュー:御免状始末 - 闕所物奉行 裏帳合(一) (中公文庫)より
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No.4:
(5pt)

読みやすく書き込んでいる

一冊事での完結ではなく六冊での完結ですご注意を。他もかなり調べられており中々のものであったがこのシリーズが一番おもしろかった。最後急ぎすぎた感もあるがおもしろくする為一冊完結はむずかしいか。
御免状始末 - 闕所物奉行 裏帳合(一) (中公文庫)Amazon書評・レビュー:御免状始末 - 闕所物奉行 裏帳合(一) (中公文庫)より
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No.3:
(5pt)

風変わりな素材を扱う「本物」の時代小説家

この作者、この頃かなり評判を耳にする。
タイトルを忘れてしまったが、何やら現代の時代小説を紹介した本にも
たしか筆頭で名前が挙がっていたと思う。
しかし代表作が「奥右筆」なんとか、というので、
聞きなれない言葉に何となく引いてしまっていた部分はたしかにある。

でもやっぱり読みたくなって手に取ったのがこれ。
これまた闕所物奉行という素材で、???
どれほどの人がこの言葉を知っているのか。そもそもこの漢字が読めるのかどうか。

だが、出だしの見事さにいきなり驚かされた。
吉原で、値をめぐって屈辱を受け、詰め腹切らされた藩士の無念を、その藩の軍勢がはらす、
という型破りなアクション。
これが実に史実だというのも驚きだが、
わずか10ページの間の描き方に唸る。
たちどころに読者の心をつかむ緊迫感、迫力、会話のキレ、たしかな筆致。
なるほど只者ではない。

その後発砲もあり、大変な事件のはずがなぜか揉み消される。
なぜ、というところで絡むのが闕所物奉行である主人公である。
犯罪がらみなどで没収した財産の処理を担当する仕事とか。
しかしこれはほんの小役人らしい。
いずれにしても、他のシリーズもそうだろうが、
あまり歴史の光の当たらない素材を取り上げているのも勉強にもなるし楽しい。

聞けば作者は、本業は(ここまで名が上がるとそう言っていいのかどうか)歯医者で、
そちらの仕事が終わった夜に小説を書いていて、百冊を目標にしているのだとか。
これは相当な情熱家だろう。
よほど時代小説や、その背景になる歴史が好きに違いない。
それは読んでいても感じられる。
時代小説家は昔のことを扱うわけだし、一般に多少ともそういう印象があるが、
何しろ素材が風変わりで、そこに半端ではないのめり込みぶりが表れていそうだ。

こうなるとえてして薀蓄の披露だけに流れてしまう危険もあるが、それはない。
物語の展開は楽しい。
要所要所で剣技や、また頭脳のアクションもあり、メリハリが効いている。
そもそも事件の規模が大きいのがすごい。
ふつうの江戸の捕物だともう少し小さな事件だろうに、天下を揺るがしかねない裏があるし、
この傾向はシリーズのこの後も続きそうで、その辺のスケールも魅力かもしれない。

最後のアクションやら謎解きで多少ゴチャゴチャしているのが欠点といえば欠点だろうが、
ほとんど苦にならなかった。
それよりも、代表作というわけでもないらしいこのシリーズでこの面白さである。
間違いなく「本物」の時代小説家だろうし、何しろ百冊めざして幾多のシリーズが進行中なのだ。
これは大変な掘り出し物かと、今後の愉しみを思って嬉しくなった。
御免状始末 - 闕所物奉行 裏帳合(一) (中公文庫)Amazon書評・レビュー:御免状始末 - 闕所物奉行 裏帳合(一) (中公文庫)より
4122052254
No.2:
(5pt)

新たな吉原ものの誕生か

織江緋之介シリーズに続く著者の「吉原もの」になりそうな予感。蕨所物奉行という奇妙な官職についた主人公が、天下の悪漢、鳥居耀蔵に使われつつ「悪」を追い詰めてゆく。他のシリーズのような絶対的な強さのない分、主人公は我々に近い。ヒロインの朱鷺は今後、どう変わって行くか。。。
御免状始末 - 闕所物奉行 裏帳合(一) (中公文庫)Amazon書評・レビュー:御免状始末 - 闕所物奉行 裏帳合(一) (中公文庫)より
4122052254
No.1:
(5pt)

ちょい悪御家人未満の主人公に好感

上田秀人さんの文庫はいつも欠かさず読んでいますが、なんたって現在の競売裁判所にあたる闕所物(けっしょもの)奉行をモデルにした着想に敬服です。競売の取り分がもらえるはずなのに馴染みの入札業者に女を押しつけられてしまっている、ちょっと抜けた貧乏御家人の主人公榊扇太郎に好感を持てます。キャラとして小銭をねだる「ちょい悪御家人」でもいいのでしょうが、潔癖性でちょっと恥ずかしがり屋な感じは上田さん自身なのでしょうね。きっとそういった所に読者を惹きつけて放さないのではと思います。今後の展開に期待です。
御免状始末 - 闕所物奉行 裏帳合(一) (中公文庫)Amazon書評・レビュー:御免状始末 - 闕所物奉行 裏帳合(一) (中公文庫)より
4122052254

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