十角館の殺人

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評判

十角館の殺人の評価:

3.75/5点 レビュー 763件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.75pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全409件 101〜120 6/21ページ
No.309
(3pt)

終わり方が気になる

最後の展開は何を意味していたのか。
最後に島田はどのような話を切り出そうとしていたのか。
自分の中では、少しモヤモヤが残ります。
十角館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
406181320X
No.308
(3pt)

王道のミステリー

読みやすくて、おもしろい小説だと思います。それほど時間をかけずに読めるので、通勤電車や休日の午後など、少し時間があるときに読むのに向いていると思います。読後感は、パズルの問題を解いた感覚に近いかもしれません。構成もトリックもよく練ってあります。

あえて難点をあげるなら、犯行の実行可能性が乏しく、犯行が机上の空論に近いと感じられたこと、大学生が島について事件が起こる前に「(ある理由から)この人が犯人かも」と思った人が犯人だったこと、です。ただ、そういう難点に対しては、すべて一応の手当がしてあるので致命的なものではなく、難点と感じる人はそう感じるだろうし、そうでない人は感じないだろうという程度です。そもそも交通手段の途絶した孤島で連続殺人が起こるという設定自体が現実離れしたものなので、犯行が机上の空論に近いという批判は的外れかもしれません。
十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT)より
406269400X
No.307
(3pt)

王道のミステリー

読みやすくて、おもしろい小説だと思います。それほど時間をかけずに読めるので、通勤電車や休日の午後など、少し時間があるときに読むのに向いていると思います。読後感は、パズルの問題を解いた感覚に近いかもしれません。構成もトリックもよく練ってあります。

あえて難点をあげるなら、犯行の実行可能性が乏しく、犯行が机上の空論に近いと感じられたこと、大学生が島について事件が起こる前に「(ある理由から)この人が犯人かも」と思った人が犯人だったこと、です。ただ、そういう難点に対しては、すべて一応の手当がしてあるので致命的なものではなく、難点と感じる人はそう感じるだろうし、そうでない人は感じないだろうという程度です。そもそも交通手段の途絶した孤島で連続殺人が起こるという設定自体が現実離れしたものなので、犯行が机上の空論に近いという批判は的外れかもしれません。
十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4062758571
No.306
(3pt)

王道のミステリー

読みやすくて、おもしろい小説だと思います。それほど時間をかけずに読めるので、通勤電車や休日の午後など、少し時間があるときに読むのに向いていると思います。読後感は、パズルの問題を解いた感覚に近いかもしれません。構成もトリックもよく練ってあります。

あえて難点をあげるなら、犯行の実行可能性が乏しく、犯行が机上の空論に近いと感じられたこと、大学生が島について事件が起こる前に「(ある理由から)この人が犯人かも」と思った人が犯人だったこと、です。ただ、そういう難点に対しては、すべて一応の手当がしてあるので致命的なものではなく、難点と感じる人はそう感じるだろうし、そうでない人は感じないだろうという程度です。そもそも交通手段の途絶した孤島で連続殺人が起こるという設定自体が現実離れしたものなので、犯行が机上の空論に近いという批判は的外れかもしれません。
十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4061849794
No.305
(3pt)

王道のミステリー

読みやすくて、おもしろい小説だと思います。それほど時間をかけずに読めるので、通勤電車や休日の午後など、少し時間があるときに読むのに向いていると思います。読後感は、パズルの問題を解いた感覚に近いかもしれません。構成もトリックもよく練ってあります。

あえて難点をあげるなら、犯行の実行可能性が乏しく、犯行が机上の空論に近いと感じられたこと、大学生が島について事件が起こる前に「(ある理由から)この人が犯人かも」と思った人が犯人だったこと、です。ただ、そういう難点に対しては、すべて一応の手当がしてあるので致命的なものではなく、難点と感じる人はそう感じるだろうし、そうでない人は感じないだろうという程度です。そもそも交通手段の途絶した孤島で連続殺人が起こるという設定自体が現実離れしたものなので、犯行が机上の空論に近いという批判は的外れかもしれません。
十角館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
406181320X
No.304
(3pt)

数回読むと色々な考察が出来て楽しめる本だと思います。(多少ネタバレ含む)

最初に人物設定が把握しづらかった。理由はニックネームと本名や人物像の結び付きは無かったから。それでも何度か読んでいく内に読みやすい部類だと思った。途中のトリックや殺害は力技のように思える。何か知的なトリックを使って殺害やアリバイ作りをしている訳では無かったのが残念。特に殺害に関しては自身の安全確保(判別)出来るようにしてから無差別殺人にしているだけだと思った。憎悪の部分では理解出来るが、対象を苦しめる部分で言えば毒殺、絞殺、撲殺もあまり関係は無く、例えば島の中で武器を持って一気に襲ったり、家に監禁して火を放って始末した方がよっぽど苦しむと思った。今回のお話は如何に対象者に責任を感じさせて後悔させて同じ目に合わすかと言う点なので気付いた人もいれば、単純に無差別殺人に巻き込まれたと思って亡くなった者もいたのかと思う。本土と島の移動も別にトリック等では無く労力をかけて移動しているだけ。最後は寸前までしらばっくれていたがキッカケがあり真実と向き合った感じだが心境の変化が伝わってこなかったのが残念。恐らく心の葛藤が合ったと思うが、報復しても意味が無かったし心も浮かばれなかった。自己の欲求を満たしただけだったのかも知れない。
十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT)より
406269400X
No.303
(3pt)

数回読むと色々な考察が出来て楽しめる本だと思います。(多少ネタバレ含む)

最初に人物設定が把握しづらかった。理由はニックネームと本名や人物像の結び付きは無かったから。それでも何度か読んでいく内に読みやすい部類だと思った。途中のトリックや殺害は力技のように思える。何か知的なトリックを使って殺害やアリバイ作りをしている訳では無かったのが残念。特に殺害に関しては自身の安全確保(判別)出来るようにしてから無差別殺人にしているだけだと思った。憎悪の部分では理解出来るが、対象を苦しめる部分で言えば毒殺、絞殺、撲殺もあまり関係は無く、例えば島の中で武器を持って一気に襲ったり、家に監禁して火を放って始末した方がよっぽど苦しむと思った。今回のお話は如何に対象者に責任を感じさせて後悔させて同じ目に合わすかと言う点なので気付いた人もいれば、単純に無差別殺人に巻き込まれたと思って亡くなった者もいたのかと思う。本土と島の移動も別にトリック等では無く労力をかけて移動しているだけ。最後は寸前までしらばっくれていたがキッカケがあり真実と向き合った感じだが心境の変化が伝わってこなかったのが残念。恐らく心の葛藤が合ったと思うが、報復しても意味が無かったし心も浮かばれなかった。自己の欲求を満たしただけだったのかも知れない。
十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4062758571
No.302
(3pt)

数回読むと色々な考察が出来て楽しめる本だと思います。(多少ネタバレ含む)

最初に人物設定が把握しづらかった。理由はニックネームと本名や人物像の結び付きは無かったから。それでも何度か読んでいく内に読みやすい部類だと思った。途中のトリックや殺害は力技のように思える。何か知的なトリックを使って殺害やアリバイ作りをしている訳では無かったのが残念。特に殺害に関しては自身の安全確保(判別)出来るようにしてから無差別殺人にしているだけだと思った。憎悪の部分では理解出来るが、対象を苦しめる部分で言えば毒殺、絞殺、撲殺もあまり関係は無く、例えば島の中で武器を持って一気に襲ったり、家に監禁して火を放って始末した方がよっぽど苦しむと思った。今回のお話は如何に対象者に責任を感じさせて後悔させて同じ目に合わすかと言う点なので気付いた人もいれば、単純に無差別殺人に巻き込まれたと思って亡くなった者もいたのかと思う。本土と島の移動も別にトリック等では無く労力をかけて移動しているだけ。最後は寸前までしらばっくれていたがキッカケがあり真実と向き合った感じだが心境の変化が伝わってこなかったのが残念。恐らく心の葛藤が合ったと思うが、報復しても意味が無かったし心も浮かばれなかった。自己の欲求を満たしただけだったのかも知れない。
十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4061849794
No.301
(3pt)

数回読むと色々な考察が出来て楽しめる本だと思います。(多少ネタバレ含む)

最初に人物設定が把握しづらかった。理由はニックネームと本名や人物像の結び付きは無かったから。それでも何度か読んでいく内に読みやすい部類だと思った。途中のトリックや殺害は力技のように思える。何か知的なトリックを使って殺害やアリバイ作りをしている訳では無かったのが残念。特に殺害に関しては自身の安全確保(判別)出来るようにしてから無差別殺人にしているだけだと思った。憎悪の部分では理解出来るが、対象を苦しめる部分で言えば毒殺、絞殺、撲殺もあまり関係は無く、例えば島の中で武器を持って一気に襲ったり、家に監禁して火を放って始末した方がよっぽど苦しむと思った。今回のお話は如何に対象者に責任を感じさせて後悔させて同じ目に合わすかと言う点なので気付いた人もいれば、単純に無差別殺人に巻き込まれたと思って亡くなった者もいたのかと思う。本土と島の移動も別にトリック等では無く労力をかけて移動しているだけ。最後は寸前までしらばっくれていたがキッカケがあり真実と向き合った感じだが心境の変化が伝わってこなかったのが残念。恐らく心の葛藤が合ったと思うが、報復しても意味が無かったし心も浮かばれなかった。自己の欲求を満たしただけだったのかも知れない。
十角館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
406181320X
No.300
(3pt)

ミステリ初心者向けの本ではないと思う

推している作家の方がこの本を読んで衝撃を受けたと語っていたので購入しました。

ミステリ小説は初めてでした。なので登場人物たちがミステリの巨匠の名前を使っているという設定を見てもあまりこうピンときませんでした。よく言われている後述トリックも私にとっては帯や他の方が言っているほどの衝撃は無かったです。

ミステリというジャンルに頭の先まで浸かっている人が読むといい感じに騙されるんだろうなぁと思います。
十角館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
406181320X
No.299
(3pt)

ミステリ初心者向けの本ではないと思う

推している作家の方がこの本を読んで衝撃を受けたと語っていたので購入しました。

ミステリ小説は初めてでした。なので登場人物たちがミステリの巨匠の名前を使っているという設定を見てもあまりこうピンときませんでした。よく言われている後述トリックも私にとっては帯や他の方が言っているほどの衝撃は無かったです。

ミステリというジャンルに頭の先まで浸かっている人が読むといい感じに騙されるんだろうなぁと思います。
十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT)より
406269400X
No.298
(3pt)

ミステリ初心者向けの本ではないと思う

推している作家の方がこの本を読んで衝撃を受けたと語っていたので購入しました。

ミステリ小説は初めてでした。なので登場人物たちがミステリの巨匠の名前を使っているという設定を見てもあまりこうピンときませんでした。よく言われている後述トリックも私にとっては帯や他の方が言っているほどの衝撃は無かったです。

ミステリというジャンルに頭の先まで浸かっている人が読むといい感じに騙されるんだろうなぁと思います。
十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4062758571
No.297
(3pt)

ミステリ初心者向けの本ではないと思う

推している作家の方がこの本を読んで衝撃を受けたと語っていたので購入しました。

ミステリ小説は初めてでした。なので登場人物たちがミステリの巨匠の名前を使っているという設定を見てもあまりこうピンときませんでした。よく言われている後述トリックも私にとっては帯や他の方が言っているほどの衝撃は無かったです。

ミステリというジャンルに頭の先まで浸かっている人が読むといい感じに騙されるんだろうなぁと思います。
十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4061849794
No.296
(3pt)

動機がダメだ(ネタバレ有り)

マンガ版を読み、完結まで待てない、と原作を読むことにした。

マンガ版では犯人の動機となる恋人の復讐がクルーズの事故、原作は飲み会で飲み過ぎて、急性アルコール中毒かなんか・・。

まぁ、それはいい、だが、全く理解できないのが

誰かに「あなたの恋人はこんな酷い目に遭わされたんだよ」と確認する訳でも無く、「きっとあいつ等がこんな目に遭わせたに違いない」、と連続殺人に及ぶ犯人。

正直、微塵も同調できない。

推理小説に推理プロットでは無い人間の情緒的なものを重要視するのは邪道だろうか?

私は殺人に及ぶ犯人には、そうせざるを得ない心理を求めたい。

あぁ、この犯人はこの気持ちになったからこそ、こんな大それた犯罪を犯したんだ、と。

この物語の犯人は、自分が見たわけでもない状況を勝手に推測して恨みや怒りを友人たちに叩きつけている。

こんな犯人に感情移入は出来ない、むしろ「お前こそ、人の命を奪う権利なんかない、勝手に恋人の後を追って誰にも知られず死ねばいい」と怒りを感じるくらいだ。

・・・小説なんて、作者の書きようで読者は何とでも取れる。

この犯人に感情移入出来ないよう、意図的に描いたのか、単にミステリに感情移入など必要では無い、としたのか?

・・・まぁ、どっちでも良い、思ったより「つまらないドラマだった」。

例え絵空事であったとしても「殺人」と言うのは重さを感じさせて欲しい、人を殺さざるを得ないを納得したい。

ちょっと前に「犬神家の一族」の映画を観た。

詳細は避けるが、犯人の保身を全く考えない、目的だけを動機とする連続殺人は私の心に響いた。
役者の演技も含め、犯人と共犯者の慟哭は涙腺を刺激した。
整合性やトリックでは無く、母が息子を思う想いが自分の琴線に触れたのだと思う(コレは人それぞれだ)。

「十角館の殺人」は「人間ドラマ」として、全く私の心に響かなかった、いくらトリックの整合性に辻褄を合わせても、ドラマとしては全く響かなかった、辻褄が合う快感を得たいなら、小説では無く、方程式でも解けばいい。

殺人を犯す動機・・・大事な要素だと思うが、この作品からそれは全く感じられなかった。
十角館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
406181320X
No.295
(3pt)

動機がダメだ(ネタバレ有り)

マンガ版を読み、完結まで待てない、と原作を読むことにした。

マンガ版では犯人の動機となる恋人の復讐がクルーズの事故、原作は飲み会で飲み過ぎて、急性アルコール中毒かなんか・・。

まぁ、それはいい、だが、全く理解できないのが

誰かに「あなたの恋人はこんな酷い目に遭わされたんだよ」と確認する訳でも無く、「きっとあいつ等がこんな目に遭わせたに違いない」、と連続殺人に及ぶ犯人。

正直、微塵も同調できない。

推理小説に推理プロットでは無い人間の情緒的なものを重要視するのは邪道だろうか?

私は殺人に及ぶ犯人には、そうせざるを得ない心理を求めたい。

あぁ、この犯人はこの気持ちになったからこそ、こんな大それた犯罪を犯したんだ、と。

この物語の犯人は、自分が見たわけでもない状況を勝手に推測して恨みや怒りを友人たちに叩きつけている。

こんな犯人に感情移入は出来ない、むしろ「お前こそ、人の命を奪う権利なんかない、勝手に恋人の後を追って誰にも知られず死ねばいい」と怒りを感じるくらいだ。

・・・小説なんて、作者の書きようで読者は何とでも取れる。

この犯人に感情移入出来ないよう、意図的に描いたのか、単にミステリに感情移入など必要では無い、としたのか?

・・・まぁ、どっちでも良い、思ったより「つまらないドラマだった」。

例え絵空事であったとしても「殺人」と言うのは重さを感じさせて欲しい、人を殺さざるを得ないを納得したい。

ちょっと前に「犬神家の一族」の映画を観た。

詳細は避けるが、犯人の保身を全く考えない、目的だけを動機とする連続殺人は私の心に響いた。
役者の演技も含め、犯人と共犯者の慟哭は涙腺を刺激した。
整合性やトリックでは無く、母が息子を思う想いが自分の琴線に触れたのだと思う(コレは人それぞれだ)。

「十角館の殺人」は「人間ドラマ」として、全く私の心に響かなかった、いくらトリックの整合性に辻褄を合わせても、ドラマとしては全く響かなかった、辻褄が合う快感を得たいなら、小説では無く、方程式でも解けばいい。

殺人を犯す動機・・・大事な要素だと思うが、この作品からそれは全く感じられなかった。
十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT)より
406269400X
No.294
(3pt)

動機がダメだ(ネタバレ有り)

マンガ版を読み、完結まで待てない、と原作を読むことにした。

マンガ版では犯人の動機となる恋人の復讐がクルーズの事故、原作は飲み会で飲み過ぎて、急性アルコール中毒かなんか・・。

まぁ、それはいい、だが、全く理解できないのが

誰かに「あなたの恋人はこんな酷い目に遭わされたんだよ」と確認する訳でも無く、「きっとあいつ等がこんな目に遭わせたに違いない」、と連続殺人に及ぶ犯人。

正直、微塵も同調できない。

推理小説に推理プロットでは無い人間の情緒的なものを重要視するのは邪道だろうか?

私は殺人に及ぶ犯人には、そうせざるを得ない心理を求めたい。

あぁ、この犯人はこの気持ちになったからこそ、こんな大それた犯罪を犯したんだ、と。

この物語の犯人は、自分が見たわけでもない状況を勝手に推測して恨みや怒りを友人たちに叩きつけている。

こんな犯人に感情移入は出来ない、むしろ「お前こそ、人の命を奪う権利なんかない、勝手に恋人の後を追って誰にも知られず死ねばいい」と怒りを感じるくらいだ。

・・・小説なんて、作者の書きようで読者は何とでも取れる。

この犯人に感情移入出来ないよう、意図的に描いたのか、単にミステリに感情移入など必要では無い、としたのか?

・・・まぁ、どっちでも良い、思ったより「つまらないドラマだった」。

例え絵空事であったとしても「殺人」と言うのは重さを感じさせて欲しい、人を殺さざるを得ないを納得したい。

ちょっと前に「犬神家の一族」の映画を観た。

詳細は避けるが、犯人の保身を全く考えない、目的だけを動機とする連続殺人は私の心に響いた。
役者の演技も含め、犯人と共犯者の慟哭は涙腺を刺激した。
整合性やトリックでは無く、母が息子を思う想いが自分の琴線に触れたのだと思う(コレは人それぞれだ)。

「十角館の殺人」は「人間ドラマ」として、全く私の心に響かなかった、いくらトリックの整合性に辻褄を合わせても、ドラマとしては全く響かなかった、辻褄が合う快感を得たいなら、小説では無く、方程式でも解けばいい。

殺人を犯す動機・・・大事な要素だと思うが、この作品からそれは全く感じられなかった。
十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4062758571
No.293
(3pt)

動機がダメだ(ネタバレ有り)

マンガ版を読み、完結まで待てない、と原作を読むことにした。

マンガ版では犯人の動機となる恋人の復讐がクルーズの事故、原作は飲み会で飲み過ぎて、急性アルコール中毒かなんか・・。

まぁ、それはいい、だが、全く理解できないのが

誰かに「あなたの恋人はこんな酷い目に遭わされたんだよ」と確認する訳でも無く、「きっとあいつ等がこんな目に遭わせたに違いない」、と連続殺人に及ぶ犯人。

正直、微塵も同調できない。

推理小説に推理プロットでは無い人間の情緒的なものを重要視するのは邪道だろうか?

私は殺人に及ぶ犯人には、そうせざるを得ない心理を求めたい。

あぁ、この犯人はこの気持ちになったからこそ、こんな大それた犯罪を犯したんだ、と。

この物語の犯人は、自分が見たわけでもない状況を勝手に推測して恨みや怒りを友人たちに叩きつけている。

こんな犯人に感情移入は出来ない、むしろ「お前こそ、人の命を奪う権利なんかない、勝手に恋人の後を追って誰にも知られず死ねばいい」と怒りを感じるくらいだ。

・・・小説なんて、作者の書きようで読者は何とでも取れる。

この犯人に感情移入出来ないよう、意図的に描いたのか、単にミステリに感情移入など必要では無い、としたのか?

・・・まぁ、どっちでも良い、思ったより「つまらないドラマだった」。

例え絵空事であったとしても「殺人」と言うのは重さを感じさせて欲しい、人を殺さざるを得ないを納得したい。

ちょっと前に「犬神家の一族」の映画を観た。

詳細は避けるが、犯人の保身を全く考えない、目的だけを動機とする連続殺人は私の心に響いた。
役者の演技も含め、犯人と共犯者の慟哭は涙腺を刺激した。
整合性やトリックでは無く、母が息子を思う想いが自分の琴線に触れたのだと思う(コレは人それぞれだ)。

「十角館の殺人」は「人間ドラマ」として、全く私の心に響かなかった、いくらトリックの整合性に辻褄を合わせても、ドラマとしては全く響かなかった、辻褄が合う快感を得たいなら、小説では無く、方程式でも解けばいい。

殺人を犯す動機・・・大事な要素だと思うが、この作品からそれは全く感じられなかった。
十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
4061849794
No.292
(3pt)

知恵比べがないまま、拍子抜け(ネタバレ)

無人島で起きる連続殺人。「そして誰もいなくなった」と似たようなシチュエーションでおきる連続殺人だけど、出入り不可能な絶海の孤島でもないし、密室殺人とか全員にアリバイがあったりとか、凶器が不明とか、そういう意味での不可能犯罪でもない。また計画殺人にしては運任せの比率が高すぎるようにも思う。

 犯人と探偵役との知恵比べがなく、可能性を一つずつ虱潰しにしていったりもしないのが、あまり楽しめなかった。
 たとえば同じ無人島でも、「そして誰もいなくなった」などとは違って島からの出入り不可能ではない。モーターつきのゴムボートでもあれば海を渡ることは十分可能で、誰かが海を渡って侵入したかもしれないし、しなかったかもしれない。舞台となる十角館は変わり者の建築家が自ら設計した風変わりな特注品で、ホームズの建築業者の話の様に隠し扉や隠し部屋、抜け道があるかもしれないし、ないかもしれない。カギにいたっては基本が壊れていて、合い鍵やマスターキーもあるかもしれないしないかもしれない。計画殺人なら、もうなんでもありじゃないか。じゃあ犯人を罠にはめようとか、部屋に閉じこもってバリケードを築いて徹底抗戦するとか、そういう対策も講じない。

 メインのトリックとなるアレについても不可能とは言ってないし、ミステリーは得意じゃない私でも、そういう可能性は気づいてはいた。ただしそれ以降は検討らしい検討がまったくされなかったために、クライマックスで「実はそうだったんだ!」と言われても「な、なんだってーーー!」と驚くことはなく、ただ「ふーん」とミステリーとしての感動はない。不可能だと思われたことを可能にしたわけではなく、可能だと思われていたことが可能だっただけ。「その方法は不可能だよ。なぜなら……。どう考えても彼には不可能だ」「実はこういう方法を使えば実現できるのだよ」という、犯人との知恵比べのフェーズがないのだ。
 あの人が参加しなかった理由に「部屋数が足りなかったから」を挙げていたけれど、大学生のサークル活動でそこは重要だろうか。一人一部屋である必要は無くて、足りない分は寝袋を持ち込んで床に雑魚寝で十分じゃないか。なんだったら、テントも持ち込んで屋外でキャンプしたって構わない。
またアレ自体は、復讐計画にとっては不要なもので、あくまで成功した後に自分が罪から逃れるアリバイ工作で「保険」だ。しかも失敗するリスクが大きい。部屋を抜け出している時に、心配した誰かが部屋の中を覗いただけで計画は完全に失敗する。復讐のために全てをかけてる人間としては、なんというか本気さが足りない気がするのだ。失敗する可能性が3割増えるくらいだったら、復讐者なら全員道連れに自分も死ぬという手段を取るかもしれない。

 また連続殺人が始まったあとに至るも、十角館の建物や、全員の部屋と手荷物を詳細に調べようとしてないのは納得いかない。全員がミステリーファンだし、まずは隠し部屋や隠し金庫、秘密の抜け穴などがないことを確認しないだろうか?建物周辺の地面を掘り返したあとや、森の中の足跡などについても同様だ。
 一人目の被害者の死亡確認を一人しかしてないのもミステリーファンらしくない。死亡確認をした人と死んだフリをしている被害者の共犯というのは、ミステリーなら定番ではないか。

 犯人の動機についても終盤まで明かされないのはまあいいけれど、でも交友関係は普通にチェックするよなあ。
 あとはまあ、宿の持ち主、宿泊の手配をした人、事前に到着して準備する時間があった人、体調不良を理由に自室にいる時間が長い人なんかは、一番怪しいよね。おや?
十角館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社ノベルス)より
406181320X
No.291
(3pt)

知恵比べがないまま、拍子抜け(ネタバレ)

無人島で起きる連続殺人。「そして誰もいなくなった」と似たようなシチュエーションでおきる連続殺人だけど、出入り不可能な絶海の孤島でもないし、密室殺人とか全員にアリバイがあったりとか、凶器が不明とか、そういう意味での不可能犯罪でもない。また計画殺人にしては運任せの比率が高すぎるようにも思う。

 犯人と探偵役との知恵比べがなく、可能性を一つずつ虱潰しにしていったりもしないのが、あまり楽しめなかった。
 たとえば同じ無人島でも、「そして誰もいなくなった」などとは違って島からの出入り不可能ではない。モーターつきのゴムボートでもあれば海を渡ることは十分可能で、誰かが海を渡って侵入したかもしれないし、しなかったかもしれない。舞台となる十角館は変わり者の建築家が自ら設計した風変わりな特注品で、ホームズの建築業者の話の様に隠し扉や隠し部屋、抜け道があるかもしれないし、ないかもしれない。カギにいたっては基本が壊れていて、合い鍵やマスターキーもあるかもしれないしないかもしれない。計画殺人なら、もうなんでもありじゃないか。じゃあ犯人を罠にはめようとか、部屋に閉じこもってバリケードを築いて徹底抗戦するとか、そういう対策も講じない。

 メインのトリックとなるアレについても不可能とは言ってないし、ミステリーは得意じゃない私でも、そういう可能性は気づいてはいた。ただしそれ以降は検討らしい検討がまったくされなかったために、クライマックスで「実はそうだったんだ!」と言われても「な、なんだってーーー!」と驚くことはなく、ただ「ふーん」とミステリーとしての感動はない。不可能だと思われたことを可能にしたわけではなく、可能だと思われていたことが可能だっただけ。「その方法は不可能だよ。なぜなら……。どう考えても彼には不可能だ」「実はこういう方法を使えば実現できるのだよ」という、犯人との知恵比べのフェーズがないのだ。
 あの人が参加しなかった理由に「部屋数が足りなかったから」を挙げていたけれど、大学生のサークル活動でそこは重要だろうか。一人一部屋である必要は無くて、足りない分は寝袋を持ち込んで床に雑魚寝で十分じゃないか。なんだったら、テントも持ち込んで屋外でキャンプしたって構わない。
またアレ自体は、復讐計画にとっては不要なもので、あくまで成功した後に自分が罪から逃れるアリバイ工作で「保険」だ。しかも失敗するリスクが大きい。部屋を抜け出している時に、心配した誰かが部屋の中を覗いただけで計画は完全に失敗する。復讐のために全てをかけてる人間としては、なんというか本気さが足りない気がするのだ。失敗する可能性が3割増えるくらいだったら、復讐者なら全員道連れに自分も死ぬという手段を取るかもしれない。

 また連続殺人が始まったあとに至るも、十角館の建物や、全員の部屋と手荷物を詳細に調べようとしてないのは納得いかない。全員がミステリーファンだし、まずは隠し部屋や隠し金庫、秘密の抜け穴などがないことを確認しないだろうか?建物周辺の地面を掘り返したあとや、森の中の足跡などについても同様だ。
 一人目の被害者の死亡確認を一人しかしてないのもミステリーファンらしくない。死亡確認をした人と死んだフリをしている被害者の共犯というのは、ミステリーなら定番ではないか。

 犯人の動機についても終盤まで明かされないのはまあいいけれど、でも交友関係は普通にチェックするよなあ。
 あとはまあ、宿の持ち主、宿泊の手配をした人、事前に到着して準備する時間があった人、体調不良を理由に自室にいる時間が長い人なんかは、一番怪しいよね。おや?
十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT)より
406269400X
No.290
(3pt)

知恵比べがないまま、拍子抜け(ネタバレ)

無人島で起きる連続殺人。「そして誰もいなくなった」と似たようなシチュエーションでおきる連続殺人だけど、出入り不可能な絶海の孤島でもないし、密室殺人とか全員にアリバイがあったりとか、凶器が不明とか、そういう意味での不可能犯罪でもない。また計画殺人にしては運任せの比率が高すぎるようにも思う。

 犯人と探偵役との知恵比べがなく、可能性を一つずつ虱潰しにしていったりもしないのが、あまり楽しめなかった。
 たとえば同じ無人島でも、「そして誰もいなくなった」などとは違って島からの出入り不可能ではない。モーターつきのゴムボートでもあれば海を渡ることは十分可能で、誰かが海を渡って侵入したかもしれないし、しなかったかもしれない。舞台となる十角館は変わり者の建築家が自ら設計した風変わりな特注品で、ホームズの建築業者の話の様に隠し扉や隠し部屋、抜け道があるかもしれないし、ないかもしれない。カギにいたっては基本が壊れていて、合い鍵やマスターキーもあるかもしれないしないかもしれない。計画殺人なら、もうなんでもありじゃないか。じゃあ犯人を罠にはめようとか、部屋に閉じこもってバリケードを築いて徹底抗戦するとか、そういう対策も講じない。

 メインのトリックとなるアレについても不可能とは言ってないし、ミステリーは得意じゃない私でも、そういう可能性は気づいてはいた。ただしそれ以降は検討らしい検討がまったくされなかったために、クライマックスで「実はそうだったんだ!」と言われても「な、なんだってーーー!」と驚くことはなく、ただ「ふーん」とミステリーとしての感動はない。不可能だと思われたことを可能にしたわけではなく、可能だと思われていたことが可能だっただけ。「その方法は不可能だよ。なぜなら……。どう考えても彼には不可能だ」「実はこういう方法を使えば実現できるのだよ」という、犯人との知恵比べのフェーズがないのだ。
 あの人が参加しなかった理由に「部屋数が足りなかったから」を挙げていたけれど、大学生のサークル活動でそこは重要だろうか。一人一部屋である必要は無くて、足りない分は寝袋を持ち込んで床に雑魚寝で十分じゃないか。なんだったら、テントも持ち込んで屋外でキャンプしたって構わない。
またアレ自体は、復讐計画にとっては不要なもので、あくまで成功した後に自分が罪から逃れるアリバイ工作で「保険」だ。しかも失敗するリスクが大きい。部屋を抜け出している時に、心配した誰かが部屋の中を覗いただけで計画は完全に失敗する。復讐のために全てをかけてる人間としては、なんというか本気さが足りない気がするのだ。失敗する可能性が3割増えるくらいだったら、復讐者なら全員道連れに自分も死ぬという手段を取るかもしれない。

 また連続殺人が始まったあとに至るも、十角館の建物や、全員の部屋と手荷物を詳細に調べようとしてないのは納得いかない。全員がミステリーファンだし、まずは隠し部屋や隠し金庫、秘密の抜け穴などがないことを確認しないだろうか?建物周辺の地面を掘り返したあとや、森の中の足跡などについても同様だ。
 一人目の被害者の死亡確認を一人しかしてないのもミステリーファンらしくない。死亡確認をした人と死んだフリをしている被害者の共犯というのは、ミステリーなら定番ではないか。

 犯人の動機についても終盤まで明かされないのはまあいいけれど、でも交友関係は普通にチェックするよなあ。
 あとはまあ、宿の持ち主、宿泊の手配をした人、事前に到着して準備する時間があった人、体調不良を理由に自室にいる時間が長い人なんかは、一番怪しいよね。おや?
十角館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (講談社文庫)より
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