チュベローズで待ってる AGE22/AGE32

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

チュベローズで待ってる AGE22/AGE32の評価:

4.54/5点 レビュー 57件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.54pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全112件 101〜112 6/6ページ
No.12
(5pt)

ピンクとグレーの次に好き 絶対下巻age32一緒に買ったほうがいい。

帯にミステリー巨編とあるが、ミステリー部分は下巻age32から。
上巻age22は登場人物の心の動きや人となりが魅力的でした。

加藤シゲアキさんのえがく若者の焦りと勢いや心情、話を回収していく面白さや展開が好きで、
個人的にピンクとグレー以降の作品はあまり夢中になりませんでした。(もちろん面白かったのです。一読の価値ありです)

が、チュベローズ。シゲアキ is coming back。

めっちゃ良い。乱暴で悩んでて焦ってて、でも頭は賢い。
山田詠美、村上春樹の主人公のような賢さに、俗っぽさと僻みっぽさが加わってるのが魅力的。
小難しく語ってないのもなんとも良い。

絶対下巻一緒に買っておいたほうがいい。
文字数そんなにないしあっという間に読めてしまうから。
絶対すぐ読みたくなる終わり方。spa連載読んでいた方めちゃくちゃきになってただろうな。
チュベローズで待ってる AGE22 Amazon書評・レビュー: チュベローズで待ってる AGE22より
4594078109
No.11
(5pt)

嘘でしょ

読み終わった後、頭を占拠したのは「嘘でしょ」の一言。
小説のストーリーそのものに対する感想でもあるし、一拍遅れてこれを書いたのが誰かを思い出し、混乱した。
一作目から思っていたことだけれど、読んでる間は作者の顔が浮かばない。
「ちゃんと成立してるな」と感心させられてしまう。
全然違うのだけれど、森博嗣先生の『すべてがFになる』を初めて読んだ時のカタルシスを思い出した。
ホスト小説から一体どこへ連れてこられたの?と心が迷子に。
私は確かにこの人のファンで、でもそれ以上に読書も好きで、この作品は軽く期待を超えてくれた。
単純にこんな読書体験をこれからもさせてほしいと思う。
作品が出たばかりだけれど、まだまだずっと書き続けてほしい。
あー驚いた。
チュベローズで待ってる AGE32 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: チュベローズで待ってる AGE32 (新潮文庫)より
4101040222
No.10
(5pt)

とても素晴らしかった。

上巻は週刊SPAに連載されていたもので、読みやすいエンターテイメント作品。
下巻は書き下ろしで、ちょっと詰め込みすぎな、加藤シゲアキらしい作品。

上巻の読みやすさ面白さに「これ本当に加藤さんが書いたの?」と戸惑ったけれど、下巻の中盤で難しい本の引用やカタカナの羅列に、
「キタキタw確かにシゲアキ先生。」頭のいい博学な人は、優越感に浸りながら読み進めるんだろう。私はスマホで調べながら読むことになりました。終盤は物語の展開に引き込まれて読む速度が速くなり、最終章を残して「読んでしまうのが勿体ないな。終わっちゃうのが寂しいな。」とコーヒーで一息いれてから読了しました。
色々な出来事や登場人物が多すぎる気もするけれど、読み手が登場人物の誰かには共感できそうです。

彼の人物描写はいつも、冷淡で、暖かく、それはアイドルの時に見せる顔も情熱的だったり、冷静で計算ずくな時とあって、冷たい人なんだか愛に溢れた人なんだか、
ファンは本を読んでも翻弄されるしかありません。
チュベローズで待ってる AGE22 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: チュベローズで待ってる AGE22 (新潮文庫)より
4101040214
No.9
(5pt)

とても素晴らしかった。

上巻は週刊SPAに連載されていたもので、読みやすいエンターテイメント作品。
下巻は書き下ろしで、ちょっと詰め込みすぎな、加藤シゲアキらしい作品。

上巻の読みやすさ面白さに「これ本当に加藤さんが書いたの?」と戸惑ったけれど、下巻の中盤で難しい本の引用やカタカナの羅列に、
「キタキタw確かにシゲアキ先生。」頭のいい博学な人は、優越感に浸りながら読み進めるんだろう。私はスマホで調べながら読むことになりました。終盤は物語の展開に引き込まれて読む速度が速くなり、最終章を残して「読んでしまうのが勿体ないな。終わっちゃうのが寂しいな。」とコーヒーで一息いれてから読了しました。
色々な出来事や登場人物が多すぎる気もするけれど、読み手が登場人物の誰かには共感できそうです。

彼の人物描写はいつも、冷淡で、暖かく、それはアイドルの時に見せる顔も情熱的だったり、冷静で計算ずくな時とあって、冷たい人なんだか愛に溢れた人なんだか、
ファンは本を読んでも翻弄されるしかありません。
チュベローズで待ってる AGE22 Amazon書評・レビュー: チュベローズで待ってる AGE22より
4594078109
No.8
(5pt)

この「真相」をどう見るか

本作のラストは、いわゆる「どんでん返し」に分類されるものだろう。
とはいえ、大方の予想とは違うところでどんでん返されるので、「え、そういうこと?」と戸惑う人もいるかもしれない。
この真相を「とってつけた」と見るか、「なるほど!」と見るかで、本作の評価は分かれるように思う。
けれども、物語全体を見返せば、さまざまなディテールがこの真相を示すように設計されているのがわかる。
その細やかさには、正直舌を巻いた。

この作者は語りすぎることを良しとしない。
だから、実際のところ、どこまでが作者が意図した伏線なのかはわからない。
もしかしたら、こちらが深読みしている部分だってあるかもしれない。
そんな深読みを許すのも、作者の力量だと思う。
他の読み手はどう感じたのか、感想を語り合いたくなる作品。
チュベローズで待ってる AGE32 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: チュベローズで待ってる AGE32 (新潮文庫)より
4101040222
No.7
(5pt)

人の心こそが最大のミステリー

自分は「とりあえずミステリーが好物」というくらいのマイルドな本読みである。作者の『ピンクとグレー』は、話題になったので読んだ。細かい部分は忘れてしまったが面白かった。この作家がジャニーズをやっているのかと驚いた。

で、この『チュベローズで待ってる』である。やや前のめり気味に「ミステリー巨編」をうたう出版社の目論見に、乗せられてみようと思った。装丁の力も大きい。「面白いミステリー」の匂いがする。そうした直感は、そこそこ当たる。

結論から言うと、想像していたようなミステリーとは違った。
同時に、こんなミステリーが読みたかったと強く思った。

個人的に、ミステリーでは「動機」の部分に最も関心を惹かれる。
人を殺したり人を傷つけたり自ら命を絶ったりといった、のっぴきならない行動に自らを追い込んでいく人々は、どのような心情を抱えているのか。その中身は複雑であるほどいい。使い古された表現だが、人の心こそが最大のミステリーなのだから。
この作品における最大の謎は、上巻の最後で、ある人物がとる行動の「動機」だ。
そして作者は、きわめて哀しく、かつオリジナルな「動機」を描くことに成功していると思う。

人の心の話なので、「謎が明かされてスッキリ!」という結末とは違う。
下巻のラストには、ふたりの重要な登場人物による長いモノローグが続く。これがいわゆる「謎解き」に相当するが、彼らの行動原理を咀嚼するには少し時間がかかる。その過程で、作中に登場したさまざまなシークエンスや会話の断片が、「あれってそういうことだったのか」と、走馬灯のように浮かび上がってくる。「伏線」と呼ぶには、あまりに繊細で奥ゆかしい「つながり」。その繊細さがこの作品に深みを与えている。
チュベローズで待ってる AGE22 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: チュベローズで待ってる AGE22 (新潮文庫)より
4101040214
No.6
(5pt)

この「真相」をどう見るか

本作のラストは、いわゆる「どんでん返し」に分類されるものだろう。
とはいえ、大方の予想とは違うところでどんでん返されるので、「え、そういうこと?」と戸惑う人もいるかもしれない。
この真相を「とってつけた」と見るか、「なるほど!」と見るかで、本作の評価は分かれるように思う。
けれども、物語全体を見返せば、さまざまなディテールがこの真相を示すように設計されているのがわかる。
その細やかさには、正直舌を巻いた。

この作者は語りすぎることを良しとしない。
だから、実際のところ、どこまでが作者が意図した伏線なのかはわからない。
もしかしたら、こちらが深読みしている部分だってあるかもしれない。
そんな深読みを許すのも、作者の力量だと思う。
他の読み手はどう感じたのか、感想を語り合いたくなる作品。
チュベローズで待ってる AGE32 Amazon書評・レビュー: チュベローズで待ってる AGE32より
4594078591
No.5
(5pt)

人の心こそが最大のミステリー

自分は「とりあえずミステリーが好物」というくらいのマイルドな本読みである。作者の『ピンクとグレー』は、話題になったので読んだ。細かい部分は忘れてしまったが面白かった。この作家がジャニーズをやっているのかと驚いた。

で、この『チュベローズで待ってる』である。やや前のめり気味に「ミステリー巨編」をうたう出版社の目論見に、乗せられてみようと思った。装丁の力も大きい。「面白いミステリー」の匂いがする。そうした直感は、そこそこ当たる。

結論から言うと、想像していたようなミステリーとは違った。
同時に、こんなミステリーが読みたかったと強く思った。

個人的に、ミステリーでは「動機」の部分に最も関心を惹かれる。
人を殺したり人を傷つけたり自ら命を絶ったりといった、のっぴきならない行動に自らを追い込んでいく人々は、どのような心情を抱えているのか。その中身は複雑であるほどいい。使い古された表現だが、人の心こそが最大のミステリーなのだから。
この作品における最大の謎は、上巻の最後で、ある人物がとる行動の「動機」だ。
そして作者は、きわめて哀しく、かつオリジナルな「動機」を描くことに成功していると思う。

人の心の話なので、「謎が明かされてスッキリ!」という結末とは違う。
下巻のラストには、ふたりの重要な登場人物による長いモノローグが続く。これがいわゆる「謎解き」に相当するが、彼らの行動原理を咀嚼するには少し時間がかかる。その過程で、作中に登場したさまざまなシークエンスや会話の断片が、「あれってそういうことだったのか」と、走馬灯のように浮かび上がってくる。「伏線」と呼ぶには、あまりに繊細で奥ゆかしい「つながり」。その繊細さがこの作品に深みを与えている。
チュベローズで待ってる AGE22 Amazon書評・レビュー: チュベローズで待ってる AGE22より
4594078109
No.4
(5pt)

やはり素晴らしい作品だった

AGE22の世界とかまったく違う話になっていて、驚いた。
正直なところ、AGE22だけで完結、としても良かったように思う。AGE22だけで綺麗にまとまっていたし。

まあ、いろいろな謎が解けた……のか、もしれない。
こちらも面白くて一気読みだったが。

追加↓↓↓
しばらくしてから、やはり考えを改めました。もし、age22の続編を書けと言われて、こんな話を思いつく著者はやはり凄い才能だと思う。だって誰も考えつかないよ。この人の視点は。
タイトルの意味が分かった時、涙が出ました。
本当に、もっと、沢山の人に読んでいただきたい作品です。
チュベローズで待ってる AGE32 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: チュベローズで待ってる AGE32 (新潮文庫)より
4101040222
No.3
(5pt)

素晴らしい作品

貧困と就職難からホストになる事を選んだ主人公。
人生とは様々な選択の結果だが、一つの選択が切っ掛けとなりどんどん次の出来事に繋がっていく。
主人公がどうなっていくのか、知りたくて一気読みしてしまう。
主人公の周りの人間も興味深い人たちばかりで、物語を面白くしている。

本当にごめんなさい。著者がアイドルをしているという肩書だけで、既刊を読むことを敬遠していました。
確かにその肩書のおかげでファンが本を買ってくれるという恩恵はあるだろうが、物語として評価される事に
はその肩書はそろそろ邪魔になってきているのではないか、と思う。
そう思える程、この話は素晴らしいと思う。文学として正しく評価されて欲しい。
チュベローズで待ってる AGE22 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: チュベローズで待ってる AGE22 (新潮文庫)より
4101040214
No.2
(5pt)

やはり素晴らしい作品だった

AGE22の世界とかまったく違う話になっていて、驚いた。
正直なところ、AGE22だけで完結、としても良かったように思う。AGE22だけで綺麗にまとまっていたし。

まあ、いろいろな謎が解けた……のか、もしれない。
こちらも面白くて一気読みだったが。

追加↓↓↓
しばらくしてから、やはり考えを改めました。もし、age22の続編を書けと言われて、こんな話を思いつく著者はやはり凄い才能だと思う。だって誰も考えつかないよ。この人の視点は。
タイトルの意味が分かった時、涙が出ました。
本当に、もっと、沢山の人に読んでいただきたい作品です。
チュベローズで待ってる AGE32 Amazon書評・レビュー: チュベローズで待ってる AGE32より
4594078591
No.1
(5pt)

素晴らしい作品

貧困と就職難からホストになる事を選んだ主人公。
人生とは様々な選択の結果だが、一つの選択が切っ掛けとなりどんどん次の出来事に繋がっていく。
主人公がどうなっていくのか、知りたくて一気読みしてしまう。
主人公の周りの人間も興味深い人たちばかりで、物語を面白くしている。

本当にごめんなさい。著者がアイドルをしているという肩書だけで、既刊を読むことを敬遠していました。
確かにその肩書のおかげでファンが本を買ってくれるという恩恵はあるだろうが、物語として評価される事に
はその肩書はそろそろ邪魔になってきているのではないか、と思う。
そう思える程、この話は素晴らしいと思う。文学として正しく評価されて欲しい。
チュベローズで待ってる AGE22 Amazon書評・レビュー: チュベローズで待ってる AGE22より
4594078109