ラン

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ランの評価:

4.13/5点 レビュー 47件。 A ランク

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平均点4.13pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全114件 41〜60 3/6ページ
No.74
(4pt)

スポーツ後のような爽快感を味わえる

読んでから1週間経ってからのレビュー書き込みなのだが
実はラストがどうだったのかどうしても思い出せない。

だがこれはむしろ良い事だと思う。

森絵都には、孤独な主人公が他人と関わって世界や視野が
広がっていくというテーマの作品が多い。世界が広がっていく
その過程が最も大事であり、今回の本ではそのきっかけが
走る事なのだ。

走っている描写は読んでいるこちらの息が荒くなる程鮮明だ。
だが同時に爽快感も一緒に味わえる。

死後の世界も描かれており、SFなのか何なのか不思議な場面も
多い。ただ、そこに「走る」という一本のゆるがない筋が通り
そのリアリティとのギャップが面白い。

全体的にフワフワした主人公が「走る」事で正に地に足をつけて
生きていくこの作品。読んだ後には走りたくなる気持ちが湧くだろう。
ラン Amazon書評・レビュー: ランより
4062188279
No.73
(4pt)

スポーツ後のような爽快感を味わえる

読んでから1週間経ってからのレビュー書き込みなのだが
実はラストがどうだったのかどうしても思い出せない。

だがこれはむしろ良い事だと思う。

森絵都には、孤独な主人公が他人と関わって世界や視野が
広がっていくというテーマの作品が多い。世界が広がっていく
その過程が最も大事であり、今回の本ではそのきっかけが
走る事なのだ。

走っている描写は読んでいるこちらの息が荒くなる程鮮明だ。
だが同時に爽快感も一緒に味わえる。

死後の世界も描かれており、SFなのか何なのか不思議な場面も
多い。ただ、そこに「走る」という一本のゆるがない筋が通り
そのリアリティとのギャップが面白い。

全体的にフワフワした主人公が「走る」事で正に地に足をつけて
生きていくこの作品。読んだ後には走りたくなる気持ちが湧くだろう。
ラン (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ラン (角川文庫)より
404100165X
No.72
(4pt)

頭の片隅に置いておかなければいけないこと

最初、裏面の文を読んだ時には、こんなに深い作品だと思わなかった。
 ただ、自分の家族に会うために「レーン越え」の道を走る、それだけの話だと思っていた。
 森絵都さんの作品は以前『カラフル』を読んだことがあるはずなのに、この作者がそんな浅はかなものを書くはずがないということを忘れていたのだと思う。

 いろいろと学ばされる、考えさせられる言葉が多かった。
 その中で一番感じさせられたのは、「不満を言っていられるのも生きているからこそ」ということ。

 作中で印象に残ったのは、夏目環、真知栄子などが、いろいろなことや人への不満や愚痴をこぼしたり、口争っていシーン。
 読みながら、自分もそう思っていることを感じたり、そんな人を思い浮かべたりしていた。
 でもそれって、生きているからできることなんだと言うことに読み終えたあとに気付かされた。
 そしてそれは、誰もが持っていなければ、知らなければいけないことだと思った。
 何も四六時中、片時も忘れてはいけないことではない。
 どんな人だって、文句を言いたくなるときだってある。
 でもほんの少しでも、頭の片隅に置いておかなければいけないことだと思う。
 そして、ふとした時に思いださなければいけないことである。

 文句や愚痴がつい口に出てしまうような人には読んでほしい。
 きっと新しい発見もあると思うし、違った角度から考えることもできると思う。
 
ラン Amazon書評・レビュー: ランより
4652079338
No.71
(4pt)

頭の片隅に置いておかなければいけないこと

最初、裏面の文を読んだ時には、こんなに深い作品だと思わなかった。
 ただ、自分の家族に会うために「レーン越え」の道を走る、それだけの話だと思っていた。
 森絵都さんの作品は以前『カラフル』を読んだことがあるはずなのに、この作者がそんな浅はかなものを書くはずがないということを忘れていたのだと思う。

 いろいろと学ばされる、考えさせられる言葉が多かった。
 その中で一番感じさせられたのは、「不満を言っていられるのも生きているからこそ」ということ。

 作中で印象に残ったのは、夏目環、真知栄子などが、いろいろなことや人への不満や愚痴をこぼしたり、口争っていシーン。
 読みながら、自分もそう思っていることを感じたり、そんな人を思い浮かべたりしていた。
 でもそれって、生きているからできることなんだと言うことに読み終えたあとに気付かされた。
 そしてそれは、誰もが持っていなければ、知らなければいけないことだと思った。
 何も四六時中、片時も忘れてはいけないことではない。
 どんな人だって、文句を言いたくなるときだってある。
 でもほんの少しでも、頭の片隅に置いておかなければいけないことだと思う。
 そして、ふとした時に思いださなければいけないことである。

 文句や愚痴がつい口に出てしまうような人には読んでほしい。
 きっと新しい発見もあると思うし、違った角度から考えることもできると思う。
 
ラン Amazon書評・レビュー: ランより
4062188279
No.70
(4pt)

頭の片隅に置いておかなければいけないこと

最初、裏面の文を読んだ時には、こんなに深い作品だと思わなかった。
 ただ、自分の家族に会うために「レーン越え」の道を走る、それだけの話だと思っていた。
 森絵都さんの作品は以前『カラフル』を読んだことがあるはずなのに、この作者がそんな浅はかなものを書くはずがないということを忘れていたのだと思う。

 いろいろと学ばされる、考えさせられる言葉が多かった。
 その中で一番感じさせられたのは、「不満を言っていられるのも生きているからこそ」ということ。

 作中で印象に残ったのは、夏目環、真知栄子などが、いろいろなことや人への不満や愚痴をこぼしたり、口争っていシーン。
 読みながら、自分もそう思っていることを感じたり、そんな人を思い浮かべたりしていた。
 でもそれって、生きているからできることなんだと言うことに読み終えたあとに気付かされた。
 そしてそれは、誰もが持っていなければ、知らなければいけないことだと思った。
 何も四六時中、片時も忘れてはいけないことではない。
 どんな人だって、文句を言いたくなるときだってある。
 でもほんの少しでも、頭の片隅に置いておかなければいけないことだと思う。
 そして、ふとした時に思いださなければいけないことである。

 文句や愚痴がつい口に出てしまうような人には読んでほしい。
 きっと新しい発見もあると思うし、違った角度から考えることもできると思う。
 
ラン (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ラン (角川文庫)より
404100165X
No.69
(4pt)

走ってる!

明日早起きしてジョギングしよっかな、
と読みながら自然に考えている自分がいました。
なんて影響を受けやすいんだ…!

「生きる」を「走る」に重ね、
「走りきった」じゃなくて「走ってる」ところが描かれているところがよかった。
とことん現実の話かと思っていたので、突如でてきたファンタジーのような世界観に最初戸惑いましたが
そういった非現実性を現実にリンクさせ説得力を持たせるところがすごいな、と思います。

あの世までの距離を思えば現実の世界はどこへだって行ける、
生きてればなんだってできる、
そんな風に思わせてくれる作品でした。
ラン Amazon書評・レビュー: ランより
4652079338
No.68
(4pt)

走ってる!

明日早起きしてジョギングしよっかな、
と読みながら自然に考えている自分がいました。
なんて影響を受けやすいんだ…!

「生きる」を「走る」に重ね、
「走りきった」じゃなくて「走ってる」ところが描かれているところがよかった。
とことん現実の話かと思っていたので、突如でてきたファンタジーのような世界観に最初戸惑いましたが
そういった非現実性を現実にリンクさせ説得力を持たせるところがすごいな、と思います。

あの世までの距離を思えば現実の世界はどこへだって行ける、
生きてればなんだってできる、
そんな風に思わせてくれる作品でした。
ラン Amazon書評・レビュー: ランより
4062188279
No.67
(4pt)

走ってる!

明日早起きしてジョギングしよっかな、
と読みながら自然に考えている自分がいました。
なんて影響を受けやすいんだ…!

「生きる」を「走る」に重ね、
「走りきった」じゃなくて「走ってる」ところが描かれているところがよかった。
とことん現実の話かと思っていたので、突如でてきたファンタジーのような世界観に最初戸惑いましたが
そういった非現実性を現実にリンクさせ説得力を持たせるところがすごいな、と思います。

あの世までの距離を思えば現実の世界はどこへだって行ける、
生きてればなんだってできる、
そんな風に思わせてくれる作品でした。
ラン (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ラン (角川文庫)より
404100165X
No.66
(4pt)

文庫版発売

お安くてかさばらない文庫版が登場したのを見かけたので、読んでみた。
しなやかな文章から紡ぎ出される不思議な長編小説。
環。モナミ1号。冥界への道のり。イージーランナーズ。
よく考えると、筋書きには多少無理があるような気もしないではないが(笑)、
きっちり読ませて、ぐいぐい引き込む。

途中、これでどうやってエンディングをまとめるのかと、
内心ちょっと余計な心配をしてしまったが、杞憂だった。

ほろりときて、でも、なぜかすがすがしい、
このなんともいえない読後感と余韻。
前向きに生きることへの、やさしく、たくましいメッセージ。
このあたりの手腕は流石である。面白かった。
ラン Amazon書評・レビュー: ランより
4652079338
No.65
(4pt)

文庫版発売

お安くてかさばらない文庫版が登場したのを見かけたので、読んでみた。
しなやかな文章から紡ぎ出される不思議な長編小説。
環。モナミ1号。冥界への道のり。イージーランナーズ。
よく考えると、筋書きには多少無理があるような気もしないではないが(笑)、
きっちり読ませて、ぐいぐい引き込む。

途中、これでどうやってエンディングをまとめるのかと、
内心ちょっと余計な心配をしてしまったが、杞憂だった。

ほろりときて、でも、なぜかすがすがしい、
このなんともいえない読後感と余韻。
前向きに生きることへの、やさしく、たくましいメッセージ。
このあたりの手腕は流石である。面白かった。
ラン Amazon書評・レビュー: ランより
4062188279
No.64
(4pt)

文庫版発売

お安くてかさばらない文庫版が登場したのを見かけたので、読んでみた。
しなやかな文章から紡ぎ出される不思議な長編小説。
環。モナミ1号。冥界への道のり。イージーランナーズ。
よく考えると、筋書きには多少無理があるような気もしないではないが(笑)、
きっちり読ませて、ぐいぐい引き込む。

途中、これでどうやってエンディングをまとめるのかと、
内心ちょっと余計な心配をしてしまったが、杞憂だった。

ほろりときて、でも、なぜかすがすがしい、
このなんともいえない読後感と余韻。
前向きに生きることへの、やさしく、たくましいメッセージ。
このあたりの手腕は流石である。面白かった。
ラン (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ラン (角川文庫)より
404100165X
No.63
(5pt)

頭に描く絵本

460Pもの長編ですが苦もなく読了しました。特に後半はぐいぐい引き込まれるようなかんじ。 物語の設定や展開はよくあるものと言って差し支えないでしょう。そこに目新しさは特にありません。 基本主人公による一人称文体で進みます。本書ではそこにかなりの「肉付け」要素を盛り込んでいるのですが、これを受け入れられるかが最大のポイントかと。そこさえクリアしてしまうと後は終章まで一気でしょう。 なにより状況の語らせが上手。たいていの凡な作家だと一人称なのに更に「ナレーション」のような説明があって、まるで舞台演劇を遠くからみているみたいな距離感を否めませんが。 本書ではあっさり主人公の視点に自分を置き換えられます。プロの物書きはこうでなくてはね。 変換(主人公と読者の)さえ完了してしまえば、後は大丈夫。ありきたりだのは全く気になりません。なにせ起きているのは「自分」のことだもの。著者の世界を頭に描いてゆけばいいだけ。まさに「脳内絵本」。 そのあたりは上手いを超えて見事の一言です。各章の軽妙なタイトルがまた楽しく、場面転換を助けてくれます。 設定やテーマ自体は重めですが、読中も読後感も実に爽やか。いい物語を読んだという満足感たっぷりになること請け合い。疲れた週末、夜更けに読んでリフレッシュするには文句なくお薦めです。 あ、くれぐれも「ラン」は肉付け要素であり「陸上」のお話しではありません、誤解なきよう。
ラン Amazon書評・レビュー: ランより
4652079338
No.62
(5pt)

頭に描く絵本

460Pもの長編ですが苦もなく読了しました。特に後半はぐいぐい引き込まれるようなかんじ。 物語の設定や展開はよくあるものと言って差し支えないでしょう。そこに目新しさは特にありません。 基本主人公による一人称文体で進みます。本書ではそこにかなりの「肉付け」要素を盛り込んでいるのですが、これを受け入れられるかが最大のポイントかと。そこさえクリアしてしまうと後は終章まで一気でしょう。 なにより状況の語らせが上手。たいていの凡な作家だと一人称なのに更に「ナレーション」のような説明があって、まるで舞台演劇を遠くからみているみたいな距離感を否めませんが。 本書ではあっさり主人公の視点に自分を置き換えられます。プロの物書きはこうでなくてはね。 変換(主人公と読者の)さえ完了してしまえば、後は大丈夫。ありきたりだのは全く気になりません。なにせ起きているのは「自分」のことだもの。著者の世界を頭に描いてゆけばいいだけ。まさに「脳内絵本」。 そのあたりは上手いを超えて見事の一言です。各章の軽妙なタイトルがまた楽しく、場面転換を助けてくれます。 設定やテーマ自体は重めですが、読中も読後感も実に爽やか。いい物語を読んだという満足感たっぷりになること請け合い。疲れた週末、夜更けに読んでリフレッシュするには文句なくお薦めです。 あ、くれぐれも「ラン」は肉付け要素であり「陸上」のお話しではありません、誤解なきよう。
ラン Amazon書評・レビュー: ランより
4062188279
No.61
(5pt)

頭に描く絵本

460Pもの長編ですが苦もなく読了しました。特に後半はぐいぐい引き込まれるようなかんじ。 物語の設定や展開はよくあるものと言って差し支えないでしょう。そこに目新しさは特にありません。 基本主人公による一人称文体で進みます。本書ではそこにかなりの「肉付け」要素を盛り込んでいるのですが、これを受け入れられるかが最大のポイントかと。そこさえクリアしてしまうと後は終章まで一気でしょう。 なにより状況の語らせが上手。たいていの凡な作家だと一人称なのに更に「ナレーション」のような説明があって、まるで舞台演劇を遠くからみているみたいな距離感を否めませんが。 本書ではあっさり主人公の視点に自分を置き換えられます。プロの物書きはこうでなくてはね。 変換(主人公と読者の)さえ完了してしまえば、後は大丈夫。ありきたりだのは全く気になりません。なにせ起きているのは「自分」のことだもの。著者の世界を頭に描いてゆけばいいだけ。まさに「脳内絵本」。 そのあたりは上手いを超えて見事の一言です。各章の軽妙なタイトルがまた楽しく、場面転換を助けてくれます。 設定やテーマ自体は重めですが、読中も読後感も実に爽やか。いい物語を読んだという満足感たっぷりになること請け合い。疲れた週末、夜更けに読んでリフレッシュするには文句なくお薦めです。 あ、くれぐれも「ラン」は肉付け要素であり「陸上」のお話しではありません、誤解なきよう。
ラン (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ラン (角川文庫)より
404100165X
No.60
(4pt)

一気に読んだのを覚えています。

こんなに分厚いにも関わらず、一気に読んでしまいました。
読了したのはだいぶ前ですが、かなり引きこまれていたのは覚えています。
いつも思うのですが、森都さんの描くキャラクター同士の会話はとにかく絶妙です。
今回も期待を裏切らず、思わず笑ってしまったり感心してしまうところがありました。
しかし、主人公である環はあまり好きになれなかったです。
クールで冷めていて生意気な部分のある子は森絵都作品においてよく主人公にもされているし
環と同じようなタイプでつきのふねのヒロインの女の子は好きだったのですが
どうもこの主人公はダメでした。
考え方とか人に対して取る行動とか物の受け取り方に共感ができなかったです。
最後まであまり好きにはなれませんでしたので、星4つです。
ラン Amazon書評・レビュー: ランより
4652079338
No.59
(4pt)

一気に読んだのを覚えています。

こんなに分厚いにも関わらず、一気に読んでしまいました。
読了したのはだいぶ前ですが、かなり引きこまれていたのは覚えています。
いつも思うのですが、森都さんの描くキャラクター同士の会話はとにかく絶妙です。
今回も期待を裏切らず、思わず笑ってしまったり感心してしまうところがありました。
しかし、主人公である環はあまり好きになれなかったです。
クールで冷めていて生意気な部分のある子は森絵都作品においてよく主人公にもされているし
環と同じようなタイプでつきのふねのヒロインの女の子は好きだったのですが
どうもこの主人公はダメでした。
考え方とか人に対して取る行動とか物の受け取り方に共感ができなかったです。
最後まであまり好きにはなれませんでしたので、星4つです。
ラン Amazon書評・レビュー: ランより
4062188279
No.58
(4pt)

一気に読んだのを覚えています。

こんなに分厚いにも関わらず、一気に読んでしまいました。
読了したのはだいぶ前ですが、かなり引きこまれていたのは覚えています。
いつも思うのですが、森都さんの描くキャラクター同士の会話はとにかく絶妙です。
今回も期待を裏切らず、思わず笑ってしまったり感心してしまうところがありました。
しかし、主人公である環はあまり好きになれなかったです。
クールで冷めていて生意気な部分のある子は森絵都作品においてよく主人公にもされているし
環と同じようなタイプでつきのふねのヒロインの女の子は好きだったのですが
どうもこの主人公はダメでした。
考え方とか人に対して取る行動とか物の受け取り方に共感ができなかったです。
最後まであまり好きにはなれませんでしたので、星4つです。
ラン (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ラン (角川文庫)より
404100165X
No.57
(4pt)

世界が愛おしくなる物語

ひとりぼっちの22歳、夏目環(たまき)が一台の自転車に出会うところから、物語がはじまる。
思いもよらない理由から、自転車を降り、二の足で大地を蹴って走りはじめる環。
走ることが、自分の殻にとじこもっていた環の毎日に、小さいが確実な変化をもたらしてゆく…

森絵都がつむぐ物語には、血の通った、生身の人間がいる。
生きることはかっこわるくて、ちっちゃなことに腹を立てたり、うらんだり、ねたんだり、ささやかな欠点を気にかけてくよくよしたり。
それでも生きてゆくんだ、生きていこうと背中を押してくれる素敵な物語。

ハードカバーで460ページ以上あるけれど、読みやすい文体なのであっという間に読み通せます。
最後のページを読み終えて本を閉じるときには、この不完全でどうしようもない世界が、少し明るく、そして愛おしく見えるようになっているはず。
寒い冬からあたたかい春へ、ちぢこまった気持ちを外へ広げたい方におすすめです。
ラン Amazon書評・レビュー: ランより
4652079338
No.56
(4pt)

世界が愛おしくなる物語

ひとりぼっちの22歳、夏目環(たまき)が一台の自転車に出会うところから、物語がはじまる。
思いもよらない理由から、自転車を降り、二の足で大地を蹴って走りはじめる環。
走ることが、自分の殻にとじこもっていた環の毎日に、小さいが確実な変化をもたらしてゆく…

森絵都がつむぐ物語には、血の通った、生身の人間がいる。
生きることはかっこわるくて、ちっちゃなことに腹を立てたり、うらんだり、ねたんだり、ささやかな欠点を気にかけてくよくよしたり。
それでも生きてゆくんだ、生きていこうと背中を押してくれる素敵な物語。

ハードカバーで460ページ以上あるけれど、読みやすい文体なのであっという間に読み通せます。
最後のページを読み終えて本を閉じるときには、この不完全でどうしようもない世界が、少し明るく、そして愛おしく見えるようになっているはず。
寒い冬からあたたかい春へ、ちぢこまった気持ちを外へ広げたい方におすすめです。
ラン Amazon書評・レビュー: ランより
4062188279
No.55
(4pt)

世界が愛おしくなる物語

ひとりぼっちの22歳、夏目環(たまき)が一台の自転車に出会うところから、物語がはじまる。
思いもよらない理由から、自転車を降り、二の足で大地を蹴って走りはじめる環。
走ることが、自分の殻にとじこもっていた環の毎日に、小さいが確実な変化をもたらしてゆく…

森絵都がつむぐ物語には、血の通った、生身の人間がいる。
生きることはかっこわるくて、ちっちゃなことに腹を立てたり、うらんだり、ねたんだり、ささやかな欠点を気にかけてくよくよしたり。
それでも生きてゆくんだ、生きていこうと背中を押してくれる素敵な物語。

ハードカバーで460ページ以上あるけれど、読みやすい文体なのであっという間に読み通せます。
最後のページを読み終えて本を閉じるときには、この不完全でどうしようもない世界が、少し明るく、そして愛おしく見えるようになっているはず。
寒い冬からあたたかい春へ、ちぢこまった気持ちを外へ広げたい方におすすめです。
ラン (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ラン (角川文庫)より
404100165X