昭和探偵
評判
昭和探偵の評価:
4.50/5点 レビュー 4件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1〜3 1/1ページ
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昭和探偵の評価:
4.50/5点 レビュー 4件。 C ランク
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文化的にも未成熟(貧しいともいえる)なことがわかるのが、圧倒的な人気を誇るアイドルの存在だ。本書の第一話に登場するアグネス・ラムがいい例だろう。現在のアイドルはどんなに人気があっても、広く日本国民が認知するような存在にはなりえない。「国民的アイドルグループ」と称されるAKBグループの中で、何人の名前を知っているだろうか。新御三家、中三トリオ、たのきんトリオ。ほとんどの人が名前を挙げることができた。もちろん、アグネス・ラムを知らない人はあまりいなかっただろう。メディアの数が少なかったので(テレビだけでなく明星や平凡等の雑誌を含めて)、多くの人が一つの方向を向けばみんな一斉にそっちを向いた。今は、ネットをはじめとするメディアの数が多く、いくらメディア側であおっても簡単には乗ってくれない。そして、一人一人がそのアイドルの価値を自分で決める。文化が成熟してきた証ではないか。
昭和の都会生活のまぶしさの象徴がディスコではなかったか。実際にあった照明器具落下事件をもとにしたのが第二話である。ワンレン、ボディコン、お立ち台。これもみんなが右向け右で同じ方向を向いた。
その一方で第三話は田舎にあったくみ取り式便所の話。バブルを頂点とする経済発展の恩恵を受けたのは一部の人々だったということだ。そして第四話はコンビニのない生活の話。今はコンビニもインフラの一つとして考えるらしい。そう考えると、昭和という時代は、電気・ガス・水道に匹敵するインフラであるコンビニすら普及していない、貧しい時代だったといえるだろう。それを人々が懐かしむのはなぜか。私は圧倒的に現在の生活の方がすてきだと思うのだが、