きりこについて

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きりこについての評価:

4.11/5点 レビュー 55件。 D ランク

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平均点4.11pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全110件 81〜100 5/6ページ
No.30
(3pt)

これは小説というより、ヤングアダルト向けのファンタジー童話かと思う。

年代的にずれがあるからだと思うのですが、私が小学生の頃とは相当違うようで、私の小学生の時は、かわいい少女がリーダーではなく、むしろボーイッシュで、成績が良くて、体育も得意な女の子がリーダーでした。今はきっと違うのでしょうね。傍目に見て、全く可愛くない娘を、両親だけは「かわいいかわいい」と言って育てるのは、微笑ましいと思いますが、おそらくかなり太っていて(から首とあごの境目がはっきりしていないのでしょう)目が小さく眉が太くて、歯並びが良くない。という描写から、相当個性的な顔立ちを想像させ、それに似合わない、ひらひらした少女趣味の洋服が好きだという主人公の少女は、見た目かなりグロテスクな感じだと想像しました。ちせちゃんは逆に手足が長く、いかにも現代的な美少女なのでしょうけれど、出会い系サイトで一度だけ、色々な男性とセックスするのが好き。というのは、その年頃の男の子は普通できないですが、中学高校生の少女とあわよくばと思っている中高年男性は多いので、その辺を揶揄しているのだと思いました。見知らぬ男性とそんなことばかりしていたら、妊娠するか、病気をうつされるか、どちらかのは目に陥るはずですが、嫌なのに無理やりセックスをさせられるだけで済んだのは、むしろ不幸中の幸いなので、強姦といえばそうなのかもしれませんが、そういう危険もちゃんと描かないと、片手落ちだと年頃の息子たちを持つ私は思います。好きな女の子相手ですら、コンドームをきちんとつけるのを嫌がるのが日本の男性ですから。ちせちゃんはきちんと付けてくれる男性だけとしていたと主張していますが、普通にありえない話だと思います。
 いくら両親が「かわいい」と言って育てても、小学5年生まで「自分はかわいい」と思い込んでいられる、と言うのも、ほとんどありえないし、引きこもっていて、中学も高校も行かずに勉強もせず、社会に出て働いたことがないのに、ちせちゃんの作ったAV制作会社の副社長が務まるわけないとも思うし、何もかも、童話なら許せるのかもしれないけれど、ずさんな設定だなと思いました。そういう荒さが目についてしまうので、
 最近はこういうのも小説として成り立つんだなと思って、楽しんで読もうと思いましたけど、この作家の他の作品を読もうとは多分思わないでしょう。それなのにどうして読んだかというと「宗教を物語でほどく アンデルセンから遠藤周作まで」という本に、この小説が紹介されていたからです。
きりこについて (角川文庫) Amazon書評・レビュー: きりこについて (角川文庫)より
4043944810
No.29
(5pt)

共感

西加奈子さんの作品、読みたかったのになかなか読めず、
この本をやっと初めて読みました。

大阪で育ったんですが、自分の少女時代と重ねてしまいました。
親に可愛い、と私は言われたことがなかったので男友達に何度、ブス、って言われても傷つかなかったところは違いますけれど。
3歳のときに母親と歩いてると近所の人に顔をマジマジと見られ、
「お父さんに似てしまいはったんやねえ」と残念そうに言われたことを思い出しましました笑。
ゆうたら漫画家になった女の子(名前忘れた)みたいな人生送ってますけど、本の中で唯一、幸せになれてない人物のような、、笑

とにかく、泣ける作品でした。
男の人が、できる女の人を僻むところがすごく共感できました。
いまそのことでちょうど悩んでたので、
心に響きました。

猫のよくわからん大阪弁が逸品でした。
これからも西さんの作品、読もうと思いました。
きりこについて (角川文庫) Amazon書評・レビュー: きりこについて (角川文庫)より
4043944810
No.28
(5pt)

残念。映像化希望なのに

こんなにブスを連呼する作品は、今まで見たこともない。
だからと言って、不愉快な事は何もなく、清々しささえ覚える。
こんあに素敵な猫との関係は、西加奈子ならではの作風ではあるのだが、映像化出来そうにないのが残念無念
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4043944810
No.27
(3pt)

だらだらと

不細工な女の子のきりこ。
猫と、きりこ視点で書かれています。
鈍感な女の子なので、自分がぶすなことに気づかずに成長するのですが、良い題材だと思うのですが、
ただ、だらだらとした感じが否めません。
読み終わった後に、もっとパンチが欲しかったなーと感じました。

ゆったりとした話が好きな人にお勧めですが、早い展開やドロドロとした心理戦や考えさせられるような
ヘビーな題材などが好きな人にはだめだと思います。

特にテーマのない日常が描かれているような作品が好きな方にお勧めです。
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4043944810
No.26
(5pt)

猫はすべて分かっていた

きりこがいかにぶすであるかという長々とした描写から始まり、以降もユーモアあふれる文章が小気味よいです。それでいて男女のことについて毒を含んだ鋭い洞察も多いです。また表紙のとおり猫小説としてもある意味論理だって書かれており、非常に優れています。

そう長くない小説の中で結構な数の登場人物が出ますが、著者がそれらの人物を愛して書いていることが伝わってきます。主人公のきりこだけでなく、それらの人物のそのままを愛する、という姿勢が素晴らしいです。
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4043944810
No.25
(4pt)

書き出しから引き込まれます。

書き出しから引き込まれます。強烈なキャラの登場人物たちにも、何故か共感してしまう不思議な感覚は、西さんマジック?
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4043944810
No.24
(5pt)

ラムセス2世

西加奈子さんの「サラバ!」を読んで、すごく感動しました。
そして、中古で本書を購入したのですが、期待以上!
読みやすい。そして抜群に面白い。
あっという間に読み終わりました。
猫さんが大好きになったし、西加奈子さんの本をもっと読みたくなりました。
私の語彙力では上手く感想を書けないのですが、素直に、良い作品でした。
この作品から得たものもあります。
ありがとうございました。
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4043944810
No.23
(5pt)

良いはなし

おもしろい!
私は中学生ですが、親に面白かったら見せてと言われてますが、見せれませんね…
すごく面白いし、良いはなしですが。
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4043944810
No.22
(5pt)

面白い拾いねこのを通しての世界観からの展開に脱帽

面白い拾いねこのを通しての世界観からの展開に脱帽きりこ
ラムセス猫かしこいの面白い展開
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4043944810
No.21
(4pt)

不思議な本

性の表現をもうすこし抑えてあれば、
ま、キリコのブスについて、これ以上ない表現をおもうと、
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4043944810
No.20
(5pt)

こ、この本はっ!すごい!

「まぁ、なんと...変わったお話だなぁ。」
というのが、読み始めて数ページの感想。
なにせ、冒頭2ページで”ぶす”という言葉が6回も出てくるので、読んでいてたじろがないわけにはいかず、
読み進めるうち、幼少期に少なからず私自身も経験したような日々を、まるで複写したかのようなストーリーに、
苦々しい思い出を今更、無理やり回想させられた気分にさえなり、
「んっ?この本なに?著者の西さんってどんな人?」とGoogleさえしてしまったほど、物語前半3分の1は嫌悪感を持ちながらページをめくっていましたが、
ちょうど83ページから、主人公きりこの人生もあわせて、物語の様相が変わります。
そこからは、ほぼ最後までノンストップで読んでいき、
「あぁ、思いがけなくとんでもない本に出会えたな」という感想です。

著者の西さんと黒猫ラムセス2世に、感情を操られ、導かれるように話が進んでゆき、
一言で言えば”大切な事を再確認させてもらえた”、そんな一冊です。
”悲しさを背負って、喜びに気づく”という言葉が、一番この本の中で好きな言葉です。
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4043944810
No.19
(4pt)

猫の世界感ほんまにこんなんかも。

猫の世界感、そんなもんあるとは思えない。でもこの作品を読むと「もしかして…猫ってこんなかんじちゃう?!」と思わせてしまう、なんともいえない西さん得意の「ことばづかい」とでもいうか、やわらかい言語力、すばらしくおもしろい。

そして、女の「性」やら「価値観」が題材の話はまあよくある。
いかにその個性が輝いているかだと思うのですが、この作品のきりこ。そしてきりこの世界。圧倒的です。
西さんの本に出てくる「女の子」は最初からちゃんとそれぞれ「女」である生々しさがある。それぞれに苦悩し、ひとりひとり違う生き方で大人になるというあたりまえのなかにうずまく泥のようなまた宝石のようなストーリーがものすごい存在感。
きりこ、それからちせちゃん。「会いたい!彼女らはどこにいるのですか!」と言いたくなる。
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4043944810
No.18
(4pt)

少女の成長が楽しい

子猫と共に成長する、少女の姿が微笑ましく、やぱり面白い。
大人の創り上げた価値観を、違った観点で覆していく展開が気持ち良い。

すごく面白いので、あっという間に読み終わってしまいました。
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4043944810
No.17
(5pt)

面白かったです

これぞ、西加奈子さんだ、という内容でした、
最後の最後で、どんでん返しという感じです
迷っている人は、お勧めです
購入して、良かったです
値段も、安く手に入ったので、お得でした
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4043944810
No.16
(5pt)

綺麗

とても綺麗な商品でした
まだ読めていないのですが、楽しみです
ありがとうございました
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4043944810
No.15
(3pt)

自分を解放せよ

きりこはブスであることを自覚したことから引き篭もるけど
美人でも美人の悩みから同じようなことも起こる
ブスも美人も関係ない。コミックの「主に泣いてます」を読めば
それは分かる。人が自分をどう思うか?ということに
囚われているときは自分を生きてないことになる
ということを改めて思わされる
自分のやりたいことを叶えるのは自分だけ~それがすべてですね
それを実感したきりこは強い!
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4043944810
No.14
(4pt)

地の文が独特でかわいい。

地の文が独特でかわいい。主人公はブスだがかわいい。
小川洋子さんのような丁寧な文体に舌っ足らずさを加えて、かわりに繊細さを取り払ったような文章である。
これがなかなか良い雰囲気をだしている。氏の著作を読むのは初めてだったが、読んでよかったと思った。
終盤のジェンダー論めいたハナシは正直蛇足に感じてしまったが、それを差し引いても良い読書ができたと思える作品。
特に序盤~中盤のすっとぼけた雰囲気が好きです。かわいいです。
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4043944810
No.13
(4pt)

おもしろかったです。

本はきれいでしたし、梱包や到着までの時間も問題ありませんでした。
ありがとうございました。
内容は、独特なストーリーと文章でお話に入り込みスピーディーに読み進めましたが、後半はちょっと予想とは違う結末でした。
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4043944810
No.12
(3pt)

方言は無条件で読ませ力ありです

面白かったです。
関西弁は方言の中でいちばん耳になじむ言葉ですね。
するすると読み進んでいけました。

きりこの顔について、あんまり想像がてきず。
ぶすである、ということだけを認めなくてはなんない強制!
はじめは、独裁きりこが鼻につくストーリーでしたが、
じょじょになりを潜めて、予知夢がみられるあたりは、
なんだか神様みたいな神聖な雰囲気が感じられました。

ラスト、語り手が実は猫ラムセス二世というのは、少しほんの少しがっかりでした。
意外性は特にないな、というのが感想です。
きりこが予知夢で見ていたとか、きりこ自身が知っていたというのなら、
よかったかなーと思いました。
きりこについて (角川文庫) Amazon書評・レビュー: きりこについて (角川文庫)より
4043944810
No.11
(4pt)

内容は薄いが著者のセンスの良さを評価

タイトルが『きりこについて』、すなわち『きりこ』という女の子の成長の記録です。きりこはブスで、それにより苦しむがそれを乗り越えるという、実にありきたりなテーマ。そのきりこの苦悩により導き出される結論も実に普通。中学生高校生位なら感動するかもしれませんが、私アラサーの子持ち主婦が読んでもちっとも心に響きませんでした。しかも、携帯小説に定番のAV女優、ゲイという言葉が出てきて物語がさらに軽いイメージになってしまう。そして駄目押しすると、後半が小説になってない。後半は結構酷いです。『○○ちゃんは結局こうなりました』というただの作文と化してます。 とまあ残念な点を一気に並べましたが、総合評価は☆4つ。単純に面白かったです。まずはきりこのキャラクターが強烈猫の視点で物語は進むのですが(この点については好みの問題なので評価を割愛する)この猫がきりこを慕っているのもあり、かなり生き生きと魅力的に書かれている。そして前半部分の文章のセンスの良さ猫のネーミングセンスもいいし、『酔っている』のくだりなんかは著者のセンスの良さをかなり感じた。このまま後半もこの品質のままなら、内容の薄さはどうでもよく、もっと評価できたのだが、如何せん後半が、前半のセンスのよさをちっとも感じさせないつくりなのが実に残念な作品なのである
きりこについて (角川文庫) Amazon書評・レビュー: きりこについて (角川文庫)より
4043944810