きいろいゾウ

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評判

きいろいゾウの評価:

3.67/5点 レビュー 76件。 C ランク

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平均点3.67pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全28件 21〜28 2/2ページ
No.8
(3pt)

眠れぬ夜には薦めない

まるでぎらぎらした夏の日みたいに、
ささやかだけれど無闇にはしゃいだ日常と
まるで閉ざされた冬の日みたいに、
静かだけれど悪戯に心を揺さぶる情景を
奇跡みたいに出会った二人の
必然みたいな愛にとっぷりと浸したお話
*****
映画化されるから読んだわけではなく、なんだかだらだら読みかけのままだったものをやっと読了。

大好きな、どきどきするような、夏の風景。
ささやかでくだらなくて、愛すべき日常。
おいしいごはん。
おいしい風景。
大好きな人が隣にいる毎日。
だけどもそこに巣くう、暗い影。
押し込めた感情。
お互いの向こうにチラつく、決して踏み込めない場所。
…否、踏み込まないでいる場所。

草や木や動物の声が聞こえる、身体の弱いツマ。
穏やかだけれど、過去に何かを抱えているような、ムコさん。
きいろいゾウの絵本を軸に織り成す柔らかくてファンタジックな世界。
それでも覗くのを躊躇うような深い闇がぽっかりとまん中に開いていて、
それがこの物語をちゃんと地に足のついたものにしている。
言葉運びも話運びも、童話のそれのように優しくて柔らか。
それなのに、ページが進まなかったのはなぜか。
出来すぎている。
ぜんぶ、ぜんぶが、そこに孕む闇さえもが、幸せの為に存在してる。
自分のココロに余裕のある時に読めば、 ほっこり幸せが伝播するのかもしれない。
でも、コンディションの良くない時に読むには、向かない。
要するに、嫉妬するのだ。
この物語の隅から隅まで、あらゆる言葉に、あらゆるシーンに、嫉妬するのだ。
どんな苦悩も、悲しみも、痛みも、 幸せに繋がる道すがらで出逢う嵐みたいなものだよと、
目的地には幸せが待っていますよと、
どのページからも幸せが透かして見えるから。

出逢うタイミングが悪かったと言うべきか。
でも、つまりは、嫉妬するほどに、美しい話であることは確かです。
きいろいゾウ Amazon書評・レビュー: きいろいゾウより
4093861625
No.7
(3pt)

眠れぬ夜には薦めない

まるでぎらぎらした夏の日みたいに、
ささやかだけれど無闇にはしゃいだ日常と
まるで閉ざされた冬の日みたいに、
静かだけれど悪戯に心を揺さぶる情景を
奇跡みたいに出会った二人の
必然みたいな愛にとっぷりと浸したお話
*****
映画化されるから読んだわけではなく、なんだかだらだら読みかけのままだったものをやっと読了。

大好きな、どきどきするような、夏の風景。
ささやかでくだらなくて、愛すべき日常。
おいしいごはん。
おいしい風景。
大好きな人が隣にいる毎日。
だけどもそこに巣くう、暗い影。
押し込めた感情。
お互いの向こうにチラつく、決して踏み込めない場所。
…否、踏み込まないでいる場所。

草や木や動物の声が聞こえる、身体の弱いツマ。
穏やかだけれど、過去に何かを抱えているような、ムコさん。
きいろいゾウの絵本を軸に織り成す柔らかくてファンタジックな世界。
それでも覗くのを躊躇うような深い闇がぽっかりとまん中に開いていて、
それがこの物語をちゃんと地に足のついたものにしている。
言葉運びも話運びも、童話のそれのように優しくて柔らか。
それなのに、ページが進まなかったのはなぜか。
出来すぎている。
ぜんぶ、ぜんぶが、そこに孕む闇さえもが、幸せの為に存在してる。
自分のココロに余裕のある時に読めば、 ほっこり幸せが伝播するのかもしれない。
でも、コンディションの良くない時に読むには、向かない。
要するに、嫉妬するのだ。
この物語の隅から隅まで、あらゆる言葉に、あらゆるシーンに、嫉妬するのだ。
どんな苦悩も、悲しみも、痛みも、 幸せに繋がる道すがらで出逢う嵐みたいなものだよと、
目的地には幸せが待っていますよと、
どのページからも幸せが透かして見えるから。

出逢うタイミングが悪かったと言うべきか。
でも、つまりは、嫉妬するほどに、美しい話であることは確かです。
きいろいゾウ (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: きいろいゾウ (小学館文庫)より
4094082514
No.6
(3pt)

非現実的な世界観

穏やかにゆっくりと進んで行くストーリーは心地よく、登場人物にも好感が持てて、ムコさんとツマさんの愛情表現もなんだかふわっとしてて素敵な夫婦感が良かったが、あまりにも非現実的なツマさんの能力?
ムコさんの過去の出来事も、あまりにも陳腐…

そして、最後までわからなかった日記の真相…

ちょっと惜しい、残念な感想でした。
きいろいゾウ Amazon書評・レビュー: きいろいゾウより
4093861625
No.5
(3pt)

非現実的な世界観

穏やかにゆっくりと進んで行くストーリーは心地よく、登場人物にも好感が持てて、ムコさんとツマさんの愛情表現もなんだかふわっとしてて素敵な夫婦感が良かったが、あまりにも非現実的なツマさんの能力?
ムコさんの過去の出来事も、あまりにも陳腐…

そして、最後までわからなかった日記の真相…

ちょっと惜しい、残念な感想でした。
きいろいゾウ (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: きいろいゾウ (小学館文庫)より
4094082514
No.4
(3pt)

宮崎あおいのレビューに誘われて購入

宮崎あおいが帯で絶賛していたのを店頭で
見たので購入してみました。

文体がけだるい感じなので好みに合いませんでしたが
ストリーは◎なので★3つ。
きいろいゾウ Amazon書評・レビュー: きいろいゾウより
4093861625
No.3
(3pt)

宮崎あおいのレビューに誘われて購入

宮崎あおいが帯で絶賛していたのを店頭で
見たので購入してみました。

文体がけだるい感じなので好みに合いませんでしたが
ストリーは◎なので★3つ。
きいろいゾウ (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: きいろいゾウ (小学館文庫)より
4094082514
No.2
(3pt)

おかえり、ただいま、が心地いい

最初は、夫婦のちょっとした会話や「私」の独り言をつづった、

はやりの、“空気感”のある透き通った文章が続く、小説・・・

そんなふうに思いながら読んでいた。

ところが、読み進むうちに、思いもかけず、話は深く、

ドキドキと胸に迫る展開を見せていった。

一組の夫婦(ムコさんとツマ)と、かかわる人びと――

隣のアレチさんに、ツマを慕う大地君に、ムコさんの昔の彼女に、

いつもごはんをもらいにくる犬のカンユ。そして、大地君を慕う洋子に

洋子のおばあさんの平木直子。ムコさんが面倒を見ている足利さんに

ムコさんのおばの“ない姉ちゃん”などなど。

彼らの存在が影響し合って、ふたりの、そして彼らの人生を

気づかないうちにかなり劇的に変えていく。

夫婦って不思議なもの、そんな台詞が後半に出てくる。

運命のような出会いと、ふたりがまだ知らない過去の共通点。

ふたりは、何かがあっても、ちゃんと結びついている。

その結びつきを、東京からはなれた場所という、ある種の異空間を通して、

また、少年(過去&今のムコさん)が大人(これからのムコさん)に

なるような、どことなくビルドゥングスロマン的なものを通して、

この話は私たちに示してくれる。センチメンタルになりすぎず、

非現実的になりすぎずに。

(最後の2ページはちょっといらないけど)
きいろいゾウ Amazon書評・レビュー: きいろいゾウより
4093861625
No.1
(3pt)

おかえり、ただいま、が心地いい

最初は、夫婦のちょっとした会話や「私」の独り言をつづった、

はやりの、“空気感”のある透き通った文章が続く、小説・・・

そんなふうに思いながら読んでいた。

ところが、読み進むうちに、思いもかけず、話は深く、

ドキドキと胸に迫る展開を見せていった。

一組の夫婦(ムコさんとツマ)と、かかわる人びと――

隣のアレチさんに、ツマを慕う大地君に、ムコさんの昔の彼女に、

いつもごはんをもらいにくる犬のカンユ。そして、大地君を慕う洋子に

洋子のおばあさんの平木直子。ムコさんが面倒を見ている足利さんに

ムコさんのおばの“ない姉ちゃん”などなど。

彼らの存在が影響し合って、ふたりの、そして彼らの人生を

気づかないうちにかなり劇的に変えていく。

夫婦って不思議なもの、そんな台詞が後半に出てくる。

運命のような出会いと、ふたりがまだ知らない過去の共通点。

ふたりは、何かがあっても、ちゃんと結びついている。

その結びつきを、東京からはなれた場所という、ある種の異空間を通して、

また、少年(過去&今のムコさん)が大人(これからのムコさん)に

なるような、どことなくビルドゥングスロマン的なものを通して、

この話は私たちに示してくれる。センチメンタルになりすぎず、

非現実的になりすぎずに。

(最後の2ページはちょっといらないけど)
きいろいゾウ (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: きいろいゾウ (小学館文庫)より
4094082514