ウルトラ・ダラー

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評判

ウルトラ・ダラーの評価:

3.49/5点 レビュー 128件。 D ランク

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平均点3.49pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全138件 41〜60 3/7ページ
No.98
(4pt)

これは良書、私は楽しめた

本書ひいては著者には様々な評価があるようだが、私は本書を楽しんだ。一流のスパイ小説と呼ばれるものを邦訳で何冊か読んだことがあるが、どれも訳がしっくりと来なかった。その点、本書は日本語によって書かれたスパイ小説であり、しかもこれだけの質の日本語によるスパイ小説はやはり初めてだったのではないだろうか。舞台設定も日本人、そして元NHK記者としての筆者ならではのものである。日本と北朝鮮、中国との関係、在日、防諜意識の低さ、そしてディテールを飾る豊かな日本文化などなど、日本人、そして日本をよく知る者だけが楽しめる内容になっている。

本書で描かれたインテリジェンスの世界がどこまでフィクションでどこまでが現実なのか、私には分からない。ただ、実在する人物と組織を用いてフィクションと現実を織り込ませる手法は実に見事である。本書の主要登場人物の一人である外務省局長のモデルは明らかであり、著者はこの小説を用いて何らかのメッセージを送っているのかなどと考えをめぐらしてみるのも楽しかった。そして私は、主人公スティーブンの描写を高く評価したい。後半まで容姿端麗、頭脳明晰な絵に描いたような完全無欠の情報工作員だったわけだが、最後にはそんな彼も人間であり、人間であるからには個人的な関係に流され、過ちも犯してしまうということが明らかにされている。ラストシーンはやはり安易に過ぎるし、あまり現実味を感じなく、残念だったが、インテリジェンスが極めて人間臭いものだという著者のメッセージは十分に伝わっている。これは良書である。
ウルトラ・ダラー Amazon書評・レビュー: ウルトラ・ダラーより
4103823038
No.97
(4pt)

これは良書、私は楽しめた

本書ひいては著者には様々な評価があるようだが、私は本書を楽しんだ。一流のスパイ小説と呼ばれるものを邦訳で何冊か読んだことがあるが、どれも訳がしっくりと来なかった。その点、本書は日本語によって書かれたスパイ小説であり、しかもこれだけの質の日本語によるスパイ小説はやはり初めてだったのではないだろうか。舞台設定も日本人、そして元NHK記者としての筆者ならではのものである。日本と北朝鮮、中国との関係、在日、防諜意識の低さ、そしてディテールを飾る豊かな日本文化などなど、日本人、そして日本をよく知る者だけが楽しめる内容になっている。

本書で描かれたインテリジェンスの世界がどこまでフィクションでどこまでが現実なのか、私には分からない。ただ、実在する人物と組織を用いてフィクションと現実を織り込ませる手法は実に見事である。本書の主要登場人物の一人である外務省局長のモデルは明らかであり、著者はこの小説を用いて何らかのメッセージを送っているのかなどと考えをめぐらしてみるのも楽しかった。そして私は、主人公スティーブンの描写を高く評価したい。後半まで容姿端麗、頭脳明晰な絵に描いたような完全無欠の情報工作員だったわけだが、最後にはそんな彼も人間であり、人間であるからには個人的な関係に流され、過ちも犯してしまうということが明らかにされている。ラストシーンはやはり安易に過ぎるし、あまり現実味を感じなく、残念だったが、インテリジェンスが極めて人間臭いものだという著者のメッセージは十分に伝わっている。これは良書である。
ウルトラ・ダラー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ウルトラ・ダラー (新潮文庫)より
4101381151
No.96
(4pt)

話題になった本。。。

ずっと気になっていた本を手に取ってみた。

思っていたよりも、、、おもしろかった。

もっともっとエンターテインメントしててもよかったけど、何せ実際のインテリジェンスに触れていた人の書いた本だからそれは難しいのだろう、でもそこを差し引いても楽しく読めた。

小説の世界にいるスーパーマンは出てこないけれども、実社会にはいる秀才が主人公。
最後のシーンもボク的には許容範囲。

あとがきもなかったけど、まあいいか。
ウルトラ・ダラー Amazon書評・レビュー: ウルトラ・ダラーより
4103823038
No.95
(4pt)

話題になった本。。。

ずっと気になっていた本を手に取ってみた。

思っていたよりも、、、おもしろかった。

もっともっとエンターテインメントしててもよかったけど、何せ実際のインテリジェンスに触れていた人の書いた本だからそれは難しいのだろう、でもそこを差し引いても楽しく読めた。

小説の世界にいるスーパーマンは出てこないけれども、実社会にはいる秀才が主人公。
最後のシーンもボク的には許容範囲。

あとがきもなかったけど、まあいいか。
ウルトラ・ダラー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ウルトラ・ダラー (新潮文庫)より
4101381151
No.94
(5pt)

上質のインテリジェンス

評判を見て予想していたよりも
面白かったです。

ウルトラダラーが現実の話なのかしらと
思わせてくれますし、実際はもっと深刻な
外交駆引きが行われているのではと
想像が掻き立てられます。

情報量が多いですが、テンポがよく
一気に読めました。
ウルトラ・ダラー Amazon書評・レビュー: ウルトラ・ダラーより
4103823038
No.93
(5pt)

上質のインテリジェンス

評判を見て予想していたよりも
面白かったです。

ウルトラダラーが現実の話なのかしらと
思わせてくれますし、実際はもっと深刻な
外交駆引きが行われているのではと
想像が掻き立てられます。

情報量が多いですが、テンポがよく
一気に読めました。
ウルトラ・ダラー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ウルトラ・ダラー (新潮文庫)より
4101381151
No.92
(4pt)

ジャーナリストが外交問題にふみこんだ小説

同時多発テロ時NHKのワシントン局長として一躍有名になった手嶋氏が北朝鮮から流れるウルトラダラーと呼ばれる性向な偽札の謎について、取材および独自の解釈を加えて描いた作品。

主人公の日本人とせず、BBCの記者の顔を持つ諜報員とし、彼や彼の周りのCIA、内閣官房、外交官、その他さまざまな人物を通し、日本の拉致問題やウルトラダラーの目的、その黒幕について、見事に書かれている非常に読み応えのある小説ではある。
どこまで本当なのか、もしかしたらこれが真実なのか。そう思わせる力量はある。

しかし、話があまりに多岐にわたり絞り込まれておらず散逸になった部分があるのが残念。
それでも多くの小説家が書く同じような題材の小説に比べて全く遜色はなく、大部分の本職の小説家より上手いと感じた。
ウルトラ・ダラー Amazon書評・レビュー: ウルトラ・ダラーより
4103823038
No.91
(4pt)

ジャーナリストが外交問題にふみこんだ小説

同時多発テロ時NHKのワシントン局長として一躍有名になった手嶋氏が北朝鮮から流れるウルトラダラーと呼ばれる性向な偽札の謎について、取材および独自の解釈を加えて描いた作品。

主人公の日本人とせず、BBCの記者の顔を持つ諜報員とし、彼や彼の周りのCIA、内閣官房、外交官、その他さまざまな人物を通し、日本の拉致問題やウルトラダラーの目的、その黒幕について、見事に書かれている非常に読み応えのある小説ではある。
どこまで本当なのか、もしかしたらこれが真実なのか。そう思わせる力量はある。

しかし、話があまりに多岐にわたり絞り込まれておらず散逸になった部分があるのが残念。
それでも多くの小説家が書く同じような題材の小説に比べて全く遜色はなく、大部分の本職の小説家より上手いと感じた。
ウルトラ・ダラー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ウルトラ・ダラー (新潮文庫)より
4101381151
No.90
(5pt)

知的な駆け引きが楽しめる

新種のドル偽装の真相を追い求めるというインテリジェンス小説です.主人公の英国情報部員はBBC放送の特派員という肩書きをもって日本で暮らしているのですが,日本語ペラペラでモテモテ,しかもいくら取材とはいえ外務省や内閣府にたびたび足を運んでいたのではさすがにあやしいでしょうという気がしますが,そこは小説ですね.

この主人公を中心として,様々な人たちが関わり合ってくるのですが,駆け引きあり,二重スパイありと,一体誰が本当の事を言っているのかハラハラドキドキの展開で一気に読み終わってしまいました.著者の経歴を鑑みてどこまで本当で,どこからフィクションなのか分からないところも一興です.

あくまでも知的な駆け引きで終わって欲しかったのですが,暴力的な終わり方はちょっと残念でした.
ウルトラ・ダラー Amazon書評・レビュー: ウルトラ・ダラーより
4103823038
No.89
(5pt)

知的な駆け引きが楽しめる

新種のドル偽装の真相を追い求めるというインテリジェンス小説です.主人公の英国情報部員はBBC放送の特派員という肩書きをもって日本で暮らしているのですが,日本語ペラペラでモテモテ,しかもいくら取材とはいえ外務省や内閣府にたびたび足を運んでいたのではさすがにあやしいでしょうという気がしますが,そこは小説ですね.

この主人公を中心として,様々な人たちが関わり合ってくるのですが,駆け引きあり,二重スパイありと,一体誰が本当の事を言っているのかハラハラドキドキの展開で一気に読み終わってしまいました.著者の経歴を鑑みてどこまで本当で,どこからフィクションなのか分からないところも一興です.

あくまでも知的な駆け引きで終わって欲しかったのですが,暴力的な終わり方はちょっと残念でした.
ウルトラ・ダラー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ウルトラ・ダラー (新潮文庫)より
4101381151
No.88
(4pt)

超リアリティ

"ダラー"とは100ドル札のこと。
"ウルトラ・ダラー"とは新しい偽100ドル札のこと。

BBC東京特派員である主人公は、
日本にいて「北」の行う偽ドル札造りを追いかける。
「北」は紙幣印刷機も偽札検知装置も手に入れ、
必要な人は「拉致」もするし、脅迫も。

日本人を主人公にせず、英国人に任せるあたり
やりすぎるとある方面からの標的にされかねないからか。

それにしても内容はおもしろく
あっという間に読切ってしまう本です。
ウルトラ・ダラー Amazon書評・レビュー: ウルトラ・ダラーより
4103823038
No.87
(4pt)

超リアリティ

"ダラー"とは100ドル札のこと。
"ウルトラ・ダラー"とは新しい偽100ドル札のこと。

BBC東京特派員である主人公は、
日本にいて「北」の行う偽ドル札造りを追いかける。
「北」は紙幣印刷機も偽札検知装置も手に入れ、
必要な人は「拉致」もするし、脅迫も。

日本人を主人公にせず、英国人に任せるあたり
やりすぎるとある方面からの標的にされかねないからか。

それにしても内容はおもしろく
あっという間に読切ってしまう本です。
ウルトラ・ダラー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ウルトラ・ダラー (新潮文庫)より
4101381151
No.86
(4pt)

インテリジェンスのギブ&テイクがおもしろい、どこまで本当?

「インテリジェンス武器なき戦争」佐藤・手嶋対談の新書を読み、興味を覚えてこの「ウルトラ・ダラー」を手に取った。まさに虚実皮膜、そのブレンドのおもしろさがある。
話は浮世絵オークション会場から始まる。どういう展開になる?オークション描写自体にも仕掛けがあって、それ自体おもしろい。印刷工の失踪(1968年)、紙幣用紙の盗難(1988年)、凹版印刷機購入先の謎(1989年)、高級美術印刷会社社長の行方不明(1990年)という時間軸の伏線の後、2002年、BBC東京特派員のスティーブンに、疑惑100ドル紙幣露見のニュースが送信されてくるところから、ウルトラ・ダラーが動き出す。
スティーブンが、高遠内閣官房副長官、瀧澤アジア大洋州局長、大学の同窓で今はアメリカ財務省のシークレット・サービス捜査官コリンズそれぞれとインテリジェンスの駆け引きと展開が読みどころ。その会話が二重三重の意味を帯びてゆく。情報源を明かさずに目指す情報を得ようとするギブ&テイク、一方で、北朝鮮による偽造ウルトラ・ダラーの狙い解明と対応阻止の協力行動。ウルトラ・ダラーが東アジアでの外交戦略と安全保障の構図に緊密に絡んでゆく。思わぬところに仕掛けがあり、ぐいぐい引き込まれていった。
国家戦略の駆け引き、隠された部分に慄然とさせられる。日本外交に対する著者の厳しい批判の眼もストーリーに組み込まれている。この本を読んだ後、松村テクノロジー社長松村喜秀氏の「犯罪に立ち向かうテクノロジー」というネット連載(日経BP・SAFETY JAPAN:第2,3回)を見つけ、偽造紙幣に一層現実味が加わった。
ウルトラ・ダラー Amazon書評・レビュー: ウルトラ・ダラーより
4103823038
No.85
(4pt)

インテリジェンスのギブ&テイクがおもしろい、どこまで本当?

「インテリジェンス武器なき戦争」佐藤・手嶋対談の新書を読み、興味を覚えてこの「ウルトラ・ダラー」を手に取った。まさに虚実皮膜、そのブレンドのおもしろさがある。
話は浮世絵オークション会場から始まる。どういう展開になる?オークション描写自体にも仕掛けがあって、それ自体おもしろい。印刷工の失踪(1968年)、紙幣用紙の盗難(1988年)、凹版印刷機購入先の謎(1989年)、高級美術印刷会社社長の行方不明(1990年)という時間軸の伏線の後、2002年、BBC東京特派員のスティーブンに、疑惑100ドル紙幣露見のニュースが送信されてくるところから、ウルトラ・ダラーが動き出す。
スティーブンが、高遠内閣官房副長官、瀧澤アジア大洋州局長、大学の同窓で今はアメリカ財務省のシークレット・サービス捜査官コリンズそれぞれとインテリジェンスの駆け引きと展開が読みどころ。その会話が二重三重の意味を帯びてゆく。情報源を明かさずに目指す情報を得ようとするギブ&テイク、一方で、北朝鮮による偽造ウルトラ・ダラーの狙い解明と対応阻止の協力行動。ウルトラ・ダラーが東アジアでの外交戦略と安全保障の構図に緊密に絡んでゆく。思わぬところに仕掛けがあり、ぐいぐい引き込まれていった。
国家戦略の駆け引き、隠された部分に慄然とさせられる。日本外交に対する著者の厳しい批判の眼もストーリーに組み込まれている。この本を読んだ後、松村テクノロジー社長松村喜秀氏の「犯罪に立ち向かうテクノロジー」というネット連載(日経BP・SAFETY JAPAN:第2,3回)を見つけ、偽造紙幣に一層現実味が加わった。
ウルトラ・ダラー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ウルトラ・ダラー (新潮文庫)より
4101381151
No.84
(4pt)

純粋なフィクションではないはず

佐藤 優氏との共著『インテリジェンス 武器なき戦争』によれば、本作品は「嘘のような本当」と「本当のような嘘」をうまく混ぜ合わせ、「日本人にインテリジェンスの現実を気づかせ」るために書かれたらしい。

単なるエンターテインメントとしてもそこそこ読める作品であるが、上記の点を踏まえれば面白さも倍増すると思う。著者が一番訴えたかったのは中国の意図だと素人の私には思えるが、そう単純なものではないかもしれない。
ウルトラ・ダラー Amazon書評・レビュー: ウルトラ・ダラーより
4103823038
No.83
(4pt)

純粋なフィクションではないはず

佐藤 優氏との共著『インテリジェンス 武器なき戦争』によれば、本作品は「嘘のような本当」と「本当のような嘘」をうまく混ぜ合わせ、「日本人にインテリジェンスの現実を気づかせ」るために書かれたらしい。

単なるエンターテインメントとしてもそこそこ読める作品であるが、上記の点を踏まえれば面白さも倍増すると思う。著者が一番訴えたかったのは中国の意図だと素人の私には思えるが、そう単純なものではないかもしれない。
ウルトラ・ダラー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ウルトラ・ダラー (新潮文庫)より
4101381151
No.82
(4pt)

スパイ小説の振りをした告発小説

「小説家」としてのキャリアが殆どない著者だけど、最後のページまでクライマックスを引っ張り続けた点は「素人小説家」としては頑張ったもんだと思う。(実際の諜報員ならこんな軽はずみな行動は絶対にしないと思う箇所がクライマックスにはいっぱいあるが(笑)。)

 この著者はよほど小泉首相訪朝時の密室外交が気に食わないらしく、その時代の外務省を批判する文章を文芸春秋あたりに幾つか書いているが、そういった文章と併せて読むと、この小説はある特定された当時の関係者達に向けた告発小説として構想されていることがよく分かる。その辺はやはりジャーナリストが書く小説という感じではある。

 それにしても、NHKワシントン支局長というのは、そんなに各国の機密情報を集めようとすれば集まるポジションなのだろうか。彼が直接握っている「インテリジェンス」の鮮度は時間と共に落ちるので、今が旬の人なのかもしれない。
ウルトラ・ダラー Amazon書評・レビュー: ウルトラ・ダラーより
4103823038
No.81
(4pt)

スパイ小説の振りをした告発小説

「小説家」としてのキャリアが殆どない著者だけど、最後のページまでクライマックスを引っ張り続けた点は「素人小説家」としては頑張ったもんだと思う。(実際の諜報員ならこんな軽はずみな行動は絶対にしないと思う箇所がクライマックスにはいっぱいあるが(笑)。)

 この著者はよほど小泉首相訪朝時の密室外交が気に食わないらしく、その時代の外務省を批判する文章を文芸春秋あたりに幾つか書いているが、そういった文章と併せて読むと、この小説はある特定された当時の関係者達に向けた告発小説として構想されていることがよく分かる。その辺はやはりジャーナリストが書く小説という感じではある。

 それにしても、NHKワシントン支局長というのは、そんなに各国の機密情報を集めようとすれば集まるポジションなのだろうか。彼が直接握っている「インテリジェンス」の鮮度は時間と共に落ちるので、今が旬の人なのかもしれない。
ウルトラ・ダラー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ウルトラ・ダラー (新潮文庫)より
4101381151
No.80
(4pt)

情報量の多さを評価

同時代性という事情を鑑みるとよくできた読み物と評価したいと思います。

確かにフィクションとしてみると(濡れ場を含めて)一般ウケする小説は
たくさんあると思います。海外で暗躍する無名の日本人を題材とした小説は
よくある設定ですが私が評価したいのは、日本に暗躍する外国人を主人公とした点です。

登場人物が浮世離れしているというご意見もありますが、キャラもけっこう立って
いると思います。予備知識なしでフィクションとしての楽しみを期待されるのなら
失望される方もいらっしゃるかと思いますが、ある程度ノンフィクションを読む方
であれば、フィクションであるが故曖昧になるディテールがしっかり書かれている
点で楽しんで読むことが出来るのではないでしょうか。

内容の硬さが壁になりノンフィクションに手を出せない方にとっても違和感無く
読める作品に仕上がっています。
ウルトラ・ダラー Amazon書評・レビュー: ウルトラ・ダラーより
4103823038
No.79
(4pt)

情報量の多さを評価

同時代性という事情を鑑みるとよくできた読み物と評価したいと思います。

確かにフィクションとしてみると(濡れ場を含めて)一般ウケする小説は
たくさんあると思います。海外で暗躍する無名の日本人を題材とした小説は
よくある設定ですが私が評価したいのは、日本に暗躍する外国人を主人公とした点です。

登場人物が浮世離れしているというご意見もありますが、キャラもけっこう立って
いると思います。予備知識なしでフィクションとしての楽しみを期待されるのなら
失望される方もいらっしゃるかと思いますが、ある程度ノンフィクションを読む方
であれば、フィクションであるが故曖昧になるディテールがしっかり書かれている
点で楽しんで読むことが出来るのではないでしょうか。

内容の硬さが壁になりノンフィクションに手を出せない方にとっても違和感無く
読める作品に仕上がっています。
ウルトラ・ダラー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ウルトラ・ダラー (新潮文庫)より
4101381151