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水晶宮の死神
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水晶宮の死神の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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大変困ったことに、感想らしい感想が出てこない。魅力的な舞台、悪くないキャラ造形、鉄板の小道具(死体)ときて、何故か全く見るべきところがない。 最初から最後までニーダムと何かが取っ組み合いして、メープルが「おじさま」とか言ってるだけ。ページ数が残りわずかになったら、悪役が全ての事情を説明して下さいました。 キャロルとナイチンゲールは何のために登場したのかさっぱりわからんし、例の少年はやたらカッコいい描写をされるだけされて、何かしたってほどでもないし…。 作者はスリーデッカーの形式に合わせて三冊出したかったんだと思いますが、ネタがないのに無理に出版するのはよくないです。散漫かつ冗長です。 | ||||
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19世紀のイギリスを舞台にした、ヴィクトリア朝怪奇冒険譚も、いよいよ完結。といっても、前作からかなり年月が経っての発売なので、やっと刊行された、というより、あっ、出てたんだ、というのが正直な感想です(笑)。 最近の田中先生の作品は、ある作品では政治批判色が強すぎたり、またある作品の完結編ではかなり強引な幕引きを行ってしまい、ファンから総バッシングを食らったりと、いろいろと問題のある作品が続いていました。そんなわけで、今作もどうなることやらと不安に思いながら読み始めましたが、喜ばしいことに、その心配はただの杞憂でした。 このシリーズは歴史上で有名な登場人物が出てくることが魅力のひとつでしたが、今作はより多くの著名人が出てきます。クリスマス・キャロルを書いた文豪家ディケンズはもちろん、あの不思議の国のアリスを書いた(のちに書く)ルイス・キャロルこと、ドジスン。さらには、主人公エドモンド・ニーダムの命を救ったあの女史も登場します。 さらに主人公コンビ、エドモンドとメープルに匹敵する活躍を見せる謎の天才少年。その正体は、あの有名な推理小説に出てくる某教授を示唆していたり…… ストーリー展開も、最初に謎めいた殺人事件が起こり、だんだんとオカルトめいた話へ以降していく感じは、夏の魔術シリーズに近い感じ。ワンパターンと言う人もいるでしょうが、それは間違いです。なぜなら、夏の魔術しかり、晴れた空から突然に…しかり、アップフェルラント物語しかり(これはちょっと違うかな)、田中芳樹氏の伝奇小説で一番面白いのはこのパターンなのです。 惜しいと感じた点は、ラストが若干駆け足がちだったこと。そして、このシリーズがこれで完結してしまうということでしょうか。私は田中芳樹氏の小説で一番面白いジャンルはスペースオペラでも、ファンタジーでもなく、冒険伝奇小説だと思っているので、そのシリーズが完結してしまうのは残念でなりません。 十年後でいいから、またひょっこりと続編を刊行してくれることを望みます。 | ||||
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長かった(執筆期間が?)シリーズが完結しました。間が空いていましたがそこはさすがの田中先生読み応え十分でした。さあ、次はアルスラーンですか?(お願いします!) | ||||
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この所の作者の小説は作者の不調も関係有るのか熱心な方も駄作と認めるものが多かったが、今回は近年の悪癖が作品に表れておらず読後に不快になることも無かったです。 今回は有名な探偵小説に登場する教授が謎の少年として出てきます。 | ||||
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