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京都西陣なごみ植物店
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京都西陣なごみ植物店の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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本書は、京都の風物詩と植物にまつわる謎を絡めたストーリーが特徴で、読者を魅了する。 著者の筆致は、植物に対する深い知識と愛情が感じられる。 著者は、植物にまつわる謎を解き明かす過程で、読者に新たな知識を提供しつつ、物語の中に自然と溶け込ませている。 例えば、蛍が集まる草や源氏物語に描かれた薔薇の秘密など、興味深いテーマが取り上げられている。 京都の風景描写も見事。 まるで京都の街を散策しているかのような感覚を味わえる。 本書のもう一つの魅力は、その優しいトーン。 急展開やどんでん返しは少ないものの、穏やかな日常の中で繰り広げられるミステリーが、読み手に心地よい読書体験を提供する。 特に、現代の忙しい生活の中で、ほっと一息つけるような作品。 本書は、植物と京都の風物詩を愛する読者にとって、必読の一冊。 著者の丁寧な描写と、心温まるストーリーが、読者を魅了し続ける。 京都の美しい風景と植物の謎解きが織り成すこの作品は、読者に新たな発見と感動を提供する。 ぜひ、一読あれ。 | ||||
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京都が好きで、京都が舞台の作品を読んでいます。ただライトノベル系だと、どうしても妖怪・あやかしが登場してくる作品が多くて…、この作者の方の他の作品もそうでした。しかしこの作品は違いました。京都ゆかりの植物を題材に、実際にある植物園を舞台に、暖かなストーリーが展開していく、興味深く、素敵な作品に仕上がっています。地道な取材と植物への造詣の深さを伺い知ることができます。やっぱり京都っていいですね!普段は寺社巡りばかりですが、今度行った際には植物園や寺社の草花にも目を向けたくなりました。 | ||||
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"『わたしが探しましょうか?』そう言ったのは、春の女神だった。『わたし、植物の探偵なんです』"2017年発刊の本書は、植物にまつわる謎と京都や歴史の知識が混じり合う。優しい日常系ミステリーシリーズ第一作。 個人的には移住してから、京都を舞台にした作品は手当たり次第に手にとっている中で本書にも出会いました。 さて、そんな本書は京都は西陣にある『なごみ植物店』の店員にして、プラントハンターの両親に憧れ"人と植物の仲立ちをする人"となる修行の為に『植物の探偵』を自称する和久井実菜、そしてワトスン役として京都府立植物園の広報部1年目の神苗健のコンビが"逆さまに咲くチューリップがあるのでしょうか?"とか"織田信長ゆかりの食材でお菓子を作りたい"といった【日常的な相談や依頼を解決していく】話が六話収録されているのですが。 まず、京都市街北部の府立植物園から南西しばらくの西陣といった舞台となるエリアの風景が自然と頭に浮かぶようになってきた私にとっては『なごみ植物店』の様な地域に愛されているお店は(フィクションとはいえ)【確かにありそう】と思わされる描写で、設定自体を楽しく受け止めることができました。 また、本書は怪談やファンタジー作品で評価を得た著者にとっては、そういった要素が全くない(あとがきいわく)『冒険』とも言える作品らしいのですが。収録された物語それぞれの伏線を回収しクライマックス的に盛り上がる!【といった展開は全くなく】ほのぼのと優しい人たちとの日々に終始しているのは、何となく殺伐とした雰囲気を日々感じている最近【これはこれであり】と思わされるあったかさでした。 京都、そして花や植物好きな方へ。また日常系雑学ミステリ好きな方にもオススメ。 | ||||
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急展開とかどんでん返しとか無いから、盛り上がりに欠けるとか思う人もいるかもしれないけど、 個人的には、そういうのが無い分、かえってのんびり読める。 実菜の植物の知識と神苗の歴史の知識、 両方がちゃんと組み合わさって謎が解かれていくのが面白いし、 なかなか勉強になる。 実菜の性格は天然っぽいけど好感が持てる。 神苗のことが好きらしいことをポロッと言っちゃってるし・・・ お似合いの2人だと思う。 あと、のんびりした話ばっかりの中、 表題作だけマジの犯罪絡みなのは、驚いた。 | ||||
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京都好き、植物好き、お花やさん好きにはたまらないないようです。読み進めながら、自分がその物語の京都の中に一緒にいるような感覚が味わえますよ!おススメ!京都市の植物園に行ったことがある方にはまた格別かと思います。 | ||||
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題名に惹かれて購入しました。楽しく読ませてもらって良かったです。 | ||||
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京都を舞台にした京都府立植物園に勤める新米職員の青年と、なごみ植物店の店員で「植物の探偵」を名乗る女性が主人公。 植物に関係するなぞと依頼を解決して行くお話です。それぞれのお花に関する6話の短編のような構成でした。 設定や舞台はライトノベルとしてありがちな部分はあるかもしれませんが、気持ちがほっこりと温かくなる展開で、私は好きです。 それぞれのお花に関する雑学や興味が湧いてきますよ。 お花や植物に少しでも興味ある方にオススメです。 え〜!?とか、どんでん返し的な展開はないので、そう言った意味でドキドキ感少なめなので星一つ減。 でも、続編があるといいな〜と思いました。 | ||||
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とっても好きな作品です。 決して万能ではない、植物の探偵さんが、植物に関連する出来事と出会っていきます。 植物に少しだけ詳しい私でも、本当に楽しめました。 続編を心から期待しています。 | ||||
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柳の下の泥鰌を狙ったのだろう。 京都を舞台に、探偵が依頼者の記憶を手がかりに謎を解明、 さらに料理も加え、京都の街案内や、ちょっとした観光のヒントも加えて、 盛りだくさん、にすれば、読者に受け入れられ、売れる、と確信している、 という印象が行間から漏れてくるようで、いやらしい。 植物の専門学校を卒業したばかりの主人公が、唐突に「植物の探偵」を標榜することからして、 うさんくさい。 生花店に隣接する探偵事務所に至っては、鴨川食堂をそっくりぱくっている。 また不必要に登場する創作料理が、えげつない。 「信長が食べていたスイーツを再現」は、こじつけでしかなく、 植物の知識の必要性すら感じない。 大学のサークル活動ならまだしも、プラントハンターを目指す主人公が、 生花店に事務所を構えているのであれば、 もう少し、まともな仕事を、遊ぶ半分ではなく、きちんと、すべきだ。 京都府植物園の新人職員との出会いや、流れも、不自然であり、とってつけた感しかない。 本を買うお金、読む時間がもったいない、だけの一冊であり、 後味の悪さに、辟易となる駄作。 | ||||
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