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スローバラード Slow ballad
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スローバラード Slow balladの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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学生時代の仲間、その子供との関係、近所の仲間、丹下さんにクロスケ、 そういうやりとりは温かく微笑ましいが、今回はダイの怖さを感じた。 もちろん誰にでもある部分なんだが。 中島って本当にそこまで悪いやつだったろうかと思えてしまった。 そもそも自殺を止めた人だ。それで人生狂わされたのだから、 一時的に荒れたひどい男になってもしょうがないと思える。 むしろ彼ら5人が復讐したことのほうが恐怖を覚える。 若さゆえの衝動的さもあるが、5人もいたらだれか止めるだろう。 茜の存在がここまで彼らに影響するほどのものであったという描写は完全に不足だ。 人間のあらゆる面が表現されていて面白いんだけどね、なんだかなっていう若干の後味の悪さが残る。 | ||||
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小路氏のシリーズ物は、余りに「身内の事情」が多過ぎて、関係性が2重3重に繋がって、次世代まで入るから、単品だとすんなり読めない。 ほどほどに面白くは読めるんだが、「大変に不親切」にされてる気分が読んでる最中抜けない。 なんというか、親戚の集まりの最中に「新参者」を取り残して、「分かってる」人達の共通の話題で、新参者をのけものにして盛り上がってる感じ悪さと同質の感覚がある。 身内の大事に親身になって動くのはとても微笑ましいんだが、三栖さんの動きが、余りに「コネと伝手」を振りかざしてる感じに思えてしまった。 迅速な初動は大切だろうが、「どの程度の案件」なのか、まだ不明の内のこの一族の初動は大げさに過ぎる、とも思った。「単純なちょっとした冒険」か「憂さ晴らし」の家出だったなら「俺、普通に家に帰っちゃいけないのかなあ」と、大変にバツが悪く、帰りずらくなるだろうなあ。 結局、知りたい事は一通り調べて、他の仲間には「優しい嘘」で口閉じるんなら、「自分の好奇心」を抑え付ければ「なんもしない」で一番良かったんじゃないかなあ、若い内なら「優しい嘘」で済むけれど、いいトシになってくると「俺は知ってるんだぞお」と「心の中でしたり顔でほくそえんでる」顔になってこないかなあ、という気がしてきた。 とりあえず彼(彼女?)は「似た者同士」と言ったが、彼(彼女?)は「格上に到達」な感じ。それが業腹だろうとも。 概ねほどほどでした。 | ||||
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