ラッシュライフ

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評判

ラッシュライフの評価:

3.97/5点 レビュー 278件。 B ランク

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平均点3.97pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全57件 41〜57 3/3ページ
No.17
(3pt)

重力ピエロに通じる道?

複数の人物とその物語の交錯するいわゆる群像劇なのだが、構成の上手さはもちろん、えてして生真面目になりがちこの手のジャンルの中でこの軽快さはセンスですね(んー、この書き方はセンスないなぁ……)。ラストまで一気にもっていかれて感服、という次第です。
でもこちら、なんか騙されたような読後感もある。文庫の解説も含めて、読者に対するちょっとズルい罠が張ってあったようにも感じるし、技師の手元が少し見えているような。
一部同じ人物の登場する「重力ピエロ」には「私」という一人称の語り手がいて、その存在が物語に翻弄される読者の肩代わりというか代理人を務めてくれていた。だから意外な展開に驚きながらも、どこか著者と楽しみを共有する感覚(そーいうことってないですか?)があったような気がする。その違いは作家としての習熟度(「ラッシュライフ」の方が一年前に書かれている)によるものなのだろうか。
ところで日本語の「ラッシュ」と英語の「lash, lush, rash, rush」を掛詞のように同列に扱うのはちょっとピンとこない。LとRの距離感は、日本人が考えているよりかなり大きいはずなのだ。
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.16
(3pt)

神の手

連続バラバラ殺人が起こっている仙台の町。
死体がバラバラになり、それがまたくっつくという都市伝説が囁かれる街で、老犬、拳銃など不思議なモチーフの下、まったく関連なしに起こっているさまざまな出来事が時間を超えどんどんつながっていく。
それをつなげるのは神か、それとも単なる偶然か?
偶然と思ったことも実は意味がある。そう感じる小説。
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.15
(3pt)

薄い?浅い?

登場人物が、泥棒であったり、失業者、宗教にはまっている青年などなど、、、変わってはいるのかもしれないが、誰一人として、魅力的で引き込まれるというキャラクターの持ち主ではない。話は特に山もなく谷もなくたんたんと進行する感じがする。泥棒が空き巣に入った家が、失業者を首にした上司の家であったり、青年が殺人をしてしまう部屋が、泥棒が住む隣であったり、失業者の拾った野良老犬の首輪は青年が、買って着けてやった物であったりと、細かな沢山のトリックでそれぞれ違う人生を歩む登場人物が、関わり合うと言うか通りすがると言うか...。ばらばらの話を全部関わり合わせる書き手のテクニックは凄いが、何と言うか、話に厚み、深みが足らないようで、ドカーンと衝撃がない。
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.14
(3pt)

期待しすぎたからかな…

面白いことは面白いんですけど…正直そんなに絶賛するほどかなぁ評価高かったんで期待しすぎちゃったからかもしれません確かにそれぞれの物語が繋がっていくのは見事ですけど、いまちいインパクトがないというか…ラストにドーンと度肝を抜かれるような なにかがあるのを期待してたんですがあっけなく終わっちゃってえ これで終わり?って感じでしたいろんな物語がいろんなところで繋がっていくのは あ〜なるほど〜ってなるけど それだけで、それ以上に感じるものはなかったです
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.13
(3pt)

枝と幹は立派だが、根っこがいまいち…な作品

本作品は、群像劇と呼ばれる手法を使った作品であり、五つの物語から構成されている。この五つの物語は、始めは、それぞれが独立して進んでいるように見える。しかし、話が進んでいくうちに、五つの物語が、色々な場面で繋がっていたことがわかる。読み進めていくうちに、「これはこうやって繋がっていたのか〜」と思わず納得である。
こういった作品は、一歩間違えば、話が分かり難くなり、読者を混乱させそうなものである。しかし、本作品は、話の内容も分かりやすく、その心配には及ばない。こういった作品を仕上げるところを見ると、伊坂氏というのは、かなりの筆力を持った作家なのだと実感する。
というように著者の筆力を感じる一冊ではある。しかし、個人的には、あまり楽しむことができなかった。なぜならば、物語の目的というかゴールというか…そういうものが不明瞭だからである。例えば、ミステリー作品ならば、ある事件があり、その真相に迫るという形をとる。したがって、事件の真相を解明するのが、作品の目的ということになる。では、本作品の目的はなんなのだろうか?何のために、話が進んでいるのだろうか?この辺が最後まで不明瞭である。
本作品を一本の木に例えて評価すれば…枝と幹は立派だが、根っこがいまいち…といった感じである。というわけで、星三つ。
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.12
(3pt)

伊坂ワールドを楽しみたい方へ

金と脅しで人を動かせると思っている画商、新興宗教に身を委ねている若者、不倫をしているサッカー選手と精神科医、リストラされたデザイナー、空き巣等の1日が、仙台を舞台に別々に描かれ、物語りの終盤で絡み合う。いわゆる伊坂ワールド的な展開に思わず引き寄せられる。伊坂ワールドを楽しみたい方向けの本である。
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.11
(3pt)

ちょっと不自然

 オーデュポンの祈りでは自然だった不思議な人々が、ラッシュライフではちょっと不自然で辻褄が合いすぎる感じがする。極端なのが小説の造形と言われても、今回はもう一つ着いて行けず、カタストロフィを感じなかった。
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.10
(3pt)

すっきりだけど・・・

それぞれ違った視線からの物語が、進むにつれて一つの物語に絡み合う
伊坂さんお得意の方法での描写でした
やはりそこかしこにあった伏線のその回収は見事なんですが、すっきりと片付きすぎて物足りない気もしました
それとはまた別に何か考えさせるような悶々とした感情が湧き出てきて、少しの時間うーんと唸ったり
もう一度読み返せばまた違った感想も出てくるのだろうか・・・
泥棒の視点と、車の女性の視点での話が面白かったです
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.9
(3pt)

もっと面白いのかと思ったけど…

構成はたしかにうまいんですが、なんだか今ひとつでした。
恩田陸の「ドミノ」のキャラ配置+貫井徳郎「慟哭」のトリック、
っていう印象です。
筆者は、「最近どんな作家が評価されて、どういうものが書かれているか」
をけっこう研究している人だと思います。エンターテイメントの作家として
はまだまだ手持ちの駒もいっぱいあって、量産していく実力は十分伝わって
きますが、それ以上のものは逆にないという気もしました。
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.8
(3pt)

たしかに構成はよいが、技巧に走りすぎでは?

かなり話題になった本であり、一般教養として読んでおくべきと思い、とりあえず手を出してみた。たしかに筆者がプロットをものすごく深く推敲したことが伺え、登場人物と場面と時系列が複層的に入り乱れながらも中盤から後半に向けて段々とそれらの連関が明らかになって収斂していく構成は圧巻である。ただ、個人的にはあまりテイストが合わなかった。何が原因なのだろうと思い返すに、文章があまりに淡泊(技巧に走りすぎている)で登場人物に感情移入できない点と、神様やら死体やらに関する記述がやたらと登場しオカルトチックな点だろうか。
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.7
(3pt)

確かな力量と

概して評判がいい本のようですが、色々な展開が並行的に進んで、飽きさせないのは確かな力量を感じさせます。ただ、後半、時系列を混乱させてしまうこと、同じく後半、ややストーリーが陳腐(予測可能)かつ無理に流れてしまう点は残念な気がしました。あとは、個々の好みの問題になってしまいますが、全体に乾いた、硬質なトーンが更にあれば、もう少し現代の都会を描ききれたのではないでしょうか。
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.6
(3pt)

素晴らしき哉

多少トリッキーな部分も見受けられますが全体としてはタイトル通りの素晴らしき哉人生。ボリュームの割に読みやすく作品を楽しむというより作中に投射されている作者の蓄積した世界をみているようでした。ひとつひとつの風景や台詞回しにいろんなオマージュがあるのでしょう。錯綜する人物と経過する時間の構造は恩田陸の「ドミノ」がありますがこちらはジャンク。
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.5
(3pt)

グロい・・・

面白かったけど、グロいです(>_<)人体の解体の描写で、ちと辟易(>_<)五つの物語は、同時進行ではなく、やや前後するものもあります。
犬の存在がポイント高いわぁv
出てくる人間は、ひと癖もふた癖もあるんですが、野良犬がほっと一息つかせてくれました。
老犬だからか、静かに背中で語るんですよね。
前作のオーデュボンの祈りの登場人物が会話の中に出てきて、あの物語のその後が想像できますよv
やっぱり著作は順番に読んだ方が楽しめますねv
最後に泥棒のセリフからw
行き詰まっていた自分を助けてくれた、と言った友人へのセリフ。
「行き詰まっていると本人が思い込んでいただけだよ。
人ってのはみんなそうだな。
例えば砂漠に白線を引いてその上を一歩も踏み外さないように怯えて歩いているだけなんだ。
周りは砂漠だぜ、縦横無尽に歩けるのに、ラインを踏み外したら死んでしまうと思い込んでいる」BY黒澤
ラッシュライフ (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027704
No.4
(3pt)

ミステリと登場人物

様々な、それぞれユーモラスな登場人物が、全員を主役として
あらゆる場面で無関係なまま絡み合っているのが面白い。
この人の面白さはカラクリがほどけていく
その心地よさに尽きると思いました。
ミステリとしての出来はこの人の作品を読んだ中で一番良かった。
あまりに登場人物が多いので、一気読みをおすすめ。
ラッシュライフ (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027704
No.3
(3pt)

さすが!のひと言

さすがです。様々な人の人生が最後にはすべて絡み合う。ほんとに小説のマジックって感じです。書く前に相当練ったのだろうなという感じで力作だと思いました。
個人的には、高橋さんの人生をもっと知りたい気がします。。。
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.2
(3pt)

のんびり読む小説

5つの別々に見える話が最後にリンクしていく小説。外国映画のような会話はお洒落(若干、予定調和的に過ぎる感じもするが)。エッシャーの絵画で集団から外れて階段に座る男、見上げる男、に注視するあたりがまさにこの作家の眼差しなのだと思う。構成の巧妙さは素人が言うまでもないが、読後に「うまいなあ」とは実感するものの、それ以上の感動や心に残るものが個人的にはあまりなかった。
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.1
(3pt)

ほんのりミステリ

 本書はまるで『ãƒ'ルãƒ-・フィクション』、最è¿'では『バニラ・スカイ』のような構成である。何のé-¢ä¿‚も無さそうないくつかの物語があり、それらが微妙に交差するのだ。 é‡'で何でもできると豪語するç"»å»Šã€ãƒªã‚¹ãƒˆãƒ©ã•れた中å¹'ç"·ã€é ­ã®ãã‚Œã‚‹æ³¥æ£'、絵描きのæ-°èˆˆå®-教信è€...、高è²'な女医カウンセラー。大筋はã"のäº"人の物語である。ã"のäº"つの物語が繋がっていくのは偶然のå¿...至なのか? 5本線の繋がりæ-¹ã‚るいは繋ã'æ-¹ãŒçµ¶å¦™ã§ã€ã‚¹ãƒˆãƒ¼ãƒªãƒ¼å±•é-‹ã‚'ç·'り上ã'たであろうç-•跡が伺える。 ひとつひとつの物語りもおもã-ろく、おäº'いにからみ合うã"とでより深みがå¢-ã-ているようだ。謎解きはないが、ほã‚"のりミステリã-ててさらさら読める。たまにはã"ういった本ã‚'読むのもいいかもã-れない、箸ä¼'め的なï¼'冊であã!‚ã†ã€‚
ラッシュライフ (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027704