ラッシュライフ

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評判

ラッシュライフの評価:

3.97/5点 レビュー 278件。 B ランク

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平均点3.97pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全273件 181〜200 10/14ページ
No.93
(5pt)

最高に伊坂らしい作品

文章の天才、伊坂幸太郎の一つの最高峰かな?この作品に全てを求めるのはナンセンスだし、全てを求めれば、凡庸な三文小説に成り下がりますよ。そもそも小説とはそんなものではないでしょうか、個性(偏り)があるから面白いんだと思います。きっと完璧な小説なんて面白くないですよ(皆さん教科書的な展開や結末をお求めのようですが、この作品のように作者と読者のイマジネーションの融合が楽しめる作品も珍しい。ということは、読者のイマジネーションも求められる。)。この作品は、伊坂幸太郎の構成力が一番楽しめるのではないでしょうか?だってこんな話、伊坂幸太郎以外には書けないでしょう。誤解のないように付け加えると、物語はいい。皆さん無い物ねだりは良くないですよ。読者に委ねられた役割を楽しみませんか?
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.92
(5pt)

これはすごい

「重力ピエロ」のあとに読んでしまいましたが・・・
先に読んでいればよかったかもしれません☆
非常に構成が巧妙で、
最初は何だかわからなかったのが、最後のほうは
どことどこが繋がるのかわくわくして読めました。
時間軸のずれが明らかになってからは
予測立てて読むこともできましたね。
全員が何らかの答えを出して終わりとなればもっと
よかったと思います。
残念ながら女性陣は踊らされていたような気がします。
一番救われたのは一番無残と思われた無職の男性でしょうか。
ミステリーというよりはエンターテインメント。
誰でも楽しめる作品だと思いました。
ラッシュライフ (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027704
No.91
(5pt)

つながるおもしろさ

何の関係もないと思っていたものが結びついたとき、
人はおもしろいと感じる。
本書はその連続だった。
5つの物語がつながっていることにだんだん気づき
はじめ、予想もできない関連性に思わず感嘆の声を
あげたくなる。
セリフや細かい出来事まで細部にわたり網の目のよ
うに絡み合っていく。一度読んだだけではその細部
にわたる技巧まで気づけないかもしれない。
本書は一気に読むことをオススメする。細かい関連
性を味わうためには、一晩おいては、おもしろさが
半減してしまうのだ。
個々でバラバラに存在していた点が一つの線として
つながったときの爽快感をぜひ味わってほしい。
きっと、人生もこんなものだろう。
人と人はどこかでつながっていて、関連しあいなが
ら生きている。
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.90
(5pt)

駆け抜けるストーリー

 まさに駆け抜けるストーリー
 様々な糸がほぐれて・・・ほどけて
 こんな展開があるなんてとおもわせる・・・
 うまいですね
 伊坂幸太郎
 これからも目が離せないですね・・・
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.89
(5pt)

時間差攻撃される物語

5つの場面を絶妙なタイミングで混ぜ合わせてひとつの作品に仕上げてある。
一つ一つの話だけを切り取っても楽しいがそれが絡み合って更なる真実が浮かび上がってくる喜びと楽しさというのは面白い。
私は個人的な趣味で違う小説を5冊くらい同時に読んでその5冊を一つの物語世界にして読み進めていくという読書の仕方を好んでするのですが、本作の場合その興奮を一冊で味わえる。
しかも彼の著書はそれぞれの作品同士で出来事や登場人物を大袈裟にならない程度にリンクさせていくのが巧みなので本書を読みながらでも違う作品の出来事が頭に浮かぶこともよくある。
「あらゆることが同時に起きている」と小説の中で実感できる面白さを味あわせてくれる。
小説版パルプフィックションといったところか・・・が、文章という媒体ならではの面白さが突出している。
ところどころ登場人物の説明口調がうっとおしく感じ「もっと読者の想像力を信じてくれよ」と言いたくなる場面もありますが、この面白さの前では取るに足らないことですね。
誰もが主役のようで誰もが端役という世の中を俯瞰したような全体像が私は好きです。
目的や意味というものを押し付けずただ淡々とストーリーが進み「感じられる奴だけ感じろや」というブン投げ具合がたまりません。
一年くらいして再読しても楽しめる作品だと思います。
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.88
(4pt)

気になる二人のその後が知りたい

泥棒・黒澤と画廊経営に失敗した佐々岡が
バッタリ「旧友との再会」を演じてしまう
あたりが私は好きです。
黒澤と佐々岡の会話が興味深い。
黒澤の分析によれば(P276)
真面目ではあるが人を信頼して裏切られ
地面の上に立っているかどうかも疑わしい
男=佐々岡よりも、金や地位を重んじ
履いている靴がどこのブランドであるかを
気にする、現実的な佐々岡の妻の方がよほど頑丈だ・・・
ということらしいが・・・・
ラストでは、ちょっと異なる展開となる。
この女=京子、そして金に物言わせる画商・戸田だけが
この小説の中で、「着地」していないように思える。
この二人が、その後どうなったのかが知りたい。
**
本屋大賞受賞おめでとうございます!
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.87
(5pt)

時系列を読み解け

エッシャーの騙し絵を
この話の主軸に置き
五人の主要人物それぞれの視点から
物語が始まり
結末へと繋がっていくのが
この話の大まかな流れです。
しかし伊坂光太郎のすごいところは
この人物たちを
単に複雑に交錯させるのではなく
"エッシャーの騙し絵"を見事に組み込ませ
また"ラッシュ"の四つの意味を
それぞれの心象の描写に入れてきた点が
他の小説家と一線を画していると
私は感じます。
また時間の系列がバラバラで
それが最後まで読むと
以前の話の時系列がわかり
各話が実は密接にリンクしていることに
気付くと思います。
おそらく映画の「21g」を見たことのある人は
このような構成を思い出すと思います。
私は個人的に
黒澤が好きでした!
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.86
(4pt)

パズルが完成していく楽しさ

伊坂ワールド満開のこのストーリーに脱帽。ところどころでちょっと無理があるかなという展開が気になったので星は4つ。でも、ジグソーパズルが出来上がっていくような、アメーバがじわじわとくっついて一つになっていくようなストーリーは、読み始めると止まりません。それと、随所に「オーデュポンの祈り」「陽気なギャング〜」など伊坂幸太郎の他の本のエピソードがおしゃれにちりばめられているのも、伊坂ファンとしては楽しめました。
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.85
(4pt)

驚きの連続です

意外なところでそれぞれの人物がつながっていて、そうだったのかと驚くことの連続でした。人物もそれぞれに魅力的だし、個人的には黒澤が好き、共感できるところもできないところも何かと考えさせられる部分が多かった。ただ時間経過を把握するのに苦労しちゃいました。あと、ハマる人はハマると思うけど、純粋なミステリーが好きって人には向かないかも?!
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.84
(5pt)

元気が出ました!

いくつか伊坂作品は読んでいるのですが、これもとても面白かったです。さまざまな人物がさまざまな時間軸で繰り広げているドラマが、クライマックスに向けて急速に絞られていく感覚が気持ち良かったです。ああこれも、あれも、それも伏線だったんだ!としてやられた感じが心地よいです。好き嫌いはあると思いますが、わたしは伊坂先生の台詞や言い回しが大好きです。さまざまな作品から引用しているところや、伊坂作品自体がリンクしているところも素晴らしいと思います。この作品では、無職の中年男性に共感しました。自分が就活中で惨敗し続けているからでしょうか。だからこそ、彼がイッツ・オールライトと言えるようになった瞬間が清々しくて、元気をもらった気がします。単行本には文庫本収録の際に修正された箇所もあるそうで…気になります。
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.83
(5pt)

ラストに収束するドキドキ

伊坂幸太郎に始めて出会った運命的作品。以後、伊坂作品の虜に…とにかく面白い。小説が、これだけスピード感を持って、スタイリッシュに作れるということに驚き。すごくいい映画を見たような感じ。抜群の構成力、最後の種明かし。でも最大の魅力は登場人物の優しさ、哀しみ、強さ、汚さ、ちっぽけな人間に対して注がれる作者の愛情だと思います。
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.82
(4pt)

編んでいた糸をほどく作業、それを巻き戻した様

本書の登場人物の中で絶対的な存在、神であるような異次元から世界をみている、高橋が異次元からではなく壇上という一段高い所から「あれはつながっているんですよ。世の中のことは大抵つながっているんです」と忠告でもなく穏やかに言うシーンがある。
この台詞に象徴されるように、普通の街での人が次々と繋がっていく様子があらわれていく。もちろん、ありふれた物語ではない。それは線と線の間に橋を渡すようなものではなく、複数の線が交差し網のようにネットワークを張っていくような街を中心とした話である。
読んでいく内に「世の中のことは大抵はつながっている」ってのはこの作品の中の線上の問題ではなく、他の作品ともつながっていて有機的なまとまりをみせてくれます。
話の中でキーワードという訳ではなさそうなんだけど「退屈」って言葉を人の動機とし幾度か(?)目にする。僕が伊坂さんの小説が好きなのは、話の流れに注目するだけでなく構文の流れだとか言葉の選び方だとか楽しめる所が多く本当に退屈しないってところにあるんですね。途中でほったらかしにする癖がある僕が思わず読みきってしまうんだし、小説が退屈って思う人にはお勧め。
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.81
(5pt)

時間のトリック

この話はなんだろう?
サスペンス?
ミステリー?
あとがきにあるように群像劇なのかな?
4人の登場人物が仙台を舞台に、どこかで繋がってます。
しかしトリックとは言わないかもしれないけど「そうか〜やられた〜!」と思いました。
時間のトリックと言うのか・・・。
ある意味、狂ってしまった人や、道を誤ったり不幸な面もあるけど、何故か読後感は爽やかで面白かったな〜って思いました。
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.80
(5pt)

豊潤な人生とは

伊坂幸太郎作品は初めて読みました。
パラパラとめくった時に日本語でラッシュと発音する4つの英単語の意味とエッシャーの騙し絵が目に留まり面白そうだなと思い購入しました。
5つの物語が微妙に絡み合いながら同時に進んでいきます。
読み進めていく間に、その繋がりが徐々に見えてくることもあり、その先が気になり途中で止められなくなります。
それぞれの物語の中に「好きな日本語を書いて下さい」と言う紙を持つ外人女性が出てきますが、そこに物語の登場人物が書き込む「好きな日本語」、超越した存在として現われる老いた柴犬も効果的に使われており、作品全体に厚みが出来ています。
毎年、素晴らしい作家に巡りあいますが、今年は年初から幸先が良いようです。
豊潤な人生を過ごしたいです。
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.79
(5pt)

う〜ん('・ω・`)

後半に向けて、つながっていく人間たちと、話の展開に予想以上に引き込まれた。ラストがいいね
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.78
(4pt)

後味すっきり。

面白いというより、素敵な作品ていうレビューに賛成です。
後半は、あ、なるほどね〜、の連続。
でもなんとなくこの人の作品を読んでくと
どんどん伊坂幸太郎のおたくになっちゃいそうな気がします…。
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.77
(4pt)

最後まで読んで初めて、すべてが結びつく。

4つか、5つの話が同時に進んでいく。それぞれが微妙に関係しあうという話。最後まで読んで初めて、すべてが結びつく。
伊坂ワールド全開という塩梅でしょうか。
ミステリーにつきものの殺人事件がらみで、若干グロい描写もあるのでそいうのが苦手な人にはお勧めできないかも
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.76
(5pt)

うわっ、やられた!

最初から最後まで、ずっと続きが知りたくなる物語でした。
この着想はほんとすごいです。
登場人物のキャラクターも会話の内容も良くて、
思わずニヤリとしてしまうことがあります。
一気に読むことをお勧めします。
複雑にストーリーが絡み合っているので、
少しずつ読み進めるとキーワードや時間の流れを見失うかもしれません。
「うわ、やられた!」
…と、読み終わったときに思ってしまうはず。
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227
No.75
(5pt)

表にしてみるとわかる!

最高に面白かった。私が仙台在住のため、西道路、葛岡、愛子などなじみのある土地が出てきたということもあるが、もちろん仙台を知らない方でも充分楽しめる。こんな物語を考えられる作者は天才ではないか。最後に各々のストーリーがぴったり当てはまっていく時の爽快感!何度読んでも楽しめる。「時系列が混乱」とのレビューがあったが、そんなことはない。それは読者がよく読みこんでいないのだろう。私は自分でこの小説を時系列の表にしてみたが、(我ながらものずき)おもしろいようにぴったりとはまる。主に四日間の物語だ。
しかし、表現の部分に関しては、少々疑問も残る。例えば黒澤が聞いた銃声の音はあの人物が撃ったものだとすると、日が合わない。それと京子の携帯にかかってきた電話の主があの人物だとすると、無理がある。その他にも複線を張ったものの、未消化で終わったのか?と思う部分もある。が、全体的にはものすごく面白い。
ラッシュライフ (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027704
No.74
(5pt)

エンタメ小説の頂点

『オーデュポンの祈り』でも読んでいて思ったが、伊坂幸太郎は群像劇を描くのが抜群にうまい。
「これ最終的にどういう関係があるんだろ?」って思ってても、最終的に見事に連結する。
そして登場人物一人一人が発する言葉が不思議で、機知に富むというか何というか。
とにかく読みながら「そうくるかよ」と思わず笑みがこぼれれてしまうほどの小説に久しぶりに出会った。
ってことで、これから当分「面白い小説は?」と聞かれたら、『ラッシュライフ』と
答える事にしよう。
ラッシュライフ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ラッシュライフ (新潮文庫)より
4101250227