重力ピエロ

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

重力ピエロの評価:

3.65/5点 レビュー 441件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.65pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全100件 61〜80 4/5ページ
No.40
(3pt)

山椒魚は何故悲しんだ?

彼の作品や文章はキライではありませんが、この作品は独自の世界観で好き嫌いが分かれそうです。
未成年の犯罪という主軸があり、最大の不幸が(母親がレイプされ、産まれた弟を持つ)訪れた家族にも関わらず素晴らしい両親を持ち惜しみない愛を糧に兄弟2人は血の繋がる兄弟よりも仲良く真っ当に生きて来れた、が、必ずしも善人に育ったわけでなく、幼い頃に芽吹いた憎しみ、弟に流れる血、憎むべき性犯罪者のDNAに、兄弟は格闘していたという事でしょう。
リアルな事件が背景の割りにこの家族は浮世離れしすぎ現実味に欠けているのかもです。
そこに共感できない、感情移入できない、というのはしょうがないかも知れません。
実際のところはこんな親は滅多に居なく、人も羨む兄弟仲に、優秀な探偵、美人なストーカー、何より、犯されて出来た子をよく産みましたね?などという環境下に住み続けていたという事もあまりに常識からかけ離れ、ファイションよりもフィクションらしい印象を持ちます。
芸術的、文学的に育った兄弟の為、ところどころに絵画や作家、あらゆる文豪の格言や比喩が多々出てくるのですが、その多くが何故か物語とは融合されておらず取ってつけたかのような印象があります。何故かと言うとそれらは学問も時代も国もバラバラで統一性が無く、度々ある回想も断片的で、ぶった切ったフィルムを見るようなイメージを受けたからだと思います。
全てDNAに纏わる事で一貫性があれば良かったのですが。
でも、「春は悲しんだ」「イズミは悲しんだ」この微笑ましい兄弟のやり取りは愛らしく「山椒魚」という作品が大いに気になりました。
そこが狙い?自分の知らない分野を知りえる良い機会にっなったと言えなくもないです。
読み終えてからの感想としては私は母親と同じく結果オーライ?な気もします。
そもそもがフィクションであり、小説に対し正義や常識を求めるのはナンセンスというものです。
どのミステリー小説にも殺人や狂人は付き物で、むしろ出て来なければ出てこないで腹立たしいはずなのです。
これはファンタジーである、そんな柔軟な姿勢を持って読むべき物語です。
また自分に置換えたり客観的に見ても
「こんな可愛い弟と素晴らしい家族が居れば私も犯罪者になり得るか?
純粋に育ったからこそ、犯罪を許せないか?」と、改めて幸せと不幸・純粋と狂気の紙一重を知ったようにも思えます。
それはそれとして、現実味がなく面白み(スリルやサスペンス)に欠けた印象はあるものの、この作品を読むに値しないかと言えばそうでもなく春の、狂人と紙一重の儚さ、美しさ。
この兄弟の心奥底にある苦悩と純粋さ。
最も美しい言葉がところどころ散りばめられ、その表現、その情景が美しいものに触れた発見を喜びと出来る柔軟な方であれば読んで損は無いはずです。
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.39
(3pt)

家族の絆

映画でも話題になっていて、ずっと気になっていたので買いました。
もっと重い話だと思っていました。
この物語の家族は、とても深い傷を負っています。
しかし、全体的にその深さを感じさせない軽いタッチで描かれているなぁと感じました。
「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ」という台詞が登場しますが、
この作品全体がそれを意識しているように思いました。
傷をえぐるようなできごとも、影をもちながらも思い出として明るく描かれていて、
まさに泣き顔でパフォーマンスをするピエロ、という印象です。
犯人もすぐ予想がつくし、展開も読め、どんでん返しがあるわけではないので、
ミステリーとして読むものではないと思います。
遺伝子や血の繋がりを超えた家族の絆を感じさせてくれる作品です。
ただ、章も細かさと文章の軽さのため、とても読みやすかったのですが、
最後までさらさらと読んでしまい、印象に特別強く残ったものではありませんでした。
文庫化にあたり加えられた話があるそうですが、
この話があることで作品自体に深みがプラスされていると思うので、その点は良かったと思います。
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.38
(3pt)

裏表紙の解説に問題アリ

序盤から展開がわかってしまいますが、何しろ文章が読みやすいので最後まで読んでしまいます。 ピエロのくだりは面白いと思いましたが、それが上手く生かせているかは???でした。 あちこちで取り寄せた珍しい材料を上手く料理出来なかった、という感じの作品でした。
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.37
(3pt)

もっとシンプルに描いてもおもしろいはず。

連続放火に潜む過去のいまわしい出来事。放火はその出来事の復讐か。
本当の親子とは。兄弟とは。家族とは。人を裁くのは誰か。などと言うと非常に重くなりがちな題材を
スプレーによる壁への落書きという、いかにも現代の若者の「のり」の感覚の中に潜めて展開させていく。
これが、いわゆる著者の魅力なのかと思う。
それだけではいかにも陳腐なので、遺伝子構造や歴史上の偉人たちの言葉を随所に織り交ぜて作品自体を
わざわざ高尚なものにしようとしている。
読んでいて中だるみ的になってしまうのは覚悟の上か。
あまりにも余計なものをくっつけ過ぎかなという気がする。
人の生き死に係わる重大犯罪が、2時間ドラマのようなエンディングに違和感を感じる。
現実からかい離した結末になると、作品全体がうそっぽくなってしまう。
兄弟を見守る父親の言葉が男親らしく好感をもてた。
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.36
(3pt)

う〜ん…

なんだか読後感がよろしくない。途中まではサクサク読み進められて物語に引き込まれた。本作で伊坂作品は初めてだが、作者独特のものらしい言葉遊びは好きだし、情景も容易に想像出来るくらい分かりやすい文章だったと思う。ただ終盤の謎解き辺りから展開がミエミエ…登場人物の言葉も過去の偉人の言葉を借りたものが多く、言葉の重みを感じ取れなかった。だから『ふ〜ん』と思いながら軽快に読み進められたのかも。途中で矛盾を正当化するような描写があり、『目には目を』と言っていた割りには等価交換ではなかったところも気にはなった。でも、一番読後感に影響を与えたのは、春が苦悩はあったが結局は実父と同じ様に罪を犯し、これから先は日常を過ごしていくように見えた描写に、実父との血の繋がりが見えたからかもしれない。 やはり犯罪者の子は犯罪者だったと。 父親の最後の一文で安心はするがそれが気休めな気がしてならない。気休めと打って気がついたがそこまで作者が計算していたとなると恐ろしい…
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.35
(3pt)

刑務所は罰を受ける場所

刑務所は罰を受ける場所であり罪を償う場所ではない。 春や兄貴は許されない。何故なら私達が他人だから。しかし春や兄貴の中では許せてしまう事だ。一生、殺人を背負う覚悟はあるのだから。ただ、理解しずらい文章になってたなと思う。
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.34
(3pt)

「小説」というより「企画」か

上手いものだなあ、と思いながら読ませられ、読み終わった後の「ん?」という感じが自分でなかなか説明できませんでしたが、「文学」とか「小説」だとかと考えて、作者のメッセージを受け取ろうとして受け取れないというのが、感想がうまく出てこない理由だったようです。
レイプ犯の子供とその兄、父、という構成、ちりばめられた引用(作者は文学作品の引用を多くすることで、若い読者に文学の遺伝子を与えようとしたわけではないと思いますが)、しゃれた会話、構えすぎていないけどちょっとくせのある「私」(兄)の語り、など、パーツはしっかりできていて、並べ方もうまい。でも全体として伝わってくるものがない。それは作者が「作家」というより、作品をプロデュースするようなスタンス、つまり「企画」書を完成させるようなスタンスで書いているからではないでしょうか。だから映像化などで、この作品はきっと、俳優たちの具体的な身体を通してこそ生きてくる、そんな気がしました。
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.33
(3pt)

ややありきたりな

話のところどころに歴史上の偉人の名言が出てくるのがこの作者の特徴だと思う。
この作品ではガンジーが多数引用さていた。そこで好みが分かれる気がする。
私は教養があまりないので、やや退屈だった。
ストーリーとしてはややありきたりな推理小説で途中で犯人がわかる人も多いと思う。
物語の一文の「たった9秒間の快楽と引き換えに60年間子供が苦しむ」みたいな文章が印象に残った。
話題になった割にはいまいちだった。
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.32
(3pt)

深み?

ミステリとして楽しめるわけでも、深みを味わわせてくれるわけでもない。
軽快なタッチを意識した文章は読みやすいことは読みやすいけど、『若さ』を強調するにはちょっと臭いというか『違う』感じがした。
(『文章の独創性』という点においては、町田康など芥川賞作家のほうがレベルが高い)
あと、春の人物像がどうも魅力的には思えなかった。
『結構人間らしい面を持ち合わせている天才』、という印象を与えたいようだが私には逆に『天才っぽいふりをしている普通の人間』に思えてならなかった。
それでも不安なく読めることは確かだし、可もなく不可もない感じ。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.31
(3pt)

やや戸惑いました

ストーリー的にはまずまず楽しめます。ただ、母親が一風変わった人物として描かれていますが、過去の悲惨な出来事と今ひとつマッチしていない印象を受けます。会社員である兄がこれほど事件にのめり込んでいく理由も現実感が乏しい気がしますし、殺人を犯した人間が最後は精神的に救済されるという明るい結末については、どう評価してよいのかやや戸惑いを感じました。
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.30
(3pt)

構成に無理が

散りばめられている警句や、バタイユ、サドもいいのですが、そういった内面の伏線描写にこだわるあまり、全体の構成に不自然な印象が残りました。
たとえば、落書き少年の家に乗り込む場面は迫真的でしたが、その後はどうなっちゃったんだろう?。
「夏子」さんの存在は?
読者が期待する流れがぶち切られているというのが読後の感想でした。
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.29
(3pt)

落書きと放火

 2003年に出た単行本の文庫化。
 多少、改稿されているらしい。
 著者の作品を読むのは、『オーデュボンの祈り』につづいて2冊目。
 『オーデュボンの祈り』とテーマ、キャラクターにおいて重なりがある。いずれもスッキリしない感じの読後感であった。
 正直、世間で言われているほどの面白さとは思えなかった。確かに、「ここが受けているんだろうなあ」という箇所はある。倫理的な喪失感、晴れやかな文体、蘊蓄的な知識の意外な解釈など。
 非常に現代的な作品を書く作家だとは思う。しかし、ストーリー的な面に欠点があるのではないか。読んでいて面白くない。文章は読みやすいが、「この先どうなるのだろう?」と引き込まれることはない。
 キャラクターや文章重視で本を読む人にはおすすめ。
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.28
(3pt)

ミステリーではなく

伊坂幸太郎氏の作品を読むのはこれが初めてなのですが、
裏表紙に「謎解き」によって「圧倒的な真実」がもたらされるとあるしミステリーなのだろう…。
と先入観を持って読み始めたのはちょっと失敗でした。
これはミステリーではないですね。ヒントが露骨なくらい散りばめられているし、著者が意図的にそうしているのでしょう。誰でも容易に先が読めます。
自分は、ちょっとお洒落でテンポの良い会話で構成される読後感が爽やかな青春小説として解釈しました。
ゴダールやバタイユをしきりに引用する人物たちは奇妙で決してリアリティのある造形ではありませんが、このノンビリした独特な雰囲気が好きな人ならハマれるかも。
文章は読みやすく、下は中学生からでも気軽に読めますね。(稚拙、という訳ではなく)
そこから「圧倒的な真実」を感じ取れるかは人それぞれですが…。
☆は無難に三つで。
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.27
(3pt)

初・伊阪さん作品

最近話題の作家さん、初めて読んでみました。
そして、とっても苦戦してしまいました。
物語の本線があって、結構脱線するので、
そこが私にはちょっと難しかったです。
主人公・泉水と、血のつながらない弟・春。
別に離婚・再婚した家庭でもないのになぜか―。
春は、泉水の母親が強姦に遭って出来た子どもだった。
血の繋がった兄弟以上に仲のいい二人の周りで、
連続放火事件が起こる。
現場近くではグラフィティアート(壁の落書き)が残されていて―。
事件そのものについては、なかなか楽しめました。
綺麗に話が繋がっていて、なるほど!っと納得させられました。
動機もはっきりしているし、伏線もしっかりしていて、
読み終わった後に、一つの糸がきちんと繋がる感じでした。
ラストもあれはあれでよかったんじゃないかと思います。
いろいろ疑問は残るところですが。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.26
(3pt)

家族の苦悩や苦労が感じ取れる...

父違いの兄弟およびその家族が、父違いのゆえに苦悩し、苦労した記憶を振り返りながら、ある事件の推理をする。
本書は、全て兄の視点で時系列に描かれている。いわゆる複数の視点で、時系列をずらして進んでいく伊坂氏独特の書き方ではないので、読みやすいし、テンポ良く進んでいく。
普通(普通の定義が難しいが)の家庭に生まれ育っている方にとっては、本書のような家庭の複雑さは、分からないであろうが、伊坂氏はいろいろな側面から、苦悩や苦労を伝えている。
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.25
(3pt)

何かを忘れさせるために

長い小説だが、終わり近くになって、作者がタイトルにこめた意味を知らされる。
ピエロがメイクをし、玉に乗り、空中ブランコで空を飛び、ときに不恰好に転ぶのは何のためか?
重力は放っておいても働いてくる。それなら私は―――
ほかの方のレビューで「村上春樹調」というコメントを目にしたが、その陰々鬱々とした登場人物と、奇をてらった文章の書き方など、私も村上春樹さんと同じだー・・・と思いました。村上春樹さんは『ノルウェイの森』で大作家の地位を確立されたし、この『重力ピエロ』も話題作ですが、どうしてみんなこういうテイストの小説がそんなに好きなんでしょう? 謎です。
逃れられない苦しみを胸にもつ主人公。非常に重いテーマを扱う以上、「軽快にリズムよく」とはいかないのは分かるけれど、にしても、異常に長いような・・・。不必要な叙述が繰り返され、「しつこい」とうんざりすることも。伊坂さんの処女作『オーデュボンの祈り』も同様で、こちらは最後までたどり着けずじまい。英単語借用の頻度、どこかしこから拾ってきたうんちくのようなものが多すぎて、「知的でしょ?」というアピールに力が入りすぎているなぁ〜、と。
ちなみにその後出版された『ラッシュライフ』では、一転して、ユーモアたっぷりの、テンポのよい作品に仕上がっています。
伊坂さんの作品なら、じつはこちらが絶対にお薦め。
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.24
(3pt)

謎の多い、作家だよなぁ。

あいかわらず、
おもしろいんだよなぁ。
でも、
あいかわらず、
違和感も伴うんだよなぁ。
なんか、
僕にとっては、
謎の作家。
なぜ、
弟の春の出生について、
ああいう状況と言うか、
事件が必要だったんだろうか。
もちろん、
それが全ての始まりであり、
終わりとなるのだが・・・。
これだけの才能をもった作家なら、
同じ内容のものを、
違う状況でも書けるんじゃないかと思う。
たぶん、思うに、
わざと書いたんだろう。
だとすると、
そこに作家の“悪意”を感じてしまう。
結局、惹きつけられてるのかなぁ。
この作家に。
まだまだ謎が多いなぁ。
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.23
(3pt)

ヒーローものです。

人生というのは川の流れみたいなものだから何をやっていようと流されていくんだ
安定とか不安定なんていうのは、大きな川の流れの中ではさ、些細なことなんだよ。
向かっていく方向に大差はない。好きにすればいい。
サドの哲学は利益とそれから完璧なエゴイズムのそれである。
人生は考えるものじゃなくて、知るものなんだ。
善はカタツムリの速度で動くんだ。
なるほどなあ〜〜と思った作中の文章であります。
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.22
(3pt)

若い人には受けるかのかも

帯に書かれている編集者の絶賛ほどではないと思いました。
同時代的文学って、若者世代の軽さってこと?
会話は明らかに村上春樹の影響受けているって感じですね。
私は好きですよ。
まあ、ミステリーとして読むより、複雑な現代社会における家族のストーリーって感じでしょうか。でも、やはり食い足りない、軽いと思います。
五木寛之さんが直木賞の選評でこう書かれています。
「私自身は、こういう作品は苦手である。しかし異色の才能という点では、一目おかざるをえない。むしろ直木賞など受けないほうが、伊坂さんの栄光というものだろう。」
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.21
(3pt)

軽快に読めます。

軽快に読めますが、そのぶん自分の中には何も残りませんでした。
物語は終始、村上春樹調の会話が続きます。
佳境に入っても、淡々としています。
テンションがず〜っと一緒です。ここらへんが読んでて残念でした。
軽快に読める文庫版を買ってよかったと自分を納得させて終わり。
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235