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魔王

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評判

魔王の評価:

3.60/5点 レビュー 208件。 C ランク

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平均点3.60pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全70件 61〜70 4/4ページ
No.10
(1pt)

意味不明

何をいいたいのかさっぱりわからん。
そのわりに、意図不明の内容に、
無理やり、自分の現代社会批判を語らすから、余計にしらける。
近未来の日本を予測するような、
犬養というファシズム的政治家像をもっと活かして、
もっとうまく物語を再構成しないと、
なんだかこいつのマスターベーションを見せられているような、
そんなつまらん紙ぺらに過ぎない。
魔王 Amazon書評・レビュー: 魔王より
4062131463
No.9
(1pt)

新鮮味のないキャラ、月並みな思想にガッカリ。

文庫本になった伊坂作品は欠かさず読むようにしているが、『ラッシュライフ』、『オーデリュポンの祈り』、『グラス・ホッパー』などの旧作品に比べ、明らかに完成度がレベル・ダウン。
主人公は、ふとしたことで『他人に自分の考えていることを話させる能力』を持っていることに気づき、どのような状況でその能力が発揮できるか思考錯誤する。そのストーリーの展開がまさに『デス・ノート』の2番煎じで白けてしまう。
作者はあとがきにて、『ファシズムや憲法、国民投票はテーマではなく・・・全部、著者の乏しい知識と想像力で作られたものです』と断り書きしているが、本編全体を通して、しつこい位に月並みなファシズムや憲法9条の議論が繰り返されるので鼻白んでしまう。
主人公は、最後に正義を貫くために、その特殊能力を用い大物政治家を失脚させようとするが、ファシズムに対抗して『肉体言語』を行使しようとする。果たして、それが正義なのか?『罪と罰』のラスコーリニコフのように単に正義を履き違えているのではないか?小説世界が閉じていないというか、一貫した論理がないというか、最後の結末への盛り上がりに欠けるというか、ガッカリである。
ファンにとっては必読なのだろうが、伊坂作品が初めてというような読者には最後に読むことをお奨めする。
魔王 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔王 (講談社文庫)より
4062761424
No.8
(2pt)

終わり方が…

何気ない日常の中で進行するファシズム…というのがこの作品の主題なのでしょうが、
張られた伏線は答えを何となく匂わせるだけで回収することもなく、
そもそも登場する政治家、犬養の目指していたものがファシズムで、
起こったいくつかの事件が犬養が企図したものだったのかすら曖昧で、最後の最後にまた謎を生んで、唐突に終わります。
最後の文章の後に続く空白と、あとがきでやっと終わった事がわかるくらいで、
読み終えた後は途方に暮れるぐらいです。
国民の政治への無関心と、伊坂作品の独特かつ面白い台詞回しやセンスはよかったのですが、
あまりにも読者を突き放しすぎている気がしました。
魔王 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔王 (講談社文庫)より
4062761424
No.7
(2pt)

あれ?終わり?

読み終わって、「え?おしまい?」という感じ。
いつ事件は起こるんだろう、何が起こるんだろう、と思いながら読んでるうちに終わってしまった。
起承転結、さらにどんでんがえし、みたいな横山秀夫や東野圭吾が好きな自分が読んではいけない類の小説だったのだろう。
どこの本屋にも平積みになって、タイトルも大上段だったので期待してたんだけどな〜。
文章はうまいから最後まで読んじゃったけど。
魔王って誰のことってとこまで読者に委ねるのってどうなのよ。
魔王 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔王 (講談社文庫)より
4062761424
No.6
(2pt)

面白さは感じませんでした

裏表紙に「何気ない日常生活に流されることの危うさ」が綴られていると書かれており、確かにそのようなテーマが感じられるところもありますが、もし著者がそれをメインテーマに据えているのだとしたら描き方が非常に浅い。
それ以上にまるでどこかのウェブサイトを覗いているかのような政治的論議の浅さの方が悪目立ちしてしまっています。
ただ、その政治的論議に関してもメインテーマではないのは、「文庫あとがき」にも書いてある通り。
その「文庫あとがき」には、「この物語の中に出てくる政治的なことはテーマではなく、社会や政治の事柄がよく含まれていて、そこから滲んでくる不穏さや、切迫感や青臭さがとても好きだったので、自分の書くものにもそういう部分を含ませたかった」と書かれているのを見た時に、とあるお笑い芸人が、「社会問題をお笑いのネタとして扱っているだけで、何らかの政治的なメッセージを送っているつもりはない」と言っていたのを思い出しました。
このお笑い芸人に対しては、ある評論家は、「彼は真面目なことを語っているのではなく、真面目な態度で思ったことを好き勝手に述べているのだ」と話していましたが、私は同じようなものを伊坂氏とこの小説に感じました。
つまりこの小説で伊坂氏は、あくまで社会や政治の事柄は「ネタ」として、そこから自分の想像力を屈指して頭に思い描いた世界を好き勝手に描いただけなのだ、と。
ただ、この小説の場合、あらゆるメッセージ性を抜きに単に「エンターティメントとしてどうか」を見ても、話に全く引き込まれず、この後に続編『モダンタイムス』があり、そちらを書く前提でこの小説を仕上げた印象があるためか、終わり方が非常に中途半端に感じました。
魔王 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔王 (講談社文庫)より
4062761424
No.5
(2pt)

長い長い予告編を読んだような感じ

 「超能力」というテーマに惹かれて買いましたが、物語はヤマ場らしきものがなく終わってしまい、長い長い予告編を読んだような気持ちになりました。「自分の念じた言葉を他人が話す特殊能力」があれば、どのように自分をとりまく世界が変わるのか、その仮想世界を見せてくれると勝手に期待していたのですが・・・。ただその期待感がふくらんだのは、この小説に引き込まれていたからともいえますね。
 あえて謎は謎のままで残し、次の展開の含みを残したまま終わるので、その後は各自で想像(創造)するというのが、この小説の楽しみ方でしょうか。  
 なお他のレビュアーの方も書いているとおり、政治的な議論の底が浅すぎて「もっと社会意識の高い人物を出してよ」と言いたくなりますが、それは主なテーマではないと「文庫あとがき」にありました。
魔王 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔王 (講談社文庫)より
4062761424
No.4
(2pt)

深みがない

誰もがおかしいと感じるのに変わらず続く政治の世界、この作品に登場するような政治家を想像したことがある人は多いのではないでしょうか。それを実際に文字に表してしまった伊坂幸太郎さんですが、残念なことに青臭い。
そのような政治家を恐怖の対象にするとひねりやエンターテイメント性はあるものの、あらゆる伏線が最後に繋がる快感を感じさせてくれる彼のそのほかの作品に比べると中途半端でクオリティーは格段に落ちます。政治的内容も読んでいてちょっとイタさを感じてしまいました。なんというか、テーマに深みが感じられなく、ちょちょっと手軽に書いたという印象が。面白くなりえただろうに誠に残念。
魔王 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔王 (講談社文庫)より
4062761424
No.3
(1pt)

普通におもしろくありませんでした

若者達の政治議論に新鮮みも何もない。
ネットで腐るほどリピートされる書き込み内容。
小説でそんな稚拙なものをダラダラ読まされるとは想像もしなかった。
あとがきを読むかぎり、煽動されがちな世間の人々に流されない
兄弟二人を描いている?
でも彼らさえステレオタイプな台詞しか言っていない。
自分には兄弟二人とその周辺の人間に何か境界線があるとは思えない。
超能力の設定も何の味付け効果があるのか謎。
魔王 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔王 (講談社文庫)より
4062761424
No.2
(2pt)

文庫の値段なら満足できたが

伊坂氏のファンというわけではなく、店頭でチラッと見て面白そうだったから、あくまでも
エンターテイメント性を期待して購入しました。
結果、値段が不満でした。ハードカバーにする程の本かなぁと。
読ませる文章力で内容も確かに面白いのですが、謎は解明されずオチもない。主役二人の考
え方や生き方は読んでいてとても気分が良いのですが、ストーリィは完結していると言い難く、
狙ったのであればこれは一体どういうジャンルなのだろうという感想を持ちました。
文庫の価格帯であれば楽しめた分だけの価値はあると思いますが、わざわざ持ち歩きしづら
いハードカバーで価格も高いことを考えると、値段分のエンターテイメントを提供されたとは
思えません。
むしろ期待だけ高まらせてハシゴをはずされたような気分で、面白かった分の反動から二度と
この筆者の本は買うまいと思ってしまったほど。
面白さと拮抗するほどの欲求不満が溜まる作品です。娯楽を求める人には不向きかと。
魔王 Amazon書評・レビュー: 魔王より
4062131463
No.1
(2pt)

作者の真意が見えない

まるで腹話術のように、他人に自分の思っていることをしゃべらせる能力を持った兄がいた。その兄を慕う弟がいた。兄は、急速に支持率をあげる政治家犬養に危機感を抱き、彼に近づき自分の能力を使おうとするが・・・。 世の中の流れ、それがいつのまにか変わっていても、人は気づかないことがある。そして、その流れに流されまいとしても、いつのまにか流されていることもある。それがある特定の人間の仕業だとしたら?シューベルトの歌曲「魔王」のように、だれもその存在に気づかず、気づいたとしても歌曲の中の子供のような運命をたどるとしたら、これほど怖ろしいことはないだろう。兄の行動に弟はどう反応するのだろう?期待と不安が入り混じった気持ちで読み進めたが、とても難解な作品で作者の真意が見えなかった。
魔王 Amazon書評・レビュー: 魔王より
4062131463