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非情の掟



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非情の掟の評価: 4.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

最高に面白い

さすが大藪春彦。
最後まで一気読みしました。
再読、再々読にも耐える作品です。
非情の掟 (1977年) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:非情の掟 (1977年) (角川文庫)より
B000J8UGLQ
No.1:
(3pt)

銃、車、女

たしか1970年の作品。

仲間と銀行を遅い、5億ものカネを手に入れた島津だったが、隠れ家が何者かによって爆破され、5億のカネが奪われる。
島津は自分たちのカネを奪った犯人を捜し、復讐することを誓う。

ストーリーはこれで説明十分で、大藪作品すべてに通じる「銃、車、女」の三つが次から次へと出てくる。

主人公の島津は超人的な体力を持ち、骨折は3日で治るし銃でその身を撃ち抜かれても「野獣のごとき体力であった」で治ってしまう。
一度に数キロの肉を喰い、女を犯すときは「俺にやられると普通では満足できなくなる」と言い放つ。

トミーガン(マフィア映画によく出てきた、丸いドラムの付いたマシンガン)を横に払って生意気なバーテンの首を落とすシーンもすごいが、
マグナムライフル連発でトーチカ(刑務所にあるような丸い見張りの塔)を崩して「恐るべきマグナムライフルの威力であった」というシーンはさらにすごい。

次から次へとこれでもかと出てくる暴力描写だが、この作品は銃の威力を見せ付けるシーンが多いようだ。
銃についての説明がそこかしこに出てくる。

典型的大藪作品で一気に読める。自分は上記のマグナムライフルをぶっ放すシーンが面白かった。
野獣死すべしや蘇る金狼のような大作ではないが、大藪ワールドに手軽に入りたいときにお勧め。
非情の掟 (1977年) (大藪春彦活劇選集)Amazon書評・レビュー:非情の掟 (1977年) (大藪春彦活劇選集)より
B000J8UGLG

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