残光

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評判

残光の評価:

3.43/5点 レビュー 14件。 D ランク

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平均点3.43pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全30件 21〜30 2/2ページ
No.10
(4pt)

はらはらし、ドキドキし、にこにこして、泣けます。

シリーズキャラクターが活躍する話だそうだけど、読んでなくても、また、ハードボイルドは苦手という人でも、問題なく楽しめます。だって私がそうだもん。
寡黙で渋い凄腕の始末屋、礼儀正しくて健気な少年、ちゃらんぽらんとした探偵、人情に厚いやくざ、酷薄でいけ好かない悪徳警官、など全ての人物が生き生きしてて、あっという間に作品世界に入り込めます。そのまま、スピーディな展開にわくわくハラハラしながら、一気に読了。すごーく幸福な時間を過ごせます。
なかでも、命をかけて少年を守る始末屋の活躍は、鮮やかで胸がすくし、その行為の根源となってる想いがすごく切なくて素敵。
クライマックス、絶体絶命の状況から抜け出す方法が秀逸!!嬉しくて読みながらにこにこしてしまう。それを思いつくのがあの人なのもいい。必死に叫ぶ姿に泣けます。
残光 Amazon書評・レビュー: 残光より
4894569000
No.9
(4pt)

はらはらし、ドキドキし、にこにこして、泣けます。

シリーズキャラクターが活躍する話だそうだけど、読んでなくても、また、ハードボイルドは苦手という人でも、問題なく楽しめます。だって私がそうだもん。
寡黙で渋い凄腕の始末屋、礼儀正しくて健気な少年、ちゃらんぽらんとした探偵、人情に厚いやくざ、酷薄でいけ好かない悪徳警官、など全ての人物が生き生きしてて、あっという間に作品世界に入り込めます。そのまま、スピーディな展開にわくわくハラハラしながら、一気に読了。すごーく幸福な時間を過ごせます。
なかでも、命をかけて少年を守る始末屋の活躍は、鮮やかで胸がすくし、その行為の根源となってる想いがすごく切なくて素敵。
クライマックス、絶体絶命の状況から抜け出す方法が秀逸!!嬉しくて読みながらにこにこしてしまう。それを思いつくのがあの人なのもいい。必死に叫ぶ姿に泣けます。
残光 (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 残光 (ハルキ文庫)より
4758430616
No.8
(3pt)

ハラハラドキドキはあるけれど・・・

推理作家協会賞受賞作品と書いてあるのを見て、初めて氏の作品を読みました。で、一体何処が「推理・・・」作品かわかりませんけど、まぁ兎に角サスペンスものとして、ドキドキしながら読み応えはありました。私の勝手な言い分ですが、ハードボイルド作品に必要なものは、「ハラハラドキドキ度」と「謎々度」だと思っています。その中でこの作品は「ハラハラドキドキ度」は満点、「謎々度」は0点という評価になります。サスペンスものをお望みの方はおすすめです。推理ものをお望みの方は読む価値ありません。他の方のレビュー見ると、まずこの作品の前に読んでおかなくてはならない作品があるようで・・・なにぶん初めてなので、このような評価になってしまいますが、もう何点か読んでみようという気にさせられるなにがしかの「光るもの」を感じます。いずれ幾つか読んだ後、もう一度評価してみたいと思います。
残光 Amazon書評・レビュー: 残光より
4894569000
No.7
(3pt)

ハラハラドキドキはあるけれど・・・

推理作家協会賞受賞作品と書いてあるのを見て、初めて氏の作品を読みました。で、一体何処が「推理・・・」作品かわかりませんけど、まぁ兎に角サスペンスものとして、ドキドキしながら読み応えはありました。私の勝手な言い分ですが、ハードボイルド作品に必要なものは、「ハラハラドキドキ度」と「謎々度」だと思っています。その中でこの作品は「ハラハラドキドキ度」は満点、「謎々度」は0点という評価になります。サスペンスものをお望みの方はおすすめです。推理ものをお望みの方は読む価値ありません。他の方のレビュー見ると、まずこの作品の前に読んでおかなくてはならない作品があるようで・・・なにぶん初めてなので、このような評価になってしまいますが、もう何点か読んでみようという気にさせられるなにがしかの「光るもの」を感じます。いずれ幾つか読んだ後、もう一度評価してみたいと思います。
残光 (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 残光 (ハルキ文庫)より
4758430616
No.6
(4pt)

フリージアを読んでからどうぞ

本作品は、第54回日本推理作家協会賞を受賞したほか、2001年度のこのミスで13位にランキングされた。札幌で「始末屋」として活躍した、榊原健三だが、現在は山奥に住み、木彫りで生計を立てている。彼の恋人であった多恵子は、彼と別れた後、川崎へ戻り、丸高建設に勤める平凡なサラリーマン高見沢と結婚したが、高見沢の転勤で再び札幌に戻っている。かつて彼女が札幌で事件に巻き込まれた際、彼は山を下り、札幌への進出を目論む関西系の暴力団を、ただひとりで壊滅に追い込んだ。そして健三の昔の女多恵子が再び札幌に住むことを知るものはいなくなった。「フリージア」しかし5年が過ぎ、再び、多恵子が窮地に陥った。彼女の息子・恵太の保育園に殺人犯がたてこもったのだ。殺人犯は保母を殺害し警察が犯人を射殺。恵太は無事救い出されたかにみえた。しかし、実際は、警察が保母と犯人を射殺したのだ。汚職事件に蓋をするために・・・。恵太が真実を語ろうとしたとき、恵太に魔の手が伸びるが、間一髪で榊原が救い出し、二人の逃避行がはじまる。とにかく榊原が、「愛する女の息子を守る」ため、「生きのびる」ため、精密な機械のごとく正確かつ静かに仕事を成し遂げていく。一昔前に映画化するなら「高倉健」がはまり役か?とにかく作品の最初から最後までテンションの下がらないままノンストップで進み、スピード感にあふれたハードボイルド作品である。作者の過去の作品の登場人物も多数出てくるようだが、「フリージア」しか読んでいない私には、ついていけない部分もあった。最低限、「フリージア」を読んでから本作品を読んだ方がよいだろう。登場人物の言葉遣いに違和感を覚える箇所が数カ所在り、その分を差し引いて私にとっては星4つである。
残光 Amazon書評・レビュー: 残光より
4894569000
No.5
(4pt)

フリージアを読んでからどうぞ

本作品は、第54回日本推理作家協会賞を受賞したほか、2001年度のこのミスで13位にランキングされた。札幌で「始末屋」として活躍した、榊原健三だが、現在は山奥に住み、木彫りで生計を立てている。彼の恋人であった多恵子は、彼と別れた後、川崎へ戻り、丸高建設に勤める平凡なサラリーマン高見沢と結婚したが、高見沢の転勤で再び札幌に戻っている。かつて彼女が札幌で事件に巻き込まれた際、彼は山を下り、札幌への進出を目論む関西系の暴力団を、ただひとりで壊滅に追い込んだ。そして健三の昔の女多恵子が再び札幌に住むことを知るものはいなくなった。「フリージア」しかし5年が過ぎ、再び、多恵子が窮地に陥った。彼女の息子・恵太の保育園に殺人犯がたてこもったのだ。殺人犯は保母を殺害し警察が犯人を射殺。恵太は無事救い出されたかにみえた。しかし、実際は、警察が保母と犯人を射殺したのだ。汚職事件に蓋をするために・・・。恵太が真実を語ろうとしたとき、恵太に魔の手が伸びるが、間一髪で榊原が救い出し、二人の逃避行がはじまる。とにかく榊原が、「愛する女の息子を守る」ため、「生きのびる」ため、精密な機械のごとく正確かつ静かに仕事を成し遂げていく。一昔前に映画化するなら「高倉健」がはまり役か?とにかく作品の最初から最後までテンションの下がらないままノンストップで進み、スピード感にあふれたハードボイルド作品である。作者の過去の作品の登場人物も多数出てくるようだが、「フリージア」しか読んでいない私には、ついていけない部分もあった。最低限、「フリージア」を読んでから本作品を読んだ方がよいだろう。登場人物の言葉遣いに違和感を覚える箇所が数カ所在り、その分を差し引いて私にとっては星4つである。
残光 (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 残光 (ハルキ文庫)より
4758430616
No.4
(5pt)

二大シリーズの狭間に位置するこれはピークだ!

これが東直己の最高傑作だという人が多い。ぼくは畝原ものの方が世界の深みにおいて勝っているように思うのだけれども、エンターテインメントと言う意味ではこれほど面白い作品にはまず滅多にお目にかからない。
 何がこの作品を成功させたのかは一目瞭然である。傑作『フリージア』の人間凶器、あるいは殺人機械と言うべきあの榊原が、何とまあススキノ探偵ワールドに入って来てしまったのである。それだけで何をか言わんや、のまずもっての期待度なのである。それまで両シリーズを読んでいる読者には、これ以上ないほどのストロングなドリンクなのである。
 だから、まずこの作品が日本推理作家協会賞を受賞したということだけで、すぐにこの本を手に取ってしまってはいけない。娯しみは間違いなく半減するだろう。榊原の登場編である『フリージア』を、それとは別にススキノ探偵シリーズ『探偵はひとりぼっち』までの少なくとも長編4冊&できれば短編集『向こう端にすわった男』の5冊、締めて計6冊を読んでから、味わっていただきたい。これはシリーズものを読むときに最低限必要とされる、ホンモノのハードボイルド志向者の掟なのである。
 そう出来の良くもないシリーズの場合はぼくはこんなことは言わないけれども、これは傑作だからこそ上記のマナー、いや掟に則って読み進めてきていただきたいわけだ。
 というのも、これは両シリーズのオール・スター・キャスト作品であるからだ。一人一人がただ脇役というのではなく、この作品においてはあまりにも重要な役割をあてがわれるからだ。彼らなくは成立しないほどに重要な役割を。そして彼らを知るための近道はないのだ。彼らを本書で味わうための近道は。
 ここまでストリクトリー・スピーキングで話を進めることは、無責任なぼくの場合あまりないことなのだが、今実は、日本で一番好きな(好きになってしまった)作家なのである。東直己は。そこまで惚れ込んだ。だから、この人の作品は、是非丁寧に読んで頂きたいのだ。商業主義ではなく、あくまで書くべくして書かれた、どれもが渾身の作品と感じるからこそ、また誰もが読んで損をしないだろう完成度を持った作家であるからこそ、自信をもってそう言えるのだ。
 これからこの作品を読める人が羨ましい。この先にはまだまだ東直己の真骨頂である畝原探偵シリーズが待っているのだから。本当に羨ましい。
残光 (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 残光 (ハルキ文庫)より
4758430616
No.3
(5pt)

二大シリーズの狭間に位置するこれはピークだ!

これが東直己の最高傑作だという人が多い。ぼくは畝原ものの方が世界の深みにおいて勝っているように思うのだけれども、エンターテインメントと言う意味ではこれほど面白い作品にはまず滅多にお目にかからない。
 何がこの作品を成功させたのかは一目瞭然である。傑作『フリージア』の人間凶器、あるいは殺人機械と言うべきあの榊原が、何とまあススキノ探偵ワールドに入って来てしまったのである。それだけで何をか言わんや、のまずもっての期待度なのである。それまで両シリーズを読んでいる読者には、これ以上ないほどのストロングなドリンクなのである。
 だから、まずこの作品が日本推理作家協会賞を受賞したということだけで、すぐにこの本を手に取ってしまってはいけない。娯しみは間違いなく半減するだろう。榊原の登場編である『フリージア』を、それとは別にススキノ探偵シリーズ『探偵はひとりぼっち』までの少なくとも長編4冊&できれば短編集『向こう端にすわった男』の5冊、締めて計6冊を読んでから、味わっていただきたい。これはシリーズものを読むときに最低限必要とされる、ホンモノのハードボイルド志向者の掟なのである。
 そう出来の良くもないシリーズの場合はぼくはこんなことは言わないけれども、これは傑作だからこそ上記のマナー、いや掟に則って読み進めてきていただきたいわけだ。
 というのも、これは両シリーズのオール・スター・キャスト作品であるからだ。一人一人がただ脇役というのではなく、この作品においてはあまりにも重要な役割をあてがわれるからだ。彼らなくは成立しないほどに重要な役割を。そして彼らを知るための近道はないのだ。彼らを本書で味わうための近道は。
 ここまでストリクトリー・スピーキングで話を進めることは、無責任なぼくの場合あまりないことなのだが、今実は、日本で一番好きな(好きになってしまった)作家なのである。東直己は。そこまで惚れ込んだ。だから、この人の作品は、是非丁寧に読んで頂きたいのだ。商業主義ではなく、あくまで書くべくして書かれた、どれもが渾身の作品と感じるからこそ、また誰もが読んで損をしないだろう完成度を持った作家であるからこそ、自信をもってそう言えるのだ。
 これからこの作品を読める人が羨ましい。この先にはまだまだ東直己の真骨頂である畝原探偵シリーズが待っているのだから。本当に羨ましい。
残光 Amazon書評・レビュー: 残光より
4894569000
No.2
(3pt)

便利屋 歳をとったな

無敵の榊原健三が大切なものを守るために、再度札幌に現れた。今回は、「ススキノの便利屋」シリーズの登場人物達が積極的に絡んでくる。久々登場の便利屋「オレ」や空手使いの高田、桐原組長や相田など、「ススキノ~」シリーズのファンには最近の登場人物の姿を見ることが出来て、別の意味でうれしい作品です。しかし、作風が異なる2作品の登場人物達(桐原組関係者は前作「フリージア」にも登場していたが)の個性を殺さぬようにしたためか、主人公の榊原の「スゴサ」が今ひとつ生かし切れていないのが気になった。物語の背景にある社会の闇の部分をベースにした「追いつめられる主人公達」というストーリーは、ラストまで一気に読ませるが、一つ一つのエピソード(特にラストの屋上対決で決着の付き!方)は、なんだか「ハリウッド的」な印象で映像化を前提にしてるのかな?と思ってしまう。とまれ、面白いです。「ススキノの便利屋」のファンの方もぜひドーゾ。「オレ」がデブッチョになってるのが、少し寂しいけどね。
残光 Amazon書評・レビュー: 残光より
4894569000
No.1
(3pt)

便利屋 歳をとったな

無敵の榊原健三が大切なものを守るために、再度札幌に現れた。今回は、「ススキノの便利屋」シリーズの登場人物達が積極的に絡んでくる。久々登場の便利屋「オレ」や空手使いの高田、桐原組長や相田など、「ススキノ~」シリーズのファンには最近の登場人物の姿を見ることが出来て、別の意味でうれしい作品です。しかし、作風が異なる2作品の登場人物達(桐原組関係者は前作「フリージア」にも登場していたが)の個性を殺さぬようにしたためか、主人公の榊原の「スゴサ」が今ひとつ生かし切れていないのが気になった。物語の背景にある社会の闇の部分をベースにした「追いつめられる主人公達」というストーリーは、ラストまで一気に読ませるが、一つ一つのエピソード(特にラストの屋上対決で決着の付き!方)は、なんだか「ハリウッド的」な印象で映像化を前提にしてるのかな?と思ってしまう。とまれ、面白いです。「ススキノの便利屋」のファンの方もぜひドーゾ。「オレ」がデブッチョになってるのが、少し寂しいけどね。
残光 (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 残光 (ハルキ文庫)より
4758430616