さまよう刃

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評判

さまよう刃の評価:

3.82/5点 レビュー 350件。 A ランク

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平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全539件 461〜480 24/27ページ
No.79
(5pt)

やるせない

少年法、復讐と東野作品としてはかなり重いテーマの作品です。
たぶんこうなるな…と想像したとおりに物語は進んでいくのですが、それでもグイグイ引き込まれて一気に読ませてしまうのは東野圭吾がそれだけ力のある作家だからでしょう。
私にはまだ子供はいませんが、もしも娘が生まれてこのような事件の被害者になったら、「絶対に犯人を殺しに行く」と主人は断言しています。
現代にも「仇討ち制度」を作るべきだと。
さすがにそこまでは行き過ぎの感もありますが、そのように様々なことを真剣に考えさせられる作品でした。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.78
(5pt)

つらい内容だが

ストーリーが、読者を飽きさせる事無く進行し、思ったよりもあっという間に読み終わりました。
しかし、随所につらい内容の描写が入り、読者によってはそれらの内容を読むこと自体に
強い嫌悪感を感じてしまうかもしれません。
娘の仇を取るために、親が加害者に復讐をするといった内容は、ありがちといえばありがちですが、
何か最後まで読ませる力がある作品でした。
東野圭吾の作品を読むのは初めてでしたが、他の作品も読んで見たいと感じました。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.77
(3pt)

ちょっとがっかり・・・

 東野作品、初めて読みました。正直、イマイチでした。
 題材自体も、そんなに目新しいわけではないし、初めから犯人もわかっているわけだから、ここは登場人物の心理描写がメインになると思うのですが、主人公・長峰の心の揺れ、殺人に間接的に加担することになった誠の恐怖心、長峰の手助けをする和佳子の気持ちの移り変わり、関わる刑事たちの葛藤…どの人物をとっても、いまひとつ心理描写が浅くて平凡な気がしました。
 東野作品は、みんなこんな感じなのでしょうか? たぶんもう読まないと思います。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.76
(4pt)

これまでになかなかなかった視点。

娘を殺された親に焦点をあてて進むストーリー。
そのほか、出てくる親の対応が印象的。
今の時代の親を象徴しているのか、それとも親というのはいつの時代もそうなのか?
読み進めていくうちにいろいろ考えさせられる作品。
読み応えがありました。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.75
(4pt)

少年法に対する被害者の父や警察官の想い

少年法に対して、被害者の父や警察官などが思いをめぐらせている。
加害者の少年がこのまま逮捕されると、現行の少年法では、大きな罪に問われない可能性がある。それに対して、被害者の父の心理や行動、警察官の心理や行動は...
現行の少年法に対して、本書を通じて東野氏の想いを描いているような気がする。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.74
(4pt)

遣る瀬無い読後感

少年犯罪と少年法がテーマです。
加害者が撮影した「被害者を陵辱している」ビデオを被害者の家族が見てしまうというショッキングな場面の効果もあるのでしょうが、著者の思惑にすっかり嵌ってしまった感もあるのですが、被害者の父、刑事、加害者に利用された少年の心理状態と苦悩が見事に描かれています。
事件をネタに茶番を展開するマスコミの醜い姿にも触れる等物語の構成も上手く出来ています。
ただ、誰も報われない結末、なんとも遣る瀬無い読後感が残りました。
過去の苦悩から自分自身を解放しようとして、被害者の父「長峰」を助けようとしていた丹沢和佳子の苦悩は更に深まったんだろうな、と思いながら読み終えました。
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4043718063
No.73
(5pt)

すごいっ!

後半で泣いちゃいました。
すごいです!
さすが東野圭吾ワールドって感じです。
集中して読める環境でゆっくりと読み進んでいくのがオススメです。
容疑者Xの献身に次ぐ余韻のある作品です。
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4043718063
No.72
(5pt)

文庫化

この話を面白くいている事、それは加害者の少年が全くと言っていいほど出てこない事だ。
その為、読み手側は「少年犯罪への憤り」に「サスペンス」という要素がミックスされ、読むのを止められなくなってしまう。
例えば、加害者の少年が度々登場し、追う側と追われる側の両方から話が進められると、想像を掻き立てられることはなく、やはり「いつ見つかるんだろう」というハラハラさせられる様なことはないと思うのだ。
それと登場人物の設定がとてもうまい。これを読んで加害者の少年に憤りを覚えない人などいないといってもいいくらい。
文庫本になったから値段も下がったし、ボリュームもあり、文句無し。
東野作品の「社会派モノ」を扱ったテーマの作品では1,2の出来だと思う。
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4043718063
No.71
(4pt)

小説としては○。東野圭吾の作品としては△。

私が東野圭吾の作品を読む理由は巧みな心理描写を拝見したいとの思いからです。
しかし、今回の作品は普段少年犯罪の度に湧いては消えていく在り来たりな論理を中心に進められていきます。唯一の新しい視点といえば、この手の事件を担当した刑事たちの苦悩です。この部分だけは読みごたえがありました。
費用対効果は○です。でもハードカバーの値段を払って読めば、ため息が漏れるかもしれません。この感想文も東野圭吾への過度の期待が原因かもしれません。
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4043718063
No.70
(4pt)

映像化が楽しみ

さすが東野圭吾、難しいテーマを上手くまとめ上げています。ページを括る手が止まらなくなりました。
但し、気になった点もいくつかあります。
・使用実績の無い猟銃を何年も居間に飾って所持できるほど、日本の銃刀法は甘くない。
・指名手配になった主人公が、猟銃携行したまま新幹線やら公共交通機関を使って白昼堂々と長野から東京まで移動できるものなのだろうか。
・現職刑事が野次馬でごった返す駅前で、流れ弾が一般市民に当たる危険を顧みず、威嚇射撃もなしにいきなり容疑者に向かって発砲するだろうか。
いらぬ突込みと言われればそれまでですが、大家だけにそこらへんもきちんと描いてほしかった。
映像化を意識した作品のようだからいずれ映画化されるのでしょうが、そうなったらやっぱり無条件に見てしまうでしょう。
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4043718063
No.69
(4pt)

まるで映画かドラマを観ているようだった。

読者の情感にストレートに訴えることが出来るからであろうが、今ミステリーの世界では、いわゆる「犯罪被害者の人権」・「被害者」側に沿った物語がとってもトレンディーである。加えて加害者が未成年の場合は「少年法」も絡んでくるからなおさら「被害者」側の無念さが増す。
本書は、東野圭吾が「被害者の復讐」と「少年の凶悪犯罪」をモチーフに、’03年9月から1年間にわたって「週刊朝日」に連載された作品である。
不良少年たちに蹂躙され死体となった娘の復讐のため、父親は仲間の一人を激情にまかせ、めった刺しにして殺害し、もう一人の主犯格の少年を追跡して復讐を完遂させるため、逃亡する。「遺族による復讐殺人」としてマスコミも大きく取り上げる。世間の考えは賛否が大きく分かれ、警察内部でも父親に対する同情論が密かに持ち上げる。はたして遺族に犯人を裁く権利はあるのか?
本書は、読者に対して重い問題提起をして判断を迫るというより、父親の追跡行やそれを助ける女性の姿、「殺人者」となった父親に狙われる主犯格の少年を悩みながらも捜索する刑事など、もともと連載小説だけに各章ごとに視点を変えて最後まで読み手を飽きさせないドラマ仕立てとなっている。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.68
(5pt)

素晴らしい作品です。

これは名作です。東野さんの、というより私が今まで読んだ小説の中で、
ナンバー3に入る作品です。
ものすごく分厚い本ですが、夢中で読んでしまいました。
テーマはものすごく重く、後味も決して良いとは言えないですが、
これは読み終わって「あ〜面白かった」というたぐいの作品ではなく、
現在の少年法や、
『警察は市民を守っているのではない。警察が守るのは法律の方だ』
など、色々と考えさせられる事が多く、
読み終わってからもいつまでも余韻が抜けないです。
ただ、ひとつ疑問に思った事は、携帯電話を使うシーンが多く、
電源を入れたら居場所がわかってしまうのではないのですか?
(確か酒井法子が逃げ回ってた時、そんなことを言っていた)
推理小説作家がそれを知らないはずはないと思うのですが、
どうしてだろうと、そこだけがひっかかったのは私だけでしょうか?(^_^;)
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.67
(1pt)

雑すぎるし単純すぎる

この作者は大変多作である。「多作=低クオリティ」と言うつもりはないが、もう少ししっかり考えて
書いてほしい。
20年前であれば、プロットはともかく筋立ては通用しただろう。しかし映画でもフィクションでもこれ
だけリアリティが求められる現在、このような安直なストーリー作りは看過されるべきではない。この
作者が新人で、この作品が文学賞の応募作品であったら「ご都合主義極まりない」という誹りは免れない
のではないか。
平凡なサラリーマンがある日突然犯罪被害者家族になり、加害者に復讐を決意する。ここまでは理解
できる。しかし現実ならばこれ以降のストーリーがあれだけとんとん拍子に進んでいくはずがないし、
進んではいけないのである。何のことかは未読者の方のために言えないが、まさに突っ込みどころ
満載である。所有しているだけで住んでないマンションとか、どんな大富豪なんだよ。
復讐の顛末も相当に早い段階で読めてしまうし、ラストに至っては悪夢である。夢オチの次に悪いぞ。
こんな解決の方法はとっくの昔に禁じ手になってると思ってた。
もうこの作者の本を読むことはないだろうな。「こんなもんでしょ」ってな感じで作品出されても迷惑。
こういうのが無批判にもてはやされる現状そのものに問題があるんだろうけど。時間を損した。
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.66
(5pt)

迫る緊張感

東野圭吾は殆どハズレはないけれど、これはとても良かったです。いつもテンポの早いストーリー展開が見事です。このストーリーはあまりにも悲しくせつなく可哀想。私としては最後は主人公に思いをとげてもらいたかった・・・。何かくやしい!!!
それ位夢中でした。
とにかく最後まで息も抜けず緊張したまま読んでしまいました。
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.65
(3pt)

自分だったら

もし、自分がその立場だったらどうしますか?
そんな感じで感情移入しながらあっという間に読み終えてしまった。
途中の展開も現実的にあり得そうな感じ、人間関係が出てきて現実離れはしていません。
ただ、多少無理はありますが、これは小説の範囲でOKだと思います。
映画化で心理描写をどうやってするのかにも興味がわきました。
最後はちょっと作者の手抜きが感じられたので、前半から星5つだったのが、
最後で3つに落ちてしまいました。
ただ、アメリカの昔の映画「評決の時」をパクっている部分があるかと思います。
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.64
(4pt)

問題提起

中学生の娘を持つ父親として、完全に主人公に感情移入してしまいました。
筆者の少年犯罪に対する問題提起、被害者家族の果たされなかった想いに現在の司法制度、少年法の在り方を考えさせられる作品です。
終盤の「もっと遊んでから」の加害者の言葉に戦慄しました。
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.63
(5pt)

登場人物の多くが共感する殺意

無情な暴力により犯され覚醒剤を打たれ殺された愛する片親の娘。
喪失感と具体的になってきた犯人像が未成年であるが故に軽微な罪で済むという事実に怒り心の内で育まれる殺意。
捜査を進める警察が察知した被害者遺族の殺意。
それを防止しようと努めるのは誰のためか?
被害者遺族の為?法律を守るため?加害者を護るため?
加害者に護る価値はあるのか?
様々な人物の様々な葛藤の中で殆どの登場人物が主人公である被害者の父親を物心両面で支援します。
そしてその被害者の父親が実際に加害者の一人を殺した瞬間に立場が激変する。
助けたい、救いたい、目的を全うさせたい、だが自身の職業と矜恃が許さない警官としての自分。
たくさんの一人称で語られ、たくさんの涙で彩られる本作。
最後に凶行を止めたのは最も目的を遂げさせたかった警官の一人。
そして同じ思いを抱いていた先輩は早期退職を選ぶ。
最近発売された映画「誰も守ってくれない」と共通する一つの犯罪が起こす大きな波紋とそれに巻き込まれた人達のそれぞれの想いを描く良作です。
映像化されてませんよね?
映像化して頂けないでしょうか、是非ともビジュアル優先ではなく渋い演技派で固めた社会はドラマとして。
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.62
(4pt)

続きが気になる作品

今まで読んだ東の作品でトップ3に入るくらい好きでした。
前半は読んでていらいらするところがありますが、実際にそれだけのめり込めます。
後半は、刑事サイドの描写が多く、最初に感情移入した主人公の内面が少し減ってきますが、最後まで目を離せませんでした。
星を4にしてるのは、クライマックスとなるシーンがいまいち物足りなかったのと、宮部みゆきの模倣犯と印象が似たようなところがあったためです。ただ模倣犯も本作品もかなり好きな作品です。
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.61
(3pt)

もやもや感の残る作品

読んでいる内に感情移入してしまい、犯人が憎くて憎くて、不謹慎ながらももっと酷い殺し方をしたって足りないくらい!!と歯ぎしりさせた程です。そのせいか、結末がどうしても納得いきません。結末以外がとてもシャープで物凄かっただけに、最後は少しだけガッカリしました。「そうだったの?」というところもちゃんとあって驚きはしたのですが、ファンとしては少し辛口めに三ツ星にしておきます。
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.60
(4pt)

誰もが持つ、さまよう刃

東野さんの作品の中では
比較的事件に関与してる人間が多いように思えました。
登場人物がいかにして事件に関わっているのかが
毎度気になり、最後それぞれがどう動くのかが楽しみで見どころの
一つだと思います。
・誠が自首を勧めたときにカイジが
“まだ遊びたい”と言ったとき
この期に及んでなお、自分のことしか考えていない
事に度肝を抜かれた
・ラストに出たときの鮎村の葛藤を描いて欲しい。
答えが出なくて虚しくて悲しい。
何が正解だったのだろうと
問われているような一冊でした。
ただ、
この話では長峰に殺してほしかった。
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684