さまよう刃

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評判

さまよう刃の評価:

3.82/5点 レビュー 350件。 A ランク

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平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全539件 441〜460 23/27ページ
No.99
(2pt)

ドキドキハラハラもない平凡なストーリーとステレオタイプなメッセージ。超がっかりでした

 なんとか最後まで読み通すことはできましたが、
正直かなりかったるかったです。
ストーリー展開も人物設定も敢えてそうしているのかもしれませんが、淡白というかきわめて平板で、意外性というものが殆どありません。それなりのボリュームの頁を我慢強く繰っていっても「そうなるわけだぁ」「ま、そりゃそうだよね」くらいにしか感じないようなエピソード、台詞の連続で
逃亡劇にも関わらず微塵の緊張感もなく、だんだん眠くなってしまいました。もし作者がこの作品に限っては、小説としての面白さなど二の次で、ただ少年犯罪に対する世間一般のいい加減な認識・姿勢に一石を投じることこそが目標だったのだ!…なんて力説したとしたら、それもまた鼻白んでしまいます。だって物語の中で語られる、加害者側(とそれを擁護する人々、システム)の論理も被害者側の論理も、このテーマが論じられるときに必ず耳にする、正論ではあるけれど、きわめて常識的な聞き飽きた内容ばかりなんですもん。これではなんの問題提起にもなっていないのではないかと思いました。
 氏の作品はあまりたくさん読んではいませんが、「秘密」などは、
既に映画も見てすべて分かっていたにも関わらず、読後は恥ずかしながら大泣きしてしまいました。あんな感動作をぜひまたヨロシクです!
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.98
(4pt)

続きが気になる作品

今まで読んだ東の作品でトップ3に入るくらい好きでした。
前半は読んでていらいらするところがありますが、実際にそれだけのめり込めます。
後半は、刑事サイドの描写が多く、最初に感情移入した主人公の内面が少し減ってきますが、最後まで目を離せませんでした。
星を4にしてるのは、クライマックスとなるシーンがいまいち物足りなかったのと、宮部みゆきの模倣犯と印象が似たようなところがあったためです。ただ模倣犯も本作品もかなり好きな作品です。
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.97
(4pt)

展開がすごい、テンポよし。。。

追って追われてのスピーディな展開と最後は東野作品お決まり?のどんでん返し?!読み手の興味をひと時もそらさない。最後まで夢中になって読めた。本書では、犯罪被害者とその家族が負う怒りや悲しみ、少年犯罪を裁く法律の限界を扱っている。時折登場する、性犯罪を描写したシーンは、気持ちが疲弊してしまうほど酷く辛いものだった。
読者は当然の事ながら犯罪者を憎む感情が増幅し、被害者の父・長嶺に同情する。長嶺には復讐の念を遂げさせたい気持ちに駆られるが、そんなことが許されるなら法治国家は崩壊するのだ。法律は弱いもののために作られていないことだと実感するし、人間が作るものであるから限界がある。その中で幸せに暮らすには、他人の権利を剥奪しないこと、つまり犯罪を起こさないことに尽きるのだろう。
本書は正義とは何かを問う傑作である。だが、ラストシーンでは「正義にも犠牲が伴う」のかと、現実に引き戻され、ただただやるせなさが残った。長嶺の無念を思うとともに、犯罪被害者やその家族は、こうした苦しみの中にいると思うと心が痛んだ。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.96
(4pt)

リアリティのある無臭

作中で扱うテーマがストレートな問題提起になっている為か、読後感はノンフィクション系のルポを読んだあとのそれに近い感じでした。
おそらくは意識してそうしているのだと思いますがエンターテイメント小説として見るにはあまりにも臭みが無い人物達が、ハッキリ「悪」として描かれる少年を狙って、逮捕する為、また報道する為、または復讐する為に動く様は、ある面では強烈なリアリティをもっていたように感じました。
世論を巻き込んでうんぬんといった展開やら、または少年の心の闇がどうのといった展開。またはこの種の物語につきものの「救い」や「赦し」といった女性的なファクターを極力排除し、娘を亡くしてまさしく「さまよう刃」となった父の「復讐の成否」にのみ焦点を当てたラストシーンは、東野さんの筆力の高さを改めて見せ付けられたような気がしました。
良書です。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.95
(4pt)

「正義とは何か?」

 東野圭吾の作品は、「ガリレオ」シリーズや「加賀恭一郎」シリーズに代表される、「探偵」物も多いが、本作品や「天空の蜂」「手紙」などのような「社会派」作品も多い。個人的には「探偵物」はもとろん面白いと思う。しかし、本作品のような「社会派」作品も同じくらいに評価している。賛否はあると思う。しかし作者は賛否になることを望んでいるのではないだろうか。
 東野圭吾の「社会派」作品を読むといつも深く考えさせられる。そして、「この小説を世の中の多くの人に読んでほしい」と思う。また、「この小説のテーマについて議論をしてほしい」と考える。東野圭吾の社会派作品はそこまで考えさせられるだけの「魅力」と「力」がある。
 繰り返しになるが、ぜひ本作品を読んでほしい。「このような人に」ということは書かない。世の中に生きるすべての人に読んでほしい作品だ。そして考えてほしい「本当の正義とは何か?」ということを。意見は人それぞれだと思うが、それでいいのだ。正解は一つではない。いや、正解なんてない。それぞれがそれぞれの意見をいい。それぞれの「正義」というものを見つけ出してほしい。
 
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.94
(3pt)

もやもや感の残る作品

読んでいる内に感情移入してしまい、犯人が憎くて憎くて、不謹慎ながらももっと酷い殺し方をしたって足りないくらい!!と歯ぎしりさせた程です。そのせいか、結末がどうしても納得いきません。結末以外がとてもシャープで物凄かっただけに、最後は少しだけガッカリしました。「そうだったの?」というところもちゃんとあって驚きはしたのですが、ファンとしては少し辛口めに三ツ星にしておきます。
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.93
(4pt)

関西人パワー

 少年法云々を考えるにはちょっときつすぎるな、と言うのが正直な感想です。最大のトリック、種明かしも、面白いですが、この種犯罪について考えるには不謹慎と言う感じです。
 さらに、言うなら、例えば携帯の履歴なんかは、どう扱ったのか、そんなところも、詰めが甘いなと思います。
 ペンションの人についても、登場の仕方が中途半端な気がします。
 そんなにつまらないなら途中で放り出したかと言うとそうではなく、もう、本当に読む時間を何とか作って一心に読みました。圧倒的な力でグイグイ読ませるのです。500ページ弱にも及ぶ長編ですが一気に読ませます。
 その力は何かと言うと、たぶん関西人の力ではないかと思うのです。わがまま、勝手、言いたい放題、そして、がめつい、でも、最後のところはアホなほど正直と言う圧倒的なパワーです。私も関西人であり、こういう理屈抜きとも言える様な話が大好きです。
 あまり、文学賞には恵まれていないようですが、これからも、こんなすごい作品を作り続けて欲しく思います。
 
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.92
(3pt)

ある一定の役割を果たしている本ではありますが…

少年犯罪やその関連の法律にまつわる問題を題材にした小説です。
特に娘を陵辱され殺された父:長峰が、その犯人達の1人を殺しもう1人を追いかけ逃亡する自らの行動に関し、「悪いとわかっていてもやらずにはいられない」という心の葛藤を持っているその様子は、現在の少年法の矛盾に最も苦しむ存在として、感情移入させるものがあります。
また、子供の問題だけでなく「子供が犯罪を含めたある種の問題に関わった場合、親としてどういう考えを持って子供と向き合うべきか」という問題を取り上げたところは大きく評価できます。
この小説にはそういった問題に対し、目新しい解決策となりうる展開があるわけではありませんが、問題を物語の中だけのことでなく現実のものと考えさせ、「自分ならどう考えるか」と考えずにはいられなくなる小説でありますから、「問題提起本」としての役割は果たしていると思います。
ただしこの本はノンフィクション小説でなく、東野氏の小説。
であれば、書かれた趣旨はどうであれ、単なる問題提起だけでなく小説としての完成度が求められるのは当然。
長峰氏の逃亡過程で、確かに「2人目の犯人はどうなるんだろう」と気になり最後まで読ませられたのは事実ですが、同時に「なぜここまで大胆な行動で、つかまらないんだろう?」と思わせる部分があるのは読んでいて気になりました。
大胆な行動が逆に警察の目をくらませているとか、その行動の裏で警察につかまらないための綿密な計算を長峰氏が行っているなどの様子が伺えるならまだしも、どう考えてもその様子はなく、「フィクションだ」とか「携帯の逆探などがしにくい時代背景」とか「指名手配犯の写真が公開されても、大概の人はまさか手配犯がすぐ近くにいるなんて夢にも思わない」などといった面を引き算しても、話の流れにちょっと不自然さを感じました。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.91
(1pt)

甘い。

東野圭吾氏の作品を読むのは、今回で2回目だ。前回は、「手紙」。しかし、印象は変わらない。話の展開を維持する設定や知識に、甘さがあるということだ。
 レビューなので結末までは触れないが、警察に追われる立場の人間が、携帯を使っているにもかかわらず、その人物がなかなか特定されない。今の時代において、携帯から微弱電波が各電話局のアンテナに流れ、その位置情報が明らかになることは素人でも知っていることである。なのに、この追われる立場の人が何度携帯電話を使っても、「位置情報」について、明らかになることはない。作者の都合が、その背景に感じられ、興ざめを禁じえない。
 
 
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.90
(5pt)

久し振り、会心の出来!

残念ながら最近の東野作品は大小の差はあれ、物足りなさがつきまとった。オーバーな売り文句が踊り、「これは面白い」と思ったら10年前の作品だったりで、満足度は決して高くなかった。
本作品は久々に会心の出来だ。テーマが明確な上に無駄がない。追われる側、追う側が展開によって変わりながら、クライマックスは強烈な緊張感で同じ場所に集結していく。東野作品の面白さはまさにこの展開と緊張感で読む手を止めさせないところにある。
一人目の犯人が序盤と言える段階で消えてしまうので、この後どうなるのかと思ったが、新たな登場人物が上手く絡んでくる。
満足の一冊、東野ファンならずともお薦めだ。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.89
(4pt)

刑事の立場

本作は、加害者側や被害者側からの視点では無く、刑事の立場から書かれたものだと受け止めました。
なので、ラストも「あれ」なのだと思いますし、トリック?も「あれ」なのだと思います。
さまよっている「刃」は刑事が所持している「拳銃」や「情報」なのだろうか。
それとも「刑事」自身なのだろうか。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.88
(4pt)

議論を醸し出す小説

やはり東野さんは上手い。
凶悪少年犯罪の増加と更正の名の下に見過ごされる被害者たち。
自らの手で復讐をとげようとする被害者家族。
題材としては目新しいものではない、
しかし彼の筆をとおして非常に読み応えのある小説となり、一気に読んでしまった。
15歳の娘が不良少年によって蹂躙そして殺害。
父親の元に犯人とその住居を知らせる電話、そこで目にした娘最期の姿を映したビデオ。それは彼を復讐にかきたてるのに十分すぎてあまりある。
どうしようもない子供を守ろうとする親たち、事件を面白く書き立てるマスコミ、少年犯罪にぶらさがって上手い汁を吸う人権団体。
そのような現実も実に上手く描いている。
東野さんの小説はいままで加害者寄りで描いたものが多いように思ったが、今回の小説では被害者の目を通して理不尽な犯罪そして、自己救済(自らの手による復讐)は否定しつつも、主人公に同情してしまう人が殆どではないだろうか?
主人公に協力してしまう女性や、彼に密告する人物、どうしようもない犯人の少年をかばう少女など、人物描写にも無理や無駄がない。
東野さんの構成力のすごさを感じた小説。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.87
(4pt)

辛くなった

少年犯罪の被害者のやりきれない思いをテーマにしたサスペンスで
娘を殺された父親、犯人の少年の友人、事件を追う刑事や、
父親の復讐に協力する形になってしまった女性と、いくつかの視点で
描かれていて飽きずに最後まで読み進む事ができました。
とても重いテーマで、色々と考えさせられましたが…
少年達の凶悪さを描く上で必要なのかもしれないけど
描写が行き過ぎなような気がしました。
もう少し、なんか他の方法で表現して欲しかったです。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.86
(4pt)

一気に読ませる

さすがというか、一気に読ませますね。途中で読書を中断するのは難しいです。ただ二人の犯罪少年の一人をあっけなく殺してしまうので、構成的にはサスペンスはいまひとつです。もう少し引っ張って、真ん中ぐらいで一人目を殺すようにしたらもっと良かったのでは・・・。このテーマに作者が何らかの答えを示すことができるのだろうかと心配していたら、案の定というか、最後は結論は示されませんでした。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.85
(4pt)

誰もが持つ、さまよう刃

東野さんの作品の中では
比較的事件に関与してる人間が多いように思えました。
登場人物がいかにして事件に関わっているのかが
毎度気になり、最後それぞれがどう動くのかが楽しみで見どころの
一つだと思います。
・誠が自首を勧めたときにカイジが
“まだ遊びたい”と言ったとき
この期に及んでなお、自分のことしか考えていない
事に度肝を抜かれた
・ラストに出たときの鮎村の葛藤を描いて欲しい。
答えが出なくて虚しくて悲しい。
何が正解だったのだろうと
問われているような一冊でした。
ただ、
この話では長峰に殺してほしかった。
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.84
(3pt)

最後がちょっと・・・

最愛の娘を少年犯罪で理不尽に奪われた主人公が復讐する、という設定は読者を魅了するには十分で、実際にどんどん読み進めずにはいられない展開である。しかし、犯人の凶悪少年と主人公がようやく対峙する佳境に至って、東野圭吾の作品に慣れた自分にとっては、無理があるラストだなぁという思いと、「えっ」というどんでん返しもないストレートな終わり方に、少なからず不満を感じる内容であった。
「手紙」や「殺人の門」のようにラストのどんでん返しがなくてもよいストーリではなく、主人公がどのように復讐劇を果たすのかというラストこそ重要なストーリであるだけに残念。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.83
(4pt)

「手紙」と対を成す作品

同氏の「手紙」が犯罪者の身内の視点から描かれた作品であるのに対し、この作品は被害者の身内の視点から描くということで作品としては対を成すものです。
もっとも「手紙」は最終的に感動させるストーリー展開であるのにこちらはひたすらやるせない気持ちにさせる作品です。少年犯罪と加害者の人権を守る法律という光市の母子殺害事件を彷彿とさせる筋立てで読後感は余りよくありません。
ただし自分が同様の立場なら・・という意味で非常に興味深いテーマであることには間違いありません。
少年法も加害者の人権とやらを盾にする愚劣な弁護士連中も早晩無くなってほしいものです。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.82
(4pt)

復讐

東野圭吾らしい重厚で主人公の心理を中心に描写した作品。
実社会でも起こっている非常におぞましい犯罪の被害に自分の家族があったら私も復讐を考えるだろう。
全く関係ない他人の自分勝手な嗜虐性により汚された被害者にもちろん罪は無く、それに反するかのように自らに罪の意識をかけらも感じない加害者の人権を認める必要があるのか?、ましてなぜ更生させなければならないのか?
主人公を追う刑事のつぶやきや関係者の態度からその気持ちを理解しながらも表立って認められないもどかしさとそれを受け入れてはいけないとする主人公の心の痛みが伝わる。
ところで、最後で明かされる秘密は本作に必要だろうか?
それを考えて☆4とする。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.81
(5pt)

自分が同じ立場なら…

被害者の家族なら誰もが考えることだと思う。現在の司法制度の問題である、被告の更生に重点を置き、被害者の気持ちがないがしろにされてしまうところを問い詰めた読み応えがある作品だった。自分が同じ立場なら…と誰もが考えさせられる作品であるが、やはり答えはでないだろう。本書では、第3者の立場である旅館の女将の言動が印象に残った。第3者の立場として、どうすべきなのか考えての行動はリアリティがあったと思う。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.80
(4pt)

「手紙」ほどのリアリティはない

ストーリー上、胸の悪くなるようなシーンもありましたが、あくまで「普通の人間が見聞を通して、想像の範囲で書いた描写なんだ」と思って読み進めました。
現実の事件は小説にかけないほど残虐なときもあります・・・
そんなわけで読むには忍耐を要しましたが、救いようのないラストでした。
加害者親の「うちの子は悪くない」という態度にはリアリティありましたが・・・・
復讐物語ではないのでしょうが、現在の少年犯罪の問題点を浮き上がらせるだけで終ってほしくなかったです。
東野さんの力量なら、もう少し加害者や加害者家族をじわじわと「死よりつらいような状況」に追い詰めるような、それでいて犯罪行為にならないという、カタルシスがあるような復讐がかけるのに。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063