さまよう刃

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さまよう刃の評価:

3.82/5点 レビュー 350件。 A ランク

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平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全539件 261〜280 14/27ページ
No.279
(1pt)

顛末に納得できない人に「ゴルゴタ、著深見真」をお勧めします。

少年犯罪の被害者、関係者の心理、状況を書いた内容でいえば他の方のレビューのように星5です。
私も序盤では話にのめり込み、後の展開に、
色々(警察からの逃走劇、犯人を追う手がかり、犯人との対決等、アウトロー系の展開)と期待しました。
しかし、読み終えたときの気分は最悪でした。
ネタバレになるので詳しく書けませんが、
現実に父親一人で警察から逃走しながら犯人を追えば、一番なるであろう結末です。
中盤の、父親の潜伏先でのある行動にも、
そんな事してる場合じゃないだろ?と思いましたが(父親の心境でなぜそうしたか分かりますが)
事件の顛末には納得できません。
もちろん、この作品は私が期待した復讐劇を描くことを目的とした作品ではありません。
しかし、あらすじ紹介で期待して購入する(した)方にも、私のような感想の人もいると思います。
「さまよう刃」は、単純に面白いかどうか評価できる内容ではありません。
タイトルレビューで他の本をお勧めするのはマナー違反とも思いますが、
「ゴルゴタ」は「さまよう刃」と同じような題材だが、書かれてる内容は私の期待したものでした。
「さまよう刃」で星の数が少ない人にお勧めします。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.278
(1pt)

顛末に納得できない人に「ゴルゴタ、著深見真」をお勧めします。

少年犯罪の被害者、関係者の心理、状況を書いた内容でいえば他の方のレビューのように星5です。
私も序盤では話にのめり込み、後の展開に、
色々(警察からの逃走劇、犯人を追う手がかり、犯人との対決等、アウトロー系の展開)と期待しました。
しかし、読み終えたときの気分は最悪でした。
ネタバレになるので詳しく書けませんが、
現実に父親一人で警察から逃走しながら犯人を追えば、一番なるであろう結末です。
中盤の、父親の潜伏先でのある行動にも、
そんな事してる場合じゃないだろ?と思いましたが(父親の心境でなぜそうしたか分かりますが)
事件の顛末には納得できません。
もちろん、この作品は私が期待した復讐劇を描くことを目的とした作品ではありません。
しかし、あらすじ紹介で期待して購入する(した)方にも、私のような感想の人もいると思います。
「さまよう刃」は、単純に面白いかどうか評価できる内容ではありません。
タイトルレビューで他の本をお勧めするのはマナー違反とも思いますが、
「ゴルゴタ」は「さまよう刃」と同じような題材だが、書かれてる内容は私の期待したものでした。
「さまよう刃」で星の数が少ない人にお勧めします。
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.277
(4pt)

作品が、どこまで脳内にリアルな感情を起こすことができるか

長峰に復讐を成就させたかった。高1女児を持つ親として強くそう思う。
それは、例えば赤穂浪士討ち入りや必殺シリーズ等に連綿と受け継がれて来ている、日本人の感情の通低音としての勧善懲悪に連なる。
だが長峰に復讐を成就させると仇打ちを奨励しかねず、著者が提示したいテーマと印象が異なってしまうのだろう。
正解はありはしないのだ。正解が無いまま、提示すること、それはエピローグの無いまま、読者の脳内にリアルな感情を起こすことであり、虚構と現実をつなぐ小説という表現形式にかなっている。
それにしても、長峰に復讐を成就させたかった。彼は最愛の娘を最も忌むべき蛮行で奪われて天涯孤独になったのだから、復讐して自決できなければ浮かばれない、そうでなければ悲し過ぎる。それが沸々と湧いてくる、私のさまよう刃だ。
もし、彼に愛すべき家族が他に残されていれば、展開が違っていたかもしれない ・・・しかし、もっと複雑でもがき苦しむことになった事だろう。それも一層耐えられないが。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.276
(4pt)

作品が、どこまで脳内にリアルな感情を起こすことができるか

長峰に復讐を成就させたかった。高1女児を持つ親として強くそう思う。
それは、例えば赤穂浪士討ち入りや必殺シリーズ等に連綿と受け継がれて来ている、日本人の感情の通低音としての勧善懲悪に連なる。
だが長峰に復讐を成就させると仇打ちを奨励しかねず、著者が提示したいテーマと印象が異なってしまうのだろう。
正解はありはしないのだ。正解が無いまま、提示すること、それはエピローグの無いまま、読者の脳内にリアルな感情を起こすことであり、虚構と現実をつなぐ小説という表現形式にかなっている。
それにしても、長峰に復讐を成就させたかった。彼は最愛の娘を最も忌むべき蛮行で奪われて天涯孤独になったのだから、復讐して自決できなければ浮かばれない、そうでなければ悲し過ぎる。それが沸々と湧いてくる、私のさまよう刃だ。
もし、彼に愛すべき家族が他に残されていれば、展開が違っていたかもしれない ・・・しかし、もっと複雑でもがき苦しむことになった事だろう。それも一層耐えられないが。
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.275
(4pt)

『手紙』と対でお勧めしたい一冊

81ページを読み終えたとき、
本書がありきたりな復讐劇でないことがわかります。

さすが東野さんと思わせる内容でした。
万人におススメできます。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.274
(2pt)

「遺族の悲しみ」と「少年法」を同列に比べるのは違うと思う。

相変わらず読ませる。
構成力と緻密な文章はさすが。
だが、面白さでいうと『白夜行』や『幻夜』には遠く及ばない。

『手紙』と同じようなテーマだが物語にリアリティーが
欠けており入り込めなかった。

「大人」が10代の若者を「理解できない」対象として
捉えるのはいつの時代もいっしょだが、本書の加害者の
若者がどの程度「いまの若者」を正確に反映しているのか。

また、「大人」の側の心理は詳細に描写されているのに比べ
加害者の若者の心理描写がほとんどないのは意図的なのか?

本書を読むとたいていの人が「少年法」について懐疑的に
なるものと思う。

「少年法」が現実に即しているかどうかは別にして
「遺族の悲しみ」と「少年法」を同列に比べるのは
違うと思う。

蛇足ながら『ショーシャンクの空に』でのレッドの言葉から

「…あんたたちは、本当は何が知りたいんだ?
俺が罪を犯して後悔しているかって?…後悔しない日など一日もない。
あの当時の俺は、人の命を奪ったバカな若造だった。そいつと話がしたい。
そいつに分別を言って聞かせたい。ものの道理を説いてやりたい。
だが、出来ない。…」

こちらの言葉のほうがはるかに真実味がある。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.273
(4pt)

『手紙』と対でお勧めしたい一冊

81ページを読み終えたとき、
本書がありきたりな復讐劇でないことがわかります。

さすが東野さんと思わせる内容でした。
万人におススメできます。
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.272
(2pt)

「遺族の悲しみ」と「少年法」を同列に比べるのは違うと思う。

相変わらず読ませる。
構成力と緻密な文章はさすが。
だが、面白さでいうと『白夜行』や『幻夜』には遠く及ばない。

『手紙』と同じようなテーマだが物語にリアリティーが
欠けており入り込めなかった。

「大人」が10代の若者を「理解できない」対象として
捉えるのはいつの時代もいっしょだが、本書の加害者の
若者がどの程度「いまの若者」を正確に反映しているのか。

また、「大人」の側の心理は詳細に描写されているのに比べ
加害者の若者の心理描写がほとんどないのは意図的なのか?

本書を読むとたいていの人が「少年法」について懐疑的に
なるものと思う。

「少年法」が現実に即しているかどうかは別にして
「遺族の悲しみ」と「少年法」を同列に比べるのは
違うと思う。

蛇足ながら『ショーシャンクの空に』でのレッドの言葉から

「…あんたたちは、本当は何が知りたいんだ?
俺が罪を犯して後悔しているかって?…後悔しない日など一日もない。
あの当時の俺は、人の命を奪ったバカな若造だった。そいつと話がしたい。
そいつに分別を言って聞かせたい。ものの道理を説いてやりたい。
だが、出来ない。…」

こちらの言葉のほうがはるかに真実味がある。
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.271
(4pt)

社会派作品であるといえる

東野圭吾さんの小説。娘を殺害された父親が残りの犯人を追う内容。

この小説を読めば少年法の意味について考えさせられる。
あまりに悪質な犯罪には一般と同じように裁いても良いのではないかと
思ってしまう。

人間は弱いものであっさりと一線を超え犯罪を犯してしまうし
人も殺害してしまう。

他の東野作品に比べるとオチやラストも意外に普通。

長峰は最後亡くなってしまうが生きて何かを成し遂げて欲しかった。
最後長峰に通報したなぞの声の主の存在は個人だけではなく
まさに社会(の多数)の意思表示でもあったように思えてならない。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.270
(4pt)

社会派作品であるといえる

東野圭吾さんの小説。娘を殺害された父親が残りの犯人を追う内容。

この小説を読めば少年法の意味について考えさせられる。
あまりに悪質な犯罪には一般と同じように裁いても良いのではないかと
思ってしまう。

人間は弱いものであっさりと一線を超え犯罪を犯してしまうし
人も殺害してしまう。

他の東野作品に比べるとオチやラストも意外に普通。

長峰は最後亡くなってしまうが生きて何かを成し遂げて欲しかった。
最後長峰に通報したなぞの声の主の存在は個人だけではなく
まさに社会(の多数)の意思表示でもあったように思えてならない。
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.269
(4pt)

いまだに解決されていない少年法問題

衝撃の事件から、被害者家族の心理を描き出す。
東野圭吾さんの作品の中でも実際の事件をモチーフに
人間の心の動きを描き出している作品だと思う。
少年法が問題になった時代に書かれたのだろうが、
今なお未成年の悲惨な事件の報道に心を痛めることが多いので
まだ、社会はこの問題を解決できずにいるのかもしれない。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.268
(4pt)

いまだに解決されていない少年法問題

衝撃の事件から、被害者家族の心理を描き出す。
東野圭吾さんの作品の中でも実際の事件をモチーフに
人間の心の動きを描き出している作品だと思う。
少年法が問題になった時代に書かれたのだろうが、
今なお未成年の悲惨な事件の報道に心を痛めることが多いので
まだ、社会はこの問題を解決できずにいるのかもしれない。
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.267
(1pt)

私はそんなに楽しめなかった

先ほど読み終わりましたが、正直言って面白くありませんでした。
視点(主観)を変えての同じ情報を繰り返すだけ。
うんざりしました。正直くどかったです。
他の作品と比べて展開が遅いです。
私はこの作品を楽しめませんでした。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.266
(1pt)

私はそんなに楽しめなかった

先ほど読み終わりましたが、正直言って面白くありませんでした。
視点(主観)を変えての同じ情報を繰り返すだけ。
うんざりしました。正直くどかったです。
他の作品と比べて展開が遅いです。
私はこの作品を楽しめませんでした。
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.265
(5pt)

頁をめくる手ももどかしく先を読みたくなる

面白かったと単純に言っていいのだろうか、と迷うほどに暗いテーマ。
辛い話なれど、読むことを止められません。
長峰の気持ちが痛いほど読み手に伝わり、親であれば誰しも同じことをしたかもしれません。
法律とは?
少年法とは?
被害者の家族の気持ちは関係なく、法律は加害者を守るためのものであるということ。
マスコミの報道の在り方、などなど、考えさせられるテーマを盛りだくさんにして、物語は怒涛の如く究極のラストを迎えます。
秀作です。
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.264
(5pt)

頁をめくる手ももどかしく先を読みたくなる

面白かったと単純に言っていいのだろうか、と迷うほどに暗いテーマ。
辛い話なれど、読むことを止められません。
長峰の気持ちが痛いほど読み手に伝わり、親であれば誰しも同じことをしたかもしれません。
法律とは?
少年法とは?
被害者の家族の気持ちは関係なく、法律は加害者を守るためのものであるということ。
マスコミの報道の在り方、などなど、考えさせられるテーマを盛りだくさんにして、物語は怒涛の如く究極のラストを迎えます。
秀作です。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.263
(4pt)

作者の勝利

昨今、問題となっている少年法の壁への憤りを、おそらくは被害者、世間一般の思いとして代弁し問いかけるには秀逸な作品だと感じた。

作者自身が、おそらくは徹底した取材や資料を読むうちに生まれてきたのではないかという、少年法に対する疑問が強く感じられた。

世間に今の法律への疑問、決して人ごとではないかもしれない題材、被害者に自分がなってしまったときの無念さ、とても共感し、気付いたら朝になるまで夢中に読んでいた。

そして、ラストのシーンはあれでよかったと思う。
ああいう終わりにして、作者はこの作品を完遂させた。
そして、読み終えて、僕の心に残ったものは作者の意図したものだと思う。
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.262
(4pt)

作者の勝利

昨今、問題となっている少年法の壁への憤りを、おそらくは被害者、世間一般の思いとして代弁し問いかけるには秀逸な作品だと感じた。

作者自身が、おそらくは徹底した取材や資料を読むうちに生まれてきたのではないかという、少年法に対する疑問が強く感じられた。

世間に今の法律への疑問、決して人ごとではないかもしれない題材、被害者に自分がなってしまったときの無念さ、とても共感し、気付いたら朝になるまで夢中に読んでいた。

そして、ラストのシーンはあれでよかったと思う。
ああいう終わりにして、作者はこの作品を完遂させた。
そして、読み終えて、僕の心に残ったものは作者の意図したものだと思う。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.261
(5pt)

刃がさまようのは誰の責任か?

著者がエドガー賞にノミネートされたと聞き、本書を読みました。
少年犯罪や被害者遺族を扱ったものは他にも多くありますが、本書は周囲の心理や行動原理も描いており、作品に厚みを感じました。
さすがにエドガー賞にノミネートされる(世界に認められる)作家さんは素晴らしいですね。
「さまよう刃」というタイトルについて。
本書の中で織部の心中で「正義の刃」がさまよっている、というような疑問が提示されます。
本書が執筆されたあたりから、社会通念の変化があり、少年法も度重なる改正を受けています。
私は法律の専門家ではありませんので、正確にわかりませんが、おそらく主犯格の少年は傷害致死(3年以上の懲役)ではなく強姦致死(5年以上の懲役)にあたるのでは。
現在ならほぼ確実に逆送され少年審判ではなく刑事裁判でしょう。法廷では、被害者遺族にも意見を述べる機会があるのでは。
また、裁判員裁判になるでしょうから、殆どの読者が織部が例える「正義の刃」の方向を決める立場になり得るということです。

「正義の刃」が本物となるかどうかも、国民次第です。(それが国民主権)
この社会通念の変化に対して、本書のような文化は一定の効果があったのでしょう。
但し、人々が無関心でいるのなら、再び「刃はさまよい」だすかも、しれません。
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.260
(5pt)

体が震えました。

まず、本・映画の両方を見ましたが、間違いなく本の方がいいです。
映画は、時間の問題もあると思うのですが、省略されている内容が多く、イマイチです。
本は、主人公の憎しみや悔しさが伝わり、体が震えっぱなしでした。
どちらもまだ見ていない方は参考にしてください。

内容についてですが、細かいところも丁寧に書かれていると思います。
特に絵摩が蹂躙される場面などの描写には、胸が痛くなりました。

現代の社会問題に大きく関わる重いテーマの本です。
読み終わった後も数日間、この本のことばかり考えました。

ファンも、そうでない人も、ぜひ読むべき一冊です。
買って損はしませんよ。絶対。
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684