手紙

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評判

手紙の評価:

4.16/5点 レビュー 538件。 A ランク

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平均点4.16pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全809件 761〜780 39/41ページ
No.49
(5pt)

一気に読みました

どんどんと話に入り込み一気に読みました。ラストは涙無くしては読めません。殺人の被害者・加害者・兄弟などの多くの視点を描いていて面白いと思いました。加害者の弟への周囲の反応は実際にもあるだろうなぁと感じられるし、加害者家族の体験している気持ちを表現していると思います。もしかすると、もっとひどい現実があるかもしれません。とにかく読んで欲しい!頭の中に情景をありありと描ける東野圭吾さんの文章に是非触れて欲しいと思います。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.48
(3pt)

悲しい!

貧しさが罪を生んでしまった。これ以上の悲劇はないだろう。お金がないということが、大切な人の人生を閉ざしてしまうとしたら、やはり罪を犯してでもその人を救おうとするものなのか?追い詰められた兄の心境を弟はどこまで理解できるのか?弟には、兄の罪のために自分の人生までもがめちゃめちゃになってしまったという事実しか、見えていない。だから兄の存在を消してしまいたいとさえ思う。そんな弟の気持ちも知らずに、兄はせっせと弟に手紙を送り続ける。この気持ちのすれ違いがなんとも切ない。やがて、お互いがお互いの気持ちを理解しあったとき、そこには新たな悲しみが待っていた。この二人に、笑いあえる日はもう来ないのだろうか?だとしたら、あまりに悲しすぎる。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.47
(4pt)

違い

『もし、自分のまわりに主人公のような境遇の人がいたらどうするだろう? どうするべきなんだろう?』と、ずっと考えていました。がんばれって言うのはすごく簡単だけれど、実際に行動に移すのはすごく難しいんだと、改めて考えさせられました。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.46
(2pt)

感動するに至らない

 強盗殺人を犯した受刑者の兄とその弟、兄弟を思いやり弟に代わって刑務所に手紙を書き続ける女性(後に弟の妻)、そして弟以外にも手紙を受け取っていた被害者の遺族。それぞれの心理を「手紙」という小物を使って描いた着眼点はおもしろかったが、展開は淡々としすぎて奥行きを感じなかった。人物描写もあまり丁寧でないので、登場人物に同情するまでいかなかった。テーマが重いだけに、文章の軽さが目立った。どこに感動すればよかったのだろう。刑務所に慰問コンサートのため訪れ、絶縁したはずの兄の姿を見つける。体を震わせ合掌する兄を見て声が出ない弟。そのあたりで泣いてみればよかったのか。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.45
(4pt)

泣けました

この本のテーマは、犯罪加害者の家族に対する、差別問題です。本人は全然悪くないのに、そんな差別は、悪いことだ。ひどい・・・・・・なーんて。この本を読み始めたときには、素直に思っていたのですが。「君が今受けている苦難もひっくるめて、君のお兄さんが犯した罪の刑なんだ」「我々は君のことを差別しなきゃならないんだ。自分が罪を犯せば、家族をも苦しめる事になる-すべての犯罪者にそう思い知らせるためにもね」こんな文章にでくわすと、反論できない気もしてきます。感情論としてだけでなく、善悪という基本的なところからして、事はそんなに単純ではなく、差別をなくすのは難しいんですね。自分の中に、そういった差別意識があるのかないのか。それすらも、この本を読んだら、わからなくなってしまいました。だから、まずは読んでみてください、と言うしかないと思います。上記のような重いテーマのわりには、ストーリーは面白いし、読みやすいし、エンターテイメント性のある本で、読んで損はないと思いますから。少なくとも、私は、感動しました。泣けます。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.44
(5pt)

        絆

ちょっと話の流れとしてひねりがなく思うとおりに進みすぎるのと話を作るに当たっての著者の想像力の限界からレトロな構成が気になりますがこの題材は王道でスマートな内容だからこそ心に響きました。家族には絆があるからこそ頼りになったり時にはそれが重くなったりする。目に見えない絆というものがこんなに怖いものに感じたのは初めてです。本当の不幸があるとしたらこのような自分の力ではどうしようもないことなのかなあと思った。兄弟はお互い死ぬまで悩み続けるのだけれど最後の弟の行動は兄にとって一生の思い出となり生きる力になるといい。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.43
(5pt)

犯罪に対する社会の目

 結局のところ差別はなくならない。 もし、自分の家族に犯罪をおかしたものがいたとしたら・・・。家族には罪はないし、それによって差別するのはおかしい。理屈ではわかっていても、現実の世界ではそうではない。 その様子が読んでいて伝わってくる。 殺人をして刑務所に入っている兄からの手紙。外の世界ではその兄のために就職や、仲間、恋愛などをことごとく潰される弟。もちろん兄は知るよしもない。 最初は兄を思い、自分の幸せをも追い求めていた弟が最後に下す決断とは。 涙なくしては読めない小説である。 
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.42
(3pt)

隠し球はいらない

いい話といっては語弊があるが、直貴の葛藤や根底にある兄弟愛には素直に感動を覚える。誰もが何かの弾みで犯罪者にもその家族にもなりうる。平野の曰く全てが罪に対する罰であり贖罪であると。「秘密」での外傷体験から警戒しながら、話の展開には冷静に、多少穿った読み方をしたが最初に書いた通りいい話だと思う、のだが・・・。二作品を読んで、共通する作風の特徴は、最後の最後に出てくるトリッキーな隠し球(本書では被害者家族が捨てずにとってある手紙)である。野球では隠し球に引っ掛かる方がまぬけではあるが、多用するのはあまりほめらるものでない。テーマがすばらしく由実子のような出来たオンナに支えられ(男の願望?)もして十分に暖かい話だけに、不自然な隠し球などに頼らずにすべてフェアプレイで終えてもらいたかった。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.41
(5pt)

久々に号泣しました

自分は決して涙もろい方でもなく「泣きたい」「感動したい」と思ってこの本を手にとった訳ではなかったのですが、完全にやられてしまいました。最初の数ページでどんどんのめり込み、最終章では号泣しました。この本はずっと手元に置いて何度も読み返したいと思います。
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4620106674
No.40
(5pt)

文庫化が待てずに

最近ハマっている東野圭吾さんの小説のうち、これはベストです。人から借りて読んだのですが文庫化が待てずに買ってしまいました。この本を読んで、犯罪者の家族が差別されて苦しむのは当然、と言い放つ登場人物に共感してしまいました。悲しく辛いストーリーですが、差別はいけない、という世間にまかり通っている建前が見事に覆されるのが、とても痛快です。
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4620106674
No.39
(5pt)

文句なし星5つ。

文句なし星5つ。面白い。というより、素晴らしい。彼の小説の素晴らしさを、再確認できる本。主人公の人柄、切なさ、葛藤や苦労、生き生きと、というのもおかしいけれと書き込まれている。少しずつ読んでいこうと思いましたが、一気に読んでしまいました。彼は悩んで苦しんでいましたが、素晴らしい人にあえました。1人ではなく、何人も。そして表向きなことではなく、現実やその動きなど、読んでいる側も反省させられたり、納得したり。きちんと執筆者の意見があって、少しこれはやりすぎ? と思う部分もあったのですが、それをあえて引き出したのは執筆者の意図だと思う。この小説を、高校生などに感想文かかせてみたら面白いのではないか。理解できるかどうかはわかりませんが。
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4620106674
No.38
(5pt)

やりすぎ

この作品は一晩いっき読みしたので星五つと甘い甘い評価をするが、実をいうとちょっとやりすぎじゃないかと思う。犯罪を犯した犯人の家族がつらい思いをするというのはある程度理解できるが、この兄というのは幼女連続誘拐だとかカルトなどの大きな犯罪を犯した犯人ではない。そうであればその家族への影響はこの本に書いてある程度かそれ以上だろう。それほどに起きてくる出来事がいちいちわざとらしく「兄」の悪影響でぶっつぶされる。弟の人生に兄に関連しない結末をもった出来事は何も起こらないのか?おつきあいしていた女性の家族にしても描かれ方が極端で、そのいやらしさの表現はレトロと言ってもいい。そもそも今時この兄のような戦前の弟思い的な動機を持つだろうか。なにか確信犯的な気もする。弟の妻となった女性が示唆するように彼女の過去:サラ金で夜逃げした暗い過去と同程度に受け取ったらどうだろうと言っているようでもある。実際に犯人の家族でもなし、そういう人を知っているわけでもないが、就職に関して家族のバックグラウンドをここまで調べる企業には当たったことがない。わざとらしすぎないだろうか。
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4620106674
No.37
(5pt)

涙が止まらなかった

これを読んで犯罪に対する考え方が変わりました。「差別はなくてはならないものだ」という言葉にはただひたすら考えさせられました。東野さんは「白夜行」など傑作が数多くありますが、自分的にはこれがNo1と思ってるほど。ラストは涙が止まりませんでした。家族や友人に勧めまくってます。
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4620106674
No.36
(5pt)

号泣

生まれてこの方ここまで泣けた小説は他にありません。それくらい切なくて苦しくて愛しい物語でした。犯罪を犯した者と、その弟というレッテル。兄弟の絆、というよりは兄弟という血の呪縛が生々しく、痛い。確かな描写に導かれて主人公に感情移入した時、涙腺が弛むどころの騒ぎではないです。読みながら号泣して声をあげたのは人生で初めての体験でした。とにかく色んな角度から考えさせられる作品。自信を持って万人に読んで頂きたい傑作です!!
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.35
(5pt)

感動。

普段ニュースで流れる殺人事件。その加害者の家族のことを考えたことはなかった。こんなに、苦しい思いを抱えていること。加害者が負ったのは、被害者への償いだけでなく、家族の苦しみでもあるということ。弟の気持ちの葛藤など、入りこんで読めます。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.34
(4pt)

人が罪を償うことの難しさ

殺人という罪に対して考えさせられる本加害者である家族が社会から抹殺される現実被害者の心に消えない喪失感事件を償う気持ちはあっても、自己が存在するが故の苦しみ事件は時間が解決するが、その時間の果てしない長さ人に限られる人生の長さから、償う時間が果てしなく長く感じてしまう人間には弱いところがあり、人生で道を誤ることはあるその分岐点は、過ぎた後からしか分からない加害者の弟である直貴が心の中で兄に語りかける  兄貴、俺たちはどうして生まれてきたんだろうなー。  兄貴、俺たちでも幸せになる日がくるんだろか。この呟きがただの戯言でないのは読んだら身に染みる大衆小説であるが故の、重いテーマでありながら一気に読めます  
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.33
(3pt)

兄弟

甘栗を取ろうとして結果的に殺人を犯してしまうもちろん最初の強盗と言う時点ですごく間違っているのだけど自分にこんな兄がいたらどうだっただろう・・・犯罪者の家族ってこういう目に遭うのか・・・結婚してそれぞれが家庭を持つと兄弟の絆は薄れていきます普通の兄弟ならこれほど係わり合いにならず生きていくのに社会にそむく行為をした報いがこれなんですね
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.32
(5pt)

とにかく読んでほしい

東野作品はほとんど読んでいるけれど、この本はあたしの中でベストです。いろいろ考えさせられる話です。泣けます。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.31
(4pt)

初めて読んだ東野作品

東野圭吾作品の大ファンの私の姉が、「図書券を送ってやるから絶対買え!」といって薦めてくれた本です。そういうわけで作者の作品ははじめて読みました。なんとも悲しく、苦しく、やりきれない思いが込み上げてきました。毎日のように繰り返される犯罪のニュースを、私はいつも人ごとのように聞いていました。ですがこの本は、私たちは誰もが当事者になる可能性があるということ、そして犯罪のニュースの裏には、悲しみ、苦しんでいる生身の人間がいるという当然の、それでいて無自覚なことを改めて気づかせてくれました。そして私たちは、まぎれもなくそのような世の中で生きているという事実を受け止めなければならないのだ、と考えさせられました。ニュースを伝えるマスコミの方たちにも、是非読んでいただきたい本です。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.30
(4pt)

「重いテーマで読みやすい」という長所と短所

東野圭吾の長短ともにあらわれた作品だと思う。テーマの選び方や、その重いテーマを一気に読ませる筆力は流石。兄の立場からは手紙の文面以外一切書かないことで、彼に対する共感というか同情の念が逆に湧いてくる。それを詳しく書いちゃうと、この本とよく比較された真保裕一の『繋がれた明日』のように、いまいち共感しきれなくなるだろう。ただ、主人公の身に降りかかること一つ一つがわざとらしい。著者自身が雑誌上で、「1つのことを伝えるためには、1を書くのではなくて、1.5とかそれ以上を書く」というようなことを言っていた。だから、この作品のわざとらしい展開もわざとなんだろうけど、もっと機微のあった過去の東野作品の方が私は好きだ。読書を比較的多くしていて、行間まで楽しみたい人にとってはそのわざとらしさの方が目に付いてしまうのではないだろうか。さくさく読み進めていいテーマなのかな、とも思う。泣き(悲しみ?)のエンターテイメントとして、読書初心者に勧めたい。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674