手紙

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評判

手紙の評価:

4.16/5点 レビュー 538件。 A ランク

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平均点4.16pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全809件 701〜720 36/41ページ
No.109
(5pt)

考えさせられました。

最近自殺予告などがハヤリのように行われ、実際自殺してしまう人が多いですが、一度、コレを読んで、命を絶つことについて、真剣に考えてみて欲しいなと思います。
殺人はもちろん、自殺についても考えるところが多かったです。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.108
(5pt)

深い

東野さんの作品の中では珍しい感じかと思われます。
重い内容で考えさせられることが一杯ありました
自分の考えの甘さ、家族、兄弟のあり方。どうやって生きていくのか。
何を償いとするのか等々。
今簡単に起きている殺人事件。取り上げられるのは遺族。
加害者側の背負う現実をこのような形で描かれると自分の甘さは兄に似ているかもしれないと
痛感しました。今世の中はメールだの携帯だのと便利になりましたがこの「手紙」を読んで色々と考えてもらえたら。。少しは犯罪もなくなるのではないかと思います。
若い人たちに是非読んでいただきたい、一冊です。
立ち向かうという、罪を背負うという両面の難しさ。だから、犯罪は犯してはいけないことだと気づいて欲しいです。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.107
(4pt)

簡単に涙を流せる話ではありません。

本書は犯罪加害者と、その身内の末路が中心の物語ですが、
さほど難しい言葉も使われていないので、一気に読むことが出来ました。
結局のところ、無差別な社会など幻想に過ぎない…
東野氏はそう言いたいのでしょうか。
物語中、良家の子女との結婚の破談のエピソードがありますが、
誰しも結婚相手が犯罪加害者の身内であれば、
(それ以外にも差別の類型はたくさんあるが)
身構えてしまうでしょう。
なぜなら、人は誰しもややこしいことに
関わりあいになりたくないからです。
もしその人と一緒になってしまったら、
同じレッテルを貼られてしまうからです。
物語中の中条の行動を誰も責められないはずです。
差別したくてしてる訳じゃない、
でも関わりたくはない…
なんという重いテーマでしょうか。
本書では、差別から逃げるという答えが出ていますが、
それすら本当に正しいのか、浅学なぼくには分かりません。
ですが、この問題を考えるきっかけとして、
本書ほどふさわしい本をぼくは知りません。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.106
(4pt)

深い

人はふと殺意を覚えることがあります。
リミットを越えると衝動的であったり、何にせよ殺人を起こしてしまいます。
その後にどういったことが起こるか、大変考えさせられました。
加害者の家族はある意味で被害者になってしまう。
罪を犯す人間はそこまで考えるべきだと、作者は訴えているのでしょうか。
現代社会では毎日凄惨な事件が起こっていますが、確かにそこまで考える必要があるかもしれません。
もちろん被害者の家族もツライ人生を送らなくてはならない・・・
今までのようにどんでん返しがあるのかと思っていましたが、そこは重要ではありません。
後半の手紙はとても悲しかったです。
人は確かに守りたいものがあります。
差別や逆差別が生まれるのもしょうがない気がします。
大げさですがこの本は教訓になります。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.105
(4pt)

結末を問いかける作品

直貴の言葉のなかに、「強盗殺人犯人の弟」という避けられない運命を背負い、生きてきた人間像がうまく表現されています。少し投げやりで、人と深く関わろうとしない、そして人にも深く関われない・・・どこか人生を諦めているような。自分の周りに直貴のような人がいたら、やはり私はこの作品のなかに描かれているように、接触を避けると思うのです。この人が犯罪者ではない、とわかっていても。そのようなことを考えながら読んで行くと、非常に後味が悪い。自分が責められているようで…おまえならどうする、と常に問いかけられているようで胸が痛みましたが、それが作者からのメッセージなのかな、と感じました。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.104
(4pt)

あなたならどうすると問われているのか?

読む前も読み始めても、重苦しい重圧感は予想どおりだった。「強盗殺人犯の兄」をもった弟が、その後、どれだけ社会から差別や偏見を受けることは容易に想像できるから。。
でも、想像できるということは、自分の周りにそういう人がいたら、同じような目で見てしまうということなんだろうと自分自身で納得した。
1人の犯した罪は、実に多くの人たちに影響を与えるものだとあらためて思った。
理屈では理解しても実際にはできないことが多すぎる。悲しいかな、これが人間の性なんだと痛感する。
弟を想い罪を犯した兄。自分の家族を守るため兄を絶縁した弟。
それぞれの想いがつのる中で、兄は弟からの絶縁状をどういう気持ちで読んだか。心が痛くなる。
でも、それが罪を償う一つなのかもしれない。。
最後の結末に、やっぱり捨てきれない人間の情の深さを感じて文字がにじんだ。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.103
(4pt)

重い・・・

テーマがテーマだけに重い内容。
主人公にもたらせる一筋の希望が、いつも殺人犯である兄の存在に断ち切られる。予想通りの差別(おまえの兄貴は殺人者だ)、予想外の逆差別(差別しないように気を使うことが差別になってしまう)。これだけ主人公はがんばっているのに、逃げ場はどんどんなくなっていく。
兄が殺人を起こした理由も同情されるべきことだし、本当は誰も悪くなんてない。でも周囲の反応もしょうがないとも思う。自分の立場だったら・・・。
だから読んでいる側もつらい。苦しい。そういうリアルな感情が伝わってくる本だった。
最後に主人公とその兄が選択した道が正しいのかどうかなんてわからない。でも、事実と正面切って向かい合った兄弟が苦しみながら選んだ結末だから、この先の道が幸せであることを祈りたい。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.102
(2pt)

自分でもショックだが、感動できなかった。

私は東野さんのファンで、彼の本はほとんど読んでいます。
皆さんが絶賛される本作、大変楽しみにしていました。
だけど全編を通して主人公の辛い境遇に暗い気分にさせられ、
最後に何か残るのかと言われれば何も残らなかった、
というのが正直なところです。
皆さんと同じように感動できなかった自分に驚きを覚えています。
いったい皆さんはどこに感動を覚えたのか・・・、まったくわかりません。
私も主人公ほどではないですがハンデのある境遇に生まれているから
本作については当たり前のことをツラツラと書き並べている
だけにしか思えなかったのでしょうか。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.101
(5pt)

仕掛けも工夫も詰まった小説。

長さはそこそこながらお勧めの本です。
ミステリィと感情がいつもしっかりとしていて私はこの作者の本が好きです。
今回もやはり謎は派手すぎず、しかし人をひきつける趣味のよさがあり、感情は大げさすぎず心にしみじみとはいってくるものです。
あらすじをいつも読むと違和感を感じずにはいられないので、私には書くことが出来ませんが昼に読み始めて気がつくと夕暮れだった、となるような小説です。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.100
(5pt)

重いテーマのはずが、どんどんと読み進みたくなる

重い、ものすごく重いテーマの話です。
犯罪を犯した者が、その責任をいつまでもいつまでも背負わなければいけない無間地獄のような話。
改心しようとしても、新しい人生を歩もうとしても、かつて犯した罪はいつまでもいつまでも拭い去れない。
いつの間にか主人公にどっぷりと感情移入をしてしまう。
時間のあるときに一気に読んだほうが良い。
細切れには読まないほうが絶対に良い。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.99
(5pt)

一気に読めました

毎日のようにメディアで凶悪な事件が報道されているが、
この作品を読んで、どの事件にも加害者の家族という人達がいる、
ということを意識するようになった。彼らも被害者の一人なのだ。
本作品は兄が犯した強盗殺人のために、その後の人生を狂わされてしまった
弟、直貴の過酷な生き様が描かれているが、彼の心の支えとなる由実子の
人柄が実にいい。
加害者の家族には誰一人味方になってくれない、という現実を
突きつけられた中、彼女の登場で直貴が立ち直っていく姿は
読み手の心を和ませてくれる。
重いテーマではあるが、最初の殺人の場面からグイっと引き込まれて
最後まで一気に読み通してしまった。東野さんの中でも秀作の部類に
入るのは間違いない。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.98
(5pt)

自分だけが不幸と思うところから間違いが始まる・・・

 とても深くて、行間をどう読むかを、読者一人一人に問いかけている作品でした。
 犯罪者の兄から弟への手紙は、いつも脳天気な内容で、犯罪者の弟は、その手紙を不幸の象徴のように感じていました。
 読者は、彼がどんなに不幸な境遇に置かれたかに心を痛め、彼が生きる望みを捨てないで、一所懸命、生きてきた姿に触れ、頑張れとエールを送ってしまいます。
 でも、犯罪者の兄から被害者の家族への手紙で、脳天気だと思っていた兄の深い苦悩が分かり、被害者の家族も言いしれぬ不幸な境遇を通過してきたことを知ります。
 それらのことを通し、自分のことしか考えられない私たちは、周囲の人々の様子が目に入っていないんだぞと、著者の東野さんに一撃を食らわされた思いでした・・・
 そんな教訓だけでなく、刑務所に慰問に行った弟に、小さくなって手を合わせている兄の姿を描き、涙が止まらなくなるほどの感動も与えてくれた作品です。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.97
(5pt)

手紙

元々、本を読むのが苦手な私ですがこの手紙という本は誰もが持っている人間の感情、
周囲の状況!直貴さんの心の葛藤がそのまま伝わってきスムーズに読みきることが出
来ました。
自分自身も偏見を持たずに生きてるつもりでも実際はどうなんだろうと深く考えさせ
られる本だったなって思います。この本を読んで少しは自分を見直せたような感じが
しました。
映画の方も是非見たいと思います。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.96
(3pt)

作者の熱心さが伝わる小説

犯罪者の弟だということで差別を受ける直貴をめぐる話。家族は関係ないがついつい自分も同じ思考回路になってしまう。それは、会社の面接や社会生活でよく現れると思う。自分の過去を話すということは、正直苦しいだろう。だが結局はそういう状況はあらゆる人間に出てくるのだ。
私は自分の妻が弟に代わって服役中の兄に手紙を書いた場面に感動した。人間のあたりまえの生活、家族生活や仕事を続けることが、普通の人でさえ大変である。直貴は通信教育で大学に働きながら入るくらいの苦労人だ(スクーリングの作者の取材は大したものだ)。犯罪者の親族はこれほどまでに大変なのかということは正直わからないが、きっと同じような状況だろう。なぜなら、犯罪的な出来事について無難な応答でしかできない自分が居るからだ。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.95
(5pt)

こんな季節だからこそ

今作品はそのタイトルや評判から非常に重々しいものを感じさせ、取っ付き難い印象を持ってしまいますが、実際読み進めると非常に読みやすく構成されているので、一気に読み上げることができます。ただ、その読みやすい文体であるがゆえに、時折発せられる主人公達の台詞が強烈に心へ響いてきます。また全体的には東野圭吾氏特有の後半戦を一気に読ませる内容であり、ラストに向かって読むごとに心を揺さぶる展開には正直泣けます。映画がどんなものか分かりませんが、「手紙」は「トキオ」以来の是非お勧めしたい東野作品に仕上がっています。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.94
(4pt)

本もよいが・・

映画もいいです。
本では直貴がロック歌手を演じていますが、
映画では現代風に幼友達とお笑いコンビを組んでいます。
ラストに、兄貴のいる刑務所の慰問で漫才をするのですが、
兄貴の話題に触れて一瞬言葉を詰まらせる直貴、剛志が舞台の弟に向かって手を合わせるシーン、
ぐっと来ます。
GYAOオンライン試写会を2回みて、2回とも泣きました。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.93
(4pt)

抜群のストーリー展開と強烈なメッセージを残す作品

親を亡くした2人兄弟。
肉体労働で高校生の弟を養う兄は,
母の願いでもあった弟の大学を願うが,
体を壊し収入がままならなくなってしまう。
そんな兄が空き巣に入った先で,
はずみで老女を殺してしまう。
強盗殺人の兄を持った弟は,世間の厳しい差別を受け,
さまざまな葛藤を胸に,ままならない人生を送る。
犯罪者の家族という剥がせないレッテルを持ち,
兄や周りの人々,自分の将来,さまざまなつらい葛藤とともに,強く生きる弟。
弟の「俺は何も悪いことをしていないのに」
という気持ちが痛いほど胸に沁みるとともに,
自分が彼を取り巻く「世間」だったらと思うと,
胸が切り裂かれる思いがする。
刑務所から届く兄のあまりに呑気な手紙を読むにつけ,
「縁を切ってしまえ!」と思う自分が見え隠れする。
東野圭吾の作品の中でも,
特別,読み手に強烈なメッセージを残す作品。
東野作品らしく,抜群のストーリー展開に引き込まれ,
読む手が止まらない秀作。
多少「重い」内容の小説だが,非常に読み応えのある作品だ。
読後,自分自身が主人公でも,彼を取り巻く世間でもありえることを痛感する。
感じさせるとともに,考えさせる傑作です。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.92
(4pt)

社会的差別と戦うための勇気を与えてくれる好著

この作品には何のトリックも謎解きも登場しません。強盗殺人をを犯した兄のために弟が背負うことになる過酷な運命。社会が下す非常ともいえる差別を乗り越え、人生裏街道を歩き続ける弟=武島直貴に幸せは訪れるのか?そして最後に兄=剛志を許すことができるのか?まさに兄弟愛を軸にした人間ドラマといえる作品です。
作者東野圭吾の作品には、人生の日のあたらない場所を歩き続ける運命を背負わされた人物がよく登場するが、本作品でも他の作品の登場人物にひけをとらないほど、これでもかというほどのお先真っ暗な超負組人生が描かれています。ちょっと幸せになりかけると必ず秘密が露見して全てがオジャンになってしまう直貴の前に一人の老人があらわれます。
「本当の死とは違って、社会的死からは生還できる。それには他の人間との繋がりの糸を一本ずつ増やしていくしかない。君を中心にした蜘蛛の巣のような繋がりができれば、誰も君を無視できなくなる」人間は一人では生きていけない理由がなんとなくわかる好著です。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.91
(5pt)

とても重い作品

 とても重いテーマの小説だなと思いました。それだけにこの作品を世の中にもっと広めて欲しいと思いました。そういう意味で今回の映画化はとても良いと思います。
 この小説は考えさせられる点が多い作品でした。犯罪者の弟というだけで自分の世界が制限させらるというのは間違っていると思いました。でも、自分の周りのにそういう人がいたら普段どうり接することができるだろうかとも思いました。また、この作品を読む人が増えれば、もしかしたら犯罪は減るのではないかとも思いました。誰でも弟や両親を愛していない人はいないでしょうから、この作品を読めば犯罪を犯そうなどと思う人は減るのではないかと思うからです。
 一読しただけではきっとしばらくして忘れてしまうと思います。だから忘れた頃にまた読み返してみようかと思います。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.90
(5pt)

現実社会の悲しい一面ですね。

すごくリアルで 現実社会の いや人間の裏と表を実感じた本でした。
読んでいる時でも 直貴の苦しみを助けてあげたいと思う自分と
現実に 直貴みたいな人が近くに居たら 本の中に出てくる
冷たい周りの人と同じことをするだろうと思う自分との格闘でした。
読み終えた今でも 心中で二人の自分が格闘している状態です。
本当に良い作品だと思います。
さすが 東野圭吾ですね。 
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113