手紙

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評判

手紙の評価:

4.16/5点 レビュー 538件。 A ランク

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平均点4.16pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全809件 581〜600 30/41ページ
No.229
(4pt)

泣けた

最近続いてる俗にいうところの「ミステリー」ではない東野作品。
建前では「差別はいけないこと」と思ってはいても「差別してしまう」事実。
犯罪を犯した場合は、被害者はもちろんのこと加害者だけでなくその家族までもが苦しむことになるやるせなさ。
犯罪を犯した兄が根っからの悪人でないだけに読んでいてなんとも言えない気分になってしまう。
弟の選択が正しかったのかどうかそれはきっと誰にもわからないんだと思う。
最後は確実に泣けます。
どんな理由があっても犯罪は絶対に犯してはならない。
ひしひしと感じる作品でした。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.228
(5pt)

殺人犯とその家族の葛藤が見事に描かれている秀作

 殺人者で服役中の兄とことごとくその弟であるが故に、差別を受けつづけた弟の苦悩が切なかったです。 将来この兄弟が昔の話をしながら、酒を酌み交わす日が来ることを願ってやみません。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.227
(4pt)

衝撃作だが感動作ではない!

衝撃作だとは思いますが、感動作だとは思いません。
全体的に暗く重い内容なので、読み始めるのに少し構えてからでないと、読めなかった。
作中で、平野社長が
「差別は当然なんだよ」
「我々は君のことを差別しなきゃならないんだ。自分が罪を犯せば家族をも苦しめることになる−すべての犯罪者にそう思い知らせるためにもね」
と言っていることには、なるほどねとは思いますが、違和感も覚えます。
ラストシーンはジョン・レノンのイマジンを歌うのですが、映画ではお笑いに変更されているらしい。
これってどうよ?
映画は観ていないので、ほんとはコメントしたくないが、本作でのカギはイマジンでしょう?
この本を読み終わって、矢野真紀の「オアシス」と言う曲が頭に浮かびました。
♪万が一、億が一、世界中があなたを傷つけたら
私はきっと死ぬ気でリベンジにかかるでしょう
振りかかる困難は一緒に無視しよう どの道
つまずいたとしても私は待っているから
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.226
(5pt)

才能に嫉妬を覚える作品

強盗殺人犯の弟を静かに冷酷に追い詰めていく状況
周囲の人が壁を作ってしまうところも
弟との交際を親に反対されたお嬢さんがむきになるシーンも
家族が自分たちとは住む世界が違うんだよと言語、非言語両方で提示していくシーンも
弟が高い知能と精神力をもつがゆえに、なんとかバランスを保ちつつ時に心の均衡を崩してしまうシーンも
モデルがいるのではないかと思ってしまうほど、すべてがとにかくリアルです。
東野圭吾の科学の知識を生かした小説もおもしろいですが、社会派小説においてもこれほどの繊細な筆力もあったとは。
人生の節目節目で、兄が殺人犯ということがばれていくシーンが、偶然が重なりすぎてできすぎとのような気もする箇所もありましたが、いろいろ考えさせるすばらしい作品だと思います。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.225
(3pt)

東野作品としては落ちる

東野圭吾ファンではありますが、、、。
一番ひっかかるのが
由美子がどうして主人公を好きになるのかが
最後までわからないところです。
同じような境遇だからというだけでは
腑に落ちません。
それから、ラストシーンですね。
ちょっとできすぎたドラマのようで
リアルさは、希薄でした。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.224
(3pt)

はっきりしたようではっきりしない

殺人者の兄を持つ直貴が様々な困難にぶち当たっていくが
それでも立ち向かっていく姿に勇気付けられる。
許すか許さないか、そういう葛藤が生々しかった。
最後の終わり方に度肝を抜かれた。
しかしこれが現実なのであろうか。
考えさせられる一冊には違いない。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.223
(4pt)

うーん

登場するアイテムに目新しいものはない。
意外性もなかったし、なんだかなぁって感じです。
ただ、大多数の読者、心の温かい読者は熱い涙を流しただろうとも思います。
私はひねくれてるだけでしょう。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.222
(4pt)

映画の配役が・・・

東野圭吾さんの本は初めて読みました。
映画化されていたことは知っていたのですが、話は全く知らずに読みました。
読んでいくうちに加害者側・被害者側の心情が汲み取れて切なかったです。
個人的に気になったのは中盤、主人公がどうなっていくかが簡単に予想できてしまうところ。
同じパターンの繰り返しだったように思います。
しかし加害者の家族も被害者でありながら、差別される。
社長さんの言葉がすごく重かったし、考えさせられました。
最後、本を読んで生まれて初めて涙があふれました。
映画の方は配役が合っていないように思ったのであえて観ないようにしようと思います。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.221
(5pt)

心地よい切なさ

「やるせない」小説を書くのが得意な東野さんですが
この小説は最後の最後まで「やるせなさ」ばかりではありません。
人間の弱さを強さに変えてくれる優しさをこの小説は与えてくれます。
素晴らしい小説です。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.220
(5pt)

「ミステリー小説」ではない

ミステリーと呼ぶにはあまりにももったいない、良い社会派小説です。
と言っても、松本清張ほど固くなり過ぎず、登場人物の描き方、読みやすい文章、
幾重にも重ねられるエピソードが積もり積もって、ラストの「落ち」まで
すいすい読めてしまいます。でも決して軽くない。犯罪事件の「加害者家族」について
改めて考えさせられました。
#個人的には、あの社長さんがすごーく小説っぽくって、「出なくていい」と
#思ったのですが(笑)、あの人がいないと話が進まないですものね。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.219
(4pt)

手紙

ミステリー・サスペンスの東野小説しか読んだことのない私にとってはとても新鮮な小説でした。被害者の立場、加害者の立場から犯罪というものを考えるよい機会となったのは確かです。しかし、メロドラマチックに感じられ、映画向け、お涙頂戴モノのように感じられました。とは言うものの、もっと泣きたいところでしたが、最後は案外あっさりと終わっていて、泣けなかったのは残念です。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.218
(5pt)

最高の書!

本を読んではじめて泣いた。
文句なく素晴らしい傑作!!!
最近流行りの、ただ泣かせるだけの、
安直なストーリーなんかじゃなく、
日常にひそむ様々な問題を深く考えさせられる、
現代文学の最高傑作といっていい作品。
ぜひ読んでほしい、おすすめの一作。
冷徹なまでに徹底したリアリズムに基づいて書かれているのが、
何より好感が持てる。
本や映画にありがちな、絵空事的理想な話なんて、
そういう展開になりそうながら、
まざまざと現実社会の壁を見せつけられる。
しかもその壁をつくっているのは、
特定の権力者とかそういうことではなく、
私たち一人一人であることにまた愕然とさせられる。
でもそんな絶望的な世の中にも、
数少ない希望もあったりして、
そうした光を頼りに紆余曲折する主人公の苦悩と、
取り巻く周囲の人たち。
そして、ラストがほんとやばい!
まさかこんなことになるとは・・・
あり得ない奇想天外な結末でもなく、
かといって予想しうる結末でもない、
なるほどそういうことだったのかと、
深く納得させられる実に示唆的なエピローグに、
私の目に自然と涙が浮かんできた。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.217
(4pt)

社会派エンターテーメント

東野圭吾さんの小説は初めて読みました。
犯罪加害者の家族の人生という極めて重いテーマでありながら
著者の筆致に暗さはあまりなく、一気に読めます。
社会派小説としてみると
法的な描写(裁判など)が少ない点、
主人公にボーカル(歌)の才能がありながら諦めざるえないシーン、
身分違いの恋愛で相手家族ともめるシーン、
幸薄い主人公を見守り続ける女性の存在など
いささかわざとらしいトレンディードラマのような部分が見受けられます。
しかし、エンターテイメントとして見れば展開も
早く、飽きさせない構成は秀逸で、とても愉しんで読めました。
他の東野氏の小説も読んでみたいと思いました。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.216
(5pt)

爆涙っ。

京都に住むとある歌い手さんのブログをきっかけにこの本を読みました。
弟を思いやる気持ちから、やってはいけないことをしてしまった兄の過ちのために主人公の直貴が歯を食いしばって築き上げてきたものが崩れていくさまに何度も何度も涙してしまいました。
ワタシは主人公の直貴と同じ境遇ではないのでその気持ちがわかる わきゃ ないのですが......。・゜゜(>_<)゜゜・。とにかく涙がいっぱい出ました。
本当の優しさとは?
ひとを思いやることの微妙さ?
誰が正しく、誰が間違っているのか?
考えさせられる一冊でした。
由美子が剛志に直貴の近況を知らせたことを知り直貴が激怒した場面がとっても怖かったです。
実はワタシも由美子と同じく“ワタシが誰に手紙を書こうとワタシの自由でしょ派”で、
良かれと思って見ず知らずのひと宛に手紙を出したケ〜ケンが(・_・;)ひぃ〜ふぅ〜みぃ...。
だから...めっちゃ怖かったです。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.215
(4pt)

沢尻エリカは可愛すぎだと思うけど(^^;)

またも映像化されている作品です。
私は見ていませんので映画ではどんな話になってるのやら?
沢尻エリカは可愛すぎだと思うけど。
このお話は肉親のいないたった二人の兄弟のお話です。
始まりは身体を壊して思うように働けなくなってしまった兄が、弟をどうしても大学に行かせたくて結局は強盗殺人を犯してしまいます。
そして兄は刑務所に入ってしまいます。
その為、弟は独りで生きていかなくてはいけなくなり働き出します。
そして新しい道を切り開くたびに犯罪者の弟ということで道を閉ざされてしまいます。
読んでいると弟に感情移入するのですが、この物語の終盤の弟の考えがちょっと分かりづらいです。
電気メーカーの社長の言いたい事は分かるんだけど、はたしてそれが最良の道なのか。
罪を犯せばその分罰があるとは思うけど、たった独りの肉親に対して縁を切る事はできるのか?
でも最後の弟の行動はいったいどういう考えなのか、私一人で考えてても答えが出ないんですよね〜。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.214
(4pt)

社会性というよりも兄弟愛

犯罪加害者の弟を通して、必死に生きる青年の葛藤を描いた力作です。
純粋無垢な高校生が徐々に、狡猾に社会と渡り歩くことを覚え、そして兄との絶縁を決意するまでの心の描写は何とも秀逸。それらはすべて社会の中で、人並みの自由と幸福を切望するための、生きる選択。この心理描写がこの小説の醍醐味です。これらは、青春小説として読むのが良いのではないでしょうか。自我や社会との接点とともに、自らの家族を疎ましく思うあの感情。その周辺で変わることのない家族からの思い。
加害者と被害者、そしてそれに本人の意思とは全く無関係に巻き込まれてしまった周辺家族が、人間らしさを取り戻すまでの再生とすると、少し心理描写に物足りなさを感じてしまいます。それはややデフォルメし過ぎともいえる不幸の設定が、その部分を相対的に希薄なものにしてしまっているからかもしれません。母子家庭、恋愛と恋敵、職場、結婚、そして子供。人生ゲームのように進んで行きます。それに対応する多彩なチャンスカード。女性を惹き付けてやまない容姿、メジャーデビュー、逆玉、社長からのアドバイスに、イマジン。
実際に犯罪に巻き込まれた家族の方々は、この小説を通して私が伺い知ることのない、苦悩と葛藤を日々抱えていらっしゃることと思います。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.213
(4pt)

重いテーマ

普段ワイドショーでは犯罪加害者家族の
その後はスポット浴びないですが、
実際きっとこんなかんじでどこへ行ってもレッテルを貼られ
差別を受けるんだろうなぁと、いかにその境遇が不遇であっても
やりきれなくて悲しくなってきました。
加害者家族もその罪の責任を背負わされるということを
犯罪を犯そうとする人は考えて欲しいですね。
由美子が社長に送った手紙は感動のあまり涙しました。
また最後の弟の手紙は長い苦悩の末やっと本音が言えた、と。
兄の答えも納得のいく答えでした。最後のシーンは泣けました。
実に重いテーマです。社会派小説が好きならぜひ。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.212
(3pt)

犯罪はよくないことです

弟・直貴の学費のため、衝動的に強盗殺人を犯してしまう兄・剛志は獄中。
直貴は兄からの手紙にはことごとく返信をせず、しかしある時期に思い直して手紙を書くも、
犯罪者の兄を持つゆえの不幸から逃れるため、絶縁を決める。
もし典型的なハッピーエンドストーリーを書くならば、兄を最終的には受け入れ、
被害者家族とも和解し、という物語になるのだろうが、
小説でなく現実の世界の典型的なハッピーエンドとは、この小説と同じく、
犯罪者と縁を切ることでもたらされる結末なのかもしれない。
小説の典型と現実の典型がなぜか噛み合っていないテーマを取り上げて、
現実を小説で書くことに成功している。
犯罪者の身内に感情移入することで初めてその立場に立てるので、
「考えさせられる」小説になっている。
普段は社会派小説(なんだそれ)などつまらんと思っている私のような人でも
考えさせられてしまいました。
しかしまあ、主人公に思いがけず歌の才能がカラオケで発見されて、
デビュー直前まで話が進むなんてのは、子供だましじゃないんだからやめてくれーと思った。
あと、女の子の描写にリアリティがあまりないかも。由美子。
東野圭吾の恋愛なしミステリーを読んでみたいと思った。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.211
(3pt)

この本を読んだ感想そのままにこの種の社会問題を考えては危険

確かに物語としては感動的です。
一つ一つの人間関係の大切さや美しさを感じることができ、その意味では魅力的な作品だと思います。
ただ、この本はあまりに設定が現実離れしており、少なくともこれを犯罪加害者の問題を考える題材とすることは非常に危険なのではないでしょうか。
まず問題なのは、主人公の兄の犯罪の性質です。
反抗の動機に同情すべき点があるために、読者は主人公の兄弟を「(犯罪加害者という)重大な社会的責任を負う家族」というよりは「一つの過ちで人生を狂わせてしまった無念の兄弟」という感情移入のもとにこの本を読み進めてしまい、最終的に一定の幸せを得た主人公に共感してしまうことでしょう。
したがって、犯罪加害者の家族が受ける社会的制裁に対してどうしても反感を持ってしまい、「犯罪は悪い」という基本認識が抜け落ちてしまいがちです。
この社会的制裁に関しては、終盤現れる人物によって「当然のもの」と一応フォローが入りますが、付け焼刃の感が否めない上、言っていることがあまりに立派な正論であるため、逆に現実的な説得力がありません。
また、弟は犯罪加害者の家族としてはあまりに恵まれすぎています。
幸せをつかみかけたところでいつも逃げていく、という設定ですが、そもそも(たとえ一般人でも)こんなに多くのチャンスが訪れるものでしょうか。
犯罪加害者の問題をとりあげるにあたり、作者はなぜ加害者に同情の余地を残したのか。なぜ主人公をこんなにも恵まれた境遇においたのか。そしてなぜ被害遺族はこんなにも物分りがいいのか。
たとえばオウム・麻原死刑囚の子供の入学拒否や信者の居住拒否ならびに被害者の未だ峻烈な処罰感情をみてもわかる通り、現実は加害者・被害者双方ともにもっと絶望的かつ悲惨です。
この作品を題材にこの種の問題を考えるのは無理があるし、そこで得られた思考はおそらくかなり現実離れした思考となってしまうでしょう。
せっかく重要な社会問題を取り上げているにもかかわらず、結局物語の中のきれいごと、感動ありきのフィクションといわざるを得ない点が、非常に残念です。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.210
(3pt)

ひとつの犯罪の、余波の大きさは限りなく

我欲ではなく、弟のためにどうしようもなく選んでしまった、資産家老女宅への強盗。そこではずみから犯してしまった殺人。兄・剛志は服役し、心から悔恨する。しかし、強盗殺人犯の家族という肩書きは、弟・直貴にどこまでもどこまでもついてまわる・・・。
兄・剛志は思慮浅薄ではあるが、決して悪い人間ではない。そんな「根は朴訥で真人間なんだけど、境遇に恵まれず、不運が重なって起こしてしまった事件」であるから、読者は同情し、弟・直貴が受ける差別を、より理不尽なものと感じる。
だが、それは本当に理不尽なものなのか?
どんな事情を抱えていようと、彼には人殺しと同じ血が流れているのに?もし、自分が彼の隣人だったら?もし、自分が、被害者の家族だったら?
「差別は当然なんだ」と、社長・平野は言う。だけど、もし、自分が直貴の立場に立ってしまったら?その言葉を甘受できるのか?自分は何もしていないのに?
アンビヴァレントな感情は、どこまでいっても収束せず、人間のあいまいさと複雑さを浮き彫りにする。
ひとつの犯罪は、被害者関係者はもちろん、加害者の関係者までもを苦しめ、広く強く影響を及ぼす。どんなに後悔しても、つぐなっても、何をしても、取り返しのきかないものがあるということを、剛志の、直貴の、そして緒方の苦しみは訴える。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113