手紙

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評判

手紙の評価:

4.16/5点 レビュー 538件。 A ランク

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平均点4.16pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全809件 561〜580 29/41ページ
No.249
(5pt)

一つの犯罪を様々な角度から描いた小説

剛志が起こした一件の強盗殺人をきっかけにして、半ば不可避なものとして次々と生まれる人間ドラマが様々な角度から見事に描かれている。平易な文体で書かれており、冗長な部分も一切なかったので、一気に読むことができた。小説として面白いのみならず、本書は、凶悪犯罪から遠いところで暮らしている私のような人々に、改めてそうした犯罪が人々に与える影響について考えさせる本でもあると思う。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.248
(4pt)

涙は出なかった・・・

160万人が泣いた感動作といううたい文句のわりには涙は出ませんでした。
登場人物に感情移入できなかったのと想像できる(よく見る感じの)エピソードが多かったせいかと思います。
しかし、最後まで飽きることなく一気に読み進められ、相当本書にひきつけられました。
展開がうまいです。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.247
(3pt)

現実世界ではなく、あくまで物語である。

中盤までは主人公の激変した人生を哀れに思いました。
自分は関係ないのになぜ、
最終的な主人公の決断はとても切ないものですが、
それでは解決にならない、結局は逃げているだけだとも思いました。
主人公はその決断以後、少しずつ今まで諦めていた事を取り戻していきます。
その点物語としてはすっきりとした終わり方になっていると思います。
ただ、やはりそれはあくまで「物語」の世界の場合であって、
現実は被害者、加害者両家族にほんの数年の間で、理解し合い、
許しの心が生まれる事は事がなかなか無いと思います。
それだけ難しい、重大なテーマを持った作品です。
なので個人的には、加害者の家族と彼らに対する世間のあり方について焦点を当てたのか、
加害者の家族内の心境に焦点を当てたのか曖昧だった様に思います。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.246
(5pt)

いい作品だと思います

東野圭吾という作家にまったく先入観・知識なしなしにこの本を読んだが、
素直に感動した。
たまたまであるが、この本を読む前に「死の壁」「死の教科書」という新書を
読み終えたばかりで、”なぜ人を殺してはいけないのか”ということがひとつの
テーマとして取り上げられていたが、この「手紙」においてもひとつのモチーフと
なっている。(その意味では入り込みやすかった)
犯罪加害者およびその家族にここまで差別があることことに対して疑問を
もつ一方で実際、身の回りで接することになったら、自分としてどうなのか
非常に考えさせる部分である。社長に言わせているこの犯罪加害者に
対する差別についての考え方は、賛否両論のあるところであろうが、
そこの判断を留保した上でも、非常に質の高い傑作であると思う。
(図らずも号泣してしまったが、ただそれだけの作品ではない)
お勧めです
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.245
(3pt)

真実味がない

お兄さんがあまりにもバカっぽい。弟は進学校に通うくらい頭いいのに。バンドデビューや、お嬢様との恋とか、普通に全うに暮らしていても中々縁はないよね。働きながら通信大学行ってお金がないって言ってたけど、スタジオ代やデート代はどうやって工面してたんだろ。それと最後の刑務所慰問もどうなんだろ。犯罪加害者の家族への偏見、差別をテーマにするのはいいと思いますが、リアリティーのないエピソード?がシラケます。本当の犯罪加害者の家族が読んだら、どう思うのかな。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.244
(5pt)

最高傑作

「白夜行」、「秘密」、「手紙」、「分身」と読んできたが、一番面白いのがこの「手紙」でした・・・。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.243
(5pt)

犯罪者の家族ってきついね、だから犯罪はしちゃダメだ

犯罪を犯すつもりは無いが、一層そう思った。そりゃ兄貴も弟思いが故に犯した犯罪だろうけど、誰かから奪った幸せは誰も幸せにしないよ。でも実際に自分の身内が罪を犯したら、自分が罪を犯したらと考えると登場人物と同じように悩み苦しむと思う。だから人から何かを奪って幸せになろうとしちゃいけない。今は幼い我が子が思春期になった頃に読ませたい。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.242
(1pt)

期待外れ

殺人を犯した人間をもつ家族の心境とは・・・
加害者、被害者、それを遠くから見ている無関係の人間のそれぞれの考え方の描写は、
しっかりしていたが、どこか味気無いような気もした。
個人的には面白いと思えなかった。
東野作品でこのように思うのはこれが初めて。まだ読んでない作品もあるのですが、これ以降無い事を願いたい・・・。
感動作だと言われていますが、どうしても感情移入が出来ずに涙が出る事はなかった。
何度も何度も繰り返される幸せな日々に対する裏切り、
それは反面、幸運が何度も訪れている事を意味していて
その点がどこか現実味が無く、違和感を感じる。
収穫があるとすれば、色んな視点があることを改めて思い出せた事くらいです。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.241
(1pt)

フィクションだから仕方ないけれど

東野圭吾は初めて読みました。あっという間に読み、最後の方では涙があふれそうになったから、とてもよくできた作品だと思います。
しかし読んでる間に何度も疑問符が浮かび、読み終わった後にはどんどんネガティブな感想の方が強くなりました。
寓話としてなら全然いいんだけど、現実の社会を反映させた小説としては、兄弟の境遇をはじめ登場人物の設定があまりにもベタすぎて。。この弟がキモメンだったら話が成り立たないあたりが特に。社長の言葉も、、どうなのかなー。これで日本社会はオッケーなの?別に「法律は法律、家族は家族」とドライに考えても社会は破綻しないのでは。
そんなことを考えていたら、犯罪加害者の差別について、他国での状況を知りたくなりました。もしこんな差別が日本独特のことなら、「差別は必要」なんかじゃないはず。
いくら作品として質が高くても最初の設定とか方向に疑問を持つと評価できないので、星一つです。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.240
(5pt)

加害者家族からの視点。

これ以上に泣いてしまった本はない程、私にとっては深くて濃い衝撃的な作品でした。
読んだ後にいつまでも深く余韻に浸ってしまい考えさせられた。
東野圭吾にハマるきっかけになった作品です。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.239
(3pt)

直貴も剛志も自己中心的すぎる

本の帯には「160万人が泣いた感動作」とあったけれど、私は・・・全然泣けなかった。
最近涙腺の感覚が麻痺したのかもしれない。
たしかに、犯罪者になってしまった剛志も、犯罪者の家族になってしまった直貴も、
大変だと思う。でも、直貴の会社の社長がいうように、差別なんてなくならないし、
犯した罪は、償わなくてはいけない。被害者意識ばかり持っている直貴も、
結局自己本位な考え方だから、卑屈な人間になってしまったのだ。
最初は直貴に同情していたけれど、読み進むうちに、社長さんに開眼させられました。
この本で学んだこと
「ものごとは、いろいろな視点で考えなくてはいけない」
自分がものごとの当事者であればあるほど、
客観的で多角的な視点でものを見なくてはいけないと思いました。
主人公の直貴も、その兄で犯罪者の剛志も、考え方が自己中心的すぎる。
それは誰かに気づかされるまでなかなか気づけないことなのかもしれないけれど、
他の人の意見を聞き入れる努力はいつもしなくてはいけないと思う。
時には、そんなバカなと思う意見も素直に聞き入れる必要があると思う。
そんなこといいつつ、私も頑固でジコチューだから、直貴のことバカにできないけど。
というか、こんなまじめなことばかり思うようでは、小説に感動なんてできないな〜。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.238
(4pt)

「正々堂々」な生き方などない〜罪の観点〜

主人公は自分の置かれている立場、まわりの目線を敏感にいつもキャッチしているが、社長が登場し生きるヒントを出す場面では加害者家族が、どう生きていけばよいのか読者と一緒に考えていく場面に思う。「正々堂々」という言葉が印象的であるが、「万事の物事に白黒はっきり出来る答えがあるわけではない」と言われているようだ。答えの出ないこのストーリーにすっきりなさも残るが、人間は常に「正々堂々」である必要はないのではないか。「正々堂々」そうありたい・・・でもどんな人間も罪を背負って生きている。今日食べた野菜もそう・・・何かしらの犠牲の元・・・・人間は皆罪を背負って生きていることをわすれちゃけないのではないかと考えさせられた。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.237
(4pt)

無題

もし自分が加害者の家族になったら 被害者になったら
また加害者になってしまったら
こんな大きな話でなくとも
車をポンとぶつけてしまっても
このような胸中になるのでは・・
その人は悪い人でなくても許すことはできない
そうなったときにどうすればいいのか
いろんな立場で改めて考えてみるきっかけになりました。
私であってもなおきに対しては同様な差別心を持つだろう
果たしてそれは悪いことなのか・・
もしなおきの立場になったらどうあらなければならないか
どうすることが正しいか?
きっと誰も答えの出せない問題提起をしてくれた
この小説に☆4つです
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.236
(4pt)

登場人物のこの人であったらわたしはどうするだろうか?この人であったら・・・と、たびた

ちょこちょこしか読めなくてずいぶん時間をかけてしまった。
登場人物の、この人であったらわたしはどうするだろうか?
この人であったら・・・
と、たびたび立ち止まって考える本でした。
人は傷つけようとは思っていなくても、他の人を傷つけて
しまうことがある。
傷ついたほうは、相手が傷つけようとしていたとか、
いなかったとかは関係なく傷つき痛む。
肉体的なことだけでなく、精神的にも人は傷つく。
ムムム・・・考えちゃいます。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.235
(3pt)

ちょっと消化不良

ひとつの犯罪によって人生が狂う人間はどれほどいるか。
犯罪を犯した人間とその家族、被害者の家族、
塀の中と外で、どれほど苦しみが違うか、
考えさせられる一冊。
最初に兄が犯罪を犯し、
最後に弟が、兄が収容される刑務所に行くまでの過程は
非常に読ませるので、そこにそれほどの不満はない。
エンディングが好きではないので★3つ。
こういう宙ぶらりんな終わりを良しとする人もいるだろうが
私は消化不良になるのでイヤである。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.234
(2pt)

思っていたのとは・・・

東野圭吾は著名な作家なので、何冊か読んでみた。
手紙はそのうちの1つ。
ストーリー自体は面白いのだが、読んでいるときにあまり登場人物の「体温」が感じられなかった。
ステレオタイプな登場人物が掘下げられることはなく、小説も後半に差し掛かった所でも
「あれ?こんなキャラだったんだ?」と感じるくらい、人物設定が弱い。
だが最後まで引きつけるストーリー展開は見事であり、さすがと言うしかない。
重いテーマを分かり易く扱っており、社会のありかた、人の関わりかた、色々なことを考えさせられた。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.233
(5pt)

名作

この作品の注目すべきところは「加害者」の視点で描かれているところだ。
「愛」を誰にでも与えられるのか
誰でもどんなときにでも「許す」ことができるのか
誰にでもどんなときにでも「許される」ことができるのか
起こしてしまった事件を発端に「加害者とその家族」を通して問うているテーマは人間の深い部分を描いている。
「被害者」や「ヒーロー」が主役となり、その目線で描かれる物語が多い中、僕は逆に
「加害者」が何故そのような事件を起こしてしまったか、 その家族はどうその事実を受けているのか、
というようなことが気になるし、知りたいと思う。
そこに何か「真実」が隠れているように思うからだ。
この映画・原作となる小説には、そんな「真実」が描かれ、メッセージを訴えている。
切なくもあり、最後には暖かさも感じ、涙してしまいました。
名作です。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.232
(3pt)

よても読みやすいけど、、、

「我々は君のことを差別しなきゃならないんだ。自分が罪を犯せば、家族をも苦しめる事になる-すべての犯罪者にそう思い知らせるためにもね」でも、同時に私たちは犯罪者の家族に罪は無いのは分かっているから同情する、、でも距離はおいて。私たちの住む社会には昔からこのような”常識”がある。”160万人が涙した、、”とあったけど私は泣けなかった。それよりも、このような”常識”、罪もない主人公の苦難に満ちた人生、また彼自身の葛藤を美化するより、罪も無い家族を責める私たち自身の行動を反省すべきではないのかと考えさせられた。だから実際に私たちは皆同情するわけなのだから、、。昔からずっとそうだから、と理由でこのまま惰性で同じ事と繰り返していくのか?今の常識を未来に向かって変えないといけない時なのかもしれない。
手紙 Amazon書評・レビュー: 手紙より
4620106674
No.231
(3pt)

良くも悪くも小説だった

主人公である、強盗殺人の罪を犯した兄を持つ弟は、ある意味恵まれていた。
歌が上手くて、ルックスがよくて、異性にモテル。
しかも努力家で、勤勉で、それ相応に成功し、報われる。
兄の犯罪が暴露され挫折となるが、それは高みに登ったからこそ落ちただけのこと。
他の方はどう感じるか分からないが、私はこれだけでずいぶん恵まれた人間だと思った。
小説だから、と言ってしまえばそれだけだが、多くの犯罪者を身内に持つ者の生活は、
それほど波乱ではないと思う。
犯罪者が身内にいることで、卑屈になり、人目を避け、社会の片隅で生きる。
身内を調べられるような大企業で働くこともなく、
献身的に支えてくれる女性にめぐり合うことも無い。
感動した、感動した、という絶賛の嵐の中、私は少し冷めた気分で読んだ。
あっという間に読み終えたのは、
主人公が次はどんな不幸に遭わされるのかという
暗い欲望のせいだったとも思う。
心が動いた場面もあったが、良くも悪くも小説だった。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113
No.230
(4pt)

強盗殺人の罪深さ

弟が社会で厳しい現実を受けながら、あらゆる道を模索していく姿が印象的な作品でした。もし自分の肉親が強盗殺人犯であれば、自分はどのような振る舞いをして生きていくのだろうか。こんなことを常に考えて読み進めていくと、まるで弟の気持ちを察して挙げられないかのような兄の手紙の内容は時として憎く見えてしまうものでした。しかし、そんな兄もただただ純粋に弟を思うからこそ毎回「手紙」を送り続けたのであり、それを思うと当初の強盗殺人も、この兄は他を見ずに犯罪を犯してしまったのだろうと思いました。ただ、犯罪は当の本人だけではなく、周りの人の人生も変えてしまうという事実は確実なのだと感じました。
手紙 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 手紙 (文春文庫)より
4167110113